2013年9月29日

朝のNHK連ドラ「あまちゃん」が終わって

NHK総合の「あまちゃん」が最終回を迎え、録画した最終回を何度も観て、ほんとに『おしまい』なんだなぁと。



最終週は語りが春子だったりアキだったりと変則で、最終回で流れる「潮騒のメモリー」は潮騒のメモリーズ(能年玲奈と橋本愛)、天野春子(小泉今日子)、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)というドラマの登場人物が歌い継ぐ形で流れました。(薬師丸ひろ子のバージョンは海女カフェで歌ったときよりもテンポアップしてるから別録りのものかな)

「あまちゃん」の終了で毎日の楽しみが失われた!という声も多いようですけど、半年という期間、全156話。次の展開はどうなるの?と予想しながら半年間楽しませてもらえたと言うべきでしょう。

読売新聞 - あまちゃん「お構いねぐ」の美学一貫…クドカン
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130928-OYT1T00684.htm
「温かいけど、よそ者を警戒するのは照れと自虐があるから。強い郷土愛の裏返しでもある。夏のセリフ『お構いねぐ』は東北人の強さ、格好良さ。突き放した言い方のようで、自分は大丈夫、元気だよ、と表明する美学。それをこの作品に一貫して描けたと思う」

東北地方って「関東の北」で「北海道の手前」という印象しか持ってない人が多いところ。地名で言えば仙台ぐらいしか有名じゃない(宮城県という県名では無い)というところ。(東北以外だと北関東3県の存在感や、鳥取と島根の位置関係、佐賀県の存在感とかこういう話は他にもありますが)

加えてポジティブなイメージよりもネガティブなイメージが強いところ。
演歌の舞台になる土地というのもポジティブとは取られないでしょうし。(美空ひばりのリンゴ追分、石川さゆりの津軽海峡・冬景色、山本譲二のみちのくひとり旅・・・)

そうなんだけど、宮藤官九郎とか岩井俊二、マンガやアニメだと石ノ森章太郎に大友克洋、いがらしみきおに安孫子美和・・・と結構どころか「出身者」の多い場所でもあります。(挙げたのは宮城県出身の方々だけです)

そもそも東京の人口のうち何割かは東北出身者なわけで、東京への人材供給地という側面も。(高度成長期に「金の卵」と呼称された集団就職の供給地であったことや農閑期の「出稼ぎ」の供給地であったこと)
「金の卵」な時代は知りませんが、「出稼ぎ」に関して言えば、私が東北地方に住むようになってびっくりしたことの一つが出稼ぎ(期間工)募集の多さでした。

東北って言っても広い土地。日本海側と太平洋側では気候も違うし、青森と福島でもやっぱり気候が違います。冬になると北海道みたいにちゃんとした対策が取られていないんで大変ですけど、いまの時期はちょうど良い塩梅な気候。(東北地方って関東地方の延長でつくられているから家のつくりなんかも寒冷地仕様になってないから寒いんですよ。最近の高気密住宅は違うんでしょうが、そうじゃないつくりの家はほんと寒いです)

閑話休題。大河ドラマの「八重の桜」では福島の会津若松、朝の連ドラ「あまちゃん」では岩手県の北三陸(久慈市)が舞台になったけど、他にも良いところはたくさんあるんで「よそ者は警戒する」かもしれないけど、もっと足を運んでいただきたいと思った次第。
(「おしん」では山形県の酒田が脚光を浴びたのを思い出しましたが、先日亡くなった石田太郎さんが出ていた「おしん」って言っても通じないのかな・・・)

2013年9月27日

テレビを見る習慣。BS放送の充実。フジテレビの視聴率低迷とチャンネルの関係。「男はつらいよ」全作放送。

一時期よりもテレビを見る時間が増えていますが、平日の夕方にWOWOWプライムで放送していた「ER緊急救命室」の放送が終了し、NHK総合の朝ドラ「あまちゃん」が終了すると「テレビをあんまり見ない」という以前の状態に戻りそうです。

「ER緊急救命室」は毎日録画して時間をずらして観てましたが、そのついでに他の録画していた番組をチェック・・・という流れがあったのですが、そのきっかけとなる番組が無くなると毎回録画している番組(BS朝日の「ベストヒットUSA」「カーグラフィックTV」やDlifeの海外ドラマなど)がどんどん溜まっていく状態です。

地上波の番組は「あまちゃん」ぐらいで、あとはニュースぐらいという感じですからテレビ大好きというわけじゃありませんが、テレビで放送される映画は番組表をチェックしてみたりはしています。

地上波放送は相変わらず低予算などーでもいい番組が多いなぁと思いますが、NHKは金掛けてるなぁという番組が多いですね。民業圧迫じゃんと言いたくなるぐらいに。

ニュース番組はチェックするようにしていますけど、「バブル経済の崩壊以降増えた非正規雇用」とか報道されるとそれは違うよ、非正規雇用が増えたのは労働者派遣法の改正で対象職種を「規制緩和」したせいでしょとツッコミ入れたくなるだけなんでほどほどにしています。

NHKニュース サラリーマン年収 2年連続減
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130927/k10014866611000.html
増える非正規労働者
国税庁が雇用形態別の平均年収を発表したのは、非正規労働者の割合が高くなったため、全体の平均だけでは給料の実態を必ずしも反映できなくなったからです。
総務省の調査によりますと、非正規労働者の数は、バブル経済の崩壊後、急速に増加しました。
ことしに入っても増えていて、4月から6月までの3か月の平均で1881万人と労働者全体の36.2%を占めています。
同じニュースの前半には、この通り。
国税庁が去年1年間を通して民間企業で働いた会社員やパート従業員などの給料を調査したところ、平均年収は前の年より1万円少ない408万円でした。平均年収が減るのは2年連続で、ピークだった平成9年の467万円に比べて59万円少なくなっています
バブル崩壊後の平成9年にピークだったということはどうなってるのと。


BS放送は無料視聴可能なチャンネルだけで地上波のチャンネル数を超えるんですが、昔のドラマや海外のドラマ、そして夜中の通販番組が多いという印象が強いです。
とはいえ、東北ではネット局の無いテレビ東京系は、BSジャパン(BS7チャンネル)のおかげでテレビ東京系の番組を見ることができるのはありがたいところ。

最近は関東地方でのチャンネルも7になって、以前の端っこの東京12チャンネルという感じが薄れ、視聴率の良い番組もいくつかある様子。
関東だとフジテレビの8が一番端になったわけですが、これと視聴率低迷の因果関係は誰か突っ込んでますかね?(それに反して10から5になったテレ朝の好調との因果関係)
  • 以前:1=NHK総合、3=NHK教育、4=日テレ、6=TBS、8=フジ、10=テレ朝12=テレ東
  • 現在:1=NHK総合、2=NHK Eテレ、4=日テレ、5=テレ朝、6=TBS、7=テレ東、8=フジ
ザッピング(チャンネルをしょちゅう切り替える)だと隣接したチャンネルが有利になるから、自然と真ん中のチャンネルが有利になるように思うのですけども。

ちなみに宮城県の場合、数少ないNHK総合が3チャンネルな地域なんで、
  • 1=TBC(TBS系)、2=Eテレ、3=NHK総合、4=ミヤギテレビ(日テレ系)、5=KHB(テレ朝系)、8=仙台放送(フジ系)
となってます。



10月は改編という時期なんで、いまチェックしている番組をご紹介。

BSジャパンでは先日「ダーティハリー4」を放送していました。
http://www.bs-j.co.jp/cinema/d130920.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/ダーティハリー4

久々だなぁと思いながら見始めたんですが、字幕ではなく吹き替え版。それもクリント・イーストウッドの声は山田康雄さんのバージョン。
Wikipediaによれば、この声優陣でのものは、「TBS版 - 初回放送:1986年10月13日 TBS『月曜ロードショー』」とのこと。
当時リアルタイムでテレビで見てたものと同じです。(荻昌弘さんの解説でしたね)


CMで今後の映画放送の告知が入ったんですが、「土曜は寅さん!」と題して「男はつらいよ」シリーズ全作品を1作目から順に放送するんだそうです。

BSジャパン シネマ・アディクト ~BSジャパン映画情報~
http://www.bs-j.co.jp/cinema/d131012.html


寅さんってシリーズ後半の印象が強いせいか、「寅さん=憎めない人」さらには「寅さん=純粋な人」みたいな感じに思っている人が多いと思いますが、この第1作での寅さんは「とんでもなく厄介な人」として描かれています。
長い期間放浪していて帰ってきて皆が困るという描かれ方。妹の縁談(見合い)を駄目にしたりするところはほんと厄介者。(周囲の人が怖れてますし)

初期の頃は寅さんのヤクザ感(反社会性)、触れちゃいけない厄介者という感じだったという描かれ方が、後年にはたまに帰ってくる憎めない奴に変わっていったわけでとりあえず全作見ようじゃないのと思っています。

朝のNHK連ドラ「あまちゃん」あと1回

昨夜はNHK-BS1で埼玉西武と東北楽天の試合を中継してたんで見入ってしまいました。
楽天という法人は好きじゃないし、東北楽天という球団に対しては、チーム発足当時の宮城球場(クリネックス宮城)の観客座席数を増やす計画が反故にされたまんまだったりで、これまた良い印象を抱いてませんが、チームとなるとやっぱり別。ほんとに優勝しちゃったよと。
(私の世代だとロッテが宮城球場を本拠地にしていた頃を知ってるから、「東北初」という言葉には敏感)


さてさて、NHK総合の朝の連続テレビ小説「あまちゃん」、いよいよ明日が最終回。


普段は土曜日にまとめて一週間分を録画してますが、さすがに今週は最終週ってこともあり、毎日録画して観てます。

4月にスタートしたときは朝に宮藤官九郎とはすごいなとか、小泉今日子が出てる!ってことで見始めたわけですけど、やたらと登場人物の多い連ドラだけど、登場人物それぞれのキャラがしっかりしているからややこしくならない、細かく仕込まれたネタも「わかる人だけわかればいい」という感じで疾走。

劇中歌の「潮騒のメモリー」という曲がここまで話を盛り上げるとは思っていませんでした。最初に春子(小泉今日子)がスナックのカラオケで歌ったときから「ざわめき」があったんですが、この曲が鍵になってプロダクション社長(古田新太)とのつながりがわかり、主人公のアキ(能年玲奈)とはそういう関係になるのかとか謎解きも楽しめたドラマでありました。(あと一回残ってるけど)

加えて鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が「潮騒のメモリー」を歌唱するシーンでは、いやぁほんと感情移入しちゃいました。

他にも春子の部屋で春子と鈴鹿が赤い横長のラジカセを背にして語り合うシーンが印象的。当時のアイドルのアルバム(アナログ盤)を見せて「これ私も持ってる!」となるのは春子と鈴鹿ひろ美の関係が対等なものになったと同時に友だちとなったということなんだろうなと。
(アナログ盤がいろいろ出てくるけど、アナログプレイヤーはベッドの下にあっただけで、ラジカセとカセットテープがメインというのも当時の使われ方ですね)


そういうわけで明日が最終回。
じぇじぇじぇな最終回になるのかな。期待してます。

VMware Fusion 6.0.1が出てます

VMware Fusion のアップデータがリリースされています。
バージョン6.0.0から6.0.1への更新です。

https://my.vmware.com/jp/web/vmware/info/slug/desktop_end_user_computing/vmware_fusion/6_0


ちょい大きめのファイルをダウンロードしてインストールしたら終わり。
VMware Fusionを起動したらバージョンが以下の通りに。


VMware Fusionは日本での発売元だったアクトツーが積極的にフォローアップしていたからなんとかなっていたように思うんですが、VMwareが直接販売する体制になってからはWeb媒体での露出も減ったように思います。

いきなりの本社の決定で日本側の体制が追いついていないからだと思うのですが、競合ソフトの方がしっかりレビュー記事が出てるし、VMware Fusionもちゃんと広報をやらないと知る人ぞ知る状態になってしまうんじゃないかと。


従来のパッケージ版より値段は上がってますが、1ライセンスで3台までインストール可能とか他より優れている点をもっと強調した方がいいと思うんだけど。


VMwareという会社はそもそも個人向けは苦手なだから日本は従来通りの体制で販売した方が良いと思うんですけどもね。余計なお世話かもしれないけど。

iTunes11.1の「ジャンル」問題(ジャンルがローカライズされてしまう問題)

iTunesで音楽ファイルの管理をしていて厄介なのが「ジャンル」。
日本語環境にローカライズされて、Rock は ロック とカタカナ表記にされてしまいます。
(手動で Rock に変更しても、再生すると ロック に戻される)

以前からこの問題を解決する方法として、iTunes にパッチ当てをする "Tune-up iTunes" というソフトを愛用してきておりましたが、iTunes 11.1 にして Tune-up iTunes でパッチ当てをしても日本語になってしまうという現象が発生していました。


iTunes 11.1の新機能のことは書いてあるけど、削られた機能については当然ながら書かれていません。


これはいずれからのバージョンアップ待ちかな?と思っていたら、Tune-up iTunes の作者の方がこんなエントリを。

Desire for wealth : Tune-up iTunesのiTunes 11.1対応について
http://desireforwealth.com/diary/201309_tune-up_itunesi.shtml
iTunes 11.1 ではこれまでテキストファイルだった Localizable.strings が、バイナリ形式のプロパティリストに変わってしまいました。
iTunes 11.1では新しいiPhoneに対応するのがメインだと思ってましたが、内部構造が変わっているということ。
なので、それまでの iTunes + Tune-up iTunes でジャンルのローカライズをする・しないを反映できていたけど、できなくなったというわけです。

http://desireforwealth.com/diary/201309_tune-up_itunesi.shtml
Tune-up iTunesでのジャンル名パッチが当たらなくて困っている方が結構いらっしゃる様子ですね。うち自身はジャンル名の表記がバラバラになってしまうのはあきらめたので、ジャンルはもう表示しないことにしましたけどね。

そういう私も困ってます。


#追記 Tune-up iTunesのバージョンアップで、iTunes 11.1対応版がリリースされています。http://desireforwealth.com/diary/201309_tune-up_itunes_.shtml
#今後リリースされる iTunes のバージョンアップでまた仕様が変わるかもしれませんが、ひとまずMacOS版でのジャンル問題は解決できます。


iTunes って大きなお世話というか、そこまでやらんでも良かろうということを結構やってまして、iTunes Store で買った海外のミュージシャンの楽曲のミュージシャン名(アーティスト名)をカタカナにしちゃうという「それって余計」ということも。

一部を拡大ですけど、こんな感じでジャンルが ロック になってます。
(再生しただけで変更されたもの)


以前のMacOSであれば、アプリケーション毎に言語を選択することができたのですが、MacOS X Snow Leopard以降はそれも無くなり、現在はOS X のシステム設定の「言語とテキスト」で一括設定となっています。


このリスト順に合わせてアプリケーションの使用言語が選ばれるということになっています。(日本語非対応であれば、その次の English という順)

iTunes を英文環境で使うのはそんなに支障が無いこともあって、以前のように iTunes だけを英語環境で動かしたいと思って探したのが、"Language Switcher" というソフト。

TJ-HD Software - Language Switcher
http://www.tj-hd.co.uk/en-gb/languageswitcher/

使い方は簡単で、横並びにアプリケーションソフトのリストから対象となるソフトを選んで、使用したい言語を選ぶだけ。(アプリケーションフォルダの中がたくさんある場合は検索窓で絞り込み可能)


基本的には一時的な使用のためのもののようで、常時別の言語で使うには、以下のように「常にこの言語で起動」をチェックを必要があります。


言語の順番が謎っぽいけど、アルファベット順なようですね。オランダ語は "Dansk" なんだろうし、英語は "English"、フランス語はF、ドイツ語はG、イタリア語はI 、韓国語はK・・・と推測。最後の中国語は "Simplified Chinese characters" と "Caracteres chinos tradicionales" とかになるんでしょうが、もう2バイトでいいやってことかと。

#追記 コメントは「中文 = Zhongwen」だからではないか、との指摘。ありがとうございます。だとするとリストの最後なのも納得です。

iTunes を「常に英語で起動」して使っているわけですが、どこに何があるのかわかっていることと、ソフトウェアの言語が英語でも日本語の楽曲などはそのまま表示されるし、扱えるしで特に困ってません。(困ったら元に戻せばいいだけですし)

起動時のライブラリを読み込むところももちろん英文。


iTunes の環境設定も英文です。


iTunesを使っていて、最近のジャンルの書き換えに耐えられないという人は言語設定を変えてみると一気に解消しますよ。


iTunesが英語環境で起動するってことで、メニューなどはすべて英文なわけですが、iTunes Store はもちろん日本の iTunes Storeが表示されますし、「購入した項目」とかは日本語のまま。(プレイリストの名称なんかもそのまま日本語で使えます)

加えて、日本語環境だとライブラリの「再生回数」の表示枠(幅)が大きいままで小さくできないという「不具合」があったのですが、英語環境にしたら幅を狭くすることができました。

関連
iTunesをバージョンアップしたらまずすること (Tune-up iTunes 8)
http://tiiduka.blogspot.com/2009/10/itunes-tune-up-itunes-8.html
iTunes10.0.1が出てTune-up iTunes10.0.3を適用
http://tiiduka.blogspot.com/2010/09/itunes1001tune-up-itunes1003.html

2013年9月24日

HDDの交換 - iTunesのデータを入れてたHDDの復旧

iTunesのデータを入れていたHDDに「回復不可能なセクタ数」が増加して、MacOSじゃマウントできなくなった問題の続きです。

とりあえず「余らしていた」2TBのHDDを LaCie d2 Quadra に入れて、フォーマット。
Time Machineで元に戻して使えるようになった(iTunesが起動して楽曲ファイルを認識した)というところまでは進んだんですが、1.8TBのデータが入っていることもあって、3TBのHDDを注文したところまでは書きました。

HDDの故障 - iTunesのデータを入れてたHDDがマウントしなくなる
http://tiiduka.blogspot.com/2013/09/hdd-ituneshdd.html

いつも利用するツクモだとWestern Digitalの緑の3TBを扱っていなかったんで、ソフマップでWestern Digitalの緑色3TB(型番 WD30EZRX-1TBP)を注文。在庫ありだったこともあってすぐに届きました。(わざわざガソリンを消費して仙台まで行かなくても安価で買えるわけで、通販のありがたみを感じますよほんと)

常時通電に近い運用なのでWestern Digitalの赤にするという手もありましたが、Time Machineで使うわけでもなく(そこまでヘビーな環境じゃない)、今までも緑を使ってきてトラブルが起きてないしこれでいいかと。(値段も安いですからね)

実際に買うとなると実売価格が近いこともあってどっちにするか迷うところなんですが、下記のような違い。

Western Digitalの緑
http://www.wdc.com/jp/products/products.aspx?id=780
推奨用途
WD GreenハードディスクドライブについてはPCのセカンダリドライブ、外付けエンクロージャ、および低騒音・低発熱が求められるその他の用途を想定してテストを実施し、このような用途でのご利用をお勧めしています。
デスクトップ用ドライブのRAID環境でのご使用は推奨いたしません。ご自宅やスモールオフィスのNASシステム(1~5ベイ)には、WD Red NASハードディスクドライブをご検討ください。5ベイ以上のNASシステムについては、WDエンタープライズハードディスクドライブをご検討ください。

Western Digitalの赤
http://www.wdc.com/jp/products/products.aspx?id=810
WD Redハードドライブを搭載したNASシステムで、コネクテッドホーム環境が新しいレベルにグレードアップ。メディアのストリミーング、コンピューターのバックアップ、ファイル共有化、デジタルコンテンツの管理を素早く、簡単に実行します。
最適な用途
ご自宅やスモールオフィスのNASシステム(1~5ベイ)やRAID搭載のPC。

起動ディスクにするとか、常時稼働するバックアップ用途(Time Machineですね)であれば別の選択をしたかもしれませんが、iTunesのデータ保管場所という用途なので「緑」でよいかと。
通電時間やディスクへのアクセスは多いかもしれないけど、iTumesライブラリファイル(データベース)は起動ディスクの中にあるわけで、外付けのHDDは楽曲データのファイル置き場なんんで、これで良いかと思っています。

参考
アップル - iTunes:iTunes ライブラリファイルとは?
http://support.apple.com/kb/HT1660?viewlocale=ja_JP


で、Lacie d2 のケースを分解し、今回購入した3TBのHDDを入れ、抜き出したiTunesのデータが入っている2TBのHDDは別のケースに収納。(2.5TB以上に対応したケースがLacie d2だけなんです。USB接続にしちゃうという手段もあったけど速度面でFireWire800は必須)

Time Machineから復元するという方法もありましたが、今回はディスクユーティリティを用いての「復元」とすることにしました。
前回の交換後からTime Machineにバックアップされていないファイルがいくつもあること(CDのリッピングはやってないけど、自動更新のPodcastとかがあるんであとで面倒そう)もあって、時間が掛かりそうだけどまぁ仕方が無いかということで開始。


予想時間:1日2時間 と出ました。まぁ、2TBの容量を復元するんだから仕方がないか。
この間はiTunesを起動することができないわけで、iPodとの同期もできないってのが残念なところ。

まぁ、これを回避するんであれば、iTunesのデータ置き場をRAID化するしかないわけで、さすがにそこまでは無駄かなと。(RAID1のケース買ってもいいかな、などと思ったりしましたけど、USB接続のものだと安価なものがあるけど、FireWire800や将来性を考えてThunderboltにするとなるとケースが少ないし、高いんですよ)


関連
HDDの故障 - iTunesのデータを入れてたHDDがマウントしなくなる
http://tiiduka.blogspot.com/2013/09/hdd-ituneshdd.html
散財記録 - iMac用のHDDあれこれ (LaCie d2 Quadra と 3TB HDD)
http://tiiduka.blogspot.com/2013/07/imachdd-lacie-quadra-d2-3tb-hdd.html
MacOS - Time MachineのHDDを3TBに
http://tiiduka.blogspot.com/2013/07/macos-time-machinehdd3tb.html



NHK総合 「がんばっぺラジオ 2013旅立ち」

録画したまんまで最近になってようやく視聴し、このブログに感想を書いたNHK総合 特集ドラマ「ラジオ」なんですが、今夜22:00からドラマじゃないドキュメンタリーなものが放送されていました。(全国放送だったみたい)

http://www.nhk.or.jp/program/onagawa-drama/


がんばっぺラジオ 2013旅立ち」という倉本聰みたいなタイトルが付けられていますが、ドラマじゃなくてリアルな「女川さいがいFM」を放送している人たち、放送を聴いている人たちを撮影したドキュメンタリー番組。

たまたまテレビを観てたらいきなり始まったんでびっくりでしたが、ドラマでは俳優さんが演じていたコミュニティFMをつくっている人、そして仮設住宅に住む人たちに焦点を当てたもの。

ドラマの登場人物のモデルとなった人たちを取材しているんですが、これがみんな若いのにいろんなものを背負い込んでいて驚きます。ドラマよりドラマチックというか、事実は小説より奇なりというか、現実の方が信じられないようなことが起きてる時代を反映しているなぁと。

ガレキが片付けられたものの、何があったのか思い出せなくなっている町。「かさ上げ」工事のためか電柱が細い鋼管で信号機なども簡易的なクランプといういつでも抜ける状態な町。

アナウンサーになることを夢見る高校生、声優になることを夢見る高校生。
仮設に住む人のリアルな姿。

3.11の追悼式の時だけ取材に来るマスコミ。普通の高校生なのに「復興の申し子」として扱われ、そのマスコミに何度も何度も同じこと(津波で母親を失ったこと)を言わなければならないという現実。その報道のあとにはネットに心ない誹謗中傷があふれること。それでも忘れられたくないから取材を受けると告白するところは、マスコミ各社によーく聞いておいてほしいところ。(NHKも自戒をこめてということかな)

被災した地域以外では3.11は遠い出来事になっているというのは私も強く感じるところ。震災被害と現状に関する番組を放送すると、「いつまで甘えてんだ」「はやく自立しろ」という他所の声が出てくるのが実際。
番組には出てきませんが、「フクシマ」だって自分には関係無い、無関心という名の『現実逃避』をしているのがこの国の現状かと。

ドラマで描かれていた高校生のその後のリアルな姿を追い掛けているんですが、それぞれの事情で女川を出て東京に来てみると「風化という概念すら無い」と感じるという生の声はまさにそのことかと。

この「がんばっぺラジオ 2013旅立ち」という番組はドキュメンタリーなんだけど、ドラマのよう。ドラマを見ていない人にはそう見えなかったかもしれないけど、この番組、シナリオがあるわけじゃないのによく構成されていたと思います。ドラマ版「ラジオ」の外伝として、ドラマ以降を描いた作品としてよくできていたと思います。(もちろん撮影や構成のうまさだと思うけど、リアルな人たちのキャラクターが立っていたのが大きいかと)


で、このドラマ「ラジオ」ですが、10月12日にNHK-BSプレミアムで再放送とのこと。
本放送では73分だったものを89分に拡大編集しての再放送。

このドラマ、すでに何度も繰り返して観てます。地味なドラマだと思うけど、描いている内容がリアルなことがあって内容が同じ宮城県を舞台にしているドラマということ以外にも、曲の使い方がうまいこともあって再放送の拡大バージョンも楽しみにしています。

関連
NHK総合 特集ドラマ「ラジオ」
http://tiiduka.blogspot.com/2013/09/nhk.html

2013年9月23日

なんで光学ドライブを蒐集するのか

光学ドライブの蒐集について書きましたが、私の場合はほとんどがオーディオCDのリッピングとかCDの複製。

Macのリカバリ用に・・・という用途では、OS X Mountain Lionの場合、DVD-Rの容量を超えてしまっていますし、USBメモリで作っておいた方が速度面でも有利という状態。
テレビ番組の録画はHDDにしか記録できないレグザチューナー D-TR1を使っていることもあってDVD-RやBD-Rをしょちゅう使うという環境ではありません。

以前はWindowsPCにテレビチューナーのカードを挿して録画していましたが、タワー型のPCだと場所と電力を食うんで、WindowsPCはノートだけになってます。
(アナログ放送時代は結構録画してましたが、デジタル放送になって私的録画に対する制約が増えて面倒になったのも影響してます)

じゃなんでこんなにドライブを接続しておくのか、というと図書館で借りたCDをリッピングするときに役立つんです。

図書館にもよりますが、予算がふんだんにという図書館は稀でしょうから、利用者が付けたキズは研磨されずにそのまま次の利用者へ。こうしてキズにキズが重なって、どんどんメディアの状態が悪化していきます。

どうしてここまでキズだらけになるかなぁと思えるものも多く、図書館のカウンターでの貸出時に「○曲目に音飛びあり」と告げられることもあります。
(反射面が欠けているようなものもあったりします。ここはCDの弱点なんですが、プレスCDですからねぇ)

レンタルCDだとお店でチェックして研磨をしているんでしょうが、図書館だと年に一度とかのペースでの研磨だったら良い方で、予算の関係で研磨してませんというところが多いです。(CDのリリース直後に図書館に新着登録され、予約待ちでようやく借りることができたと思ったら盤面キズだらけってのもよくあるんですよ)

加えて図書館の場合は本来のCD(CD-DA)じゃないCCCD(コピーコントロールCD)も貸出対象になっていることも多く、CCCDと気付かずに借りてきて・・・というパターンも結構あります。(メディアだけ貸出、スリーブ+メディアで貸出ということが多く、「帯」のところに注意書きがあってもそれを目にすることが無いパターン)

図書館で借りず、レンタルすればいいじゃんと思うけど。全集モノ(美空ひばり等)や過去に一度販売されたっきりでプレミアになってるモノがあったりするんですよ、これが。


こうなると「読み取り力」が威力を発揮するんで、複数のドライブを用いているという次第。

HDDの故障 - iTunesのデータを入れてたHDDがマウントしなくなる

本体の買い替えを準備しているんですが、どうも周辺機器ばかり。

今日はやたらと iTunes が異常終了しておかしいなと思っていたんですが、iTunes のバージョンアップ(iTunes 11.1)があったばかりだから、その影響?と思っていたわけです。
iMac を再起動して様子を見ていたんですが、夜になってFireWire 800で接続している LaCieのd2 Quadra (2TB) のうち1台がマウントされない状態になりました。

なんじゃこりゃ、というわけでディスクユーティリティでチェックしてみましたが、「このディスクを修復できません。できるだけ多くのファイルをバックアップし、ディスクを再フォーマットしてからバックアップしたファイルを復元してください。」という悲しいメッセージ。

ひとまずOSを終了し、ケーブル類のチェックをしたけど問題なさそう。
(同じFireWire800のポートから数珠つなぎにしている他のFireWire800のHDDは問題無く使えているし)

OS X Mountain Lionの修復モード(起動時に command + r)でディスクユーティリティを使ってみましたが同じ状態。

Windows PCとUSB接続し、CrystalDiskInfo を起動してみたら案の定、この通り。

  • C5 代替処理後のセクタ数 =100
  • C5 代替処理保留中のセクタ数 =1
  • C6 回復不可能セクタ数 =100
と出ました。

もうこうなるとこのHDDは諦めるしかないという状態。

私が使っている LaCie d2 Quadra はロジテックのアウトレット品(保証期間は1週間)なもんで、こりゃHDDのを準備しなければならんという状態なわけです。
(2台購入し、1つは Time Machine用として3TBのHDDに入れ替えて使用、もう1つが今回エラーが出たHDDというわけです)

がっかりというか、面倒なのは、このディスクの用途が iTunesのデータ を入れてるドライブってことです。
iTunesのデータの他、音楽関係のファイルを入れて使ってきましたんで、使用容量は1.5TBを超えていたはず。2TBのHDDじゃそのうち足らなくなるなぁとは思っていましたが、こうも早いタイミングでHDDの交換をする羽目になるとは。

iTunesのデータは以前から MacOSの便利なバックアップ機能、Time Machineでバックアップしているから戻せるんだけど、ちゃんと戻すにはHDDを準備しなきゃならんし、戻すにも時間が掛かります。

たまたま(LaCie d2 Quadra に交換する前の Time Machine用に使っていた)2TBのHDDがあったんで、それでとにかく復旧するしかないなということで、LaCie Quadra d2 を分解し、HDDを組み替え。
(以前の環境に戻す可能性があるかもってことで残しておいた Time Machine のHDDなんですけどね)

HDDを組み替えてから、iMac に接続し直し、OSを起動。
以前使っていたボリューム名でマウントされました。
ディスクユーティリティでフォーマット(消去)。その際に壊れたHDDと同じボリューム名に。(Musicというそのまんまの名前なんですが)

ファインダで交換したHDD(Musicボリューム)を開き、Time Machineを起動すると、バックアップが出てくるんで、最新のものをすべて選択して「復元」。


復元が始まったわけですが、ファイルの数が多いのと容量が大きいんで一日仕事になりそう。(1.87TBもあったんですね)

で、取り出した故障したHDDはこんな状態。(USB接続でディスクユーティリティ)



とりあえずこのHDDを使うか、新規にHDDを買ってそれを iTunes用にするかで悩むところですけど、為替の影響もあって以前のように安くないってのが残念なところ。

LaCieのQuadra d2はファームウェアの更新で『2.19TBの壁』を解決しているものの、3TBはすでに使っているけど、4TBとなるとどうなるのかは不明。(Lacieのケースを使ってHDDを換装してるって例があまり無いんですよ)
冒険するのもなんなんで(4TBにできたとしてもTime Machine用のHDDが3TBだから、大容量なものに交換しないと容量不足ってことになりますんで交換の交換って作業は避けたい)、値段的に1.1万円以下の3TBのHDDから選ぶことにしました。

Western Digitalの緑とはいまのところ相性が良いんで、現行の3TBモデル WD30EZRX-1TBP にしておきます。

いつ発売されるかわからない新型のMac miniを買う算段だったんですが、購入予算がどんどん減っていきます。やれやれ。

関連
散財記録 - iMac用のHDDあれこれ (LaCie Quadra d2 と 3TB HDD)
http://tiiduka.blogspot.com/2013/07/imachdd-lacie-quadra-d2-3tb-hdd.html
MacOS - Time MachineのHDDを3TBに
http://tiiduka.blogspot.com/2013/07/macos-time-machinehdd3tb.html



2013年9月22日

蒐集している光学ドライブ(iMacに接続しているもの)

ポータブルCDプレイヤーの蒐集(しゅうしゅう)は、中古品の相場が上がってしまったことから一休みしてますが、光学ドライブというものに何か反応するものがあるのか、5インチのCD-RWドライブやDVD-Rドライブの蒐集が再発。先日のBlu-rayドライブもその一つ。

iMac(mid 2007)を使っているので、内蔵するのは無理なので外付けドライブとして使うことになるのですが、FireWire端子のあるケース(というかドライブ)もすでに何台も集めてあったんで、それに入れ替えて使うようにしています。

今接続してるものの電源を入れるとこんな感じ。


  1. MATSHITA DVR-R UJ-875
  2. PIONEER DVD-RW DVR-108
  3. PIONEER DVD-RW DVR-111
  4. PIONEER DVD-RW DVR-111D
  5. PLEXTOR DVDR PX-708A
  6. PLEXTOR DVDR PX-712A
1 は、iMac(mid 2007)の内蔵ドライブでスロットインのもの。DVD-Videoを観るとき以外は出番無し。
2 は、パイオニアが販売したA08で、静音なことと読み取りに信頼感があるんで使用中。(DVD-Videoの再生でも静かなので映画鑑賞にも使える)
3 は、この中で唯一、DVD-RAM を読み書きできるもの。
4 は、Lacieの外付けDVDドライブで以前から使用しているもの。
5 は、読み取りに信頼感があるんで使用中。
6 は、キャッシュが8MBと大きく、読み取りに信頼感があるので使用中


電源が入る状態だけど、FireWireケーブルを挿していないのがこの他に2台。
世代的には新しめのLITE-ONのDH20A4P(Blu-ray以外のすべてに対応)とCD-RWドライブのYAMAHAのCRW2200Eの2台。
前者は何かあったとき用で、後者はキャッシュ8MBのモデルってこともあり、CDのリッピングメインで使いたいけど、CCCDだと読み取りできないし、もったいないけど温存中。

合計8台をすべて積み重ねて使っているので40cmぐらいの高さになってます。


蒐集してもそのままでは使わず、ドライブのファームウェアを更新をしてから使うようにしていますが、困るのがMacOS用のアップデータがほとんど無いこと。(Lacieぐらいかな)

Windows環境じゃないとファームウェアの更新ができないわけで、そういう時はUSB接続のケースに入れて Windows Vista で動いている DELL Vostro 1200 とUSB接続し、ファームウェアを更新しています。

内蔵用ドライブだからUSB接続じゃファームウェア更新できないんじゃないかと思いがちですけど、たいていのドライブメーカでは、USB接続にしても問題無くファームウェアを更新できています。

パイオニアやプレクスターなどのようにファームウェアの配布がきちんとなされている会社もあれば、その逆でファームウェアを探すのが結構面倒だったりする会社も多いんで面倒だったりします。(会社そのものが無くなったり、光学ドライブから撤退したりして以前は入手が容易だったけど、現在は・・・という例も多いです)まぁ、趣味だからいいんですけどね。

ドライブそのものは以前買ったものだったり、中古で集めたものだったりしますが、リサイクル店だとたいていの場合は動作確認がされていない状態だったりするんで賭けになります。
外観だとベゼルの灼け具合(汚れ具合)、ケースのキズぐらいしかわかりません。
たいていの場合は通電すれば、トレイの開閉まではできます。
とはいえ、トレイを開けたらうっすらと KURE CRC 5-56 のあのニオイがして、こりゃ前オーナーが壊したなとわかるものもあります。
(ポータブルCDプレイヤーでもそうなんですけど、樹脂製品に石油系の潤滑油は禁じ手。シリコーングリス、シリコーンオイルを使いましょう)

2013年9月19日

日々の雑感

涼しくなってきました。
日が暮れると涼しいというより寒いと感じることも。昼と夜の気温差が大きい時期です。

夏はやっぱりヘッドフォン利用率が低下して、イヤフォン利用かスピーカの利用率が高まります。部屋の窓を開ける季節でもあるのでスピーカでも小音量にしないと近所迷惑だし、イヤフォンでも耳が蒸れるしで、いろいろ新譜CDを買いそろえていても集中して聴くのはこれからの季節ってことになります。(秋にもいろいろリリースされるから買っても聴かないままってのが増えそう)


ガソリンスタンドの灯油の販売価格が1リットル96円とかで、今冬も光熱費が掛かりそう。ガソリンは155円/リットル以下なのでまだ安い地域なんだと思うけど、為替が変動してもガソリンは高くなるだけ。火力発電所で使う重油の需要が増え、原油輸入量が増えているけど、原油を精製する際に重油と一緒に出てくるガソリンとか軽油、灯油は余剰になるんじゃないのかと思うんだけど、そうはならないみたいです。

クルマは11万キロを突破(中古で買ったときは5万キロ)。年明けには車検が待ってます。いまのところ大きな不具合は無さそうだけど、消耗品の交換時期でもあるから前回よりはお金が掛かるかなと。タイヤは夏、冬ともに昨シーズンからの2年目なので問題無し。


長かった梅雨と暑い夏で風通しの悪い部屋(1階の北向きの四畳半)はカビが発生して、衣装ケースに入れてあるジーンズとかもカビ臭くなっているんで洗濯大会。
秋の終わり頃から風が強くなる地域なので外に干せない、冬は外に干したら凍る地域でもあるので、いまがチャンス。
カビ臭くなったものを洗濯して2階のベランダの物干し竿へ。
台風が過ぎてからは天候に恵まれているので助かります。


「ブラック企業」とかいろいろ雇用環境に関する話題が多いようですが、義務教育でも高等教育でも労働者の権利を学ばないから、どうしたらいいのかわからないというケースが多いんじゃないのかと。近所の労基署へ相談するだけで解決することも多いのにと思います。学校の先生の中には組合活動をがんばってる人がいるはずなのに、労働基準法ぐらいちゃんと教えてあげればいいのに。(あ、それやったら「雇用する側」が困るのか)

少子化で労働者(雇用される側)が減り、労働市場は雇用される側が有利になると思ったら大間違い。雇用形態の「構造改革」「規制緩和」で『限定正社員』とか『海外からの労働力受け入れ』が進み、これまで以上に「雇用する側」が有利になりますよ。雇用する側が支払う労働コストは増えないようになってます。


関東地方と東北地方、と言っても、茨城県と宮城県のことしか知りませんが、東北地方だと兼業農家をやっているという率が高い印象があります。たまたまそういう人を知ってるから?
田植え、稲刈りのタイミングでまとまった休みが取れるかどうかが大きいみたいですが、メインの就業先の勤務形態にもよるけど三次産業への就労だと田んぼがあるから休みというわけにもいかず、兼業農家じゃやっていけないから専業農家に田んぼを貸す(委託)という形になるようです。二次産業の工場勤務だとしても、工場が連続操業だったりすると長期連休という概念が無かったりするからやはり田んぼは無理。高い機械を買って稲作をするというハードルもあるわけで、やはり兼業は無理というところが多いようです。

「耕作放棄地」といえば、過疎地の辺鄙なところという印象があったけど、関東地方でもそこらじゅうにあるんですね。田んぼ(稲作)はやるけど、畑はやれないから、そこが「耕作放棄地」になってるんだそうで。


「風評被害」なのか「ほんとに害」なのかがわからんから困るんだけど、茨城県も宮城県も風評被害の影響は大きいようです。
今年は珍しく桃をたくさん食べました。福島県産の桃が安くておいしくて。以前だったら高くて買わ(え)ない桃ですが、皮がつるんとむける桃をおいしくいただきました。

で、風評被害ですが、農産物、海産物ともにあって、1999年の東海村のJCO臨界事故の景況で大好きな「くめ納豆」の経営が悪化し、現在はミツカン系列になったり、茨城交通という鉄道バス運行会社が民事再生になったりと何年後かに大きな変化が出てくるんだよなぁと思えたり。

政府がコントロールしているという東電福島第一原子力発電所ですが、ぜんぜんコントロールできていないってことが参院選直後からどんどん明かになってきていますが、以前から台風が通過する度に不思議に思ってたんですよ。屋根が吹き飛んでメルトスルーしてる状態なのに大丈夫なのかと。
そしたらやっぱり今回は駄目だったみたいですね。

台風18号:福島第1原発、基準超す濃度の水漏れる
毎日新聞 2013年09月17日 12時51分(最終更新 09月17日 13時19分)
http://mainichi.jp/select/news/20130917k0000e040181000c.html
 東京電力は17日、台風18号の影響で、福島第1原発の汚染水貯蔵タンク周辺に設置している漏えい防止用の堰(せき)が雨水で満杯になり、基準値を上回る放射性物質を含む水が堰の外に漏れたと発表した。
汚染水ですらこんな状態なのに、廃炉にできるのはいつなんでしょうか。
燃料棒を抜き取るという作業の目処、その危険性にあえて触れないのはやっぱり臭いものには蓋というか直面したくないという心理からでしょうか。

少なくとも地上波のテレビじゃ報道されなかったように思うけど、こういうことも。

福島汚染水:各国から厳しい指摘 IAEA説明会
毎日新聞 2013年09月17日 11時06分(最終更新 09月17日 12時01分)
http://mainichi.jp/select/news/20130917k0000e010137000c.html
 国際原子力機関(IAEA)総会の関連行事として16日夕、ウィーンで開催された日本政府主催の福島第1原発汚染水漏れ問題に関する説明会で、各国の専門家から抜本対策の遅れや規制当局のあり方などを問う厳しい指摘が相次いだ。第一義的な責任は東京電力にあると繰り返す日本側の説明からは「政府が責任をもって取り組む」(山本一太科学技術担当相)との意気込みが伝わらず、責任の所在のあいまいさを印象付けた。
 経産省の担当者が「法的な責任は東京電力にあり、我々はサポーターの立場。東電には資金もアイデアもなく、2年間も良くない状況が続いてしまった」と釈明すると、会場から「責任転嫁ではないか」との失笑が漏れた
これが現実。
2020年の東京オリンピックもいいけど、そのときに使う電気はどこでどうやって発電するのか、という素朴な質問を「意地悪な外国人記者」がしなかったのはなぜ?


食べ物と言えば、愛用している「サバの水煮」の缶詰が入手難になって参りました。
テレビで健康に良いとか流れたそうで、どこも品薄。(同じサバ缶でも味噌煮は大量に在庫)
私の場合、トマトの缶詰とサバの水煮の缶詰を使ってソースを作り、パスタで食べるのが多いもんで家に常備しているんですが、補充がままならず困りましたよ、ほんと。
(刻んだニンニクとスライスした玉ねぎをオリーブオイルで炒め、そこにサバの水煮の汁、トマトの缶詰を入れて煮込み、最後にサバの水煮本体を投入。これでソースのできあがり。夏は冷めたソースでもおいしいです)


今日はJR東海がリニア新幹線の内容を公表したからトップニュース扱い。

NHKニュース リニアの駅とルート最終案発表
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130918/t10014622231000.html
東京・名古屋間をおよそ40分で結ぶリニア中央新幹線は、山梨県内の実験線で営業運転に向けた走行試験が先月から再開されています。
日本経済新聞 運賃「のぞみ」700円上乗せ? リニア開通時の姿は
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1800T_Y3A910C1CR0000/
 リニア新幹線の所要時間は品川―名古屋間最短40分。これは現在1時間30分強かかる東海道新幹線「のぞみ」の半分以下だ。ただこれは中間駅に停車しない直通運転の場合で、1駅とまると8分間ずつ時間は延びる。JR東海は運行本数を「1時間あたり5本」と仮定し、最大で同15本の東海道新幹線より本数は少なくなりそうだ。

「JR東海が負担」だから、国が借金してやる工事じゃないからということだからなのか、批判や懸念は目にしませんでした。
JR東海には悪いけど、JR東海がこの大きな投資で失敗したら、JALや東電のように結局は税金投入になるんじゃないの?と思うんですけどね。

名古屋まで40分だそうですが、途中駅をつくることになったもんで、途中駅4つの停車ありだと32分増し。実際には直通が多いんでしょうが、本数が少ないのとホームにたどり着くまでの時間を考慮するとそんなに大きな短縮になっていないような気がします。

東京は品川駅の地下40m、名古屋で地下30mとのことですが、深いところにあることで有名な大江戸線の六本木駅の深さは「外回り32.8m、内回り42.3m」だそうですから参考になるのではないかと。(大江戸線六本木駅ホームから地上に出るまでは約6分だそうです)

東北新幹線と違って、東海道新幹線は本数が多くてうらやましい限りなんですが、今は最大15本/時間なんですね。東京 - 新大阪間の所要時間もどんどん短くなってるし(3時間10分って印象が強かったけど、今じゃ2時間25分なんですもんね)、東海道新幹線の弱点である米原あたりの工事ももうじき終わるそうだし、ほんとにリニア新幹線って必要なのかななどと思えてしまいます。(東海道新幹線のバイパス機能としてのリニア新幹線と言うけども、地下やトンネルばかりの路線じゃ災害時に使えるかどうか微妙だと思いません?)

新幹線といえば、北海道への路線北陸への路線もいつの間にかフル規格での建設になってます。北陸新幹線は長野新幹線(この路線も長野オリンピックの開催にあわせてのものですね。長野オリンピック招致時の資料が紛失するとかワケアリな大会だったけど、残された大型公共施設の維持だけでも大変そう)の延長なわけで、それが敦賀まで伸びると「あとちょっと」で東海道新幹線と合流するから、ほんとの意味での災害時に役立つのはこっちじゃないかと。(東日本大震災直後に東北線が使えなくなり日本海側の路線を経由して物流が行われましたし)
「鉄分」の多い人だとこのあたりは詳しいだろうけど、鉄分少ないんで的外れなこと書いてる気もしますが。


テレビ番組の視聴や録画に使っている東芝デジタルチューナ REGZA D-TR1 ですが、録りためたものを別のHDDに移動したりしてるんですが、夏の暑い時期にやったら移動に失敗ばかりで参りました。

いまも複数の小さめなHDD(320GB×2)から大容量なもの(750GB)へ集約し、それをもっと大きいHDD(2TB)に移動してる最中なんですが、USB2.0で接続されたHDD間のムーブとはいえ、時間が掛かります。(一度の処理で16番組までムーブ指定できるんですが、途中で失敗することがあったりするんです。夏にやったらぜんぜんムーブできなくて涼しくなった今頃にやってる次第)

光学メディアへの書き出しができないものなので、HDDの台数を増やすかHDDをより大容量なものに変更するという方法、または消すという選択しかできないので、見終わったら消すようにしているんですが、映画だと残しておこうかなと思うものがいくつもあったりしてHDDの消費量がやっぱり増えます。(DVD化されている映画であれば、とっとと消すんですが、入手困難なものだったり、DVD化されてないようなものだと残したい願望が)

2013年9月17日

携帯電話(フィーチャーフォン)を使い続ける理由を考えてみた

スマートフォンじゃなくて、携帯電話をまだまだ使っている人って多いと思うのですが、店頭で売られているのはスマートフォンばかりというのが現状。
(家電量販店でのスマートフォンの売り場が増えた頃から低価格帯のデジタルカメラの売り場がどんどん減ってますね)

で、スマートフォンなんですが、なんだかんだと理由を付けて見送り中です。絶対使わないと宣言しているわけでもないんですが、なんで iPhone にしないの?とはよく言われることだったりします。

MacOS利用者だからってiOS利用者というわけでもないんですが、Apple製品を以前から使っている層 ≒ iPhone利用者 なんて印象はたしかにありますね。自分はそうじゃないけども。

携帯電話の機種変更への敷居が高くなり、料金プランがややこしくなり始めた頃から自分には理解しにくい分野になっていたんですが、スマートフォンの登場でますますややこしく理解しがたい状態になっているのですが、みなさん「何年縛り」で契約してるってことや、「何月に解約」とかよくわかっているよなぁとほんと思います。(そうじゃない人がいて高い解約金払う人は「情弱」扱いで、私はまさにこっち側だわなと)

自分が理解できないものは買わない」ってのは、投資をするときに一番大切なことですから、そこへの理解ができていないうちはスマートフォンを利用しないんじゃないのかと思っています。


スマートフォンの値段は(エントリークラスの)ノートPCの価格並だけど、月賦販売と割引制度にカモフラージュされていてという感じがしてます。
ノートPCだったら既存の通信インフラを使ってそのまま使うことができるけど、スマートフォンの場合は通信量に応じたプランに加入して、それに見合った毎月の支払いが必要となりますんで、維持費用がやっぱり高いなと思います。

私が使っているKDDIの携帯電話であれば、月賦じゃない一括購入のスマートプランというのがあってわかりやすいんです。(3万弱の携帯電話を一括で購入することになるんで、キャンペーンを利用したりして安価に済ませるためのアンテナは必要になってきますけど)


au 料金・割引一覧
シンプルコース用料金プラン
http://www.au.kddi.com/mobile/charge/list/simple-plan/


無料通話無しのプランEに加入しています。
これだと「携帯電話で送受信するemailが無料」で「パケット通信料定額サービス」も付いてきます。
「誰でも割」という24ヶ月縛りの割引プランに加入で毎月の支払いは1,500円程度。
大きめな添付ファイルのメール受信でも無料だし、ガソリンスタンドのメール会員とかになって受け取るメールも無料といううれしい設定。通話は家族割での無料通話がほとんどだし、長電話しないから通話料は最小限。
ライフラインを確保しておくためのミニマムチャージという感じになってます。


電車やバスで通勤・通学しない人にとってはスマートフォンを使う場面も限られるだろうしとかって思うけど、みなさんスマートフォンに切り替えてますからね。
(カーナビ機能としてスマートフォンを使う人も結構見かけますが、私はPanasonicのポータブルナビ利用者なんでそっちも不要・・・)



スマートフォンの購入に関するポイントがまとめられた記事があったのでご紹介。
この記事のすべてを理解できるほどの知識は無いけれど、各章に対して感じたことをあれこれと。

BUZZAP!(バザップ!)
iPhone 5s/5c発売間近、スマートフォンを購入するときの注意点まとめ
http://buzzap.jp/news/20130916-smartphone-purchase/

◆知っておきたい「実質価格」「本体価格」の意味

要するに月賦販売なんだろうけど、いろんな割引があって、もう訳が分かりません。
<KDDI、ソフトバンクモバイル版iPhone 5s(16GB)の場合>
6万8040円÷24ヶ月(月額2835円)-「毎月割」「月月割」2835円×24ヶ月間=実質0円

これ試験に出ますからとか夢に出てきそう。
ちなみに私の場合は携帯電話を一括購入(月賦払いじゃない)して、KDDIのシンプルプランというものにしてます。月賦でモノを買うのが嫌いなだけなんですけど、携帯電話の場合は割引プランをいくつも組み合わせての料金設定なのでわからんわけです。

<利用12ヶ月で中途解約時の残債>
NTTドコモ:9万5760円-月々サポート3990円×12ヶ月間=4万7880円
KDDI、ソフトバンク:6万8040円-毎月割、月々割2835円×12ヶ月間=3万4020円
はい、ここ試験に・・・
もうFinancial Planner(FP)の試験じゃないんだからと言いたくなります。

この値段の決まり方に納得できていないのがスマートフォンを利用しない一番の要因かも。

◆「タダより高いものはない」フォトフレームや子ども向けケータイ
「本体も基本使用料も無料なのであれば……」と、つい契約してしまいそうになりますが、問題なのは本当の意味でタダというわけではないところ。24ヶ月以内に解約した場合、これらの機種1台ごとに1万円程度の高額な違約金が発生します。
さらに2年経過後は基本使用料が発生するという点にも注意が必要。
これはよく聞く話ですね。
なんでフォトフレームとか無線LANのアクセスポイントが携帯電話のお店にあるのか、そういう商品がリサイクル店に並ぶのかとか考えてたわけです。
契約数を稼ぐための商品だそうですが、解約月に解約しないと高額な違約金というのがくせ者。なんで24ヶ月目ではOKで25ヶ月目だと高い違約金なのか、私の常識の範囲を超えてます。

◆モバイルWi-Fiルーターが悪質な売られ方をするケースも
抱き合わせ販売されるものの中で、ある意味悪質なのがモバイルWi-Fiルーター。国民生活センターに寄せられた消費者の相談によれば、あまり知識の無いユーザーに対し、まるでスマートフォンを利用する際に必須であるかのような口調で説明され、契約してしまったケースも存在します。
もうこうなってくると「詐欺」の二文字が思い浮かびます。
iPhone 買うなら Mac が必要とかそういう抱き合わせがあっても不思議じゃありません。

◆SDカード、アクセサリなどを抱き合わせる例も
昨今ではSDメモリカードやイヤホン、スマートフォンケースなどのアクセサリまでもが対象に。
これもauショップで見て気になってました。(携帯電話の修理で何度も行くんで)
SDカードとかクリーニングクロスをおまけでプレゼントするのかと思っていたら「商品」。なんで、こういうのまで月賦で買うの?と。

◆「有料コンテンツ」にも注意
最後に一部販売店で行われているのが、有料コンテンツの抱き合わせ。本体価格の値下げやキャッシュバックを受けられる代わりに、月額課金される有料サイトへの登録などを行う必要があるというもの。最低契約期間が設定されていたり、登録数が数十個にもおよぶこともあるため、1つ1つ解約するのは一苦労です。
これは実際に姉から聞いた話ですが、iPhone4s 購入時に「後で解約できるもの」への加入で安く買ったんだそうです。(解約できる時期になったら店に持ち込み解約をきちんとしてきたそうです)

◆割引の条件に要注意、いらないものは「いらない」と言う姿勢が大事

別に購入した方が安いもの(メモリカードやケース、ケーブルとか)はわかりそうなものだけど、上に出てますからね。
ちょっとした思いつきでお店に行くと「鴨が葱を背負ってくる」状態なんだってことがわかります。

2013年9月16日

携帯電話の故障と久々に携帯電話の新製品

携帯電話の故障、これで三度目!
ということで、KDDI の携帯電話、X-RAY の修理を依頼してます。

au Original Product Archives
X-RAY
http://www.au.kddi.com/original-product/archives/products/x-ray/


昨年末あたりから通話音声が聞き取りにくくなり、年明けに修理し基板交換。(サポート加入だったので負担無し)
7月にまた通話音声が聞き取りにくくなる現象が再発し、auショップでも現象確認し修理に出したもののメーカで「再現せず」ということで、念のため基板交換しときましたということで修理完了。
8月末に携帯電話を開いても画面表示が遅れる現象が出始め、どんどん悪化して画面に何も表示されない状態に。バッテリーの脱着やSIMカードの抜き差しをしたり、予備バッテリーと交換しても駄目で9月になってから修理依頼とこれで3回。

買った直後に上蓋のメッセージが流れる部分に非発光の線があって初期不良ってことで交換してもらっているのを加えれば四度目。

もう昔ながらの携帯電話を使い続けるのをやめろということですかね?

なーんてこと思ってたら久々にKDDIからフィーチャーフォンの登場。

GRATINA
http://www.au.kddi.com/mobile/product/featurephone/kyy06/
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/kyy06/



5色展開というところがまず良いところ。使いやすそうな独立したキーと配置。防水や耐衝撃性もあって、長時間待機(700時間超とかやり過ぎ)&通話できる高容量バッテリー搭載とやっぱり普通の携帯電話もやればできるじゃんと言いたくなるもの。
X-RAYのときは別売りだった充電スタンドが付属するのはよいところ。

京セラ製の携帯電話は何度か使ったことがあったけど、日本語入力システムがイマイチだったよなぁと思ったらやっぱりiWnn採用なんですね。
以前、MEDIA SKINを使ってたときはキーが小さいからなのか、日本語入力しにくかった印象しかないんでちょいと不安。
(ATOK搭載モデルでもイマイチなのはイマイチだけどもさ)

で、レガシーデバイスから脱却ってことで、SIMカードが小さくなり、KDDIのCDMA端末で長く使われてきた充電端子がMicro USB端子に置き換わってます。
クルマには一応ワーヤードなハンズフリー装置を付けているんで、これはちょっと残念かも。(実際には使ってないんだけどもさ)

一括購入のシンプルプラン(月賦は嫌いなんです)で機種変更だと28,000円弱。
地域限定なのか店舗限定なのか不明ですが、10月末までの機種変更で21,000円分のポイントバック(au携帯・スマートフォンの2年以上利用者限定)で機種変更への実質支払い金額が低く抑えられそうなキャンペーンがされていて、これは機種変しろってことか?と思案中。

初期ロットは避けて(需要があんまりないから関係ないかも)10月に機種変しようかなどと考えているわけです。(キャンペーン終了で2.1万負担大は痛い)
まだまだ使える X-RAY ですが、こうも故障が続くとやっぱり機種変を検討したくなりますよ。

2013年9月15日

MacでWindows専用と書かれたMicrosoft製Webカメラを使う

MacでWebカメラとなると選択肢が少ないけど、Mac非対応のマイクロソフトの LifeCam HD-3000 が普通に使えました。

iMac(mid 2007) + OS X 10.8.4 での接続状態。


MacとUSB接続するだけで使えます。
SkypeやFaceTimeでカメラとマイクを LifeCam HD-3000 に切り替えて使うことができました。

OS側でUSBデバイス(プロファイル)をサポートしているからそのまま使えるってだけなんですが。
付属ソフトやカメラのファームウェア更新ができないのは「Windows専用」(Mac非対応)だから仕方がないですね。

で、HD-3000ですが、固定焦点の一番安いカメラだけど、さすが今どきの製品。暗い部屋でも明るく撮影できます。(iMac(mid 2007)内蔵のiSightカメラとの比較)
オートフォーカスまで要らないって人にはおすすめです。


NHK総合 特集ドラマ「ラジオ」

2013年3月26日に放送されたときに録画していたんだけど、内容が内容なんで今頃になってようやく観ることができました。

NHK 特集ドラマ「ラジオ」
http://www.nhk.or.jp/program/onagawa-drama/

東日本大震災の被災地・宮城県女川町に実在する「女川さいがいFM」から生まれたドラマ。 被災地に生きる女子高生と彼女を見守る大人たちが織りなす青春群像。

震災後に宮城県女川町(おながわちょう)で放送が始まったコミュニティFM(災害ラジオ)やそれに関わる人達を描いたドラマです。

「青春群像」という表現やWebサイトの写真だと明るく健気な・・・という感じのドラマ?と思われるかもしれませんが、その下の写真にも出ていますが、このドラマ、重く、暗いドラマです。ひたすら重い。

長くなりますが、「あらすじ」を引用します。
震災から10ヶ月。仮設住宅に引きこもる女子高生「某ちゃん」(刈谷友衣子)を心配した兄貴分の蒲鉾店四代目・國枝(吉田栄作)は、半ば強制的に女川さいがいFMに参加させる。しかし、ほとんど何もしゃべれない、何も伝えられない…。落ち込む彼女に、父親(豊原功補)が、「話すのが苦手ならば文字で表現したらいい…」とブログを勧める。彼女は、自分自身の心情を少しずつ綴り始めて行く。
そんな某ちゃんが放送で流したロックミュージックを、ネット配信で耳にしたのは、東京で働く飛松(リリー・フランキー)。なぜか心惹かれ…某ちゃんとのメールのやりとりが始まる。さいがいFMの仲間たち(安藤サクラ・新井浩文)にも支えられ、某ちゃんは次第に元気を取り戻し、未来に希望を持ち始めていく。
そんな時、瓦礫の受け入れについて書いた某ちゃんのブログが突然炎上する!普段は10人程だった閲覧者が、100万人を超えた!いったい何が起こったのか?…窮地に立たされる某ちゃん…そして仲間たち…
被災地女川で「ブログ」と「ラジオ」を経験し、自分自身を取り戻していく女子高生と仲間たちの物語は、震災を描くドラマではない。「心」の復興を描くドラマである。
朝ドラの「あまちゃん」とは逆ベクトルなドラマ。どっちもパンクなドラマだけど、こっちはハードコアなパンク。重い、暗いドラマ。
  • 仮設に引き籠もり、感情の思うままギターをかき鳴らす少女。
  • 主人公の名前はわからず、「某ちゃん」で通す少女。(両親も「某ちゃん」「ぼう」と呼びます)
  • 「ぼうちゃん」と名付けた友だちは震災で亡くなったため、その由来を知らないままの少女。
  • 嫌々ながら、さいがいFMに参加するものの、言葉をなかなか発しない少女。
  • はじめて自分からリクエストして(番組に参加して)流した曲がスターリンの「負け犬」という少女。
  • 思ったことを書くことを薦められて書き始めたブログが「炎上」する少女。

いま住んでいる宮城県を舞台にしたドラマってことで録画してたんだけど、3.11から二年というタイミングじゃ私には重すぎ、「あまちゃん」の9月以降の放送で向き合う姿勢が変わったのかようやく観てみるかということになった次第。

最初に、私は「女川町」に対しては良い印象を抱いていません。
震災前に訪れたことはあるけど、公共施設が立派なのも「東北電力の原子力発電所があるから」って思っていたし、隣接する自治体は平成の大合併で石巻市になる中、女川町だけは「原発のおかげ」で合併しなかったという背景もあったことを知っています。
震災以降に「震災前の女川は活気があった」「震災前の活気を」とか話しているのを聞いてもそれは原発誘致自治体だったからでしょ、という意地悪な見方をしてしまうわけです。

こんだけ重苦しいドラマ、こんだけハードコアパンクな楽曲が使われたドラマ、賛否が分かれた被災地の「ガレキ処理」という日本の課題に対して真っ正面から描いたドラマです。平日の22時からという時間帯。それもNHK総合という全国放送(ですよね?)で放送されたというのには驚きます。

演出はNHKの方じゃなくてテレビマンユニオンの岸善幸氏。そうか、テレビマンユニオンらしい作品だったんだなと最後のエンドロールを見て思いました。

朝のNHK連ドラ「あまちゃん」あと2週間

NHK総合、朝の連ドラ「あまちゃん」。9月からは3.11以降(震災以降)という設定で話が進んでいきますが、ここでまさかの語りの変更。

当初は天野夏(宮本信子)、東京編では主人公の天野アキ(能年玲奈)とドラマのナレーションを変更してきたわけですが、3.11以降は天野春子(小泉今日子)が語りを担当。


映像のつなぎ方、シーン(セリフ)の途中で次のシーンへとか、津波の状態を観光協会のジオラマをうまく使って説明していたり、鉄拳のイラストで説明するとか「リアルな衝撃的な映像」は出てこないけど、それだけでもう十分伝わってきます。

3.11以降はそれ以前の、8月までのあまちゃんと違って視聴者の追体験でもあるわけです。
「原発事故が〜」「放射能が〜」とか「ガレキ処理が〜」とかいくらでも批判はできるんだろうけど、その場所に生きている人にとっては、そっちより目の前の状況なわけですよ。
東京にいた頃は主人公たちもその「ノイズ」に戸惑い、なかなか故郷である北三陸市に戻れないわけですよ。ほんとはものすごく心配なのに。ほんとはいつも「ノイズ」じゃないほんとのことを考えているのに。


観光協会でのウニの生息地のガレキの除去に関するシーン。
ウニの生息に必要な環境を取り戻すためにはガレキ撤去が必要になるが、年内にはなんとか、という話だったが、「今月中にやれ」と天野夏(宮本信子)が啖呵を切るシーン。
(状況を説明する北三陸高校潜水土木科の教師、磯野はじめ、漁協や観光協会のメンバーを説得するシーン)
天野夏:ここで本気出さねばどうする。いつまでたっても被災地だぞ。それでいいのか?いくねぇべ。

宮藤官九郎らしい表現方法だなと思いました。


「被災地甘えんな」「いつまで被災地やってんだ」という2013年視点の批判があるのは知ってます。被災地域に住んでる私でも「そりゃ甘やかしすぎ」と感じることが多いですから。

でも、阪神淡路大震災の時とは違うんです。阪神淡路大震災も大変だったけど、東北沿岸部は以前からの過疎地。鉄道の復旧だってリアルな世界じゃまだまだ目処がつかないのが東北の被災地なわけです。
鉄道が寸断されても復旧があっという間だった阪神、阪急、JR西などとは違うわけですよ。採算という現実を考えてBRT(バス)で済まそうとしてるJR東、内陸への移転を計画してるけどまだまだなJR東。
それに対して第三セクターである北鉄(三陸リアス鉄道)がドラマで描かれている通りだったから、沿線住民を勇気づけることができたわけです。

副駅長の吉田くん(荒川良々)のボケ具合、北三陸を訪れた梅さん(ピエール瀧)を表して「小林感が半端ない」と表現するところとかとぼけたシーンを折り込みつつ、あまちゃん最終回となる9月28日の放送まであと2週間。
楽しすぎて10月以降が心配。






2013年9月14日

iMacでBlu-rayドライブを使う

ソフトとか周辺機器ばかり買っていていつになったら本体を買い替えるんだと思いつつ、今回も周辺機器。

CD-RWドライブやDVDドライブはいくつも持っているんですが、Blu-rayドライブを持っていなかったんで、安かったバッファローの赤いやつを購入。

バッファロー USB2.0用 ポータブルブルーレイドライブ : BRXL-PC6VU2シリーズ
http://buffalo.jp/product/removable-drive/bd/portable/brxl-pc6vu2


ポータブルタイプ+USB接続にしたのは、WindowsPCでも使うためです。
保護シールを剥がしてみたらきれいな光沢。
赤いからと言って3倍速なわけではありません。ポータブルDVDドライブですでに黒や白のものを持っているんで、赤でいいんじゃないのという選択です。

USB3.0に対応した製品もありますが、値段重視でUSB2.0です。
USBケーブルは電源供給が不足した時に2ポートを使ってというタイプ。


こんな感じのケーブルです。本体に収納できるようになっているけどPCとの接続側のケーブルが短くて使いにくいです。
ACアダプタを使った方がシンプルだと思うんだけど。



使用ドライブは、TSST(旧東芝サムスン)の SN-506BB というドライブでした。
iMac(mid 2007)のシステム情報ではこのように表示されました。


メディアは100円ショップで確保。
左側の2枚はダイソーで、右のBD-REはセリアで売ってました。


JVCのメディアはダイソーで売ってたBD-Rは日本製となってましたが、セリアで売ってたBD-REは台湾のCMC OEM品でした。(上のシステム情報で表示しているのがJVCブランドのBD-REです)



MacOSでBlu-rayを・・・って思われるかもしれませんが、OS Xでは標準対応しています。(BD Videoを再生するのには有料のソフトウェアが必要ですけど)
バックアップ用にファイルを焼いて使うのはOSの標準機能で対応しています。


マイナビニュース
新・OS X ハッキング! (31) OS Xで「Blu-ray」を読み書き
http://news.mynavi.jp/column/osxhack/031/index.html
http://news.mynavi.jp/column/osxhack/032/index.html

と思って簡単、簡単と思っていたんですが、OS X Mountain Lionからは簡単にほいほいと追加、焼く処理を掛けてという具合にはいかなくなってます。(なんで変えるかなぁ)

kdoc - 映像編集
http://www.officek.jp/skyg/kdoc/editmovie.html


事前にBD-RやBD-REのサイズに合わせたディスクイメージを作成しておいて、そこからBDメディアに焼くという方法。


事前にディスクイメージへのコピー処理が必要になるのでなかなか時間が掛かります。
(25GBという容量ということもあるけど、古いiMacだから余計に・・・)

ロケッこがゆく
MacでBlu-ray編 ~ BD-Rを焼く その4 無料のライティングソフトを使ってみる編
http://blog.syo-ko.com/?eid=1278

そんなわけでBD対応のソフトを試してみました。

Express Burn
http://www.nch.com.au/burn/jp/index.html


2倍速のBD-REだからなのか時間が掛かります。


最新の Roxio Toast を買えば簡単に解決するんですが、お高いんでBlu-ray非対応の古いバージョンのままなんです。


2013年9月13日

OS X 10.8.5がリリース

Microsoftのセキュリティアップデートのタイミングだなぁと思っていたら、Appleから MacOS X Snow Leopard、OS X Lionのセキュリティアップデートがリリースされ、OS X Mountain Lionは 10.8.4 から 10.8.5 へのアップデートがリリースされてました。

http://support.apple.com/kb/HT5815?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP



『「メール」にメッセージが表示されない問題を解決します』とあり、これ該当していました。処理速度の問題だとばかり思ってましたが、OS側(Mail.app側)の問題だったようです。

処理速度の遅い iMac を使っているもんだから、バグなのか処理速度でそうなっているのかわからんのですよ、ほんと。


ということでアップデート実施。



次のOSが10.9と決まっているんでバージョン(リリース)番号も大盤振る舞いという感じがしますね。

2013年9月12日

VMware Fusion 5 を買って無償アップグレードで VMware Fusion 6 へ

先日iMacにインストールした VMware Fusion 6ですが、このまま待っていても価格は下がらないだろうし、買うのであれば無償アップグレードをやってるうちかなということで、パッケージ版の VMware Fusion 5 を買い、そのライセンスキーを使って無償で VMware Fusion 6 にアップグレードしちゃいました。



すでに iMac には VMware Fusion 6 をインストールしてあるので、パッケージメディア(CD-ROMと2GBのUSBメモリ)は全く使わず。(もったいないけど)

前回紹介したURLからライセンスキーと購入時の納品書をスキャンしたものを添付して申請したらすぐに VMware Fusion 6 のライセンスキーが送られてきました。
意外なほどあっさり終わってしまったので拍子抜け。

iMac(mid 2007) で使うにはさすがに重いんで、はやく新しいMacに切り替えたいんですが、先日のAppleの発表は iPhone5s と iPhone5cだけ。(こっそり更新にも期待したけど iPodの色が変わったぐらいで残念。一方、iPod classicの販売継続にほっとしたりしてましたが)

Appleの整備済製品をチェックしては、2012年モデル(現行)の Mac mini を買ってしまいそうになるけど、途中で為替レートを反映した値上げが行われているから、整備済でも割高感があるんですよね。来月あたりに出るであろう Mac mini を待つ状態が続きそうです。

関連
VMware Fusion 6 を試す
http://tiiduka.blogspot.com/2013/09/vmware-fusion-6.html

続・CD規格外の「プラチナSHM」という音楽パッケージメディア

先日紹介した、「プラチナSHM」というCD規格外の高音質音楽パッケージ(ハイエンドなCD再生機用ディスク)ですが、申し込んでいたサンプラーが抽選で当たったようで送られてきました。

以前であれば、レコード会社のロゴ入り封筒だったり、メディアケースに一工夫あったりするところですが、今回は抽選で1000名ということもあってなのか、簡易梱包。
(白いエアパッキン封筒+飛脚メール便だったんで、Amazonのマーケットプレイスかと)

内容は以下の通り。
当選通知兼内容紹介(A4横の片面印刷)一枚、プラチナSHMについての解説(カラー両面)が一枚、メディア一枚というもの。


当選通知兼内容紹介の紙には、曲名とアーティスト名、商品タイトル(アルバム名)、マスター、商品番号、発売日が記載されています。

マスターについては、「英国オリジナル・アナログ・テープを基にした2011年DSDマスターよりHRカッティング」(The Rolling Stonesの例)、「ボブ・ラドウィックによる2011年96kHz/24bitよりHRカッティング」(Queenの例)などのように、具体的に書いてあります。(HR=High Resolution)

サンプラー収録曲は全20曲。
各曲90秒でフェイドアウトされています。




さっと見た感じでは普通のCDと変わらないという感じ。
反射膜をアルミからプラチナ(純プラチナ)に変更することで反射率が低くなり、音楽CD(CD-DA)の規格に適合しなくなったということですが、ちょっと見ただけでは判別できません。
CCCDみたいな意味での「CD-DAへの不適合」とは逆ベクトルなので、ちょっと見ただけでわかるような違いでは無さそうです。

メディアを比較してみました。
左上が通常の音楽CD(国内盤)、右上が「プラチナSHM」、下がSACD Hybrid(輸入盤)となります。(SACD HybridはCD層とSACD層の両方があるんで反射率低そうって感じ)


結論から書けば、1980年代に発売された古いCDプレイヤーでも問題なく再生できました。

手持ちのすべてのCDプレイヤーでは試していませんが、
  • ポータブルCDプレイヤー(SONY D-601)でも問題なし。
  • 単体CDプレイヤー(SONY CDP-P79)でも問題なし。
ということで、普通に再生できています。(メディア入れたあとの認識速度も通常通りで、読み取りを繰り返すような異音は無し)

ずっと新しくなってCD-Rに対応している据え置きのCDプレイヤー、CEC CD-3300Rでももちろん再生できました。

前回は、
「再生できない」だけならいいんですけど、反射率が低いことが原因で古いCDプレイヤーに与える影響がどうなのか、壊すことがあるんじゃないのかと疑問に思うところ。
と書きましたが、CCCDのように再生機器を壊すようなことは無さそうです。

サンプラーなので、従来のCD(SACD Hybrid)と比較してどうなのかを書くべきなんでしょうが、手持ちのCD(SACD Hybrid)とはマスターが違うから比較は無理。
Rolling StonesだとCD、SACD Hybridが手許にあるけど、昔のCDや2002年のDSDリマスタリング盤とも違うわけで、これと比較してあーだこーだ言うのは「プラチナSHM」だからなのかどうかわからんわけです。

松田聖子の1988年リリースのCD(通常CD)と2013年リマスタリング音源を使用したBlu-spec CD2を比較して「通常CDは平板な歌謡曲歌手だったが、Blu-spec CD2では、感情が豊かで、些細なニュアンスも光彩する名歌手だ。リアルな実体感を伴うるオーディオ的にかなり違うだけでなく音楽性がまるで違う。というような厚顔無恥なことは書けませんってことです。


新素材競争から生まれた「規格外CD」ですが、一方ではDSDに注力するメーカ(DSD、SACDを活かせなかったあのソニーです)が出てきたりしているわけで、どのマスターを使うか(使えるか)が重視されているように思います。

リマスタリングという名のリミックス盤(バージョン)まで含めるともう膨大で、私の場合はあんまり追い掛けないようにしています。
The Beatles と The Beach Boysぐらいかな。同じ1960年代のバンドでも、Rolling Stones の場合はアラン・クレインAbkcoアブコ)管理のものがややこしいんで追い掛けてません。
The Beatlesの場合はUSBメモリのあれは買っていないし、CDというパッケージだけですけども。(The Beatlesの場合は、リリース当初のオリジナルUKアナログ盤が最高で、それ以降のものは「それ以下」という音質評価がなされていたりするんですが、さすがに高いアナログ盤を買い漁るのは無理)
また、リマスタリングしないと決めてる様子の Prince のような例もあるけど、本人が関与しない形でハイレゾ音源が売られていたりします。

HybridじゃないSACD再発のときもそうだったんですが、どこのマスターを使っているのか、誰が手を加えたのか、どの程度いじったのかがはっきりしないと、リピータに何度も買わせる商法も限界があるかと。(以前は精巧な紙ジャケという名のミニチュアで何度も買わせることが多かったけど)

そう考えるとThe BeatlesのCDリリースのペースは買う側の負担が小さくて親切だなと思えたりします。

2013年9月7日

VMware Fusion 6 を試す

MacOS X で WindowsOS などを仮想環境で起動することができる VMware Fusion 6 がリリースされました。
http://www.vmware.com/jp/products/fusion/



日本では、開発元のVMwareに代わってact2(アクト・ツー)がVMware Fusionを販売していましたが、それもVMware Fusion 5まで。
パッケージ販売は終わり、メーカ(VMwareの)直販のみと販売形態が変わりました。

株式会社アクト・ツー - VMware FUSION 5 販売終了に関するお知らせ
http://store.act2.com/newsrelease/fusion5-2013-8-30.html
長らくご愛顧頂いて参りました VMware FUSION 5ですが、2013年8月30日をもちまして、弊社での販売を終了することとなりました。
今後は VMware 社のワールドワイドな販売方針に組み込まれ、同社のWEB サイトでのダウンロード販売のみになります

今までだとAmazonでパッケージ版を買った方が安い状態だったんですが、これからは一律料金(アップグレード優待販売除く)となります。

お値段は、VMware Fusion 6 が 7,952円、VMware Fusion 6 Professional が 17,132円となっています。(高くなりましたね)

無償評価版はダウンロードできるので、早速インストールしてみました。
(VMware Fusion 5 の期限切れの評価版がインストールされた状態に上書きインストール)

起動するときにエラーが出てVMware Fusionが起動できない状態でした。
なんじゃ、こりゃ、となりましたが、早速VMwareが解決方法を掲示しています。(英文のみですけど)

VMware KB: VMware Fusion 6 fails to start
http://kb.vmware.com/selfservice/documentLinkInt.do?micrositeID=null&externalID=2058900

古いVMware Fusionの設定ファイルが悪さをしているようで、解決策にある通り、ファイルを削除したら無事起動しました。

起動してしまえば日本語化されていますんで大丈夫。
(ちょっと怪しい日本語が出たりするけど↓)


新規利用者はこのどっちかになるんでしょうが、既存利用者は「詳細なオプション」をクリック。


インストール方法を選択とあり、ここから既存の仮想マシンをインポートすればいいのかと思ったら違いました。VMware Fusion 5 の環境をインポートできるのかと思ったけど駄目でした。


仮想マシンの入っているフォルダを開き、ファイルを選びたいんだけど選べない。


結局、上の画面はキャンセルをクリックし、ファイル→「開いて実行する」でファイルを直接開くことができました。
その際にVMware Fusionのバージョンアップに伴う仮想マシンのアップグレードの表示が出るんで、そこだけ注意すれば問題無し。


すべての仮想マシンを「開いて実行」したらこのように仮想マシンのライブラリにも登録されました。


iMac(mid 2007) 4GBRAMという貧弱な環境ですが、既存の(VMware Fusion 5の)仮想マシンはすべて起動できました。
気のせいか以前よりさくさく動いている感じも。(プラシーボかも)

国内代理店を廃し、直販のみとなりましたが、為替レートの影響もあって以前より高くなったのは残念。
現状であればAmazonで VMware Fusion5 のパッケージ版を買い、無償アップグレードを使った方が良いかと。(期間限定なので注意)

VMware FUSION 6 へ無償アップグレードのお知らせ
http://store.act2.com/newsrelease/fusion6-2013-9-04.html

http://vmware.alom.com/Fusion/Default.aspx?Language=ja-JP
2013年8月1日から2013年9月30日の間にVMware Fusion 5の箱入り正規品を購入されたお客様は、無料でVMware Fusion 6に電子アップグレードをすることができます。アップグレードをするためには、購入した日付がはっきりと見えるレシートのコピー(スキャンしたもの、スクリーンショットを撮ったもの、写真またはPDF)に合わせて、このウェブページにある申込書のすべての項目に記入する必要があります。

アクト・ツーのアナウンスがあまり伝わっていなかったこともあり、なんか混乱を招きそうですが、VMwareのサポートページも上のもののように、日本語化されていたりしますんで安く済ませるならお薦めかと。