2018年4月23日

Mac mini に内蔵SSDを追加して起動ディスクにして快適に

3月の話の続きです。3月はOSをYosemiteからSierraにすることで難を脱しましたが、根本的にHDDはそろそろやばいだろうという予感もあって、1TBのSSDを買うことにしました。

内蔵HDDが1TBなので、そのままSSDにという作戦。ちょっと前までは4〜5万していた1TBのSSDですが、3万円で購入できる(2TBが5万以下!)という時期になったんで、余裕あんまりないけど、Mac miniが使えなくなると困るんで導入することにしましたよ、やっと。

私のMac miniは、"Lower" にHDDがマウントされているタイプだったので、"Uppter" にSSDを入れてやれば、1TBのSSD と 1TBのHDD の両方が使えるわけで、2台のストレージを内蔵することにしました。


購入したのは、Crucial SSD 1000GB MX500(CT1000MX500SSD1) と MAC Mini Server 2台目HDD/SSD 上段ベイ用増設ケーブルキット 工具付 821-1501-A というSATAケーブルとかがセットになっているものの一番安いやつ。

ケーブルキットに関しては、付属の工具も含め問題無し。

 

SSDはちょうど楽天にビックカメラ(楽天ビック)が開店したタイミングで、ポイント10倍セールをやってたんでそっちで購入しました。


交換方法は、Google で Mac mini 2012 SSD 交換 で検索したサイトを参考にしました。

【快適】mac mini late 2012 に SSD を最速で増設する方法【上段】【45min】【お手軽】 - Fascinated with Tofu
http://tofu.hatenadiary.com/entry/2017/10/30/macmini2012-ssd-memory-upgrade

一点だけターミナル画面でTRIMをEnableにするコマンドにtypoがあるので注意

sudo は、管理者権限で実行するよという意味で、管理者パスワードを求められます。
trimforce が、強制的にTRIM機能をON/OFFするコマンドです。
enable は、trimforce のパラメータでTRIMを有効にしますよということです。

× sudo trimenforce enable
sudo trimforce enable

コマンド終了後に自動的に再起動されますんで、自分から再起動する必要も無し。

ということで写真や分解手順などはYouTubeや他のサイトにまとめられているのでパス。
物理的な作業は30分で終わりました。

このあとはフォーマットして、Carbon Copy Cloner を使って内蔵HDDから内蔵したSSDに複製するだけ。


そうそう、フォーマットしたらCCCを使ってリカバリパーティションの作成もお忘れ無く。

私の場合、かなり時間が掛かったんですが、複製完了したら起動ディスクをSSDに選んで再起動するだけ。

起動したら書類フォルダが「?」になってたんでエイリアスの作り直しをし、Googleドライブの同期がHDDのままになってたんで同期ソフトを再インストールしてSSDのフォルダに指定し直しました。

SSDにしたら誰もが思うことなんですが、まぁ、速いですよね。OSの起動やアプリケーションの起動が速くなるのは当然として、いままでCPUの処理が遅かったのかと思ったらHDDが原因だったなんてのばっかり。通信速度が遅いんだと思ったら、SSDにしたらするするとWebアクセスできちゃうし、ATOK 2017もすごく高速に動いてくれて素晴らしいです。

Xbenchの結果だけ。
標準のHDDがこれ。


SSDがこれ。

単純にスコア比較すると11.5倍も高速!ってことになっております。

そろそろ買い替えだろ、もう十分使っただろ、という Mac mini Late 2012 ですが、まだまだ使えますね、こりゃ。
そうそう、Amazonに内蔵の冷却ファンが1500円で売ってたんで一緒に購入しました。次に故障する回転部はここでしょうし。

2018年4月22日

Mac miniが起動しなくなるトラブル

久々にMac miniでトラブル。3月下旬の話なんですが、お付き合いを。

10日位ずっと再起動せずに使っていたんでたまには再起動って感じで軽い気持ちで再起動したものの、挙動がおかしくて、マウスカーソルがいつまでたっても表示されたまんま(黒バック)でやむなく電源スイッチでOFFに。

寝る前に電源入れ直したら今度は起動せず。進行状況を示すプログレスバーが途中で止まったまま一晩。

こりゃ駄目だと、また電源をOFFにして、今度はShiftキーを押しながら電源ONでセーフブート。帰ってきても進行しておらず、また電源OFF。

こうなるとHDDかOSがおかしいわけで、"command + r" を起動直後に押してメンテモードで起動したら普通にメンテモードで起動。

内蔵HDDは死んでいないってことがわかったので、修復を掛けてまた再起動。散髪に行ったあともまたまた進行途中で止まっているんでまたもや電源OFF。

TimeMachine のバックアップで復元するか悩んだけど面倒なので(苦笑)、モニタのHDMIとUSB接続のKB、USBマウスだけ接続して何度かトライするもののやっぱり駄目。

じゃ、Mac miniの向きを縦置きのまま90度回転させてみたらSafeブートできましたよ、ようやく。(サイコロを転がすような感じで90度回してみた)

このまま再起動だ、ってわけでようやく使えました。(ここまで丸一日)

さて、次は Thunderbolt や FireWire、各種USB機器を接続しての再起動。うまくいきました。

HDDの状態は「S.M.A.R.T.状況:検証済み」となっているんでエラーが出ていないわけですよ。謎。

こうなるとOSか?ということで、Yosemite の OS X 10.10.5 から Sierra の 10.12.6に2つ上げました。(ようやくMac mini が Siri 搭載になりました)


さすがにOSを2つ上げると動かないアプリも出てくるので面倒な状態になってしまいましたが、個別に対応版にアップデートしたりと面倒。やれやれ。

知人からは、
HDD怪しくないですか?何年使ってるかわかりませんが交換した方が良くないでしょうか?

と的確なアドバイスをいただくんですが、S.M.A.R.T.では正常なんで先送りしちゃった次第。あと分解してHDを取り出すのがすごく面倒だし。

ということで、内蔵HDDを交換するってのは先送りして Sierra で使ってます。
メモリの使用量は少なくなったんですが、仮想メモリをその分たくさん使うようで、HDDだと遅く感じる場面も。やっぱり 1TBのSSD かなぁ、という一ヶ月でした。