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2016年8月28日

台風が続く・・・

今年は台風1号の出現が遅かったので、台風が少ないのかと思ったら、8月だというのに日本列島直撃のものが続いてますね。
まもなく台風10号もやってくるようで、もううんざり気味。

お盆が過ぎてからなんだか気温が下がってというのは、東北地方ではいつものことだけど、こうも天候が良くないとなんだかねぇという感じ。
関西というか、大阪では毎日のように晴れて暑い(猛暑日)なのに、申し訳ない感じ。

一気に気温が下がったこともあって、(寝室にエアコンの無い私には)眠りやすくてありがたいんですが、布団を被れば暑いし、タオルケットじゃ寒い。毛布はどうだと、試行錯誤中。

寝る前の習慣であるPodcastの再生は、TBSラジオの過去分か文化放送ばかり。
TBSラジオクラウド、眠る前に聞きたいけど、私の格安スマートフォンじゃ再生できずだし、iPod touchは世代が古いしで、結局はMac miniで再生するだけ。
Android系で障害発生というのはおかしくないですか?>TBSラジオ

2016年7月30日

近況など(TBSラジオポッドキャストの終了とTBSラジオクラウド)

一番組だけのPodcast配信終了だと思っていた、TBSラジオのPodcastですが、すでに全サービスが終了しています。

TBSラジオのポッドキャストが6月で終了。ストリーミングの「TBSラジオクラウド」へ - AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1003759.html
 TBSラジオは、同社ラジオ番組のポッドキャスト配信を6月をもって終了。代わりに、PCやスマートフォンのブラウザで聴く新サービス「TBSラジオクラウド」を6日より開始した。ユーザー登録不要で最新エピソードを聴けるほか、無料のユーザー登録をすると過去エピソードやマイページへのクリッピング機能が利用できる。
 同社はこれまで多くの番組をポッドキャストでも配信。直近で月間300万人以上のユーザーが利用。配信サーバーのコストなどもかかる反面、ダウンロード配信型のポッドキャストでは、ストリーミング配信サービスと比べると、ユーザーの聴取動向などが把握しにくく、広告などの収益化に繋げにくい問題があったという。

2005年からスタートしたTBSラジオのポッドキャストですが、広告を入れるなどしても一度も黒字化することはなかったそうです。赤字でもいいじゃなん、サービスでしょ、と思いましたが、毎年4桁万円の損失と聞いては致し方ないかなと。

TBSラジオクラウド
https://radiocloud.jp/


で、新しいサービスのTBSラジオクラウドなんですが、なぜか私のMacOS+Google Chromeだと再生が途中で終わってしまう、最後まで再生することができない状態。
トップページには、
現在Android系スマートフォンでの再生が不安定となっております。(特に標準ブラウザー)改善するよう作業中です。ご了承ください。(7/25 Update)
とありますが、スマートフォンじゃなくてMacだし、Google Chromeだしということで、現状を把握できていないようです。Safariだと最後まで再生できるんで、そっちで使ってます。

あと、私の安物スマートフォン、Acer Z200だと再生ボタンをタップしても再生がスタートしないので、もうこんなもんなのかと思って諦めてます。
なので寝る前のPodcastリスニングという習慣は、文化放送の番組に取って替わりました。

上記不具合以外にも、TBSラジオクラウドについてはいろいろ不満があって、連続再生ができないという致命的なもの(iTunesだったら連続再生できましたからね)から、やはりダウンロード型じゃないからクルマでながら視聴するには不便とか、いつまで使い続けるか自分でも疑問。

ターゲットを特定した広告表示で収益をということなんですが、まぁ使い勝手は良くないです。
スマートフォン用のアプリ開発もしているそうなんで、それができれば少しはマシになるかもしれません。期待しています。

radikoで生で聞いてね、エリア外の人は有料のエリアフリーで聞いてね、というのが本音なのかな。

2016年3月16日

TBSラジオPodcast - この頃の変化とこれからの不安

TBSラジオ(AM954kHz,FM90.5MHz)の Podcast 、よく聴いています。

http://www.tbsradio.jp/podcast/


http://www.tbsradio.jp/info.html



Last.fm の総合再生回数でも一番ですんで、それだけしょちゅう聴いているというわけです。



そんなTBSラジオのPodcastですが、2016年の1月から冒頭にCMが入るようになりました。
音声CMは英会話教材や健康食品、車の買い取りなのですが、短いもので20秒、あとは1分間のCMが番組冒頭に入ります。

CMが入ること自体は無料で聴かせてもらっている(無料配信してくれている)ものなので、仕方がないかなと思っています。(冒頭に入るより最後に入れてくれた方がスキップしやすくて助かるんだけどもね)


今週になってから、「森本毅郎 スタンバイ!」(月〜金 6:30〜8:30)のPodcastの最後に、こんなお知らせが。

要約すると、
  • TBSラジオのホームページがリニューアルしました。
  • Podcastは新しいホームページで、テキストや音声での配信を始めます。
  • iTunesへの配信は3月いっぱいで終了とさせていただきます。
  • これからはTBSラジオのホームページでお楽しみ下さい。
とのこと。

ほぼ iTunes向け(SONYはMedia Go以外のアプリはPodcast非対応になったんだっけ?moraとか。ここのリストに入ってませんね)、加えてiOS機器では、音楽再生アプリと別アプリになっているとはいえ、iPhoneでPodcastアプリを使って聞いてるって人は多いと思うんだけどなぁ。


一応ちゃんとした規格なんだし、これからも今まで通り継続して欲しいところ。

絶対に自信ありますもん。番組のWebサイトをチェックしてPodcatを再生するなんて習慣にならないってことを。

ということで、森本毅郎 スタンバイ!にはこれまで通り、RSSでの配信を継続して欲しいです。

RSSの配信を継続していく環境整備がままならなくなっているということであればTBSラジオのたくさんあるPodcastがすべて無くなるんだろうけど、番組でアナウンスがあったのは、「森本毅郎 スタンバイ!」だけ。他に波及しませんように。(TBSラジオのPodcastはダウンロードが遅いってことは以前からなので今回のとは無関係でありますように)

2016年3月4日

バリー・マン特集 - NHKラジオ第1 はやはり良いです

ふとラジオをつけたら私好みの音楽が次々と。
FMの山下達郎氏の番組ならわかるけど、さすがラジオ深夜便。バリー・マンの楽曲特集が55分ってのはうれしいです。


▽ロマンチックコンサート
「ポピュラー名曲アルバム~ハリー・マン作品集」
リー・マン」になってしまってますが、これはNHK側のtypo。

1960年代のガールグループへの提供曲から、モンキーズやアニマルズへの提供曲、On Broadway ではオリジナルのドリフターズではなく、ジョージ・ベンソンのバージョンを放送。1980年代までの代表曲の特集でした。

バリー・マン/シンシア・ワイルの曲を集めたアルバムは何種類か持ってますし、バリー・マンのソロアルバムなども持っていますが、リンダ・ロンシュタットとアーロン・ネヴィルの Don't Know Much もそうだったんですね。

ということで幅広い年代を放送してくれて知識が増えました。

2014年11月15日

WiMAX を使ってみて(radikoが関東エリアに)

ADSL回線はまだ解約せず、今月末までIP電話用として使用中。
Internet回線はWiMAXだけという状態になったんですが、電波が弱い、遅いという面は改善されてませんけど、リンク切れの無い接続の安定感はありがたいです。

Internet回線の接続がKDDIのIPアドレスになったんだなぁということで気付いたのは、これって東京の回線扱いってことだよなと。
となると、radiko は? ということで試してみました。


結果から言えば、関東地方のラジオ局をradikoで聴取可能でした。
有料のradikoプレミアムでエリアフリーにしなくても関東のラジオをradikoで聴くことができるのはありがたいです。

とはいえ、関東地方のエリアとして認識されているので、地元のラジオはradikoで再生できず。(関西とか北海道もNG)
地元のラジオ局は普通のラジオで聴けばいいので問題ないんですけど、これが「困ったこと」になる人はいるでしょうね。
(NHKはエリア区分無しでの独自サービスなので影響無し)

関東エリアなので、InterFMも聴取できます。ありがたや。



TBSラジオへの依存度が高い私にとってはPodcastだけじゃなく、リアルタイムで容易に聴くことができてうれしい結果になってます。

2014年9月7日

radikoプレミアムへの有料課金は運用コストの負担

radikoについては以前から何度も取り上げてきましたが、「民放のradiko と NHKのらじるらじる」の関係には特に気にしています。

radiko.jpプレミアムのエリアフリーで感じるNHKのわがままさ
http://tiiduka.blogspot.jp/2014/04/radikojpnhk.html
NHK、やっぱり変だよ
http://tiiduka.blogspot.jp/2014/01/nhk.html

https://radiko.jp/rg/premium/


早い話が、多額の受信料収入を背景にNHKが独自のストリーミング配信をするのは民業圧迫なんじゃないの?ということ。

少なくともラジオ受信に関しては、NHK受信料の対象になっていない(テレビがあれば受信料払えとなるけど、ラジオしかなければNHK受信料の支払い対象外)ところなんだから、民放と協力して進めるのがいいんじゃないの?ということです。


最近、ITpro(日経コンピュータ)の記事でradikoに関するものがありました。

ITpro 記者の眼 - radiko.jpで30数年越しに解消した元ラジオ少年の悩み
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/090100040
文中の青木氏=radikoの青木貴博業務推進室長
ただラジオは、放送エリアの内外に関わらず無料で聴けるのが大原則。一ユーザーとしてはエリア外の放送局の番組だからといって有料になることには、もともとがラジオ放送と同じものだけに抵抗を感じた。
 この点について、radikoの青木貴博業務推進室長は「サービス提供のためには初期コストも運営コストもかかっており、無償のままではサービスはできない」という。エリアの内外に関わらず配信インフラが必要だが、エリアフリーサービスのユーザーに受益者負担の考え方で料金を徴収している

著作権関係でそうなっているわけじゃないという点がはっきりしました。

 事実、現時点でも全ラジオ局がradiko.jpで番組を流しているわけではないし、radiko.jpで番組を流してもエリアフリーに対応するのは各局の判断に委ねている。「放送局との交渉を積み上げて、身の丈に合った最善のサービスを提供してきた」(青木氏)。サービス開始から3年半をかけて参加局を増やし、サービスエリアを拡大し、配信システムを充実させてきた。
 2014年4月に開始したエリアフリーは、アンケートなどから多くのユーザーから要望を受けたサービスだった。ある地方から別の地方に引っ越したが愛着のある番組を聴きたい、アイドルなど特定の出演者の番組をどうしても聴きたい、そしてプロ野球の地元放送局の中継を聴きたいといったニーズに応えたもの。「これまでを第1フェーズとするなら、radiko.jpは第2フェーズに入った」(青木氏)。

初期コストが掛かるから全民放ラジオ曲がradikoに参加しているわけじゃないし、運営するためのコストも負担になっているということから、受信エリア外のラジオ局については「有料サービス」になっているということがはっきりしました。

 4月に始めたプレミアムサービスは開始後3カ月強の7月11日で、登録会員数が10万を超えた。無料が当たり前のラジオ放送でもエリアを超えられることに価値があり、利用者がこれだけの規模いたということだ。青木氏は「配信エリアの枠を超えてラジオを聴きたいというユーザーから支持を得られた」という。
10万人突破とのことですが、どこまで伸びるかは疑問です。
固定層が10万って感じなんじゃないのかな。
月額税抜きで350円だから10万人とすれば、月に3千5百円の売上ということですね。
これで儲けようという気はないんだと思います。現在radikoに未参加の局もまだまだありますからそちらへの初期投資、そして日々の運営費に消えるんじゃないでしょうか。
(有料化となれば、「サーバ落ちました」「回線切れました」じゃすまないですもんね)

民放各局はradiko、NHKが独自サービスという構図は、もともとリスナーが少ない場所でなんで対立、別行動しなきゃならんのかと本当に不思議。
災害時のラジオが見直されたように、ラジオは欠かせないインフラの一つ。
次の災害でラジオ、ラジオの代替手段であるラジオのストリーミングサービスが役立つためには、radikoとNHKの関係をなんとかして欲しいと思うところです。

結果的に二重化されていいじゃんと思えるけど、無駄なことやってるだけで、資金に余裕があれば設備を増強する方が良いと思います。

2014年4月8日

radiko.jpプレミアムのエリアフリーで感じるNHKのわがままさ

ラジオのサイマル放送、radiko が有料ながらも全国展開(エリア制限解除)というのはありがたい話。

radiko.jpプレミアムでエリアフリー聴取はじまる!
http://radiko.jp/rg/premium/


とはいえ、この課金が著作権に関するものならともかく、運営費(運用費)のため、というのは残念。

以前、書いたものをそのまま引用します。

2014年1月5日 NHK、やっぱり変だよ
http://tiiduka.blogspot.com/2014/01/nhk.html
PCやスマートフォンさえあれば、無料で簡単に聞くことができるから「タダのサービス」と思うかもしれないけど、品質を維持していくのも大変なこと。
それなのにあえてNHKは別モノの らじるらじる という名前のネット放送を全国向け(エリア制限無し)で開始。
当初はNHKラジオの東京版だけだったけど、仙台、名古屋に大阪が加わってます。さすが資金豊富なNHK。
(『ガラパゴス化』ってこうやって始まるんだなぁと思うのは嫌味ですかね?)
民放局が提供する仕組みが先にあり、東日本大震災後の『ラジオ意識』の高まりやスマートフォンの普及もあって土壌ができたところに、NHKも同様のサービスを開始したわけですが、NHKが独自のサービスを提供して欲しいなんて思ってやしませんってば。
すでにある radiko に参加し、そのインフラを増強した方が技術の蓄積や災害時の対策になると思うんですけどね。
NHKのラジオ放送と民放のラジオ放送で受信できるラジオが違うなんてことはもちろんなくて、同じAM波、FM波を使っての放送で、聴く側からすれば、なんでNHKと民放で違うことやってるの?と思いませんか?

NHKは予算が潤沢にあるから(ちなみにNHKのラジオ放送には受信料は掛かりません)独自の規格で民放とは違う仕組みをつくり、それでなくても経営の苦しい民放ラジオ局はradiko.jp でエリア制限が精一杯。全国のラジオを網羅する仕組みを構築するには、受益者負担をお願いするしかないという状態。

株式会社radiko 報道資料
2014年3月25日
- 配信エリアの枠を超え、日本全国で聴取可能に -
『radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)』を4月1日(火)より開始
http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20140325_001_pressrelease.pdf

今回、実施する『radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)』はシステム・サーバーなどにかかる初期費用と運用費をカバーするため、月額350円(税別)の課金制となっており、PCおよびスマートフォンの「radiko.jp」ウェブサイト(http://radiko.jp/)にてプレミアム会員登録することで利用できます。なお登録初月は無料です。
今回の『radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)』は民放ラジオ68局のうち、民放ラジオ60局からスタートします。加えて、現行の「radiko.jp」(無料)にて、すでに配信エリアが全国であるラジオ局も『radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)』で聴くことができます。
『radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)』は、新生活をはじめる方にも、出張や旅行などで一時的に地元を離れる方にも、聴き慣れたラジオを継続して楽しんでいただける点が特徴です。これまで配信エリア外のため聴取できなかった、プロ野球をはじめとしたスポーツ中継や、人気アーティスト・タレントが出演する番組なども聴取可能となります。これにより、個々の嗜好による、多様なラジオライフを新たに創出し、ラジオの活性化を促していきます。またラジオの果たすべき役割を鑑み、大規模災害時には、「radiko.jp」参加ラジオ局が届ける安全・安心に関わる情報を、全てのユーザーに利用いただけるよう、時限的に対応することも検討しています。

NHKはいまからでも遅くないから、「らじるらじる」なる仕組みを中止し、radikoに合流すべきだと思います。
このradikoのプレスリリースにある目的と合致するんじゃないんですか?
民放いぢめなのか、NHKの技術力を問いたいからなのか(プライド)なのかわかりませんが、災害時のことを考えればなおさらのこと。
ラジオの「聴取機会の拡大」や「難聴取の解消」を目的とした「radiko.jp」は、参加社である民放ラジオ局および放送大学とともに、情報過多の中で、言葉、音楽、スポーツの感動を通して、人の心を動かし、想像力をかき立てる音声メディア(=ラジオ)の存在意義をより高めるために、聴取環境を整え、ネットとの連携によって、新しいラジオの楽しみ方を提案し、「radiko.jp」ユーザー(=ラジオリスナー)を拡大し、ラジオの媒体価値の向上を目指します。
こういうと弊害があるけど、ラジオという斜陽メディアで民放独自、NHK独自なんてやってる場合じゃないでしょ、と思うわけです。「民業圧迫」という四文字が頭をかすめます。
NHKは受信料収入でやってるんだから・・・と言われるかもしれないけど、重ねて言いますが、NHKのラジオ放送には受信料は掛かりません

2014年1月5日

NHK、やっぱり変だよ

NHK総合でのバラエティ番組(ぴったしカンカン的なやつとかその象徴)、ワイドショーみたいな番組が「ちょっとそれは違うんじゃないの?」と思うことがありましたが、ここ数年、テレビだとNHK総合、ラジオだとNHK第1とNHK−FMの編成には「やっぱり変」としか思えません。

ラジオ番組だと、音楽メインだったらFM放送で、トークメインだったらAMでというのが音質を考慮しても妥当なんじゃないかと思います。以前はそういう「区分け」がちゃんとできてましたからね。

NHKラジオ第1
20時から22時台の週間番組表から。赤枠が音楽メインみたいな番組。



土日の「wktk」はトークバラエティという扱いらしいけど、「ボカロ」メインのコーナーもあるし、トークと音楽って感じ。
NHKラジオ - wktkラヂオ学園

加えて日曜の20時台がこれ。
R1 NHKラジオ第1 - ミュージックパトロール チェキラ!
J-POPや洋楽の最新ヒット曲を中心に音楽情報もまじえてお伝えする、音楽ファンのみなさんのための番組です。
FMでやってればいいじゃんと思う番組。


平日夜はNHK-FMで放送した番組の再放送だったり、「懐メロ系」(懐メロって言ってもどんどん年代が後ろに進んでますけど)の番組だったりするんですが、土日になるともう誰に向けての放送なの?それってFMでやった方がいいんじゃないの?状態。(その時間帯のNHK-FMはクラシック音楽を流す番組)

AM放送でもInternet回線を用いたストリーミング放送が加わって、以前より高音質で聞くことができるようになってはいますけど、ボカロでの曲作りを指南するような番組までAM放送でやらんでもよいと思うわけです。

加えて思うのが、ストリーミング放送(サイマル放送、ネット放送)。
民放の radiko が資金難気味だし、運営資金の供出という壁があるから全国展開できていないのに、NHKはそちらに加わらずに独自のものを開始。

株式会社 radiko のニュースリリースより。(PDF形式)
2013年7月29日
株式会社radikoが、『radiko.jp』参加局14社を引受先とした総額3,870万円の第三者割当増資を実施
 PCやスマートフォンでラジオが聴けるIPサイマルラジオサービス『radiko.jp』を運営する株式会社radiko(代表取締役社長:井出勝久、所在地:東京都港区新橋)は、『radiko.jp』に参加しているラジオ局14社(既存株主4社を含む)を引受先とする総額3,870万円の第三者割当増資を、2013年7月25日付けで完了しました。今回の増資は2011年12月6日に発表した第三者割当増資(11月30日付けで実施完了)に続き、二回目となります。
 株式会社radikoは2013年4月、『radiko.jp』に新機能(番組検索・コンテンツクリップ・オンエア曲購入)を加え、WEBサイトならびにスマートフォンアプリの全面リニューアルを実施しました。また6月には『radiko.jp』初の試みとして臨時特設チャンネルを開設するなど、ラジオとインターネットの融合、ラジオの新たな楽しみ方の普及に向けた様々な取り組みを実施しています。その結果、現在の月間ユニークユーザー数は約1,300万人に到達し、順調な推移を見せています。今後も『radiko.jp』の更なる成長・拡大を図るため、今回の第三者割当増資で調達した資金は、より充実したユーザーサービスの拡充や、『radiko.jp』サーバーおよび周辺システムの整備強化、ラジオ局と連携した収益事業の育成強化などに充当する予定です。なお本増資により、株式会社radikoの資本金は2億9,810万円(資本準備金1億4,905万円を含む)から3億3,680万円(資本準備金1億6,840万円を含む)になります。増資に伴う役員の変更はありません。
PCやスマートフォンさえあれば、無料で簡単に聞くことができるから「タダのサービス」と思うかもしれないけど、品質を維持していくのも大変なこと。
それなのにあえてNHKは別モノの らじるらじる という名前のネット放送を全国向け(エリア制限無し)で開始。
当初はNHKラジオの東京版だけだったけど、仙台、名古屋に大阪が加わってます。さすが資金豊富なNHK。(『ガラパゴス化』ってこうやって始まるんだなぁと思うのは嫌味ですかね?)

民放局が提供する仕組みが先にあり、東日本大震災後の『ラジオ意識』の高まりやスマートフォンの普及もあって土壌ができたところに、NHKも同様のサービスを開始したわけですが、NHKが独自のサービスを提供して欲しいなんて思ってやしませんってば。
すでにある radiko に参加し、そのインフラを増強した方が技術の蓄積や災害時の対策になると思うんですけどね。


冒頭の話に戻るけど、そこまでNHKがやる必要は無いんじゃない?という部分が増えているように思うわけです。

別に「ラジオ深夜便」とか「のど自慢」みたな番組だけやってろなんてこと言いません。字幕がバンバン出るバラエティ番組やNHKラジオ第1午後のバラエティ番組化(なんで赤坂泰彦が洋楽を掛けまくる番組を金曜午後にやってるのか謎)、土日夜の時間帯でAKB関連の番組などなど、『民業圧迫』もいい加減にしろと。

NHKはたくさんのチャンネル(テレビだとNHK総合、教育、BS1、BSプレミアム。ラジオはNHK第1、第2、NHK-FM。海外向けにNHKワールド)があるから余計にそう思うんでしょうが、編成を再考して役割を整理すべきと思う次第。(BSはそういう区分けができていると思いますが)

加えてネット放送は民放局と同じ仕組みにし、スマートフォン向けアプリの共通化ぐらいは(災害が起きる前に)やっておくべきだと感じます。

2013年12月22日

続 1970年代末から1980年代前半までのオーディオマニア(っていうか自分)

自分で選んだわけじゃないステレオラジカセだけど、まぁ家庭の事情ってことで仕方がないわけで、そのラジカセでいろいろ試行錯誤していたわけです。


16センチフルレンジのスピーカはいま思えば結構贅沢。
ロッドアンテナも2本あってそこそこ受信性能は良かったように思うけど、自分で選んだ一台じゃないってのが不満でした。(まぁ仕方無いんだけどもさ)


ステレオラジカセ1台だとダビングできない(当時のラジカセはカセットが1つしか入らないものでした。もうちょいするとシャープからカセット2台のラジカセが登場します)、チューナの感度がイマイチかもってことがわかってくるわけです。

RCAピンケーブルも現在のようにダイソーで105円なんて時代じゃないですから、それなりのお値段。友人のラジカセと接続してダビングなんて高級な遊びでした。

入出力端子だけは豊富でしたんで、そこから接続する機器を追加してというオーディオ機器の購入が始まります。


スピーカでの再生にはそこそこ満足していたからなのか、単体スピーカを購入する方向には向かわず、ステレオチューナを買ったのが単品コンポの始まり。

ヤマハのT-5というバリコンな時代のチューナを買いました。

YAMAHA- T-5
http://audio-heritage.jp/YAMAHA/tuner/t-5.html



YAMAHAのラインナップの一番下のやつなんですが、すっきりしたYAMAHAのデザイン、周波数を変えるときに回すツマミのしっとりした感じが好きでした。
レベル表示がLEDってのも当時は先端。(今だったらアナログ式の方が安心できるけど)

なんでチューナだったのか今にして思えば謎ですが、他の機器より安いってのもその理由だったのかも。(だって2万円台で買えましたから)

FMアンテナは位相差式のものを使って、あとになって8素子を屋根上に。
AMアンテナは自室の通気口からケーブルを出して、隣の空き地までケーブルを張って使ってました。(AC用のケーブルを割いて、途中をハンダ付けしたもの。10mから15mぐらいだったかな)


その後はカセットデッキ。
ちょうど時代はメタルテープ対応に切り替わったあとでしたんで、どれ選んでも大丈夫状態だったんですが、FMの録音(エアチェックですな)が多いもんだから、オートリバース(A面とB面を瞬時に切り替える機能)がやっぱり魅力的でした。

カセットテープの磁気面の終わりを検知してコンマ何秒で切り替えるというモノが出始めた頃。(カセットテープの最初と最後は磁気テープじゃない「リードテープ」だったんで回転の終了を検知するタイプだと「録音できない時間」が多くなるのでこういう仕組みが必要になったわけです)

私が選んだのはAKAIのカセットデッキ、CS-F33Rでした。

AKAI  - CS-F33R
http://audio-heritage.jp/AKAI/player/cs-f33r.html


この頃はカメラもそうでしたが、シルバーが普通価格で黒いのは高いという時代。
録音レベルの調整に使うつまみ(ボリューム)が一番大きいってのも当時らしいデザインですね。(今じゃほとんど見かけなくなった二軸二連ボリュームだものねぇ)

オートリバースで90分のメタルテープをマスターにしてあれこれ録音しまくりました。
オーディオタイマーも同時期に購入したんで、家にいない時間帯でも録音できるようになったのは大きな進歩でした。
(NHK-FMだと「軽音楽をあなたに」や「クロスオーバーイレブン」などをしょちゅう録音してました。前回書いたThe Beatlesの全曲放送なんかにも活躍しました)

カセットデッキで番組全体を録音してから、カセットテープを再生し、欲しい部分だけRCAピンケーブルで接続したラジカセに録音するって方式。


レコードを再生する装置というものは我が家にもずっと前からありましたが、それは童謡やらウルトラマンとかの主題歌、雑誌のおまけの「ソノシート」、全集モノのクラシック(当時はこういうのが置いてある家が多かったかと。それこそ百科事典がずらっと並んでるみたいなもんで)を再生するもので、自分の中ではオーディオとは呼べないようなもの。(一応ステレオでしたけどもね)


アナログプレイヤー(当時はCDが出る前なんで、レコードプレイヤー)を欲しい、欲しいと思っていたら、叔母のところで使わないのあるからあげるよとのこと。

AIWAのベルトドライブなものでしたが、喜んでもらってきました。(ちなみに叔母は大阪の八尾に住んでたんで、母親の帰省についていって自分で運んできたもの。えらく重かった記憶があります)

そのときに要らないんだか、販促用でもらったんだかのシングル盤をいろいろもらってきて、再生するレコードが増えたのと、カートリッジは付いてなかったんでエンパイアの一番安いやつ(2980円とかだったかな)を買い求めました。


中古のレコードプレイヤーには取説というものが付いてなかったんで、針圧の取り方というものがわからないまま使っていたら針先が取れてしまったときはかなり凹んだ記憶があります。

当時はFM雑誌(小学館のFMレコパルを買ってました)を買って読んでたけど、レコードプレイヤーの基礎みたいな記事って無かったんですよ、なぜか。
レコードのホコリ取りの記事は豊富だったのにさ。

ヘッドシェルにカートリッジを取り付けて、アームにセット。バランスウエイトを回転させてアームの水平を取り、バランスウエイトの目盛を0にして、そこから針圧を掛けるという「当たり前」のことを知ったのは針先が取れた後の話。
(アームの高さ調整はできないタイプでしたんで、これだけなんですけどもねぇ)


再生環境が整ったんでレコードを再生したいわけですが、当時はまだレンタルレコードが始まったばかりの頃。
友人とのレコードの貸し借りをするには、こちらの手駒(レコード)がそこそこないと交渉成立とならないわけです。(CDと違ってキズ付けられたらかなわんしね。タチの悪い同級生に貸すと返却されなかったりするしさ)

レコード欲しいってなるんですが、やっぱり当時の自分には高いもの。(廉価盤は1500円とか1800円のものもあったけど、新譜となると2500円とか2800円でしたんで。)

で、レコードプレイヤーがやってきてからは「レコードを買う」という行為が発生するようになるわけです。(そして現在に至っているわけですが)

中学生の頃までは少ない小遣いを貯めてアルバムを「えいやっ!」と選んで買うんだから、買うレコード選びにはかなり時間を掛け、実際に購入したレコードはもう何度も何度も繰り返して聴いてました。失敗したな、と思ったものもあったけどとにかく聴くしかない。(とにかく最初は再生するレコードが少ないんだもの仕方が無いわけです)

自分の音楽の好みがどのへんにあるのか、なんてこともまだ確立していない頃ですんで、FM雑誌での良さそうな売り文句(宣伝)やFM放送のエアチェック(アルバム全部を掛けるというのは滅多にありませんでしたけど)、それからMTVな時代がやってきてテレビ放送(ベストヒットUSA)をマメにチェックしては「これ欲しい」となっていました。

当時の水戸市内にはたくさんのレコード屋さんがあったけど、試聴できるような店はなく、中古盤屋さんでレコードの一部だけ掛けてもらうのが精一杯。(これも盤面のチェックみたいなものですね)

「あれ買わずにこっち買っておけば良かった」なんてのはよくあることで、今でももちろんあるわけですが、月に1枚程度の購入頻度だと気合い入ってるから失敗したと思ってもそこは我慢で何度も何度も聴くわけです。買ったけどあんまり聴いてないなんてもったいない状態にはならないわけです。


レコード屋さんに行ってもジャケと帯を眺めるだけなんですけども、とにかくレコード屋さんの雰囲気が好きでしょちゅう出掛けてました。

「The Beatlesのアルバムをどうやって揃えるか」というのも当時は選択肢がありました。
CD化に伴ってイギリスオリジナルリリース+αな時代が長くなったけど、当時の東芝EMIのレコードだとアメリカリリース(キャピトル)、日本オリジナルとかいろいろあって、全曲揃えるにしてもいろんな後略方法があったわけです。
(そういうガイドパンフレットをレコード会社が配布してましたしね)


で、なぜか最初の The Beatles は、コンピレーションの "Reel Music" でした。今にして思えば「なぜ、よりにもよって」なんだけど、中学生だもの仕方が無い。いろいろ入ってた方がうれしい時代。
いきなり "Rubber Soul" や "Revolver" 買っても問題無い。最初の "Please Please Me" から順に買いそろえた方がいいぞなんてことは、今だから言えるわけでさ。

1980年代初頭、John Lennon が亡くなり、Paul はその前に成田で大麻所持で拘留されるわ、Johnが亡くなった直後は引きこもるわでろくな時代じゃなかったんですが、Paul McCartney 名義でのアルバム、"Tug Of War" はNHKの朝のニュースでPVが流れるほどに宣伝されてたこともあって購入しました。

続く "Pipes Of Peace" は Michael Jackson とのデュエット曲 "Say Say Say" はキャッチーだったけど、他の曲はいまいちで、白っぽいジャケットがむなしく感じたものです。
(現在視点で言えば、"Tug Of War" 録音時の残り曲+αが "Pipes Of Peace" だから、そう感じたのも当たり前なんだけど、当時は新録ってことしか言われてませんでしたから)

#Paulのことを「ずっと現役の〜」、「ずっと最前線」みたいな表現されるとそりゃ違うぞと。80年代のポールは1枚当たっただけでそれ以外は暗黒な時代。それも長かったと思ってしまうわけです。
#ついでに書けば、Rolling Stonesも同様で、"Some Girls"の録音の残り+新曲2曲で「刺青の男」が制作されたことが明かになってますね。これまたキャッチーな "Start Me Up" が入ってるアルバムだから評価が高かったけどさ。


当時のレコード屋さんはスタンプカード(500円でスタンプ1つ、スタンプ○個で△円引き方式)で客の囲い込みをやっていて、私は水戸駅前のビルに入っていたヤマギワを利用していました。高校に入ってからもずっと続いたのは、同じビルの同じフロアだったか、その下だったかに入ってた雑貨屋にもよく行ってたし、服を買う店もそこに入ってたというのもあるけど、たいていのものはそこ(ヤマギワ)にあったというのは大きいかなと。

一人暮らしになってからは新星堂を利用するようになったけど、あまりにもしょちゅう行くから常連化したのか、たまに販促用品をもらったりしてました。
(店頭ポップ用なのか、The Costello Show の紙ジャケットだけとか)

アナログプレイヤーが加わったオーディオ機器。あとはアンプとスピーカが欲しくなるわけです。高校に入ったときに無理を言って買いそろえたんで、カトーデンキの駅南オーディオセンターに行って「旧モデル」を安く買い、自転車にくくりつけて買ってきた記憶があります。
(アンプもスピーカもONKYOでした。アンプは815シリーズ、スピーカはD-3)

ONKYO A-815GT
http://audio-heritage.jp/ONKYO/amp/integraa-815gt.html


ONKYO D-3
http://audio-heritage.jp/ONKYO/speaker/d-3.html


スピーカはもっと小さいもの(それこそYAMAHAのNS-10Mとか)を買う予定だったんだけど、大幅値引きということもあってこれにしちゃった次第。26.5cmユニット搭載の2ウェイな密閉型。いままで使ってきたスピーカの中で一番大きいものでした。(その後は小さいの主義だから更新されず)


こうやってちょっとずつ機器を買い足してというのがシステムコンポーネントの良いところだと思うんですが、今だったらカセットデッキは不要だし、チューナも不要かな。CDが再生できるもの(DVDプレイヤでもPCでもOK)+アンプとスピーカ(Active Speakerでも代用可)、またはヘッドフォンアンプとヘッドフォンってことになるんでしょうね。
かつて中心にあったラジカセの場所にはPCって感じですかね。


FM誌や別冊のFM誌にはオーディオクリニック的な記事が豊富で、あの長岡鉄男さんも共同通信の別冊FMfan誌でやってらっしゃいました。
当時の誌面をいま改めて読んでみると、ハード>ソフトな方がほとんどで、アナログ盤100枚を越すなんて方は珍しい部類ってことに気付きます。
(レコードラックにアルバムがあふれてるってのはレコードコレクターズ誌の連載記事じゃ当たり前だけど、オーディオ誌だとここ十数年の話なんじゃないのかなと)

国内盤全盛期で、輸入盤を一部扱うお店を利用したことはあったけど、渋谷の宇田川交番の先にあったタワーレコードに行くようになるのはまだ先のこと。
(いまでもあの輸入盤屋さん独特のインクのにおいを思い出します。いまでもたまに輸入盤を買ったときにそのにおいがするとうれしくなってしまいます)

高くて音の悪い(カッティングレベルを抑え、針飛びしないようにするのが鉄則だった)日本盤を買うのが当たり前だった時代でもあるから仕方無いのかもしれませんが、今では中古盤も含めれば一度に十枚、数十枚も買うなんてのもできちゃう時代だけに時代が変わったよなぁと思うところです。

そうそう、CD(コンパクトディスク)は発売されるようになったけど、当時は高くて高くて、店頭で触るだけ。
学校の近くにVictorの看板を付けた小さなオーディオショップができて、CDというものに接触する機会は増えたけど、高くて高くて買えるようなもんじゃありませんでした。
当時はCDのケースをどうやって開けるのかなんて結構謎でしたよ。(今でもCDケースは開けにくいと思うけど)

当時の交友関係で、CD再生環境を持っている家はどこにもなかったよなと思います。
VTR(VHSとかベータとか)がある家はあったけど、我が家にはそういうものは無し。
そうそう、友人宅でレコードプレイヤーのチェンジャー機能があるやつ(テクニクスのやつ)が置いてあって「すげーな」と思ったのもCD発売以降なんですけどもね。

1970年代末から1980年代前半までのオーディオマニア(っていうか自分)

ブログの名前が「卓上オーディオ」なのに、ぜんぜんオーディオの話を書いてないじゃないかとツッコミが入りそうなんでオーディオっていう趣味に関して感じていることを。

私が「オーディオ機器」というものを意識し始めたのは、小学校のときの「ラジカセブーム」あたりから。

ラジオはその前から欲しくて欲しくて、結局ソニーのAM専用ポケットラジオを買ってもらったんですが、ラジオカセット(ラジカセ)はなかなか敷居が高く、Panasonicが39,800円のステレオラジカセを出したあとに、なぜかシャープ製のステレオラジカセが我が家にやってきたというのが最初。

シャープのGF-205STというモデルでして、こんなやつ。(私の家にやってきたのはシルバーモデル)


21世紀な現在視点で見たらかっこいいじゃんってなるとこかもしれませんが、SONYとかもっと格好良かったもんなぁ。


お値段は598と高くて、だったらソニーのジルバップとかちょっと安いゴング、松下の398でいいのにっ!と強く思ったものです。(実売価格だと差が大きかったんでしょうね。一流メーカ、有名メーカとか安売りチラシの書き方でも違ってましたよね、当時は)

カラオケ機能なんていう家族の誰もが使わない機能が付いたもので、なぜその機種になったのかは謎。(ちょうどカラオケブームな御時世でしたんで、他社のモデルでも似た感じですけどね)仕事の付き合いかなんかでそれになったんでしょう。小学生ですから、そういう大人の事情は嫌だったけど仕方が無いわけですよ。
カセットテープ時代に、「SONYのWalkmanが欲しい→東芝のやつだった」という感じに近いかな。東芝さん、シャープさんごめん。


VUメータは付いていたけど、これは録音の時だけ動作するもので、友人のAIWA製ラジカセみたいにカセット再生中もVUメーターの針が動けば良いのにと落胆したもんです。
おまけにカセットテープは「ノーマル」対応だけ。録音レベルの調整は自動だけ。Dolbyノイズリダクションも付いてないというもの。
まぁこのへんのコンプレックスがあるからその後、ハードウェアに関心を持つようになったとも言えますね。
(カメラも同様で、そのコンプレックスから成人してから馬鹿のように・・・)


とはいえ、ステレオラジカセです。
FM放送がステレオで受信できます。これは感激モノでした。
内蔵のロッドアンテナでは東京FM(80.0MHz)はなんとか受信できたけどノイズが多く、音質面では地元のNHK-FMだけという感じ。まぁ東京タワーから100キロ離れているんだから仕方が無いわけですが。

カラオケ機能、選曲機能には優れているけど、いろいろ見劣りする私のシャープ製ラジカセでも入出力端子だけは豊富でした。

当時のラジカセのカタログにはこういうシステム構成図と拡張オプションがいろいろ掲載されていました。


RCAピンのLine In、Line Out、Phono入力(つまりラジカセにフォノイコライザが入ってる)、加えて外部アンテナを接続する端子もありました。(もちろん使わないカラオケ用のマイク端子も)

そこでこのラジカセを「核」にしてシステムを構築していくということになるわけです。

入力ソースと言えば小学校まではラジオ(主にFM放送)、YMOの海外でのライブ音源がNHK-FMで放送されたのを録音してた人は多いはず。(いまにして思えば、あの海外で大評判ってのはずいぶんと誇張されたセールストークだったんだなとは思うけど)

その後、中学生になってもFMメイン。FM雑誌なるものを毎回買うようになるのもこのあたり。(小学生のときにその存在を知ったけど、毎号買う余裕無いですし、中学校の帰りに本屋さんに寄ってということができるようになったのは大きいです)

位相差式のかんたんなFMアンテナを自室の天井に取り付けて、FM放送をクリアに受信できるようにしてみたり、自転車で20分掛けてカトーデンキ(現在のケーズ)の駅南(えきなん)オーディオセンターにカセットテープを吟味しに行ったり。(カセットテープ1つ買うのに悩むぐらいの選択ができた時代だったわけです。小遣いでやりくりだから気合いを入れて選ぶわけですけどもね)

当時はFM放送(主にNHK-FM)だけでも結構な量の録音ができました。
いまと違って曲は最初から最後まで全部掛けるし、曲紹介のアナウンスと曲は被らないし、一時停止状態でスタンバイしておいて、曲紹介が終わったら指を離して録音、曲がフェードアウトするのに合わせて音量を上げてアナウンスと被らないように一時停止。そんな時代。(番組それぞれに「クセ」があって、曲名を言ったあとのちょっとしたタイミングの違いを頭に入れての録音でしたね)

ちょっと時代は進んで、NHK-FMでThe Beatlesの楽曲全部を放送する特番があったときは、ダイエーの電器売り場で安売りしてたスコッチの90分テープを使って全曲録音しましよ。

2013年6月16日

AM/FMラジオ - SONY ICF-A101

実家用と言うことでPanasonicのラジカセを居間に設置してますが、寝るときは隣の部屋。
寝るときにラジオ(NHK第1のラジオ深夜便)を付けっぱなしにするという生活なんで、ラジカセじゃなくてラジオを進呈することに。

ラジカセでもいいんですけど、液漏れの心配があるからメモリ記憶用の電池だけしか入れてないわけで、災害時に停電になるとラジカセが動かないことに。

災害用に小型のラジオを用意して置いてありますが、常用するとなると、
  • AMとFMの切り替えが簡単:深夜時間帯には放送設備のメンテナンスでAM放送が休み→FM放送に変更する必要があるんです。
  • 同調がずれないこと:シンセサイザーチューナが当たりという時代なんでわかりにくいんですが、アナログ式って周波数を同調させたつもりでも使っているうちにズレが出てくるんです。
  • AC電源と電池駆動ができるもの:マメな電池交換は避けたいですからね。
という感じのものが欲しいわけです。

自分で使うのであればアナログチューナの高感度モデル、Panasonic RF-U150Aで問題無いし、実際、自宅では単3ニッケル水素充電池→単2アダプタを使って入れてますが受信感度、電池の持ちに満足してます。


で、こういう条件で探すとBCL用のラジオかラジカセなんじゃないの?という感じなんですが、マニア向けはさすがに高いですし、余計な機能が邪魔。ラジカセはそもそも「いつもはラジカセがメインで就寝時に使いたいラジオ探し」なわけで除外。

やっぱりこの分野になると、PanasonicとSONYがツボな製品を出しています。

Panasonicの緊急警報放送に対応したRF-U350とか良い感じ。

http://panasonic.jp/radio/line_up/home_etc.html


で、実際に選んだのは安定感のあるソニーICF-A101でした。
(実売価格が下がってますんで)

http://www.sony.jp/radio/products/ICF-A101/



チューニングダイヤルにあたる部分に設置地域に合ったカードを挿入することで「そのエリアのラジオ局」のプリセットが容易なこと。(地域を跨いだ使い方をしないんで、カード交換はほとんどしないことになると思うけど。背面に使わないカードを収納できるようになってます)
そして、単2電池4本で長時間の受信ができること。(電池ケースに工夫があり電池交換が簡単です)

実際に使ってみての感想は、十字キーでカードに表示される局を選ぶだけという簡単さはわかりやすいです。AM局、FM局を跨いで選ぶことができるんでAMとFMの切り替えということすら意識せずに選局できるのはやっぱり便利。
局名が光るという点も就寝時に使うという用途には最適。液晶表示よりわかりやすいと思います。
ラジオの基本性能としては、もちろん高感度でした。(AMは期待通り、FMは期待以上でした)

実際に実家で使ってもらってますが上面左の電源スイッチを押すだけ、選局は前述の通り十字キーで選ぶだけ、音量調整は右側面のツマミを回すだけという簡単さなんで使ってくれているようです。



2013年6月6日

日本の公共放送に望むもの(NHK-FMの使命は終わっていない)


USの公共放送でのJames Blakeコンサートのストリーミング配信、BBCラジオのストリーミング配信で思ったことは、日本の公共放送の出遅れ感

規制緩和、規制緩和と掛け声はするものの、規制緩和を叫ぶ人たちのお手本である「新自由主義」のイギリス(UK)では、BBCラジオが長波(LW)、中波(AM)、FM、デジタルラジオとさまざまな電波媒体+Internet配信という形で運営中。(新自由主義に舵を切った1980年代以降チャンネルが増えてます)

BBCのその放送内容の充実ぶりには驚きます。(テレビ放送だとBSフジで放送している "Top Gear" もBBCの番組)日本で言えば、NHK日本放送協会)なんですが、がんばってるんだけどもの足りなさを感じます。

NHKだっていっぱい放送してるじゃんと言われそうだし、実際にテレビでは地上波2つ(NHK総合とNHK教育)、衛星放送2つ(NHK-BS1、NHK-BSプレミアム)、AMはNHK第1と第2、FMはNHK-FMと7つの放送。短波放送・海外向けのNHKワールドも入れると8つかな。ラジオに限ってもAMとFMで3つあるわけです。

実際に最近また動きのある「竹中平蔵」という人が、2006年に以下の報告をまとめています。
(『維新』から『自民』への変わり身の早さはさすがですねぇ)

通信・放送の在り方に関する懇談会

通信・放送の在り方に関する懇談会 報告書
2006年6月6日

NHKのチャンネルの削減

現行のNHKの8チャンネルは、電波の希少性、個々のチャンネルの役割等を勘案した場合、公共放送として放送するには、明らかに多過ぎると考えられる
具体的には、衛星放送については、難視聴対策として行うことが適当であるが、そうした対策は1チャンネルで十分であり、1チャンネルを削減すべきである。次に、FMラジオ放送については、民間のFM放送や音楽配信サービスが普及している現状では、多彩な音楽番組の提供という公共放送としての役割は既に終えたものと考えられる。従って、これらの放送については、必要な周知等の措置を十分に行った上で、2011年までに停波の上、速やかに民間への開放等の措置を取り、視聴者が多様な放送を享受できるようにすべきである。他方で、地上波テレビ放送については、視聴者のニーズ等を勘案して、直ちに削減することは困難だと考えられる。地方や高齢者への配慮等の観点から、 現行の2チャンネルを当面継続すべきである。
衛星ハイビジョン放送が2011年に停波されることを勘案すれば、以上により現行の8チャンネルは5チャンネルとなり、肥大化したNHKのスリム化に貢献するものと考えられる。

前述の通り、NHKラジオは3つあると書いてますが、NHK第2は「教育放送」に特化されていますし、NHK-FMはクラシック音楽中心の編成で多彩な音楽番組の提供」という公共放送の役割を満たしていないのが実際のところ。
「FMラジオ放送については民間のFM放送や音楽配信サービスが普及している現状では、多彩な音楽番組の提供という公共放送としての役割は既に終えたものと考えられる」
このようにまとめられているわけですが、
  • 各都道府県に1局とまではいかないものの、民間のFM放送が普及しています。しかし、その編成内容は多彩な音楽番組を提供するようなものになっていないのが実情です。(金太郎アメ状態)
  • 規制緩和でコミュニティFMが各地域で開局していますが、その性格上エリアが狭く、「地域密着」「市民参加」「防災および災害時の放送」という特徴から多彩な音楽番組の提供を目的としていません。
  • 民放FM局では、トークメインで音楽の選曲は局任せ(放送局やレコード会社任せ)という番組が多く、その音楽もトークが被せられたり、途中でフェードアウトだったりするのが現状です(例外はありますが)。
  • 音楽配信サービスについては、いろいろ出てきてはいるものの、日本レコード協会の縛りのおかげでストリーミング放送で音楽を流すことには制約があり(radikoのエリア制限もその一つ)、Podcastでは音楽はNGというのが現状で音楽を中心とした番組を配信できない状態です。
  • 音楽配信サービスは、iTunes Storeなどの販売サービスやSONYのMusic Unlimitedでの定額制がスタートしたものの、自分がまだ知らない音楽への「気付き」や「きっかけ」になるようなものがほとんど無いのが現状。(海外のSoundCloudは日本でも使えるけど、Spotifyはまだ日本でサービスを開始しておらず利用できません)
  • Internetのおかげで自分で「キーワード」を頼りに探すことはできるようになったけど、「放送」のようなサービスは存在しないというのが現状です。
たくさんあった「FM情報誌」が廃れ、一誌も残っていない原因はいくつもあると思いますが、放送を聴く人が「エアチェックしなくなった」というのは大きいんじゃないかと思います。

曲の最初から最後まできっちり掛ける番組が減り、トークが被さったりするのが当たり前。流れる音楽も画一的。多様・多彩とは真逆なベクトル。(そうじゃない「稀な番組」はあるにはありますが、ミュージシャンがやっている特定のファン層を獲得した番組+スポンサーが付いている番組だけじゃないかと)

1980年代に入りカセットテープやFM放送よりも音質の良いCDの普及が進んでいく中で、エアチェックは次第に廃れ始めた。 さらに、エアチェックの基礎となる「番組表で楽曲編成」が困難な電撃テレフォンジョッキーを中心とするリクエスト番組の構成が(J-WAVEなどで)話題を博したり、楽曲にディスクジョッキーの曲紹介をかぶせる放送の手法が主流となってきた事等から、1990年代前半にはFM放送のエアチェックの需要が急速に無くなっていき、多くのFM情報誌も廃刊や休刊を余儀なくされた。
1980年代がFM情報誌のピークだったので、Wikipediaの廃れ始めたタイミングには異議ありなんですが、J-WAVEのところは納得できる部分。“お洒落な音楽だけを流し続ける”FM局という意味で「多彩」とは無関係なわけです。

日本のラジオ放送のデジタル化が頓挫し、これ以上民間FM局が増えることも絶望的。(InterFMのようにオーナーが転々とする民間FM局もあるわけですし)

規制緩和を逆手に取って、NHKのラジオ放送にがんばってもらいたいところ。
NHK-FMをクラシック専門局、その他と分けるだけでもいいんですけどね。(もう一つ加えるなら、在留外国人向けの多言語放送も。災害の際は複数の外国語で放送できるようにすれば万全。InterFMが全国ネットになったようなものでもいいけど、「日本の国際競争力を高める」という「政策」を逆手に取ってぜひとも実現してもらいたいもの)

NHKラジオの場合AMとFMの交通整理がうまくできていないのがやっぱりネックなんですよ。
FM局とNHK第1で放送しているサブカル系の音楽番組も引っ越せますしね。「エレうた!」とか高音質なんでAM放送だともったいない番組ですもんね。ストリーミングで聴けばいいんだけどクルマだとそうはいかないわけですよ。

James Blake - UK, US公共放送での音源配信中

ジェームズ・ブレイク(James Blake) のコンサートの様子がUSの公共放送、NPRで公開されています。

NPR - National Public Radio
http://www.npr.org/

James Blake, Live In Concert : NPR
http://www.npr.org/event/music/185510193/james-blake-live-in-concert



USの次はUKってことで、UKの公共放送といえばBBC。
こちらでは、BBCラジオでのJames Blakeのミックスが公開されてます。



BBCラジオは1〜6まであって、Internetでストリーミング配信もやってます。

もちろんイギリス以外の地域からの聴取もできます。

こういう番組を制作し、世界各国へストリーミング配信できる仕組みを持つ国がほんとうらやましいです。

2013年5月27日

ことば「復興」と「復旧」、「国際連合」と「連合国」

地方自治体の首長兼、政党の共同代表のニュースで騒がしいですけど、騒げば騒ぐほど相手の思うツボだと思うんだけど、どうなんでしょ。大きな自治体の首長としての仕事はどうなってるんだとか関西じゃニュースになってるんでしょうね。(期待だけ)


地元ローカルのニュースだと「復興」「復興」とニュースが続きます。(実際は『復旧』だと思うんですが)
宮城県の場合、復興特需で儲かるところは儲かってるらしいですね。人とモノが不足して復旧・復興が遅れているなんてのもよく報じられてますから。

宮城県でも沿岸部ではなく内陸に住んでいるので、崩れかけた家屋が更地になって別の建物がつくられたり、崩れた堤防の工事が終わったりという「変化」は感じますが、国道4号線の段差がまだ残っていたり、電柱が斜めになったまんまだったりとかそういうところはまだまだだなと思います。

高速道路の復旧工事は一通り終わったはずだけど、高速道路の上を跨ぐ橋の強化工事はこれからのようです。高速道路を走っていると、くっきりした亀裂の入った鉄筋コンクリートの橋が多いのに驚きます。普段は夜中しか走らないから気付いてなかった)

一例
東北自動車道 綱木川橋老朽化対策工事の交通規制のお知らせ



そうそう、復興税(復興特別税)という負担があることも忘れちゃいけません。(復興特別所得税は2023年度までという長期の負担!)

地方紙には毎日各地域の放射線量が掲載されているし、福島県のローカルニュースだったら原発事故のニュースが毎日出ているんだと思います。(宮城県だとあんまり報道されてません)



で、NHKネットラジオ(らじるらじる)は今日から(宮城県)の仙台局のネットラジオが「全国放送」開始となっています。

NHKネットラジオ
http://www3.nhk.or.jp/netradio/


#いい加減、「らじるらじる」というネーミングはやめて欲しい。

いままでは「東京発」の番組だけを全国に配信していましたが、今日から大阪局、名古屋局、仙台局の4局体制に。
NHKのネットラジオの場合、ローカルニュース枠になると関東甲信越のニュースになっていましたが、今回の4局体制でそれぞれの地方のニュース、そしてローカル枠の番組が配信されるようになります。

大阪、名古屋はわかるけど、なんで福岡が無いの?広島は?札幌は?とツッコミが入ってそうですけど、「震災被災地への配慮」なんでしょうね。(あんまり変なところで差別しなくてもいいと思うんだけどなぁ)


冒頭の話に戻ると、全国ニュースでは、「首長兼政党の共同代表」の会見に関して言えば、アドリブが得意、喧嘩(議論じゃない)が得意な方なんだから、今回もうまいこと煙に巻くつもりだったんでしょうね。


国連と呼ばれる組織、テレビ映像で紛争地に大きく "UN" と書かれた白いクルマが出てきたりするんで、略称は "UN" なんだなってことを感じてる人はいると思うけど、"United Nations" が正式名称で、中文だと『联合国』(公式な漢字表記はこの表記)です。




日本語の漢字で書けば、「連合国」。
「日本の保守」の方々が忌み嫌う『戦後レジューム』そのものが『国連』という組織なんだから不思議なもの。

外務省の方だと思うけど、"United Nations" をそのまま『連合国』と訳さず日本国内向けに「国際連合」と呼ぶことにしたのは(今度は)脱退されないようにという知恵からなんでしょうか。

2013年5月25日

東京新聞社説 - 東電福島第一原発の事故は現在進行形なんですが・・・

日刊紙の中では(珍しく)原子力政策については厳しい見方をしている「東京新聞」。
新聞を購読していない私ですけど、エリア内だったら定期購読してもいいかなと思う新聞なんでWebでチェックだけしてます。
(会員登録しないと全文読めないなどの「会員向けサービス」そして「有料化」が進むWeb版の新聞の中では従来通りの姿勢を貫いている点も好感。)


東京新聞社説(2013年5月23日)
規制委が「活断層」認定 安全を優先する国へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013052302000131.html
原子力規制委員会が原発直下に活断層を認めたことは、日本の原子力史上の大きな転換点である。経済性よりも安全を優先させる、新しい一歩にしたい。

「原子力規制委員会が機能した」ということそのものがニュースになるのが「おかしい」んですけど、確かに新たな一歩につなげて欲しいところ。
◆廃炉から新たな雇用を
 原発技術の蓄積は、廃炉ビジネスに応用されるべきである。北ドイツのルブミンという町では、旧東独時代の原発を廃炉にしたあと、国が費用を負担する廃炉、解体が、新たな雇用を生み出した。
 脱原発とまちおこしの両立には、出力世界最大の東京電力柏崎刈羽原発を抱える新潟県柏崎市の関係者も、関心を強めている。
 3・11からやがて二十七カ月になる。だが、福島原発事故は、いまだ続いていると言ってもいい。
 事故に至った数々の過ちをもう一度よく反省し、命と安全優先への進化を図るべきなのは、規制委や電力事業者だけではない。
 私たち生活者も過去に学び、未来に備えねばならない。原発に頼らない国へと、私たちはもう歩きだしているのである。日本を変えつつあるのだ。

社説そのものは従来からの東京新聞のスタンスの通りだし、私が以前から思っていた「廃炉ビジネス」にまで言及されていて、「そうそう」と共感。
現時点では茨城県東海村の1期が順調に廃炉にしている途中であり、今回の(東電福島第一原発)事故では「廃炉」という作業にすらなっていないのが実際。(溜まりに溜まった「汚染水」をまた海に放流したくなってるようですしね)

「環境技術」(汚染物質を出さない技術、出た汚染物質を減らす技術)と同様、過去の経験(失敗)から学んだ技術を『外販』すれば「原子力ムラ」も温存できるのにと思うのですが。

で、中段、太字下線部のところが今回「ちょっと待て」と思うところ。
いまだ続いている」が正しいのであって、「いまだ続いていると言ってもいい」では無いはず。


東北の被災県である宮城県に住んでいると、今でもラジオやテレビ、新聞では毎日「3.11とその後の出来事」が報道されていますが、実家の茨城に行くとその報道の量の差にびっくりします。
(茨城県も被災県なので、NHK水戸放送局のローカル番組では3.11とその後の出来事が報道されていますが、関東ローカルのニュースになるとほとんど無くなります)

宮城県(東北ローカル?)では普通に流れている番組の一部をNHK総合で全国放送したら関西の視聴者から「お叱りの電話」がというのが現状なんですね。

NHK-BSプレミアムでは芸能人を使っての「被災地慰問番組」をやってますが、それはそれで大いに違和感を感じるし、なんでそんなことやってんだと思います。
NHK総合の大河ドラマや「花は咲く」という曲の強引なプッシュなど、いったい何を「応援」してるんだかわからん状態になっていて、被災地から遠くなれば遠くなるほど「いつまでやってんだ」となってしまっているのではないでしょうか。

阪神淡路大震災のときは鉄道にしても道路にしても大動脈だっただけに復旧が早かったから、特に関西の人からしてみれば「まだそんな状態なの?」と疑問に思われるんだと思います。過疎地の大赤字路線だから鉄道やめてバスだったり、需要の高い仙台と石巻を結ぶ仙石線ですら「不通区間」があったりするんですよ。

「芸能人の慰問番組」や東北地方を舞台にしたドラマが多いからって、そこに住む人に罪は無いかと。

朝ドラの「あまちゃん」のように、東北の三陸地方を舞台にしていても喜劇の要素が多いとそんなに違和感が無いと思うのでアプローチの仕方だけだと思うんですけどね。

追記:「東北 甘え」で検索すると嫌われてるなぁって思います。全てじゃないとは思いつつも。

2013年5月10日

NHKの「民法化」- AM午後のFM化、テレビはワイドショーもやってます

NHK平日午後の番組、どうしちゃったの?という感じになってます。
NHKラジオ第1は山田まりやをメインに据えた番組で、金曜は前半が4月から始まった赤坂泰彦氏の洋楽+以前からの近田春夫氏の「歌謡曲ってなんだ?」でFM曲並の放送。

http://www.nhk.or.jp/gogomari/

http://www.nhk.or.jp/gogomari/corner/




実家の母は平日午後はNHK第1という感じだったけど、今じゃ深夜便だけ。
私はTBSラジオな人なんで興味を持ったみたいだけど、ちょっと年代が違うかなぁと。
大竹まこと氏の文化放送がいいのかな。



で、この時間帯のテレビ。
NHK総合はと言えば、「情報まるごと」という情報番組。

http://www4.nhk.or.jp/johomarugoto/3/



『天海祐希さん舞台降板 注意!女性の心筋梗塞』『さよなら田端義夫さん 浜村淳さん思い出語り』『“まつげエクステ”人気の陰でトラブルも』という内容。


民放のように芸能人を追い掛けてという内容にはなっていないものの、ワイドショーみたいな内容の情報番組になってます。
朝の情報番組もずいぶん柔らかいものなのに、それに加えてやる必要があるんですかねぇ。

2013年5月8日

NHKラジオ第1 - ラジオで「ニュースを聞く」

最近はInternetに接続していれば地震情報がリアルタイムで全国の地震情報が得られるんでそうでもなくなってきましたが、昔から地震があったらNHKのラジオ第1放送って感じの私です。
寝ているときに揺れを感じたら枕元に常備しているラジオでニュースをというのは今でも続いてます。
(寝てる最中にラジオが流れてると夢に出てくるんで寝るときは消してます)


で、ラジオのニュース番組ってのはクルマを運転しているときもお世話になるし、自宅でながら作業をするときにもお世話になっているんですが、同じNHKでも「テレビ放送でのニュース」と「ラジオ放送でのニュース」はやっぱり違います。


その日に起きた重大なニュースの場合は別として、「晴れたこの日に○○で△△が開催された」みたいな事後報告みたいなどうでもよいニュース(失礼)の場合、テレビ放送だと映像がメインだからそんなに気にならないんですが、ラジオの場合は音声だけ。
どうでもよいニュース(失礼)なんだから報道する必要も無いと思うんですが、しっかり放送してるんですよ、NHK第1では。
NHKのどうでもよいニュースでは「多くの子どもたちでにぎわっていました」的なセリフがのよく出てくる(常套句)なんですが、テレビだと映像メインだからそんなに気にならないけどラジオだとそっちがメインなんでもう気になる気になる。

#このどうでもよい系ニュース、「明日はどこどこでなになにが開催されます」というのをニュースにすりゃいいのにと思います。
#ニュースで「今日だったのか!」となるより「明日は○○なのか!」となる方がイベント系には向いていると思うんですけどね。
#事前だと宣伝になるからとか言われそうだけど、事後でも十分「宣伝」になってますから。


スリリングさを感じられるのもNHK第1のニュース番組。
20:00とかのちょっと前にローカル枠の短いニュース番組があるんですが、最後に天気予報をやって時報、次の番組という流れのもの。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/wk.cgi?area=600&tz=night&ch=05&mode=2



19:59になってもまだ天気予報をやっているんだけど「あと何秒しか残ってない」という時のローカル枠のアナウンサー、ここでつっかえたら時報になっちゃうという感じが聞いてる私にも伝わってきてこっちがドキドキ。(ラスト30秒あたりの注意報とかもうたいへん)
(PCだとNTP、クルマだとGPS、自宅だと電波時計で正確な時間がわかってしまうこの時代ならではなのかもしれませんが)

そもそも東北地方の天気予報を各県の各地域順で紹介するもんだから、天気予報の最初にやる青森県なら「待ち時間無し」ですぐ聞くことができるからいいけど、後半になると注意力散漫(というかそこまで集中して聞いていられない)になってきて、気付いたら宮城県が終わってたなんてのが普通。

テレビ放送だと地図に天気予報のマークと見ただけでわかるから問題ないんですが、ラジオだと頭から順にアナウンスなんで、油断してるとラスト30秒の緊張感だけ堪能して「結局天気どうなんだっけ?」となりがち。


東北地方の場合、南北に長いのと天候が異なることの多い日本海側と太平洋側があるし、海上予報もあるしで、「関東地方北部、南部」みたいな大括りができないんで天気予報に向かないんだと思いますけど。


連休中はクルマの運転をしながらラジオを聞いてましたけど、日露首脳会談後の記者会見をただダラダラと放送されたのには参りました。
22時台はニュース番組の時間帯なんでちょっと後れて聞き始めたんですが、延々と安倍首相、通訳、安倍首相、通訳、プーチン大統領、通訳、プーチン大統領、通訳・・・という感じ。

最初から聞いてなかったもんだから領土問題が解決したんだと思ってしまいましたよ。
平和条約締結に向けた動きを「加速化する」というだけの話(これって事前に森元首相が訪ロしてわかっていたこと)なのに延々とそればっかり。

23時を過ぎてもずーっとやってるんで、NHK第1がモスクワ放送に乗っ取られたのかと思うぐらい延々と。(あとで分かったんですがNHK総合と同時放送だったようですね。ラジオ用に解説とかが入らない災害時モードでの放送だったんで、ラジオ放送を聞いてた人は「いったい何が?」と思ったんじゃないかと。あの程度の内容で電波ジャックされたんじゃ「中立な立場」じゃないぞと強く感じます。ほんと首相周辺にマスコミが反応しすぎ。どうかしちゃってます)

2013年4月25日

radiko & らじるらじる の「ながら聞き」に最適なBluetoothオーディオレシーバ

radikoらじるらじる というInternetを使ったサイマル放送での新たなラジオの聞き方なんですが、メインの iMac で再生するとこれまたメインで使っているアンプとスピーカで鳴らすことになり、「ラジオの流し聞き」ができないんですよね。集中して聴くというより流しておきたいという感じ。

じゃ、ラジオで受信すればいいんですけど、PC関連機器がノイズ源になるから近くに置いたラジオじゃノイズが多くなりがち。
radiko や らじるらじる だとAM放送も高音質なのでやっぱりPCやMacの近くで鳴らしたいということで、すでに持っている再生機器を活用するために Bluetoothのオーディオレシーバ(Bluetooth受信機)を買ってみました。

Belkin : ブルートゥース ミュージック レシーバー
http://www.belkin.com/jp/IWCatProductPage.process?Product_Id=515358


この手の商品、Amazonのレビューを見ても極端に悪い評価が結構あったりして不安だったんですが、Belkin製だしなんとかなるだろうという感じで購入。

パッケージには小型のACアダプタ(ケーブルが長くて便利)、3.5mmミニステレオ両端のケーブル、3.5mmミニステレオ-RCAステレオのケーブルも同梱されています。

これに送信機器、
  • Bluetoothに対応したPCやMac
  • iPodTouchやMEDIAkeg MG-G608などのBluetooth対応音楽プレイヤー
  • iPhone含むBlueeooth対応のスマートフォン
のいずれか。

受信側としては(このレシーバは受信するだけなのでラインアウト出力のみ)アンプとスピーカが必要になります。(アクティブスピーカ、入力端子のあるラジカセなど)



ちょっと分厚い塊という感じ。底面は滑り止めになっていてケーブルの重さで動きにくい仕掛け。(便利)SDカードとポータブルラジオは大きさの比較用ですが大きさの目安になるかと。

ACアダプタからの電源(上の写真では黒いケーブル)とラインアウトのケーブル(付属品じゃなくて手持ちのものを使ってます)を接続すればOK。

MacOSの場合、システム環境設定からBluetoothを選んでペアリングするだけです。ヘッドセットとして認識されます。MacOS X 10.6.8だとキーコードの入力不要でした。

出力先に「Belkin B68」を選ぶと本体のLED点灯して音声出力されます。


システム警告音は内蔵スピーカにして使ってます。

Windows Vistaで動かしてるDELL Vostro1200でも増設した内蔵Bluetoothアダプタで問題なくペアリングできました。


出力は手軽に使えるフルレンジユニットのアクティブスピーカを用いてますけどブラウザ(Chrome)から radiko を用いるだけでクリアな音。
もちろん radiko,らじるらじるの専用ソフトを用いてもOKだし、BOSE AW-1 のような外部入力のあるラジカセと接続すればより良い音で鳴ります。

送受信可能なものだとSONYからも発売されていますが値段は高め。サンワサプライの送受信可能なものだと4千円弱ですが品薄なようです。
私のような使い方であれば受信だけできればいいかと思います。
レシーバ(受信専用)であれば他メーカでも3千円強という値段。
ストリーミングラジオを流し聞きするにはちょうど良い製品だと思います。








送受信可能なもの(サンワサプライとSONYなど)

2013年4月11日

AM放送ってなんだ?

先日書いた「ラジオ放送のデジタル化が見送りに」という投稿が結構多くの方に読まれているようですんで、書き漏らしたなと思う点を。

昔の話なんで記憶が曖昧ですけど、NHK第一(JOAK)の開局70周年特番だったと思うんですが、「未来のラジオ」みたいな話がされていたのが記憶に残っています。(70周年だとすると1995年ですかね)

「未来のラジオ」として「ラジオ放送のデジタル化」もその中で話され、「ラジオ放送のデジタル化かぁ」「でもそんなにメリット無いよな」と思ったのがその時。
(たしか連休中の遠出の際にクルマの中で聞いていたと記憶してます)

「私とAM放送」
AM放送には愛着がありまして、小学生のときにポータブルラジオ(SONYのAM受信専用)を買ってもらったのが初めての(自分の)ラジオでした(初めてのソニー製品でもありました)。

単3電池2本で動くごく普通のAMラジオでしたけど、かなりうれしくて地元民放のAM局はもとより、関東エリアのAM局をあれこれ聞いてました。
(いまの子供だとこういう機会は「ラジオ」でも「テレビ」でもなく、「ゲーム機」なんでしょうか)

数年後にようやく念願のラジオカセット(ラジカセ!)を買ってもらって大喜び。
ステレオラジカセが39,800円を切った頃だったので、ステレオラジカセ。ラジオの性能が上がって夜中だと結構遠い局でも受信できるようになったのでベリカード集めなんかもしてました。

ラジカセには今と違って外部入出力端子が付いていたので、これにFMアンテナを足したり、ステレオチューナを買い足したり(内蔵のラジオじゃ不満に思えてきたのですよ)、カセットデッキを足したり(これでダビングできる環境ができた)、アナログレコードプレイヤーを繋げたり(レコードを買うという習慣ができた)というのが、私のオーディオ体験になってます。
(その後、プリメインアンプ、スピーカと買いそろえ、初めてのステレオラジカセは「お役御免」に)

閑話休題。
音楽に興味を持つようになるとFMラジオ放送が主なり、隔週で発売されるFM情報誌を買い求め、番組表を細かくチェックしてというのが中学生になってから。
AM放送をあまり聞かなくなりましたが、これは時代的なものもあるのかと思います。
(NHK-FMがクラシックばかりの今となっては考えられないけど、1990年代途中までは「非クラッシック比率」が高かったんですよ。坂本龍一氏やピーター・バラカンさんの番組がレギュラーだったんですから)


話は変わって、「AMステレオ放送」というものがありました。(過去形にしてるけど、後述の通り現在も存在してます)

日本では1992年にAMステレオ放送が開始されました。
当時はFM情報誌を毎号買ってた頃だったので対応ラジオの特集記事を目にしていましたが、AMステレオ放送を受信するラジオは結局買いませんでした。

通常のAM放送はモノラルなんで、これをステレオ放送にすることでスポーツ中継(プロ野球の『ナイター中継』)の臨場感を増すとかそういうのが理由だったようですが、NHKがAMステレオ放送を導入しなかったこともあり、先細りに。(1990年代後半まではAMステレオ放送局が拡大、2007年以降はAMステレオを終了する局が増加)
で、現在AMステレオ放送を続けているのは、「ニッポン放送」「CBCラジオ 1053kHz」「大阪放送」「和歌山放送」のみとなってます。
(実際には Internet を使う radiko でステレオ放送をやってたりするんで、AM放送の番組をステレオで聞く機会は増えてたりするんですが)


放送局側の都合には、「お金」だけじゃなく、AMステレオ放送を継続するために必要な機材の調達が困難になったからという「モノ」的な理由も含まれています。(デジタルっぽい機材かと思ったらアナログ系のパーツらしいです)


AMステレオに対応する受信機(ラジオ)もいろいろ発売されたけど、結局は普及しないまま。

SONY FMステレオ/AMステレオポータブルラジオ SRF-A300
http://www.sony.jp/radio/products/SRF-A300/


AMステレオを体験しないまま放送局側の都合でどんどん「終了」してしまったということになってます。(前述の通り、radiko で体験できますけども・・・)

AMステレオ放送の場合、従来のAM放送と互換性があったにも関わらずそういう状態になってしまったわけで、今回の「ラジオ放送のデジタル化見送り」はやむを得ないとも感じます。

放送がなんのためにあるのか、放送とは何ぞやと考えた場合、既存の受信機を使えなくするような施策はかなりハードルが高いこと。(地上波アナログ放送の停波は「国策」で「補助金」を出したからこそできたこと)


3.11の震災前にはラジオの無い世帯が多かったようだけど、震災直後はラジオ不足になったのは記憶に新しいところ。
震災直後の停電生活では、ラジオだけが「正しい」情報源。
ラジオで流されるスーパーの販売状況(○○スーパー△店は何時から何時まで、県内の情報を放送)を頼りに(棚がガラガラの)スーパーマーケットに並んだりというのもついこの前の話。
放送ってライフラインでもあるよなと強く思ったものです。

ラジオ放送の場合、画面がありませんからクルマを運転しながら、料理など家事をしながら、(職場によっては)仕事をしながら聞くことができるのがメリット。

ラジオ放送ならではのラジオドラマもまだまだ残っていて、NHK第一は「新日曜名作座」、TBSラジオは「司馬遼太郎短編傑作選」が放送中です。テレビドラマと違った感覚で楽しめるんで、もともとテレビがあった世代にも新鮮なんじゃないかと思います。

特定の層に向けた放送(今日は一日○○三昧)でラジオを聞くきっかけづくりもいいけど、特定の層をレギュラー化(NHKでのAKB推し)、聴取者のターゲットを変えた番組づくり(NHK昼帯で山田まりや起用の「午後のまりやーじゅ」)だと既存の聴取者を失うことになるんじゃないかと思います。(実際、それまでこの時間はNHK第一を聞いてた母がこの番組に文句を言ってます)
(終日、「深夜便」化されても困りますけどね)



関連
「災害とラジオ」 一年経ったらやっぱりラジオ離れになるのかな
ラジオ放送のデジタル化が見送りに
「今日は一日○○三昧」- NHK-FMの「良心」なのか「免罪符」なのか

2013年4月5日

ラジオ放送のデジタル化が見送りに

停波した地上波アナログ放送の周波数帯(VHF帯)の活用ってことで「ラジオ放送のデジタル化」が検討されてたんですね。

東京新聞:NHKもデジタル化見送り ラジオ放送
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013040401002068.html
NHKは4日、テレビの地上デジタル放送への完全移行で空いた周波数帯(V―Low帯)を使うラジオのデジタル化を見送る方針を明らかにした。
 民放連が3月、民放ラジオ全局での取り組みを断念したためで、NHKの久保田啓一技師長は定例記者会見で「オールジャパンで取り組む前提が崩れ、現時点では参入することにはならない」と述べた。
 ラジオ放送をめぐっては、都市部でAM放送の難聴取が深刻化しており、NHKはFM放送を活用した対策の検討を進める。

都市部でのAM放送の難聴取解消っていうのは、鉄筋コンクリートの建物(いわゆる「マンション」とか)の中で電波が受信しにくいということですよね?
高層ビル群の影響でというのもあるのかもしれないけどAM放送だとそんなに影響しないように思うんですけど違うのかな?(当方、地方在住につき実験できず)

高層ビル群の影響ってことではGPSを捕捉しにくいという話はよく聞きます。こっちはアメリカ(US)のGPS以外にロシアのグロナス、日本の準天頂衛星みちびきに対応することで解消する方向のようですね。

携帯電話の電波は高層ビルの反射とかで電波の受信状況に影響するってことでソフトバンクモバイルが「つながりやすさNo.1」って宣伝してる通り。


閑話休題。
現在のラジオ放送(アナログ)に加えてという意味であれば賛成できますが、いま使えるラジオが使えなくなる(AM停波、AM帯域を空ける)ということになるのであれば、その施策には反対です。
まぁ、実際の話、それでなくても放送局はどこも経営がたいへんなのにラジオのデジタル放送までやってられないよ、という放送局の事情かとも思います。


デジタルラジオとはデジタル変調によるラジオ放送のことである。
従来のAM(中波での振幅変調)・FM(超短波での周波数変調)ラジオ放送に比べ受信状況の変化によるノイズが少なく高音質であること、データ放送などの付加サービスが充実していることなどが特徴である。日本では、CS-PCM音声放送・衛星デジタル音声放送・CSデジタル音声放送・BSデジタル音声放送(BSデジタルラジオ)・地上デジタル音声放送(地上デジタルラジオ)等の種類がある。

すでにInternetを活用したストリーミング放送(民放のradiko、 NHKの「らじるらじる」)が運用されてますんで、難聴取対策になっていると思うんですけど、それでも駄目ってことなんですかね。
USのように広い地域を対象にクルマ移動向けということであれば衛星デジタルラジオ放送、地上波デジタルラジオ放送というのも「あり」なのかもしれません。

参考 2006年CESの記事
レスポンス - 【CES 06】着実に普及、アメリカの地上デジタルラジオ


日本の場合、ラジオ放送が県単位(関東地方、関西地方だとあんまり気付かないけど、県だとAMラジオ局はNHK+民放1局というのが普通。(運が良ければ民放FM局も。運が悪ければ民放FMのみでAM無しというとこも)

規制緩和で「コミュニティ放送」が増えたとはいえ、放送業界は既得権の絡んだ免許制。このおかげでradikoも対象地域外だと聴取できない仕組みなわけで、このへんの「規制」を撤廃(緩和)した方がいいんじゃないのかなと思います。

都市部での難聴取解消(鉄筋コンクリートの建物内での受信)ということであれば、FM放送も同様の傾向があると思うし(地アナ停波でVHFアンテナ撤去→VHFアンテナをFM受信に使うことができなくなった)、地デジの「副産物」であるワンセグ放送を活用した方が良いように思えます。

「視覚障碍者への対応」「災害時にはラジオ」という意味では、すでに「ワンセグテレビ放送の音声が受信可能なラジオ」が各社から発売されてますんで、それでいいんじゃないの?と。
(これだと通常のAM放送、FM放送のアナログ放送に加えてワンセグテレビ放送の音声を受信できます)

「ワンセグラジオ」の例
SONY
http://www.sony.jp/radio/products/XDR-55TV/
ツインバード工業
http://www.twinbird.jp/product/avj125/
SKNET
http://www.sknet-web.co.jp/product/r1fa/





#ラジオ放送にはNHKの受信料が掛かりませんが、「ワンセグラジオ」だとあくまで音声だから受信料は掛からないんですかね?携帯電話にワンセグ受信機能がついていれば、それだけでもNHK受信料発生とかありましたけど、音声放送だし・・・

関連
「災害とラジオ」 一年経ったらやっぱりラジオ離れになるのかな
http://tiiduka.blogspot.com/2012/03/blog-post.html
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http://tiiduka.blogspot.com/2013/04/am.html