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2013年4月21日

ドライバユニット - STAX SRM-1/MK2Pro

スタックスのイヤスピーカ用のドライバユニット、SRM-1/MK2Proがやってきました。
スタックス製品の歴史によれば、1982年発売のもの。「スタックス工業株式会社」時代の製品です。


ボンネット手前には Professional のロゴ。
これは Normalバイアス出力(6ピン)に加え、ハイバイアス(5ピン)のPro端子付という意味。

SRM-1というモデルは1979年に発売されたノーマルバイアスのみのものがオリジナル。
1981年に SRM-1Pro、1982年に SRM-1/MK2 と SRM-1/MK2Pro が発売となっています。
その後も続き、1989年に SRM-1PP へと続きます。

プロバイアスってなんなの?ってことは昔の雑誌広告から引用すると、
「ダイムラーベンツ社の要望により開発された SR-Λ Professional のためのハイ・バイアス回路」
とのこと。
6ピンと5ピンという端子形状の違いがわかりやすいんですが、バイアス電圧は、ノーマルバイアスが230V、プロバイアスが580Vとなっています。

フロントパネルはシルバーのヘアライン仕上。
ボリュームは2軸2連(RK27)が使われています。(昔のカセットデッキの入力レベル調整と同じで、左右バランス調整も可能)
出力端子は、左がPRO(5ピン。現行のもの)、右が6ピンのノーマルバイアスとなってます。


バックパネルはこんな感じ。
電源ケーブルは3ピンの脱着式。その上には電圧を変更するための仕掛け。
ネジ留めされているカバーを外すとブロック状のジャンパピンを外すことができ、100V、117V、220V、240Vに切り替えて使うことができます。(220Vと240V使用時はカバーを右側に取り付けます)


写真では切れてますが入力端子は左にもう1列あります。(入力とスルー端子)
ありがたいことに現時点でも有限会社スタックスにて修理可能となっています。

2009年12月16日

STAXのドライバーユニット(SRM-313)

STAXのドライバユニットはローエンドからハイエンドまで多数発売されています。
  • SRM-007tA 154,350円
  • SRM-727    138,600円
  • SRM-006tA 92,400円
  • SRM-323A  57,750円
  • SRM-600 LIMITED 128,100円(限定モデル)
現行品だと下は5万円台から上は15万円を越えるものまで。
以前も書きましたが5万円ぐらいの階段状になっています。

他にも単品販売されていないドライバユニットがあります。
据置タイプのSRM-252AとポータブルタイプのSRM-001になります。

据置タイプのSRM-252Mはコストパフォーマンスは高いのでしょうが、上位機を使ったらどうなるのかと生産完了製品のSRM-313(当時42,000円)を入手してみました。

SRM-323Aの前のモデルに該当するようです。PDF資料はここに。
http://www.stax.co.jp/Pdf/OLD/SRM-313J.PDF


四角いデザインで、現行の丸みのあるケースとは違っています。
パネルはシャンパンゴールド。
電源スイッチとボリュームだけというシンプルな構成です。

ボリュームは2軸2連になっていて、左右それぞれの音量を調整できるようになっています。
(カセットデッキの録音レベル調整みたいになってます。このたとえで通じるかは微妙ですが)

トップカバーを外して内部を見ましたが、大きいトランス、そこからちょっと離れてディスクリートの基板となっています。
パネル裏には、「高品質ボリューム」ということで、ALPSのRK27ミニデテントボリュームが使われていました。

1軸2連ボリュームだとどうしてもギャングエラーが気になりますが、2軸2連なのでバランス調整できるし、使われているボリュームのグレードとしても問題ありません。

音はSRM-252Aと比較して駆動力が上がったおかげか、より細かい音が出てくるようになりました。
なるほど、こういう違いかと。

イヤースピーカーの接続端子が2つあります。
ケーブルを交換して小さいS-001MK2をつなぐというのも良いかなと思っています。

2009年12月15日

机の上にどう置くか(機材の設置場所)

机の上にあれこれ機材を置いているのでごちゃごちゃしてきます。

アンプ関連は右側(右利きなので使いやすい)、正面にモニタというかiMac、両脇にスピーカ、右スピーカの隣にサブディスプレイ兼WindowsPCの液晶モニタを設置ということで、余計にぐちゃぐちゃ。
スピーカをここに置かなければ済む話なんですが、そうもいかず。

じゃ、もっと小型なものにとも思いますが、それも難しい問題。(金銭的なのと好みのものがあるのかということで)

ということで、いまはこんな状態になってます。


左から右chのスピーカ、DVIモニタ切替器、液晶モニタ(iMacの右側画面として表示中)、アンプ地帯とこんな状態。

左側のアンプは下からCECのHD53、東京サウンドのValve-X、エレキットのTU-5882。
右側はSTAXの大きいの(SRM-313)と小さいの(SRM-252M)、CORDAのHEADFIVEとなってます。

手前側、iPodは黒いDockに入ってますが、これはケンウッドのKAF-A55のオプション(というかケンウッドのミニコンポ用オプション)品です。KAF-A55とアナログ接続でつながってます。
その横がMS-2です。
STAXのイヤスピーカーはCORDA HEADFIVEの上にあるスタンドに置いてます。

オーディオラック買うなり、別の場所に設置するとなると、
・配線の引き回しが長くなる
・操作しにくくなる(リモコン操作できないから結構たいへん)
という課題があるので、とりあえずこのままいきます。

モニタにアームを付けて自由自在に動かしてというのも検討しましたが、Zライトみたいに動かせるわけではないのでやめました。(動かせるアームはあるけど高すぎます)

ひとまずこのまま使ってみます。

2009年11月30日

STAX SR-001 MK2のイヤピース交換(SONY EP-EX1と組み合わせ)

STAX SR-001 MK2のイヤピースを純正のものから、ソニーのものへ付け替えてみました。
使用したのは、SONY EP-EX1のLサイズです。

STAX関連の情報を探していたらEP-EX1を使うことができるとあったので試してみたら正解でした。
思っていたより簡単な作業なんでお奨めです。



取り付け部の口径が普通のイヤフォンより大きいので、無理矢理被せる感じで取り付けます。
引っ張ると結構伸びるので、その勢いで装着すればOKです。
取り付けてもすぐ外れてしまうかな?と思っていましたが、耳に入れた状態でも安定しています。

「ヘッドバンドを用いる」/「用いない」で耳への密着度が変わり、音の出方が変わってしまうのが不満でしたが、このイヤピースにしてみたら耳に収まりがよくなって、音も安定しています。
低域をよりしっかり聴くことができます。
耳からも抜けにくくなるんで良いですね。

2009年11月21日

My 2nd. STAX (SRS-2050A Basic system) (2)コンデンサー型って何なのか

現在はSTAXぐらいしか製品を出していないコンデンサー式のヘッドフォンですが、過去にはオーディオテクニカなども製品を出していました。
現在もスピーカーの分野ではコンデンサー型が市販されています。
一番ポピュラーなのは、コンデンサー型マイクロフォンかもしれません。

通常のスピーカー、ヘッドフォンで使われているのが、ダイナミック型というもの。
磁石とコイルを使って振動板を動かすという仕組み。

それに対して、二枚の電極を対立させて、互いにふれあわないように置いたものがコンデンサー型。
その間の静電容量を変化させて音を出すというのがその仕組みです。
STAXのイヤスピーカーの場合、2枚の電極の間に振動膜というのが入っています。

STAX イヤースピーカーとは?
図解されておりわかりやすいと思います。

実際はこんな感じで見えます。イヤパッド側から見た状態です。
穴の開いた固定極が見えます。




ヘッドフォンだけでなく、コンデンサ型のスピーカも存在します。
QUADなどから販売されています。(すごく高いですが)

STAXも以前はスピーカーを製造、販売していましたが、現在の「有限会社スタックス」では製造、販売していません。

参考
他社のコンデンサ型ヘッドフォン

原理については、若くして亡くなられたオーディオ評論家、瀬川さんの文献が参考になるかと思います。
audio sharing
http://www.audiosharing.com/
瀬川冬樹のステレオテクニック(スピーカー)
http://www.audiosharing.com/people/segawa/technic/technic_22_1.htm

My 2nd. STAX (SRS-2050A Basic system)

カナル型のSTAXが気に入ったので、据置用のSTAXイヤースピーカーシステムを導入しました。

STAX SRS-2050A Basicシステム

入門機(Basic system)と中位(Classic system)、上位(Signature system)の価格差もあり、視聴しに行ったときの交通費で買えるBasic systemを買いました。
(価格が1:2:3となっていて、どう考えても中位以上は無理という事情もありましたが)

STAX SRS-2050A Basicシステムだけ戦略的な値付けというように理解しています。
中古品が結構出ているのも魅力です。

SRS-2050Aは、イヤースピーカー:SR-202 Basicとドライバーユニット:SRM-252Aの組み合わせになります。
イヤスピーカーを上位のモデルに変更することや、ドライバーユニットを上位モデルに変更することも可能です。

イヤースピーカー:SR-202 Basic


簡単な構造のヘッドバンド、ハウジングなのでプラスチックの部品が割れやしないかとちょっと心配ですが、掛け心地は問題ありません。
イヤパッド全体で耳を覆うタイプなので、耳が押されて痛いとかも無し。側圧適度。

パッドは夏は蒸れそうですが、いまの時期だと蒸れないので長時間装着していても問題無いです。
(というか、暖かくて助かる)
座って聴いている分にはあまり気にならないですが、ケーブル重量が気になるといえば気になります。
イヤパッドは交換部品として売られているので当面使えると思います。


ドライバーユニット:SRM-252A


ドライバーユニットは小さいです。
上位モデルと比較するとこんなに小さくて大丈夫?と思ってしまうぐらい小さいです。

シルバーパネルのドライバーユニットです。金属製でシンプルなデザインです。
(上にあるのは、CORDA HEADFIVE、下はCEC HD53です)
前モデルでは黒いパネルでしたが、私はシルバーパネルのほうが好きです。
ボリュームノブは細いものだったので操作性を考えて交換しています。
ボリュームはギャングエラーやガリノイズはありません。12時近辺で使うことが多いです。
電源スイッチはボリュームを絞り込んでのタイプです。(電源そのものは12VのACアダプタ)
発熱はそこそこあります。

使ってみての感想ですが、今回も『STAX=クラッシック音楽用』みたいな思い込みを払拭してくれました。
苦手なというか、合わないなこれはというものもありますが、それは通常のヘッドフォンでもあること。
Rockなども普通に合うものです。(アコースティックなものの方が得意かもしれませんが)

高音域がきれいに鳴ります。
低域はそんなに出るわけではありませんが、だら下がり系なので嫌味無し。
面振動だからと言って特殊な音が出るわけではありません。自然な感じです。
録音状態にもよりますが、頭の外に定位してくれます。

難点はやっぱり購入前に試聴できないことだと思います。(GRADOも似た傾向ですが)
大都市圏であれば、大手量販店で試聴できるようですが、近所の地方都市(政令指定都市)では試聴できるところがありません。

Head-Fiを見ていると結構STAXファンが多いのですが、その理由がわかってきたところです。
(参加者は若い人が結構多いのになんでSTAXなんだろうと思っていた疑問が解決)

試聴無しでのSTAX購入が続いてしまいましたが、今回も買っておいて良かったなと思いました。
あれこれヘッドフォン買う中にSTAXが含まれていない場合、このセットはお奨めです。


2009年11月11日

My First STAX (SR-001 MK2) (3) 使い勝手の向上

継続してSTAX SR-001 MK2を鳴らしこんでます。
ヘッドバンドは側圧低減のため、手で何度も広げて調整中。
イヤピースも大きいのと小さいのをあれこれ試してます。


今回はドライバーユニット側のちょっとした改善と再生機器との接続状況をご報告。
使い勝手でどうにも気になっていたボリュームノブ、やっぱり交換しちゃいました。

ドライバーユニット側面に付いているINPUT端子はさすがに位置変更できず、L字の端子を使って横にはみ出さないようにしています。
現在は、iPod mini(32GB)とオヤイデのDockケーブル(HPC-D3.5)を使ってドライバーユニットに接続してます。
横にはみ出さないだけでずいぶんすっきりしますね。



ボリュームノブはたまたま丁度よいサイズのものがあったので、交換したんですがボリューム位置もわかりやすいし、滑り止め加工されていて純正もこれにしたら良いんじゃないのかなと思うぐらいしっくりきてます。

音の方はそう大きく変わってませんが、当初思っていたよりも低域が結構充実してるんじゃないのかと。
ヘッドバンド無し使ってみてもこの印象は変わらず。バーンイン効果?
定位の良さなどは相変わらず。
クラシック向けじゃないの?と思ってたSTAXですが打ち込み系とかも問題ないです。
パフュームなんかもOKです。(音場せまいけど)

2009年11月7日

My First STAX (SR-001 MK2) (2) 「芸能山城組」を聴いてみる

昨夜からiPod shuffleで鳴らしっぱなしで放置。
どんな感じになったか、変化があったかなということで聴いてみました。

楕円というか、陸上のトラックみたいな形状のイヤピース。サイズはLとMの2種類がある(付属する)んですが、私の耳にはLサイズが合っているようです。
ヘッドバンドを使うと側圧が加わるので低域の量が増します。
不自然な感じではありません。
イヤピースのサイズが合っていないと側圧のせいで耳が痛くなりますね。そこだけ注意かと。

STAXがなんでイヤースピーカーという呼び方にしているのかわかってきました。
スピーカで聴く音に近いんですね。ヘッドフォンらしくない。
ラジオ番組のPodcastだとスピーカで鳴らしているのと同じように聞こえます。

じゃ、ということで、ちゃんとした音源でテスト。
昔から、芸能山城組の「輪廻交響楽」と「AKIRA」でチェックすることが多いのですが、今回も同様に再生してみました。
細かい音がたくさん含まれているCDなのでシビアなテストに使ってます。


ヘッドバンド無し、イヤフォン状態で聴いてます。
ボリューム回して電源をONにするときに小さなポップノイズ。そのあとはノイズ無し。

小音量時のギャングエラーは感じられません。選別して使っているのかな?
そのあとどんどん音量を上げていっても破綻せずに鳴っています。
音量を最大にしても「痛さ」が無いのにびっくり。難聴に注意ですね、これは。
(音が破綻しないからついつい音量を上げてしまいそう)

高音域から低音域まで無理なく鳴ってくれます。(無理している感じが無いですね)
音場は結構広く、定位もしっかり。
音の張り出し具合や、スピード感も立派。
こんなに小さいユニットなのにここまで出るかと。

もっと低域にピークがあっても良いかななどと思ってしまいますが、高能率の小型スピーカを鳴らしているような感じです。変に低域にピークを持たず、だら下がりで良いんじゃないかと。
だから不自然な音が無いわけか。


バナナスタンドとの組み合わせ。
それにしてもヘッドバンドはもう一工夫あってもよい感じです。

試聴に使ったCDです。芸能山城組の「輪廻」と「AKIRA」の2枚。1980年代の録音ですが、優秀録音盤です。


芸能山城組ってなに?って方にはこちらもお奨め。AKIRAの楽曲は入ってませんが、輪廻の特別版が入ってます。


そこまでという方には映画版の「AKIRA」を。音もすごく良いです。

2009年11月6日

My First STAX (SR-001 MK2)

初めてのスタックス(以下、STAX)です。

STAXという名前は随分前から知っていましたが、静電型の「イヤースピーカー」(STAXは「ヘッドフォン」ではなく「イヤースピーカー」と表記しているのでそれに従います)をちゃんと聴くのも、購入したのも初めてです。(試聴無しでいきなり購入しました)


試聴したくても県内、隣県に試聴できるところが無く、いっそ予約して埼玉にある本社までという状況でした。それなら電車代でということで、えいやっと買ってしまいました。

SR-001 MK2は一番手頃な価格の製品であり、唯一のポータブルタイプのイヤースピーカーシステムになります。
商品詳細はこちら。
http://www.stax.co.jp/Japan/sr001mk2-j.html

イヤースピーカーとドライバーユニット(アンプですね)という構成です。
イヤースピーカーそのものはカナル型のイヤフォンになってるのですが、結構でかいです。
で、専用のヘッドバンドが付属してまして、合体してヘッドフォン風に使えるんですが、ヘッドバンドが安っぽくて、合体すると99SHOPで売ってたAU-618みたいに見える気が・・・


まだ鳴らし始めなんで使い勝手を中心に。

ポータブルCDプレイヤーとのサイズ比較になりますが、ドライバーユニットがちょっと大きめです。
しかも入力端子が側面に付いているのでL字型のミニステレオケーブルじゃないと邪魔です。
電源は単三電池2本または4.5VのACアダプタ(ポータブルCDプレイヤー用と同じですね)となります。
電池の持ちがあまり良くないので、ニッケル水素の二次充電地を使うことにします。



操作は電源スイッチ付のボリュームだけです。(Mini3と同じタイプです)
ボリュームつまみが回しにくいです。プラスチックのつまみには一切滑り止め加工が無いため、滑りまくりです。
携帯時にはずれてしまわないので良いと思いますが、ちょくちょく調整しようとすると使いにくいです。

またケーブルがきしめんタイプというか、リボン状なので邪魔くさいといえば、邪魔ですね。
断線も心配。(保守パーツで購入できるそうですが)

ヘッドバンドを使うかどうかなんですが、部屋で使うにはヘッドバンド無しでも良い感じです。
(ヘッドバンドを使うと側圧が強すぎて痛くなりますね。ヘッドバンドを曲げてゆるめにする必要がありそうです)

ざっくり聴いた感じですけど、ダイナミック型と違い、小音量から大音量にしてもバランスが良いです。
これが静電型の特長なのかな?と思いました。GRADOとは違うベクトルの音です。
据置のドライバーユニットと開放型のイヤースピーカーを聴いてみたいものです。

バーンインでどう変わるのか楽しみです。(iPodを接続してACアダプタ駆動でと思ってます)

ドライバーユニットを改造して使っている方や、据置のドライバーユニットに接続するためにケーブル交換している方がいらっしゃるようなので、DIYの面でもいろいろ楽しめそうです。(ドライバーユニットを買うとなると結構な金額になってきそうですけど・・・)