2013年12月31日

100円ショップで DVD-RAM メディア

光学メディアの価格って安くなり、CD-RやCD-RWが100円ショップで105円ってのは当たり前で、DVD-RやDVD-RW、最近じゃBD-RやBD−REというメディアまで105円で普通に購入できますが、DVD-RAMだけは見かけたことがありませんでした。

で、ようやく105円のDVD-RAMを見つけましたよ。
キャンドゥの店頭で発見。
2.3倍速じゃなく、2倍速、3倍速に対応したDVD-RAMメディアです。


発売元はラディウス株式会社。
原産地は台湾。


製造は "Optodisc Technology Corporation" です。
(ちなみにパイオニアのDVR-112LはCDの読み書き不具合で有名ですが、私の所有ドライブは対策済みのもの)


CPRMに対応した2倍速、3倍速のDVD-RAM。
今となっては・・・なメディアですけど、100円ショップで見つけることに意義があるってもんです。
(ハードオフなどのリサイクルショップで5倍速のDVD-RAMが105円なんてことも多いんでお買い得度は疑問ですけどね)

やっぱり今年は「あまちゃん」なNHK

NHK総合で「あまちゃん」大放出って感じですね。

主役だった能年玲奈は紅白のPRやってるし、今年の紅白はもしかしてもしかするのかもなどと想像してしまいますよ、やっぱり。
(能年玲奈が登場→小泉今日子がサプライズ出演なーんて想像。これに薬師丸ひろ子が加わっての「潮騒のメモリー」をぜひ見たいもんだという願望でもありますが)

年末モードだからわかるんだけど、NHK総合の「あまちゃん」関連番組(「家族に乾杯」の小泉今日子出演回)とか「あまちゃん」の音楽を担当した大友良英さん関係とかもう盛りだくさん。

もちろん「あまちゃん」そのものの週単位でのダイジェストがどかんと放送されてるし、朝ドラ「ごちそうさん」の視聴率が好調(「あまちゃん」を上回る)だけど、毎朝8時に朝ドラを見る習慣を付けてくれた「あまちゃん」には敵わないってことでもあるんでしょうね。

その影響なのかTBS系列8時30分からの「はなまるマーケット」は終了ということに。以前の放送時間帯だと8時15分から朝ドラで、8時30分からのニュースとともにチャンネルを替えてたって人が減ったということかと。

というわけで、ついつい見入ってしまいました。ダイジェスト版なのでアナウンスで補ってるバージョンなんだけど、リアルタイムで観ていたこともあって違和感無し。
薬師丸ひろ子の演技は『復帰後』いろんな映画で個性的な脇役をこなしていたことの頂点の一つがあの演技だったんだろうなってことと、最後の「潮騒のメモリー」は鈴鹿ひろ美バージョンもぜひ配信でいいんで売り出して欲しいなと思いました。

それにしても、NHKのサブカル枠じゃなく、メインストリームな朝ドラで宮藤官九郎だったんだから、NHKも変わったよなぁと。
(民放を圧迫していると突っ込まれても仕方がないと思いますよ、ほんと)

今後はNHKがドラマをパッケージ商品として販売、ウハウハってことでもあるんでしょうが、「あまちゃん」だから仕方無いかって思えてしまうのは、やはり「あまちゃん」の力だと思った次第。

2013年12月30日

大晦日前のワゴンセール

12月30日なんで、明日は大晦日。
小学生の頃には大晦日、正月って言えば店は休みで静かな晴天みたいな印象が残ってますけど、最近は「元旦営業」が当たり前になってしまって、それだったら「おせち料理」も不要じゃんと思えてしまったり。

さて、12月30日。
1927年の12月30日に日本初の地下鉄(地下鉄銀座線、上野-銀座間)が開通し、地下鉄開業の日なんだそうで。昭和二年、当時は現在と同じ暦を用いているわけで、なんでこうも年末にという感じがしちゃうんですが、鉄分の多い方はこのへんの事情に詳しいんでしょうね。(私は「日本の地下鉄」(岩波新書)とかのレベルなんで鉄分は少ないです)

現在、実家に帰省していて、明日は大晦日でいろんなお店が早じまいするんで、母を連れて普段は行けない(クルマ移動できないんで)店などをあちらこちらと。
ドラッグストアでも年始用品を扱うのは知っていましたが、「鏡餅の半額セール」には、なんともはや。
たしかに明日までに売り切りたい商品ではあります。そりゃわかるんだけど、

スーパーでは、ワゴンセールで森永ミルクキャラメルとかの定番商品を目にしました。
限定商品(限定味)なのかと思ったら、ドが付く定番商品(あの小箱)なのになぜ?と思いよく見たらこのパッケージ。


つまり、2013年は森永ミルクキャラメルの100周年だったということ。


2014年になってしまうと、「101周年」だからこのパッケージのまま商品棚に並べておくのはよくない→ワゴンセールで売り切れ!となったようです。(ちなみに75円でした)
他にもチョコレートとか50周年モノなんかも同じワゴンで値引き販売されてました。

賞味期限の関係もあるんでしょうが、ワゴンセール品は2014年8月となっていたんで、期限切れ間近だからのセール品じゃないように思います。

つまり、年が変わると100周年じゃなくなる(101周年になってしまう)から特価で売りさばいてしまおうってことのようです。

そこまで反応しなくても良いと思うんですけどねぇ。

菊地成孔氏のラジオ番組のように、40周年を過ぎ、41周年目になっても40周年メニューを提供し続けるロイヤルホストのような逞しさがあっても良いと思うんですけどねぇ。
(少なくともその年数を超えているんで、「嘘」じゃないんだからさ)

2013年12月29日

続 OS X 10.9 Mavericksをインストール(VMware Fusionで)

VMware Fusion での OS X Mavericks 環境、その後待ち時間があったものの完了しました。

前回はこちら。
http://tiiduka.blogspot.com/2013/12/os-x-109-mavericksvmware-fusion.html

ここまでが、OS X 10.8.5 から 10.9.1 のインストール画面になります。


再起動が掛かって、OS X Mavericks の画面に。
iCloudでのキーチェーン管理、これ欲しかった機能なので設定。


インストーラは先日ダウンロードしたものだったので、バージョンは10.9.1になってます。


App Storeの履歴からインストールするってことも可能です。
iOSデバイスと似た感じですね。
で、Launchpad を起動すると、新しく追加されたものにはキラキラと輝くエフェクトが。
たしかにわかりやすいっていえばわかりやすいけど微妙。


私の場合、購入時期が Apple Software Up-to-Date の対象時期だったので事前に申請しておいたコードを使って、3つのアプリケーションソフトをダウンロードしました。


Keynote、Pages、Numbersの3本が無償提供となりました。
(OS X Mountain Lionでは動かないので、OS X Mavericks環境でようやくダウンロードできました)

アップル - Pages、Numbers、KeynoteのUp-To-Dateプログラム
https://www.apple.com/jp/creativity-apps/mac/up-to-date/
Appleは2013年10月22日に、対象となる新しいMacをお使いの方に、Pages、Numbers、Keynoteの各アプリケーションを無料で提供することを発表しました。2013年10月1日以降に、対象のMacの中で、Pages、Numbers、Keynoteが搭載されていないものを購入された方は、以下の手順に従って、これらのアプリケーションを無料でダウンロードできます。


Safariはフォント設定が無くなっているので、CSSファイルを追加してフォントを変更してます。(今回は新規インストール→バージョンアップというクリーンな状態だったので過去設定の移行無しなので)


大きく変更された Finder の画面なんですが、タブ機能はたしかに便利かもと思うけど、データ移行していない環境ではタグ(色分け)はまだ機能せず。
起動したばかりなので、Spotlightのインデックス作成が動いてます。


Activity Monitorはここまで変化させる必要があったのかと思うぐらいに変わってますね。(上の画像ではCPU表示)

エネルギー表示


メモリ表示

仮想マシンでの動作なので、ファイルはVMware Fusionの共有機能を使っているため、Spotlightの対象外だし、仮想マシンなのでTime Machineも動作させていないので、突っ込んだテストはできてませんが、iCloud でSafariのブックマークがそのまま使えたり、App Storeで購入していたものは新しい環境でも再ダウンロードして使うことができるのはやはり便利です。

OS X 10.9 Mavericksをインストール(VMware Fusionで)

MacOSというか、OS Xの最新版、OS X 10.9 Mavericksは様子見をしていましたが、先日 10.9.1 がリリースされたこともあってインストールしてみました。

ほんとは、帰省しようと思ったけど、雪で東北道が通行止めになったり、積雪状態だったりすることと、帯状疱疹がやっぱりしんどくて部屋であれこれやってるってだけなんですけどもね。

10.9.1がリリースされたとはいえ、まだまだOSの不具合と思われる現象やアプリケーションソフトの対応もまだまだ途上。(EPSONやNikonなどは対応版をリリースしてます。そうそう、NikonのViewNX2はMacOS X Snow Leopardのサポート終了になりました)

Mac mini の環境を OS X Mountain Lion から OS X Mavericks にすると困ったことが多そうなんで、せっかくVM環境があるんだからということで、VMware Fusionで動かすことにしてみた次第。

最新のVMware Fusion 6.0.2 を使っていますが、OS X Mavericks 10.9.1 を追加しようとしたけどうまくいかず、結局は VMware Fusion上に OS X Mountain Lion の環境を作って、仮想マシン(ファイル)を複製し、予めダウンロードしておいた "OS X Mavericks インストール.app" を VMware Fusion で動いてる OS X Mountain Lion の環境にコピーしてインストーラを起動しました。(10.9.1ではなく、10.9 のインストールファイルだったらうまくいくのかもしれませんが)


おお、こんなに早く終わるのかと思ってしまいましたよ。


案の定、OS Xのインストールは時間が掛かるものでした。(当たり前か)


ちなみに、OS X Mountain Lionを仮想環境で動かすのはこちらの記事が参考になりました。(VMware Fusion 5での操作なので違う点がありますが)

act2 ブログ: 実践 VMware FUSION 5:Mountain Lion 仮想マシンをつくる
http://act2blog.blogspot.jp/2013/06/vmware-fusion-5-0023mountain-lion.html
留意点 3
Mac OS 仮想マシンの .vmx ファイルの中に、JIS キーボードとして認識させるための記述がなされていないため、JIS キーボードであっても US キーボードとして認識されてしまいます。
これを解消する手順は...

  • Mac の Finder で「仮想マシン」フォルダ内に保存されている Mac OS 仮想マシンを選択。
  • コンテキストメニューで「パッケージの内容を表示」を実行。その仮想マシンを構成する様々なファイル群がリストアップされます。
  • ファイル名の最後に【.vmx】がついているファイルをテキストエディタで開きます。
  • そのファイルの最後の部分に

keyboard.vusb.idVendor=0x05AC
keyboard.vusb.idProduct=0x020D
の 2 行を追記して保存します。
これで再起動すれば、JIS キーボードとして認識されます。

こんな感じで日本語配列のキーボードで使うときの設定も書かれているので、日本語キーボード利用者には参考になるかと。(私はASCII配列好きなんで配列の問題は発生しませんが、確かに設定中に入力するemailアドレスの@は迷いますよね)

MacOS X Snow Leopardまでは Server版じゃないとVMware Fusionなどの仮想環境では利用できないという制約がありますが(あとから追加された制約ですけど)、OS X Lion以降はそのまま仮想環境で動かせるというのも便利。
(ライセンス的にOK。私の場合は iMac を OS X Mountain Lion で動かすために購入していたんで、購入履歴からインストーラをダウンロードして使っているので、著作権法的にもOKって具合です)

OS X Mountain Lionの環境(仮想マシン)も残しておくことにしたので、OS X Mavericks にバージョンアップする仮想マシンとは別にするため、前述の通り仮想マシンのファイルを複製して流用してます。(仮想マシンならではの便利さですね)


このブログに書いているうちに終わるかなと思ったけどまだでした。
CPUの割り当て(2コア)、メモリの割り当て(2048MB)だから仕方がないですかね。

続きはこちら。
http://tiiduka.blogspot.com/2013/12/os-x-109-mavericksvmware-fusion_29.html

2013年12月27日

ひどい頭痛だと思っていたら、右後頭部に帯状疱疹ができてた

先週、12/19あたりから頭頂部の右、ちょい後ろあたりに痛みが出るようになりました。
何かにぶつけたたっけ?と思っていたら、その夜になったら猛烈な痛さ。
こりゃかなわんと早めに横になったけど、寝ると「ずきん」とくる痛みが余計に感じてしまって横向きになったりとかしながらなんとか就寝。
で、今朝になっても痛みが続いているんで、さすがに通院することに。

Webで検索したら、まずはやっぱりかかりつけの医者に相談した方が良いようなんで(そりゃいきなり脳外科ってのも敷居が高いし)、9時にかかりつけの病院で受付。
血圧と体温を測ってもらったけど普通。(血圧は滅多に測定しないんでいつもどのへんなのかわかってませんが)
ひどい頭痛だから「横になって待ちます?」と言われたものの、横になっても痛いので座って待ってましたが、年末モードらしくえらく混んでました。いやぁ待った待った。

というか、途中でギブアップして一旦帰宅し、順番が近付いたら電話してもらうことにしたんですけどね。一時帰宅の際、昼食を買い込み、自宅で昼食を済ませて待ってたけど、それで正解でした。電話で呼んでもらって診断が終わったの12時半でしたもん。

医師の診断では場所が場所なので、近くの大きめの病院の脳外科で詳しくチェックしてもらった方がとのこと。紹介状を書いてもらい、そこでチェックしてもらうってことに。

紹介状を書いてもらうと高いのかと思ったけどそんなことないんですね。(紹介料ふんだくられそうな印象がありましたんで)
普通の料金で一安心。診断書は高いけど、紹介状はそうじゃないってことですね。(書いてあることは似たようなもんだと思うんだけど)

で、診断書を持ってそこの病院へ。
ちょい大きめの病院。近所なんですが初診なんであれこれ書いたりしたけど、あとはただただ待ち時間。
読みたい本を持参したけど読み終わってしまって柱に寄りかかりつつ、うとうと。

やっと呼ばれたよと思ったら、紹介状持参なせいか、問診無しでいきなり検査からのスタートでした。(一応、若い医者の問診はありましたけどもね。痛みの状態とか既往症とかタバコや飲酒の程度とか)
CTスキャンを撮影して、またちょっと待って、脳外科の先生とようやく対面。

CTスキャンの結果、脳には問題無しとのこと。
で、痛みの場所からすると「パソコン使う機会が多いでしょ?」とのことで私の首を触診して、こっちとこっちだとこっちが痛いでしょ、とそのものずばりの診断。(左側の首筋が痛い)
首のコリが原因で、頭頂部が痛くなるんだそうです。神経がつながってるからなんだそうで。

たしかに最近は寒いからなのか首が凝るよなぁと思ってましたが、VDTも原因の一つでしたか。(そういえば、iMacからMac miniに買い替えたりしてるしねぇ)
ハイネックのインナー着込んで、モニタの位置をちゃんとしてというのが対策になりそうです。

でもって処方されたのは、以下の7日分の薬。
・ロキソプロフェンナトリウム 痛みや炎症を抑えたり、熱を下げる
・塩酸チザニジン 筋肉のこりをやわらげる

診断はさすがCTスキャンまで動員しちゃってますから、6000円を超過。痛いなぁ。
薬は700円しないのに。CD3枚買えるじゃん。(苦笑)
ということで、帰ってきたのは16時過ぎ。

その後も処方薬で痛みは止まるけど、飲まないとor薬効が切れると痛いって状態が続いてました。

水曜の夜(12/25の夜)に右耳の耳たぶの付け根(裏側)が腫れだし、昨夕は痛みも今までより範囲が広がってる感じに。もうたまらん状態。

処方された薬も飲みきってしまうし、これから年末年始で連休モードだし、昨夕、かかりつけの医者に電話してみたら、耳鼻科へ行くようにすすめられ、本日午前中に耳鼻科に通院してきました。

診断は帯状疱疹(たいじょうほうしん)。
最初、宮城の方言かなんかで別の言葉で言われたけどわからず、「たいじょうほうしんって言えばわかるかな?」と言われました。
耳の近くだとリンパ腺が腫れることもあるんだそうです。

「たいじょうほうしん」って名前は知ってましたが、私とは無関係って思っていましたが、水疱瘡になったことがある人はその可能性がある病気なんですね。勉強になりました。

帯状疱疹は、痛みがある皮膚病です
http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_topic/topic_26/mdcl_info.html
症状は、皮膚にチクチクするような痛みが起こることから始まります
 次に、痛みを感じた場所にブツブツとした赤い発疹ができ、小さな水ぶくれとなって帯状に広がります。この症状は、特に胸から背中、腹部などによくみられます。他には顔や手、足にも現れます。
 さらに、症状が現れるのは体の左右どちらか片側だけであり、一度に2ヵ所以上の場所に現れることはほとんどありません。
この説明、どんぴしゃ。
最初痛みで「ちくちく感」だし、頭の右後ろだけですもん。

発疹は後頭部に近いから「合わせ鏡を」しないと見えないんで確認できてませんでした。
前回の通院時には発疹は出てなかったから、痛みのあとに発疹が出たようです。

メカニズムなんかはここがわかりやすかったです。
マルホ株式会社 その痛み、「帯状疱疹」かも?
http://www.maruho.co.jp/kanja/taijouhoushin/

耳鼻科で処方された薬は、バラシクロビルとメチコバイド。

バラシクロビル:バルトレックス
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se62/se6250019.html
メチコバイド
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se31/se3136004.html

新しめの薬なようです。で、高かった。(CD2枚分!)
薬価は、メチコバイドは5.6と安いけど、バラシクロビルは明治の後発なのに268.9でした。

今月だけでCT撮ったり、高い薬を処方されたりで、2万円近く医療費が掛かってるような・・・。とほほ。(泣)

まとめて「オプトアウト」できる電通系のサイバー・コミュニケーションズ

まとめて「オプトアウト」では、DDAIの事例を紹介しましたが、こういうの広告代理店が率先してやるべきだろ、と思っていたら、電通グループのサイバー・コミュニケーションズという会社が「まとめてオプトアウト」を用意してました。

サイバー・コミュニケーションズ (cci) 会社案内
http://www.cci.co.jp/company/about.html
資本金 4億9,000万円
売上高 723億円 ※2012年4月~2013年3月
株主 電通グループ 100%出資
社員数 718名 ※2013年3月末日現在
さすが超大企業系ですね。こういう情報の有無は怪しくないってことの一応担保になりますから。

UIはわかりにくいです。

オプトアウト | サイバー・コミュニケーションズ (cci)
http://www.cci.co.jp/privacypolicy/optout/


上のように会社名、Webブラウザのクッキーの状態、オプトイン・アウトの状態がわかるところは良いんですが、下のようにリンク先に飛んで状態を確認しなければならない会社が多すぎます。
たいていのリンク先では、オプトアウトして欲しくないので「オプトアウト」したつもりが「オプトイン」だったなんてこともあり得ます。


京セラの関連会社もこちらには掲載されていました。


PCやMacであれば、このようなブラウザのクッキーの管理、広告管理もやりやすいけど、スマートフォンやタブレットだとどうなんでしょ。
メインのターゲットは後者に移っているようにも思いますし、このようなまとめてポンなサービスが充実することに期待しています。

まとめて「オプトアウト」できる DDAI

行動ターゲティング広告をブロックするには、WebブラウザのCookieを無効にしたり、広告配信する会社に対して「オプトアウト」する必要があるんですが、まとめてオプトアウトできるサイトができてました。

DDAIについて
http://www.ddai.info/home


DDAIとは何者?という部分が抜けているんで大丈夫かよ?と思ったりしてしまいますが、上の画面の「オプトアウト」のタグをクリックするとずらっと参加会社のリストが出てきて、まとめての「オプトアウト」が可能になっています。

上の画面から引用。
http://www.ddai.info/home
インターネット広告ではユーザの好みを推測し、より効果的なコンテンツを提供することが可能です。
その一例として、クッキー等を用いた技術を利用しユーザのブラウザ上での行動に合わせて広告配信を行うことがあります
これらの広告は行動ターゲティング広告(オーディエンスターゲティング広告)と呼ばれユーザの興味や関心に即した広告を出すことが可能です。
クッキー技術等で取得する情報は広告の閲覧履歴やサイトの訪問履歴などのブラウザ情報であり、ユーザ個人を特定・識別するものではありません。
また、これらの情報取得は各サービスにおいてユーザの意思で停止(オプトアウト)することも可能です。
しかし現状では、この停止(オプトアウト)の作業を各企業の各サービスのページにアクセスし実行しなければならず、ユーザにとって手間がかかるものとなっています。

DDAIはそのような状況を懸念してこれまで各企業、各サービスごとに設置していた情報取得に関する規則や、オプトアウトツールを統合し、ユーザが十分な情報をもとに簡単に選択が行えるよう本サイトを立ち上げました。
DDAIは行動ターゲティング広告(オーディエンスターゲティング広告)などで行われるユーザ情報の取得についてユーザへの啓発活動に取り組み、ユーザが十分な情報をもとに選択が可能となる環境づくりを目的としています。
こういうのできていればいいのになって思っていたら実際に見つけたので紹介した次第。
ここの書いてあること、ほんとその通りなんですもん。

DDAIさんには、おぬし何者ぞという点を明快にわかるように書いておいていただきたいです。

http://whois.net/whois/ddai.info

Whois で調べたら東京都港区になっていたんで紹介した次第。(こういうのを悪用したサービスが出てくる可能性もあるんで注意を要しますね)

また楽天の閲覧履歴を参照する広告が出るようになったので「オプトアウト」

楽天の「モーションウィジェット」なんですが、「オプトアウト」してるのになぜか履歴を表示する広告が出現。


なんで今頃になって?と思ったら、広告表示をする会社がまた増えたということのようです。
上の広告の右上の i を押して飛んだのがこちら。

クッキーおよびオプトアウトに関して|個人情報保護方針|KCCS
http://www.kccs.co.jp/policy/optout.html


京セラコミュニケーションシステム株式会社|KCCS
http://www.kccs.co.jp/

京セラの関連会社がターゲティング広告サービスまで手掛けているとは思っておりませんでした。

ということで早速「オプトアウト」をクリックして対処完了。
(複数のブラウサを併用している場合はすべてのブラウザでオプトアウトする必要があります)

以前閲覧した商品が広告として表示される→買い忘れてるよってことで再訪を促す広告効果はあるのかもしれませんが、私としてはほんと邪魔だなぁと思っています。

関連
楽天の「モーションウィジェット」を表示しない方法
http://tiiduka.blogspot.com/2012/08/blog-post.html

2013年12月25日

無料サービスの「終わり」と「始まり」

2013年振り返り的な話になりますが、いくつかの「無料サービス」が終了したってのも今年の特長かなと思っています。

「無料サービス」の終了


GoogleのRSSリーダ、Google Readerの終了が記憶に新しいところかと思います。

INTERNET Watch - RSSリーダー「Google Reader」が7月1日に終了
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130314_591732.html

「Google Reader」が打ち切られる本当の理由 « WIRED.jp
http://wired.jp/2013/06/10/why-google-reader-got-the-ax/

私の場合は Google Reader の画面は使わず、同じGoogleのサービスである Blogger の「閲覧リスト」を使っていたので、Reader 終了後も以前と同様にフィードを登録して読んでます。

Google Reader が終了するから、Google の Blogger を使えという話
http://tiiduka.blogspot.com/2013/07/google-reader-google-blogger.html


国内のブログだとよく見かけた「なかのひと」というサービスも終了しています。
私も終了時まで使ってましたが、この画像を見たことがあるって人多いんじゃないかと。


無料アクセス解析ツール with 位置情報ブログパーツ 「なかのひと」
http://nakanohito.jp(すでに移行完了なんでページ表示されなくなってます)
運営会社はこちら。株式会社ユーザーローカル http://www.userlocal.jp

http://www.userlocal.jp/products/
訪問者を調べる解析ブログパーツ「なかのひと」「なかのひと」は、「どんな会社、組織からアクセスがあったか」「どんな年齢層、性別によく見られているか」といったデータが分かるアクセス解析ブログパーツです。12万のウェブサイト、ブログ運営者が利用しています。
12万のサイトに導入された無料サービスだったんですけど、スマートフォンやタブレット対応とかで新サービスへ移行となっています。
http://admin.smartphone.userlocal.jp/


どういうサービスだったのか、というのは以下の記事が参考になるかと。

アクセス情報を組織名や地図で確認できる解析サービス「なかのひと」
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/17885.html
 地図連動型のアクセス解析サービス「なかのひと」ベータ版が4月18日に公開された。ユーザー登録後に取得できるアクセス解析用のHTMLタグを設置するだけで無料で利用できる。
 「なかのひと」は、自分のブログやホームページにアクセスした情報のうち、ドメイン情報と経緯度情報に特化して解析できるサービス。ドメイン情報はwhoisの結果データを利用し、ドメインではなく企業名や組織名でアクセス情報を確認できる。 

ITpro - なかのひと.jpで読者の所属組織を精査してレベルアップ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/login/al/article/Watcher/20080711/310648/

できるネット+(できるネットプラス)どこの組織からアクセスがあったかを調査する準備をしよう
http://dekiru.impress.co.jp/contents/005/00518.htm

小さいブログパーツを設置するだけで済んだ「なかのひと」に比べ、設置がややこしくなって結果がわかりにくいというものに変更されちゃいました。
無料サービスだから仕方が無いとはいえ、以前の使い勝手のよいものと比べてしまうと残念な結果になっています。
(ざっくり書けば、今まではどういうドメインからのアクセスがあったのか明快にわかったんだけど、それがメインの機能じゃなくなったということ)

もっと身近なところでは、全国紙のWebサイトでのニュース配信。
一部の新聞が会員登録しないと全文表示できないようにしてから何年も経つわけですが、気がつけばたいていの新聞社が「登録会員」向けのものに変わっています。

読売新聞
https://premium.yomiuri.co.jp/login.jsp?appType=PC



朝日新聞
https://digital.asahi.com/login/


毎日新聞
https://ipaper.mainichi.co.jp/fsn/m/login


気がつけばMSN(Microsoft)と提携している産経新聞と東京新聞(ブロック紙)、共同通信や時事通信などの通信社だけって状態になってます。
新聞を購読しなくなったから仕方が無いとはいえ、会員じゃないと前日の社説を読むことができないってのはどうなんだろって思います。

「無料サービス」の始まり(?)

無料サービスになったものといえば、ヤフオクでしょうか。
IDの登録を認証制にして、無料会員でも5,000円以上の入札が可能になったのは大きな変化だと思います。
出品する側も出品手数料が無料になってますが、一度でも入札履歴があると早期終了できない=オークションの中止扱いになるんでペナルティ課金されるとか良くなった面と悪くなった面がありますけれど。
ヤフオクの場合は出品手数料を無くしても、出品が増え、落札が増え、取引額が増えるので「無料」でいいやってことなんでしょう。(落札手数料で十分に、確実に稼ぐことができるってことですね)


いわゆるクラウドサービスはますます盛んになってます。
オンラインストレージ、クラウドサービスはますます盛んで、Microsoft (SkyDrive) や Apple (iCloud) がOSとの親和性を高める中、Google や Amazon なんかもやってますね。
Appleの場合は Mobile Meという有料サービスをやめ、OS X Mavericks ではほぼ同じレベルのサービスを受けることができるようです。(OS X Mountain Lion だと Keychainの同期ができないんですよ)

Appleの無料化といえば、OSの無料化。OS X Mavericks だけなのか、今後も無料にするのかは不明ですけど、すでに iOS は無料でしたし、以前からWindowsOSより安価に提供されてましたんで、「対応するハードウェアが自社製品だけ」だからこそできる「無料配布」なわけですが、Windowsって高いよなぁと思う要因にはなっているかと思います。
(MacOS 8.5 から MacOS 8.6 のときも無料だったなぁと思い出しました)



「無料サービス」に慣れてしまうと「突然の終了」にあたふたしてしまうわけで、ちょうど両者が無理をしないでできる『値段』(負担方法はいろいろあるはず)で末永く使えるものになっていれば良いのになと思う次第。
それが難しいことだというのはわかっているのですがね。

"Happy Holidays" か "Merry Christmas" かの調査

この季節、"Happy Holidays" か "Merry Christmas" か、なんて議論が出ないくらいに、後者な国な日本ですけど、この一週間でクリスマス(キリスト教)→除夜の鐘(仏教)→初詣(神道)と「宗教行事」が続くのもこの国らしいところ。

他所の国ではどうなのよ?ってことで、Apple のWebサイトで比較。

Apple - Choose your country or region
http://www.apple.com/choose-your-country/
ここから国か地域を選択して最初に出てくる画面での比較です。

キリスト教徒の多い国でも製品が「表紙」だったりして、どういう基準なんでしょ?

アップル (Japan)
http://www.apple.com/jp/
まずは日本から。クリスマス大好きですもんね。


Apple (United States)
http://www.apple.com
お次はアップル本社があるアメリカ(US)です。
さすが多様な文化に配慮しての "Happy Holidays"。


Apple (Canada)
http://www.apple.com/ca/
カナダも同様。


カナダのフランス語ページ
http://www.apple.com/ca/fr/
"Joyeuses fêtes" は  "Happy Holidays" なようです。


Apple (México)
http://www.apple.com/mx/
キリスト教徒の多いメキシコ。NAFTAつながりでと思ったら iPhone 5s でした。


Apple (Brasil)
http://www.apple.com/br/
カトリック教徒が一番多く住んでいる国、ブラジルは "iPad Air" でした。



大陸を移して、カトリックな国、イタリアから。

Apple (Italia)
http://www.apple.com/it/
"Buone Feste" は "Happy Holiday" という意味かと。


Apple (France)
http://www.apple.com/fr/
フランス。こちらも "Happy Holiday" 派のようですね。


Apple (Deutschland)
http://www.apple.com/de/
ドイツです。こちらも "Happy Holiday" 派。


スペイン
http://www.apple.com/es/
カソリックなお国ってことで、スペイン。
"Feliz Navidad" は 「メリー・クリスマス」なのかな。


Apple (United Kingdom)
http://www.apple.com/uk/
女王陛下の国、イギリスでは「メリー・クリスマス」でしたよ。


Apple (Australia)
http://www.apple.com/au/
同じ女王陛下が君主なのに、オーストラリアは "Happy Holidays" でした。
南半球だから雪って感じじゃないと思うけど、そういう季節考慮はしないみたい。


Apple (Republic of Ireland)
カトリックなお国で、Appleの節税対策でお馴染みのアイルランドは、なんと iPad mini です。



というか、「季節考慮無し」「製品ばーんっ!」という国とか地域がほとんどなんですよ。(ヨーロッパに限っても!)

Apple (New Zealand)
オーストラリアのお隣、ニュージーランドもです。(オーストラリアは季節考慮なのに)



環太平洋ってことでアジア圏へ。

Apple (Singapore)
多様な文化なシンガポールは iPad Airでした。


フィリピン
http://www.apple.com/ph/
カトリック教徒が多くてという印象があったけど、iPhone 5sでした。


韓国
http://www.apple.com/kr/
ここもクリスチャンの多い国って印象だったけど、 iPad Air でした。


香港
http://www.apple.com/hk/
iPhone 5sのゴールドが似合う場所。


中国
http://www.apple.com/cn/
香港は iPhone 5s でしたが、大陸では iPhone 5c なんですね。


台湾
http://www.apple.com/tw/
こちらも iPhone 5c でした。iPhone 5s(金)って印象なんだけども。



じゃ、アフリカ。

Apple (South Africa)
http://www.apple.com/za/
iPad Air でした。


以上、ざっくり比較してみると、やはり「メリー・クリスマス」は少数派なようですね。