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2013年12月22日

続 1970年代末から1980年代前半までのオーディオマニア(っていうか自分)

自分で選んだわけじゃないステレオラジカセだけど、まぁ家庭の事情ってことで仕方がないわけで、そのラジカセでいろいろ試行錯誤していたわけです。


16センチフルレンジのスピーカはいま思えば結構贅沢。
ロッドアンテナも2本あってそこそこ受信性能は良かったように思うけど、自分で選んだ一台じゃないってのが不満でした。(まぁ仕方無いんだけどもさ)


ステレオラジカセ1台だとダビングできない(当時のラジカセはカセットが1つしか入らないものでした。もうちょいするとシャープからカセット2台のラジカセが登場します)、チューナの感度がイマイチかもってことがわかってくるわけです。

RCAピンケーブルも現在のようにダイソーで105円なんて時代じゃないですから、それなりのお値段。友人のラジカセと接続してダビングなんて高級な遊びでした。

入出力端子だけは豊富でしたんで、そこから接続する機器を追加してというオーディオ機器の購入が始まります。


スピーカでの再生にはそこそこ満足していたからなのか、単体スピーカを購入する方向には向かわず、ステレオチューナを買ったのが単品コンポの始まり。

ヤマハのT-5というバリコンな時代のチューナを買いました。

YAMAHA- T-5
http://audio-heritage.jp/YAMAHA/tuner/t-5.html



YAMAHAのラインナップの一番下のやつなんですが、すっきりしたYAMAHAのデザイン、周波数を変えるときに回すツマミのしっとりした感じが好きでした。
レベル表示がLEDってのも当時は先端。(今だったらアナログ式の方が安心できるけど)

なんでチューナだったのか今にして思えば謎ですが、他の機器より安いってのもその理由だったのかも。(だって2万円台で買えましたから)

FMアンテナは位相差式のものを使って、あとになって8素子を屋根上に。
AMアンテナは自室の通気口からケーブルを出して、隣の空き地までケーブルを張って使ってました。(AC用のケーブルを割いて、途中をハンダ付けしたもの。10mから15mぐらいだったかな)


その後はカセットデッキ。
ちょうど時代はメタルテープ対応に切り替わったあとでしたんで、どれ選んでも大丈夫状態だったんですが、FMの録音(エアチェックですな)が多いもんだから、オートリバース(A面とB面を瞬時に切り替える機能)がやっぱり魅力的でした。

カセットテープの磁気面の終わりを検知してコンマ何秒で切り替えるというモノが出始めた頃。(カセットテープの最初と最後は磁気テープじゃない「リードテープ」だったんで回転の終了を検知するタイプだと「録音できない時間」が多くなるのでこういう仕組みが必要になったわけです)

私が選んだのはAKAIのカセットデッキ、CS-F33Rでした。

AKAI  - CS-F33R
http://audio-heritage.jp/AKAI/player/cs-f33r.html


この頃はカメラもそうでしたが、シルバーが普通価格で黒いのは高いという時代。
録音レベルの調整に使うつまみ(ボリューム)が一番大きいってのも当時らしいデザインですね。(今じゃほとんど見かけなくなった二軸二連ボリュームだものねぇ)

オートリバースで90分のメタルテープをマスターにしてあれこれ録音しまくりました。
オーディオタイマーも同時期に購入したんで、家にいない時間帯でも録音できるようになったのは大きな進歩でした。
(NHK-FMだと「軽音楽をあなたに」や「クロスオーバーイレブン」などをしょちゅう録音してました。前回書いたThe Beatlesの全曲放送なんかにも活躍しました)

カセットデッキで番組全体を録音してから、カセットテープを再生し、欲しい部分だけRCAピンケーブルで接続したラジカセに録音するって方式。


レコードを再生する装置というものは我が家にもずっと前からありましたが、それは童謡やらウルトラマンとかの主題歌、雑誌のおまけの「ソノシート」、全集モノのクラシック(当時はこういうのが置いてある家が多かったかと。それこそ百科事典がずらっと並んでるみたいなもんで)を再生するもので、自分の中ではオーディオとは呼べないようなもの。(一応ステレオでしたけどもね)


アナログプレイヤー(当時はCDが出る前なんで、レコードプレイヤー)を欲しい、欲しいと思っていたら、叔母のところで使わないのあるからあげるよとのこと。

AIWAのベルトドライブなものでしたが、喜んでもらってきました。(ちなみに叔母は大阪の八尾に住んでたんで、母親の帰省についていって自分で運んできたもの。えらく重かった記憶があります)

そのときに要らないんだか、販促用でもらったんだかのシングル盤をいろいろもらってきて、再生するレコードが増えたのと、カートリッジは付いてなかったんでエンパイアの一番安いやつ(2980円とかだったかな)を買い求めました。


中古のレコードプレイヤーには取説というものが付いてなかったんで、針圧の取り方というものがわからないまま使っていたら針先が取れてしまったときはかなり凹んだ記憶があります。

当時はFM雑誌(小学館のFMレコパルを買ってました)を買って読んでたけど、レコードプレイヤーの基礎みたいな記事って無かったんですよ、なぜか。
レコードのホコリ取りの記事は豊富だったのにさ。

ヘッドシェルにカートリッジを取り付けて、アームにセット。バランスウエイトを回転させてアームの水平を取り、バランスウエイトの目盛を0にして、そこから針圧を掛けるという「当たり前」のことを知ったのは針先が取れた後の話。
(アームの高さ調整はできないタイプでしたんで、これだけなんですけどもねぇ)


再生環境が整ったんでレコードを再生したいわけですが、当時はまだレンタルレコードが始まったばかりの頃。
友人とのレコードの貸し借りをするには、こちらの手駒(レコード)がそこそこないと交渉成立とならないわけです。(CDと違ってキズ付けられたらかなわんしね。タチの悪い同級生に貸すと返却されなかったりするしさ)

レコード欲しいってなるんですが、やっぱり当時の自分には高いもの。(廉価盤は1500円とか1800円のものもあったけど、新譜となると2500円とか2800円でしたんで。)

で、レコードプレイヤーがやってきてからは「レコードを買う」という行為が発生するようになるわけです。(そして現在に至っているわけですが)

中学生の頃までは少ない小遣いを貯めてアルバムを「えいやっ!」と選んで買うんだから、買うレコード選びにはかなり時間を掛け、実際に購入したレコードはもう何度も何度も繰り返して聴いてました。失敗したな、と思ったものもあったけどとにかく聴くしかない。(とにかく最初は再生するレコードが少ないんだもの仕方が無いわけです)

自分の音楽の好みがどのへんにあるのか、なんてこともまだ確立していない頃ですんで、FM雑誌での良さそうな売り文句(宣伝)やFM放送のエアチェック(アルバム全部を掛けるというのは滅多にありませんでしたけど)、それからMTVな時代がやってきてテレビ放送(ベストヒットUSA)をマメにチェックしては「これ欲しい」となっていました。

当時の水戸市内にはたくさんのレコード屋さんがあったけど、試聴できるような店はなく、中古盤屋さんでレコードの一部だけ掛けてもらうのが精一杯。(これも盤面のチェックみたいなものですね)

「あれ買わずにこっち買っておけば良かった」なんてのはよくあることで、今でももちろんあるわけですが、月に1枚程度の購入頻度だと気合い入ってるから失敗したと思ってもそこは我慢で何度も何度も聴くわけです。買ったけどあんまり聴いてないなんてもったいない状態にはならないわけです。


レコード屋さんに行ってもジャケと帯を眺めるだけなんですけども、とにかくレコード屋さんの雰囲気が好きでしょちゅう出掛けてました。

「The Beatlesのアルバムをどうやって揃えるか」というのも当時は選択肢がありました。
CD化に伴ってイギリスオリジナルリリース+αな時代が長くなったけど、当時の東芝EMIのレコードだとアメリカリリース(キャピトル)、日本オリジナルとかいろいろあって、全曲揃えるにしてもいろんな後略方法があったわけです。
(そういうガイドパンフレットをレコード会社が配布してましたしね)


で、なぜか最初の The Beatles は、コンピレーションの "Reel Music" でした。今にして思えば「なぜ、よりにもよって」なんだけど、中学生だもの仕方が無い。いろいろ入ってた方がうれしい時代。
いきなり "Rubber Soul" や "Revolver" 買っても問題無い。最初の "Please Please Me" から順に買いそろえた方がいいぞなんてことは、今だから言えるわけでさ。

1980年代初頭、John Lennon が亡くなり、Paul はその前に成田で大麻所持で拘留されるわ、Johnが亡くなった直後は引きこもるわでろくな時代じゃなかったんですが、Paul McCartney 名義でのアルバム、"Tug Of War" はNHKの朝のニュースでPVが流れるほどに宣伝されてたこともあって購入しました。

続く "Pipes Of Peace" は Michael Jackson とのデュエット曲 "Say Say Say" はキャッチーだったけど、他の曲はいまいちで、白っぽいジャケットがむなしく感じたものです。
(現在視点で言えば、"Tug Of War" 録音時の残り曲+αが "Pipes Of Peace" だから、そう感じたのも当たり前なんだけど、当時は新録ってことしか言われてませんでしたから)

#Paulのことを「ずっと現役の〜」、「ずっと最前線」みたいな表現されるとそりゃ違うぞと。80年代のポールは1枚当たっただけでそれ以外は暗黒な時代。それも長かったと思ってしまうわけです。
#ついでに書けば、Rolling Stonesも同様で、"Some Girls"の録音の残り+新曲2曲で「刺青の男」が制作されたことが明かになってますね。これまたキャッチーな "Start Me Up" が入ってるアルバムだから評価が高かったけどさ。


当時のレコード屋さんはスタンプカード(500円でスタンプ1つ、スタンプ○個で△円引き方式)で客の囲い込みをやっていて、私は水戸駅前のビルに入っていたヤマギワを利用していました。高校に入ってからもずっと続いたのは、同じビルの同じフロアだったか、その下だったかに入ってた雑貨屋にもよく行ってたし、服を買う店もそこに入ってたというのもあるけど、たいていのものはそこ(ヤマギワ)にあったというのは大きいかなと。

一人暮らしになってからは新星堂を利用するようになったけど、あまりにもしょちゅう行くから常連化したのか、たまに販促用品をもらったりしてました。
(店頭ポップ用なのか、The Costello Show の紙ジャケットだけとか)

アナログプレイヤーが加わったオーディオ機器。あとはアンプとスピーカが欲しくなるわけです。高校に入ったときに無理を言って買いそろえたんで、カトーデンキの駅南オーディオセンターに行って「旧モデル」を安く買い、自転車にくくりつけて買ってきた記憶があります。
(アンプもスピーカもONKYOでした。アンプは815シリーズ、スピーカはD-3)

ONKYO A-815GT
http://audio-heritage.jp/ONKYO/amp/integraa-815gt.html


ONKYO D-3
http://audio-heritage.jp/ONKYO/speaker/d-3.html


スピーカはもっと小さいもの(それこそYAMAHAのNS-10Mとか)を買う予定だったんだけど、大幅値引きということもあってこれにしちゃった次第。26.5cmユニット搭載の2ウェイな密閉型。いままで使ってきたスピーカの中で一番大きいものでした。(その後は小さいの主義だから更新されず)


こうやってちょっとずつ機器を買い足してというのがシステムコンポーネントの良いところだと思うんですが、今だったらカセットデッキは不要だし、チューナも不要かな。CDが再生できるもの(DVDプレイヤでもPCでもOK)+アンプとスピーカ(Active Speakerでも代用可)、またはヘッドフォンアンプとヘッドフォンってことになるんでしょうね。
かつて中心にあったラジカセの場所にはPCって感じですかね。


FM誌や別冊のFM誌にはオーディオクリニック的な記事が豊富で、あの長岡鉄男さんも共同通信の別冊FMfan誌でやってらっしゃいました。
当時の誌面をいま改めて読んでみると、ハード>ソフトな方がほとんどで、アナログ盤100枚を越すなんて方は珍しい部類ってことに気付きます。
(レコードラックにアルバムがあふれてるってのはレコードコレクターズ誌の連載記事じゃ当たり前だけど、オーディオ誌だとここ十数年の話なんじゃないのかなと)

国内盤全盛期で、輸入盤を一部扱うお店を利用したことはあったけど、渋谷の宇田川交番の先にあったタワーレコードに行くようになるのはまだ先のこと。
(いまでもあの輸入盤屋さん独特のインクのにおいを思い出します。いまでもたまに輸入盤を買ったときにそのにおいがするとうれしくなってしまいます)

高くて音の悪い(カッティングレベルを抑え、針飛びしないようにするのが鉄則だった)日本盤を買うのが当たり前だった時代でもあるから仕方無いのかもしれませんが、今では中古盤も含めれば一度に十枚、数十枚も買うなんてのもできちゃう時代だけに時代が変わったよなぁと思うところです。

そうそう、CD(コンパクトディスク)は発売されるようになったけど、当時は高くて高くて、店頭で触るだけ。
学校の近くにVictorの看板を付けた小さなオーディオショップができて、CDというものに接触する機会は増えたけど、高くて高くて買えるようなもんじゃありませんでした。
当時はCDのケースをどうやって開けるのかなんて結構謎でしたよ。(今でもCDケースは開けにくいと思うけど)

当時の交友関係で、CD再生環境を持っている家はどこにもなかったよなと思います。
VTR(VHSとかベータとか)がある家はあったけど、我が家にはそういうものは無し。
そうそう、友人宅でレコードプレイヤーのチェンジャー機能があるやつ(テクニクスのやつ)が置いてあって「すげーな」と思ったのもCD発売以降なんですけどもね。

1970年代末から1980年代前半までのオーディオマニア(っていうか自分)

ブログの名前が「卓上オーディオ」なのに、ぜんぜんオーディオの話を書いてないじゃないかとツッコミが入りそうなんでオーディオっていう趣味に関して感じていることを。

私が「オーディオ機器」というものを意識し始めたのは、小学校のときの「ラジカセブーム」あたりから。

ラジオはその前から欲しくて欲しくて、結局ソニーのAM専用ポケットラジオを買ってもらったんですが、ラジオカセット(ラジカセ)はなかなか敷居が高く、Panasonicが39,800円のステレオラジカセを出したあとに、なぜかシャープ製のステレオラジカセが我が家にやってきたというのが最初。

シャープのGF-205STというモデルでして、こんなやつ。(私の家にやってきたのはシルバーモデル)


21世紀な現在視点で見たらかっこいいじゃんってなるとこかもしれませんが、SONYとかもっと格好良かったもんなぁ。


お値段は598と高くて、だったらソニーのジルバップとかちょっと安いゴング、松下の398でいいのにっ!と強く思ったものです。(実売価格だと差が大きかったんでしょうね。一流メーカ、有名メーカとか安売りチラシの書き方でも違ってましたよね、当時は)

カラオケ機能なんていう家族の誰もが使わない機能が付いたもので、なぜその機種になったのかは謎。(ちょうどカラオケブームな御時世でしたんで、他社のモデルでも似た感じですけどね)仕事の付き合いかなんかでそれになったんでしょう。小学生ですから、そういう大人の事情は嫌だったけど仕方が無いわけですよ。
カセットテープ時代に、「SONYのWalkmanが欲しい→東芝のやつだった」という感じに近いかな。東芝さん、シャープさんごめん。


VUメータは付いていたけど、これは録音の時だけ動作するもので、友人のAIWA製ラジカセみたいにカセット再生中もVUメーターの針が動けば良いのにと落胆したもんです。
おまけにカセットテープは「ノーマル」対応だけ。録音レベルの調整は自動だけ。Dolbyノイズリダクションも付いてないというもの。
まぁこのへんのコンプレックスがあるからその後、ハードウェアに関心を持つようになったとも言えますね。
(カメラも同様で、そのコンプレックスから成人してから馬鹿のように・・・)


とはいえ、ステレオラジカセです。
FM放送がステレオで受信できます。これは感激モノでした。
内蔵のロッドアンテナでは東京FM(80.0MHz)はなんとか受信できたけどノイズが多く、音質面では地元のNHK-FMだけという感じ。まぁ東京タワーから100キロ離れているんだから仕方が無いわけですが。

カラオケ機能、選曲機能には優れているけど、いろいろ見劣りする私のシャープ製ラジカセでも入出力端子だけは豊富でした。

当時のラジカセのカタログにはこういうシステム構成図と拡張オプションがいろいろ掲載されていました。


RCAピンのLine In、Line Out、Phono入力(つまりラジカセにフォノイコライザが入ってる)、加えて外部アンテナを接続する端子もありました。(もちろん使わないカラオケ用のマイク端子も)

そこでこのラジカセを「核」にしてシステムを構築していくということになるわけです。

入力ソースと言えば小学校まではラジオ(主にFM放送)、YMOの海外でのライブ音源がNHK-FMで放送されたのを録音してた人は多いはず。(いまにして思えば、あの海外で大評判ってのはずいぶんと誇張されたセールストークだったんだなとは思うけど)

その後、中学生になってもFMメイン。FM雑誌なるものを毎回買うようになるのもこのあたり。(小学生のときにその存在を知ったけど、毎号買う余裕無いですし、中学校の帰りに本屋さんに寄ってということができるようになったのは大きいです)

位相差式のかんたんなFMアンテナを自室の天井に取り付けて、FM放送をクリアに受信できるようにしてみたり、自転車で20分掛けてカトーデンキ(現在のケーズ)の駅南(えきなん)オーディオセンターにカセットテープを吟味しに行ったり。(カセットテープ1つ買うのに悩むぐらいの選択ができた時代だったわけです。小遣いでやりくりだから気合いを入れて選ぶわけですけどもね)

当時はFM放送(主にNHK-FM)だけでも結構な量の録音ができました。
いまと違って曲は最初から最後まで全部掛けるし、曲紹介のアナウンスと曲は被らないし、一時停止状態でスタンバイしておいて、曲紹介が終わったら指を離して録音、曲がフェードアウトするのに合わせて音量を上げてアナウンスと被らないように一時停止。そんな時代。(番組それぞれに「クセ」があって、曲名を言ったあとのちょっとしたタイミングの違いを頭に入れての録音でしたね)

ちょっと時代は進んで、NHK-FMでThe Beatlesの楽曲全部を放送する特番があったときは、ダイエーの電器売り場で安売りしてたスコッチの90分テープを使って全曲録音しましよ。

2012年7月29日

Paul McCartney - Archive Collectionを結局揃えることに

ポール・マッカートニー、70歳になってもまだまだお元気でなによりなんですが、"Band On The Run"から始まった"Archive Collection"も"McCartney"と"McCartney II"に続き、先日が"RAM"が李リスされています。

これとは別に"Kiss On The Bootom"というスタンダードカバーを含むアルバムもリリースしていて、ほんとに70歳なの?というリリースラッシュ。


"Band On The Run"のときはアナログ盤+MP3のDL権で済ませてましたが、3枚揃えてしまうとやっぱり2枚組のものでいいからCDでも持っていたくなりますね。(ああ、まんまと術中に・・・)

昨日のNHK-FMの「今日は一日"ブリティッシュ・ロック"三昧」で掛かったRAMのモノラル盤(アナログ盤のみのリリース)が(ポータブルラジオで聞いていてですけど)通常のステレオミックスと違って分厚い音が気に入ってしまい、Amazonでポチッと。(ほんと術中に・・・)

こうなるとBand On The RunもCD2枚組のものを揃えておこうって気になります。

私の場合、ポールのアルバムをリアルタイムで買ったのは"Tug Of War"から。
ウイングス来日時の拘留は当時のニュースで報道されてたし、"McCartney II"のリリースはFM情報誌を買うようになってからだったのでラジオで耳にすることはあったけど、それよりもThe Beatlesとしてのアルバムが欲しかった。"McCartney II"は今でも評価が高いアルバムじゃないですし、土浦の西友だったかな、1980年に輸入盤が小遣いで買えるぐらいの価格で売られていて買おうかと思ったけど見送ったのは正解だったと思います。

はじめて買ったThe Beatlesのアルバムが "Reel Music"という映画に関する楽曲を集めたコンピレーションだったんで、今から考えると何やってんだと思いますが、当時の東芝EMIでは日本盤仕様、UK盤仕様(今はこれだけ)、USのCapitol盤仕様が併売されていて、全曲揃えるにはどうすれば良いかなんてのも記事や東芝EMIのパンフレットで紹介されていたような時期ですから、迷うわけですよ。
(CD化でシングルリリースされた楽曲はPast Mastersでまとめられましたが、当時はそういう便利なアルバムは無かったわけです)

で、Paul McCartneyですけど、ファーストの"McCartney"は再評価されてきたアルバムの一つかと思います。宅録でラフ、解散のきっかけというダーティな面も薄まったということでしょうか。

続いてリリースされた"RAM"は以前からCDで聴いてましたが、次作の"Wild Life"(Wings名義)と合わせて好きなアルバム。

John Lennonのアルバムも全部そろえて、また買ってという感じですが、Paulは枚数が多いから全部は揃えていないけど買い増しが続きそうです。





関連
Paul & Linda McCartney - "Ram" (Deluxe Edition) 初期ロットの不具合
http://tiiduka.blogspot.com/2012/06/paul-linda-mccartney-ram-deluxe-edition.html
Paul McCartneyのリイシュー続々と
http://tiiduka.blogspot.com/2011/04/paul-mccartney.html
"Band on the Run" Reissue をどうするか
http://tiiduka.blogspot.com/2010/11/band-on-run-reissue.html

2012年4月14日

SONY フォノイコライザーアンプ EQ-2

SONYのフォノイコライザー、EQ-2です。
「電池駆動専用」というフォノイコライザーです。


pepz [ システムステレオ仕様・機能表 ]
http://www.sony.jp/products/pepz/contents/products/comp.html
上記の各機種にレコードプレーヤーを接続する場合には、別売MMカートリッジイコライザーEQ-2希望小売価格5,060円(税別)が必要です。
pepzシリーズというのはミニコンポ(マイクロコンポ)で、その周辺機器として販売されていたようです。税別5,060円と結構なお値段。

News and Information "CMT-P555DVD,CMT-M100"
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200109/01-0925/
News and Information "CMT-PX333"
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200103/01-0316/

1980年代のSONY製品っぽいつくり。



入力端子側。RCAピンジャックは金メッキされていません。アース端子も装備。


出力端子側。RCAピンジャックの他、3.5mmステレオミニジャックが付いているのが面白いところ。
(ヘッドフォン端子ではなく、ラインアウト端子です)


音はレンジの狭い「おまけ」という感じのもの。
電池駆動だから良さそうなんて思わない方がよろしいかと。


仕様
  • 電源:DC6V(単3×4個)
  • サイズ W(幅) : 49.00mm  H(高さ) : 34.00mm  D(奥行) : 150.00mm
  • 入力端子:ピンジャック×2、アース端子(PHONO IN)
  • 出力端子:ピンジャック×2、ステレオミニジャック×1(各LINEOUT)
  • インピーダンス: PHONO IN 47kΩ  LINE OUT 4.7kΩ以上
  • 基準入力レベル: PHONO IN 5.8mV
  • 基準出力レベル: LINE OUT 0.25V
  • 周波数特性:100Hz-10,000Hz

2010年8月18日

audio-technica AT製品総合カタログ 1985.4

実家に帰省して発掘してきた紙モノ資料の紹介です。
雑誌はさすがに全部持ってくるとなると大変なので、年鑑モノを中心に。
カタログもあれもこれもになると面倒なんで適当にオーディオテクニカのものだけ。

いまと違って薄いカタログです。これは1985年4月版のカタログ。


全部で18ページのカタログですが、最初の5ページはカートリッジ。
うち1ページはまるまるT4P規格のカートリッジです。


MC型用のトランス、ヘッドシェル、トーンアームのあとにヘッドフォン。こちらは全3ページ。
昔はオーディオテクニカでも出していたコンデンサー型ヘッドフォン、ATH-80とATH-70が出ています

アダプター込みで36,000円と22,000円ですから安いんじゃないかと思ってしまいますが、ダイナミック型の上位モデルが13,000円ですから、割高ですね。


ダイナミック型はATH-M7, ATH-V7, ATH-50, ATH-30, ATH-20 が音質優先のモデルなんでしょうかね。
右側のページには軽量モデル ATH-0.8 (point8), ATH-0.7(point7), ATH-0.6(point6), ATH-0.4(point4), ATH0.2(point2) が並びます。
point8 = 78g, point7 = 68g, point6 = 46g, point4 = 46g, point2 = 29g, point2F = 30g となっていて、自重を愛称にしたシリーズ、下位モデルになると実際の自重と異なっていますね。



Walkmanが流行になっていたので、耳乗せ型はその流れですね。

pointシリーズについては、同社のATH-RE3の製品情報ページにも出ています。
(画面上のバナーです)
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-re3.html

point8はなかなか凝ったデザインで今でも通用するデザインだと思います。
ATH-RE3のような形でリメイクをなどと思ってしまいますが、凝った形状だけに実現性は低そうです。



イヤフォンは3機種のみ。凝ったイヤフォンを出すのはもうちょっと先になります。

2010年7月4日

SHURE V15 TYPE IV (Phono Cartridge)

SHUREのカートリッジ、V15 TYPE IVです。
カンチレバーが折れており、針交換しないと駄目な状態。
交換針を買おうと思いつつ、まだ買ってません。
ebayで交換針の出品がありますが、どうせ買うならJICO製にしたほうが良いかなと思っています。

日本精機宝石工業株式会社(JICO)  VN45HE
http://shop.jico.co.jp/products/detail.php?code=A040640





シェルに取り付ける部分は妙に奥まっていて扱いにくい仕様になっています。
人気度では、V15 TYPE III が上のようですね。

アナログプレイヤーをちゃんと設置したら交換針を買おうと思っていますがいつになるのか・・・
その前にモノラルカートリッジが欲しいんですが。

SHURE V15 TYPE IV

形式:MM型
出力電圧:4mV
再生周波数:10Hz~25kHz
出力インピーダンス:1380Ω
負荷抵抗:47kΩ
チャンネルセパレーション:25dB (1kHz)
チャンネルバランス:2dB (1kHz)
針圧:0.75~1.25g
カンチレバー:アルミ

針先:HyperellipticalNude 0.2 × 0.15mils
自重:6.4g

交換針:VN45HE


2010年3月26日

T4Pのカートリッジ(P-Mount Phono Cartridge)

テクニクスの規格と思われがちなT4P規格ですが、オープンな規格としてテクニクス以外のメーカからアナログプレイヤーが発売されていました。
また、カートリッジはもっとたくさんのメーカが製造していました。
(今は、Audio-Technicaがモデル落ちしたのでナガオカとShureぐらいだけど)

T4Pカートリッジの取説から。
T4Pマークの付いているすべてのプラグイン・アームまたはプレーヤー・システムにマッチして、無調整で使用できる構造。
また、一般的なユニバーサル・ヘッドシェルに装着するためのマウント・キットも付属しています。
T4Pはプラグインコネクター方式で、T4Pマークのついた製品は互いに互換性および適応性があります。
これでT4Pについてご理解いただけますかね?

ヤフーオークションやebayでも"T4P"や"P-MOUNT"で検索するとデッドストック品が出てきます。

海外の販売店。
http://www.lpgear.com/
ここにT4P(P-Mount)が今も。
http://www.lpgear.com/Merchant2/merchant.mvc?Screen=CTGY&Store_Code=LG&Category_Code=T4P

日本では、このBlogにいろいろなT4Pカートリッジが紹介されていて参考になります。
「Technics SL Series 何でもT4P Cartridge 銭は無いけど大好きT4P,P-mount Cartridge」
http://blog.goo.ne.jp/technics_sl10

手元にあるT4Pのカートリッジ

最近入手したもの。

Audio-TechnicaのAT102P
最後までカタログに出てたT4P。ディスコンになっているけどまだ店頭在庫を買えそうな気配。
VM型の丸針です。(一番下のグレードなんですけどね)



Technics P30 (交換針EPS-30ES) 
MM型 丸針


SONY XL-250G (互換針に交換したもの)
MM型 丸針

Audio-Technica AT152LP(交換針 ATN132EP)
VM型 マイクロリニア(ML)針
ベリリウムを使っている(環境規制で引っかかる)んで現在の交換針は下位のものを使うようになってます。



現行製品で欲しいもの。
SHURE M92E
http://www.shure.co.jp/PersonalAudio/Products/Phono/jp_pa_m92e_content

旧製品で欲しいもの。
GRADOのP-Mountカートリッジ。
カートリッジでGRADOを知った世代なもんで、一つは欲しいです。

これはebayあたりで買うしかなさそう。

2010年3月20日

カートリッジの針交換(SONY XL-250G)

カートリッジの針を交換しました。
ソニーのセット品(リバティーシリーズのコンポ)に付属していたXL-250GというMM型のカートリッジなんですが、カンチレバーに腐食があり、あまり良い状態では無かったため、交換針を購入しました。

イギリスのモーカムというところから、AirMailで届きました。
交換針は国内でも入手可能でしたが、安さにつられてebayで購入してみました。
9.5ポンド+送料1ポンドでした。(1500円弱でした)

お店のWebはこちら。
http://www.turntablestylus.co.uk/


パッケージはこんな感じで、カードの裏に貼ってあります。オリジナルのカートリッジと並べた写真。


交換前のオリジナル状態です。カンチレバーに曲がりなどはありませんが、腐食あり。

交換後です。赤いのが青に変わってしまってますが、互換針なのでそれはそれと。
ダイヤモンドの丸針です。(オリジナルと同じ)


交換前は音のビリ付きがありましたが、交換後は問題なく再生できてます。
あまり数が出ていないT4P規格のカートリッジなんで使えるものが増えて助かりました。

交換針は国内でも流通しています。
日本だとJICO製かナガオカのものをお奨めします。

該当の交換針はこれですね。丸針で4000円なので今回はebayにしたという次第。


関連
そろそろアナログ盤再生環境を
http://tiiduka.blogspot.com/2010/02/blog-post.html
久々にANALOG盤でWilcoのアルバムを
http://tiiduka.blogspot.com/2010/02/analogwilco.html

2010年2月14日

久々にANALOG盤でWilcoのアルバムを

実家に眠ってたアナログプレイヤー、Technics SL-J2というDirectDriveのT4Pカートリッジを使うフルオートプレイヤーを設置してみました。

仮設置なんで、机の端っこに設置という状態なんではありますが。


アナログ盤(LP)は最近買ったWilcoの"A.M."というアルバムです。


Amazon.co.jpで普通に売ってるものですが、180gの重量盤でうれしいです。
CDで買ってさんざん聴いているアルバムですが、ジャケットがでかいというだけでもうれしいです。
Wilcoは昨年発売のアルバムではアナログ盤+CDというパッケージもあるので、そっちを買いました。
こうやって最近のアナログ盤を聴いてみるというのもなかなか新鮮です。


2010年2月8日

そろそろアナログ盤再生環境を

そろそろアナログ盤の再生環境を整えなくちゃということで、眠ってたテクニクスSL-J2というコンパクトなダイレクトドライブのリニアトラッキングのフルオートプレイヤーを掘り起こし、ついでに予備に買っていたオーディオテクニカのT4P規格のカートリッジ、AT-152LPも発掘。

フルサイズのアナログプレイヤーはKenwood KP-990というのを持っているんですが、いかんせん場所を取ります。そっちはメインのシステム用に取っておいてます。

気軽に使うんだったら小さいT4P規格のカートリッジを使うものが良いなということで、20年振りぐらいに復活させようかと思っている次第。
簡単な動作確認をしたところ、問題無く動くようなのであとはフォノイコライザをどうするかです。

プリメインアンプにやってもらってもいいんですけど、小さくまとめたいという気分なので、安いフォノイコライザを導入しようと思ってます。

部屋の片付けをしてアナログプレイヤーを設置、既存のシステムに組み込んでアナログ盤を堪能したいと思っています。

T4P規格のプレイヤーはさすがに現行品ではありませんが、カートリッジは複数のメーカから発売されているので、そのうち買ってしまうかも。
まずはフォノイコライザをどうするか思案中。