2014年8月31日

ことば - 「石破氏への期待」敵の敵は味方じゃないんだけど

9月に予定されている内閣改造で、自民党の石破幹事長がどうのとか話題になっていましたが、一部では「与党内野党としての石破氏に期待」なんてことが出ていて、おいおいそりゃ違うでしょと。

石破氏の安保政策で言えば、今回の集団的自衛権の閣議決定以上のもっと右寄りなもの。
敵の敵だからと言って持ち上げるのは間違い。

加えて言うなら、公明党に対しても集団的自衛権の閣議決定に至るまで、与党のチェック機能を求める声、公明党に期待する声があったわけですが、「安定は希望です」の安定が両院での安定勢力を有することだったことと同様で、あくまでポーズ。

参院選 - 「安定は、希望です。」は「生活の安定」じゃなくて「自公政権の安定」
http://tiiduka.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html

いや、公明党が与党内に踏みとどまってくれたから、あの程度の閣議決定に持ち込めたんだと言う人がいるかもしれないけど、最初に山口代表が離脱しないと言ってしまっての協議なんだもん、迫力ありません、出来レース。

こう書くと、日本の国土が外国に攻められたときに無抵抗で良いのか?と言われそうですが、こういう場合は従来からの「個別的自衛権」で武力行使できるもの。あえて集団的自衛権なんてものまで持ち出さなくても良いものです。
ここの部分、一緒くたにされてしまっているのが本当に残念に思う次第。

SONY Music Unlimited 「CD1枚より、2,000万曲の方が安いなんて」は本当か?

SONY Music Unlimited のバナー広告、「CD1枚より、2,000万曲の方が安いなんて。」というコピーが目に留まりました。


月額980円だから、CDを1枚買うより安いということが言いたいようですが、日本のCDが高いという特殊事情を考えればそんなことないよ、あえて言いたい。

レニー・クラヴィッツの場合。(新作が出る、旧作が豊富という意味での選択です)
日本の Amazon.co.jp ではこの通り。
http://www.amazon.co.jp/Lenny-Kravitz/e/B000APH81E/


2000円を超すものは国内盤。

USの Amazon.com ではこの通り。
http://www.amazon.com/Lenny-Kravitz/e/B000APH81E/


為替の影響もあるから一概には言えないけれど、SONY Music Unlimited が言う「CD1枚」の値段が国内盤を指しているとすれば噴飯もの。輸入盤だとしても海外じゃ980円ぐらいで売られているというのが実際。

Amazon.com だけじゃなく、WOW HD にまで買う場所の範囲を拡げるとよくわかります。
WOW HD だと新作が 1190円。旧作だとぐっと安くなります。
http://www.wowhd.jp/search?q=lenny+kravitz&t=all



「CD1枚」とほぼ等価、またはCDの方が安いってことになります。

SONY MUSIC という二大メジャーの一角を有する SONY がこういう内外価格差を利用したコピーを使って宣伝するのはどうなの?と思います。

こうも涼しいと コーヒー熱再発

お盆休み明けから一週間は暑さが続いたものの、ここのところ曇りがちで気温も低め。
体調崩しまくりです。あの暑さから急に涼しくなるんだもの。
暑い時期はコーヒーを淹れて飲むという行為が減ってましたが、この涼しさだと温かいコーヒーを欲するようになります。

ということで、さぼっていたハンドドリップを再開し、ペーパードリップだけじゃなく、久々にネルドリップでコーヒーを淹れてみたりしてます。
(ネルドリップのネルは酸化しやすいんで、以前も書いたように冷凍保存がお薦めです)

加えて、「コーヒープレス」という器具で淹れて変化を付けつつ。コーヒープレスの器具は以前から持っていたんですが、豆を粗めに挽いたり、手入れが結構面倒だったりで頻度が少ないと面倒ってなりますが。


以前であれば、何杯でもコーヒーを飲めたんですが、もう若くないからなんでしょうか、連続しての「お替わり」は無理になってきました。以前であれば何杯でもだったんですけどねぇ。

コーヒーといえば、コーヒー牛乳。
1リットル紙パック入りのものを買ってきて、そのままだと甘いんで、牛乳で割って飲んでます。
これ電子レンジでホットにしてもなかなか美味しいです。(低脂肪乳より普通の牛乳がおすすめ)
電子レンジで加熱するする際は電子レンジに対応したグラスや陶器を使いましょう。じゃないと悲惨なことになります。

2014年8月30日

OpenOffice 4.1.1 が出てます

OpenOffice 4.1.1 が出てます。

Apache OpenOffice Downloads - Official Site
http://www.openoffice.org/download/index.html


前回のバージョン、4.1.0は起動が遅くてちょっと表計算を使いたいなんてときに使うのを躊躇させるようなものがありましたが、4.1.1になって起動が一瞬。(前バージョン比)

起動が遅いから他のOfficeスイートに変更しようかと思ってたとこだったんで、この改善には満足。
(起動が遅いもんだから、ちょっと使いたいって時にはChoromeアプリのExcelオンラインを使う頻度が高かったんですから)

無料で使える Excel Online は結構使えます。
関数も途中まで入れると教えてくれるし基本機能は大丈夫。



閑話休題。上記リンクから Mac miniで使う MacOS用のインストールファイル(64bit版。ディスクイメージでDrag&Dropでインストール完了するもの)、DELL Vostro 1200 や 東芝 dynabook UX(Netbook)用のWindows版(32bit版)をダウンロードして全部のPCをバージョンアップしておきました。

2014年8月26日

SoundCloud - ROOKIEMAG から3曲

ここで知った音楽です。

DOWNLOAD THIS NOW: Speedy Ortiz, "I Lost Something in the Hills"
http://www.self-titledmag.com/2014/07/31/speedy-ortizi-lost-something-in-the-hills/

今回も3曲すべて無料ダウンロード可能です。




Lo-Fiな初期ニューウェイヴっぽい音楽なんだけど、インディーロックとかオルタナティヴってことになるんでしょうか。



一番気に入ったのがどこか1980年代っぽいこの曲。

SoundCloud - Real Snow の楽曲

ジャンルはElectricなのかアンビエントになるのかよくわかりませんが、SoundCloud の楽曲を紹介。アンビエント系ってダラダラと長い楽曲が多くて飽きるんですが、この2曲は短めだしその点でもお薦め。

Real Snow というミュージシャンの作品で、音としても面白く、これからの季節向けでもあるかなと。
ちなみにどちらも無料ダウンロード可能になってます。

1曲目はスピーカの位置を無視してカチカチ鳴り始めますんで、音としても楽しいもの。







2014年8月21日

ポータブルCDプレイヤー(KENWOOD DPC-181)

ケンウッドのポータブルCDプレイヤー、1998年発売のモデルです。
上位モデルのDPC-381から音飛び防止機能(10秒間の先読みメモリ)と光出力(デジタルラインアウト)、液晶リモコン、付属充電池を省略した低価格モデルです。


上蓋のオープナーは手前側先端にあります。


そこそこ大きめに開きます。



電池ケースは単3電池4本仕様。内側2本、外側2本という構成で、外側2本は装着しなくても再生可能になってます。


外付けの電池ケースという扱いになる単3電池2本を余計に内蔵するんで、その分大きくなりますが、内蔵電池だけで長時間再生できるというのは便利。
とはいえ、上の写真のように2本でも動くけど、スペースが無駄になります。

右側面には手前からボリューム、ヘッドフォン、ラインアウト、DCジャック。


ボリュームは手前側に回転させると音量が大きくなるもの。
(SONYやPanasonicとは回転方向が違うのです。上から見て時計回転で音量大だからこれで正解なんだけど、ツマミの一部を回転させるものなので、反時計回りの方が直感的だと思います。

ヘッドフォンジャックとアナログラインアウト。リモコン用の端子はありません。
その隣のDCジャックはDC4.5〜6Vのセンター+。(付属ACアダプタはDC5V)

左側面の奥にはHOLDとBass Boostのスイッチが2つ並んでいます。


前面の操作部左側。
P.MODEはプログラムモードの略。
使い方はCDをセットしてから停止中にP.MODEを1秒以上長押しし、選曲操作でトラックを選び、P.MODEを押すという繰り返し。再生スイッチを押すことで好きな順番で再生できるというもの。


同じく右操作部。


仕様は取説より。


単3アルカリ電池2本で約10時間、4本で約20時間という長い再生時間は重宝します。
最近のニッケル水素充電池を使えば同等の再生が可能かと。

2014年8月12日

551の「アイスキャンデー」

毎日暑いです。バテてます。


551の豚まんが好きなんだけど、さすがにこの時期は暑くてってことで送ってもらった「アイスキャンデー」。





味が濃厚でやっぱり美味しい。
ライバルの北極も「アイスキャンデー」だし、キャンディじゃなくキャンデーなのが大阪風。

2014年8月11日

amadana USBスピーカ PS-233 は実家で利用中

amadana USBスピーカ PS-233 を中古で購入したものの、自宅環境ではなかなか使う用途が無いもので、実家の環境で使うことに。


手前の電気スタンドは祖母が使ってた白熱球利用のもの。現在はLED電球を挿して利用中。

いままではいろいろなスピーカを使ってきましたが、安物で小型だとどうしても音がスカスカになるんで液晶モニタ(iiyama B2274HDS)の内蔵スピーカでいいか、となってましたが、これまた音がしょぼいんで、ようやく amadana PS-233 にして音楽を楽しめる水準に。

音量調整はスピーカ側では制御できないので、OS側(MacOSのボリューム)で調整する必要があるのが面倒って言えば面倒です。

設置場所は左側が光学ドライブを積み上げたものの上、右がHDDの上にノートPC用の冷却台、その上に Mac mini という状態なので、その上に。

オラソニック製で評価の高いスピーカのデザイン変更版なだけあって、音がちゃんと前に出てくれるし、低音もそれなりの表現をしてくれるんでこれはやっぱり良いものだなと再認識。

2014年8月10日

ことば - 「出版不況」 そういや買う雑誌が激減してる。現在買ってる雑誌と過去に買っていた雑誌

出版不況だそうで。新たな取り組みもいろいろ試しているようですが、通勤時に本や雑誌を読むより、スマートフォンを操作して・・・という感じじゃなかなか難しいだろうなと。

そんなところで、ドワンゴの取り組みは面白いなと。
http://mainichi.jp/select/news/20140715k0000m040083000c.html 
芥川・直木賞:候補作、無料配信始まる
毎日新聞 2014年07月14日 20時45分(最終更新 07月14日 21時37分)
 17日に迫った第151回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会を前に、ニコニコ動画を配信する「ドワンゴ」は14日、全候補作の試し読みの無料配信を始めた。出版不況の中、文学界最大の“お祭り”を盛り上げようという新しい試みだ。
 無料配信されるのは、芥川賞候補作が冒頭から400字詰め原稿用紙約10枚分、直木賞は、同約20枚分。
 直木賞候補作は既に単行本になっているが、芥川賞候補は文芸誌に掲載されただけでまだ単行本になっていない作品が多く、バックナンバーを手に入れるのが難しかった。
 ドワンゴの担当ディレクター、高橋薫さんは「本離れが進んでいるなかで、簡単に候補作に触れる機会を作りたかった」と話している。【内藤麻里子】
そうなんですよ。「バックナンバーと手に入れる」ってなかなか大変。
(図書館に行けばある可能性もあるけどね)

無料配信だから気軽に読んでみようって気になりますもんね。

で、出版不況と言われてずいぶん経つように思うんですが、どうも雑誌はかなりダメージを受けているようです。雑誌買ってます?

以前は毎月購入していた雑誌が休刊(という名の廃刊)になったなんてのはよくある話だし、気付いたら値段がどんどん上がっていてというのもこれまたよくある話。

現時点で私が定期的に購読している雑誌はこんな感じ。(すべて紙媒体。順不同)

  • ミュージック・マガジン 音楽雑誌です。高校生の頃から読み始め・・・という雑誌。安かったロッキングオンを最初に読み始めたんですが、たまたま手にしたMM誌を読んだら音楽だけじゃなく、芸能(芸能界とかじゃなくもっと幅広いもの)、社会問題から音楽のジャンルもロックだけじゃなく、もちろん歌謡曲から民俗音楽までと幅広い内容でかなり刺激を受けました。権威主義的なんじゃないの?と思われそうな雑誌ですが、最近ではももクロやK-POPの特集なんかも。
  • レコード・コレクターズ 同じミュージックマガジン社の月刊誌。MM誌よりこっちの方が売れてるんじゃなかろうか、というぐらいにメジャーな存在になっているように思えます。(今号は厚みがついに逆転)特集記事は結構なボリュームがあるので読み応えがあるのですが、未リリースの媒体を特集して肝心な新しい音を聴かずに特集記事が組まれることが多いのが難点。(最近だとレッドツェッペリンの再発モノがこれ)再発されてからだと売る機会を逸するからなのかもしれないけど、何度も紹介されているようなアルバムの紹介記事だけなんてのは読んでいてつまらんわけでして。とはいえ、巻末のリイシューアルバム紹介など、外せないものがあるんで毎号購入してます。
  • バウンス ご存じタワーレコードのPR誌。店頭に行くには距離があるし、確実に入手したいのでタワレコオンラインで毎号注文してます。店頭では無料ですが、タワレコオンラインでは部数限定で100円+税。上記2冊の音楽雑誌が偏った内容(笑)なので、全体を見るには良い雑誌。連載記事など結構読むところが多いです。とはいえPR誌ですからその月に発売されるレコード会社とのタイアップ記事もかなり多いのでそこは割り引いて読むようにしてます。
  • ちくま 筑摩書房のPR誌。かれこれ20年以上定期購読しています。大きめの書店だとレジ脇で無料配布してたりしますが、私は毎月自宅に送ってもらう定期購読者。以前は長期申し込みで割り引きがあったんですが、現在は1年1000円という固定価格に。薄い冊子ですが、読むところが多く巻頭言(以前はなだいなだ氏、氏が亡くなってからは橋本治氏が書いてます)、斉藤美奈子さんの書評に、なかなか読む機会の少ない小説や歴史モノの連載も読んでます。(こういうPR誌に連載後、単行本化というパターンが多いんです)
  • JAF MATE JAF会員向けに送られてくる冊子。じっくり読む機会が減ってます。会員向け広報誌という扱いなんでしょうが、20年以上JAFに加入してますが、JAFを呼ぶ機会が一度も無い私としては、JAF=この雑誌 になってます。

PR誌を含めてもこんな状態。少ないですねぇ。

過去に読んでいた雑誌はこんな感じ。(時期はバラバラですが、学校を卒業してから買ってたようなものを思い出しつつ)

  • 噂の真相 地方の書店にも毎号平積みでしたし、読むところが多くて毎号買ってました。同じ雑誌内でのケンカとかいかにも怪しげな記事もあったりしましたが、反体制的姿勢(反自民という意味じゃなくて権力を持つものという意味)がこの雑誌ならではの視点だったりして熟読機会が多かったです。当時の森首相の学生時代の強姦疑惑とか結構スクープもあった雑誌。黒字なまま休刊に。
  • 話の特集 70年代的な雑誌ではありましたが、永六輔氏の「無名人語録」から反体制的記事が面白く読み応えがありました。ソウルオリンピック以降も私信の検閲があったとか、そういう情報もこの雑誌から。出版会社倒産により休刊。
  • 頓智 筑摩書房から発行された雑誌。松田哲夫という筑摩書房を代表する編集者が創刊した雑誌ということで、赤瀬川原平氏関連の人脈とかマニアックな内容ではあったものの、月刊誌という形でスタート。とはいえ長続きせず休刊に。(全号保管してあります)
  • 波 新潮社のPR誌。これは「ちくま」と同様の出版社のPR誌ですが、読み応え十分で数年定期購読してました。出版社が大きいからその頃通ってた仙台の大型書店に行けばレジ前で無料配布でしたけどもね。
  • 日経バイト 日経BP社から刊行されていた雑誌です。バイトってのは、コンピュータで使われるByteのことで、アルバイト雑誌じゃありません。幅広い情報、深い特集記事、勤務先での仕事に役立ったことも多々。とはいえ休刊。
  • 日経ネットワーク 比較的新しい日経BPの雑誌。日経コンピュータや日経パソコンのようなコンピュータやPCの総合誌ではなく、ネットワークに関する情報を扱う雑誌。とはいえ、年に一度はみたいな記事が増えてきたり、勤務先での仕事内容が変わったこともあって定期購読中止。
  • スーパーアスキー アスキーから出ていた月刊誌。マニアックな先端技術を扱う感じで、SCSIカードの特集やHDDやCD-ROMドライブ、モニター(当時はCRT)のベンチマーク記事はどの雑誌よりも専門的でかなり頼りになる存在でした。休刊。
  • Mac Power 通称「まーぱ」。アスキーから出ていたMac専門誌。この雑誌の他に現在も続いているMac Peopleが入門者向けとすれば、こっちはその上みたいな存在でした。かなりマニアックというか、専門的というか、連載記事も濃い方々でしたね。最後の頃はデザイン誌っぽくなってましたが休刊。その後季刊誌状態になるものの現在は完全に休刊。
  • THE BASIC 通称「ざべ 」。中村正三郎氏の連載コラムに対し、日本マイクロソフトが圧力を掛けたってことで、現在も知ってる人は知ってるって存在。プログラミングに関する雑誌がメインだったはずですが、連載記事が面白く毎号買ってました。休刊。
  • PC WAVE これもコンピュータ関連の雑誌ですが、マイナー誌だから知らないって人も多いかも。HP200LXなどに代表される小型なPCを取り扱っていたり、連載コラムが結構過激で面白く毎号買ってました。休刊。
  • NAVI 自動車の雑誌です。CAR GRAPHIC誌が権威主義的に思えた私は同じ発売元のこっちを毎号買ってました。軽めの記事から結構本格的なテスト記事、その後単行本化されたような連載まで多岐にわたっていたし、CG誌と同様に長期レビューなんかもあって読み応えあった雑誌。出版元の整理により休刊。その後もムックとして出たりしてますが買ってません。(Web媒体のWebCGで十分)
  • ロッキングオン 現在も続いている、音楽誌の中では一番売れているであろう雑誌。1995年頃まで買っていたみたい。写真と翻訳のインタビュー記事目当てで買ってました。レビュー記事は参考程度だったかな。
  • FMfan 共同通信社から刊行されていたFM雑誌。エアチェックというFM番組を録音するために番組表目当てで買い始めたFM雑誌ですが、エアチェックという行為をしなくなってからも買ってました。隔週刊。長岡鉄男氏のダイナミックテストはオーディオ機器を分解してボリュームツマミの重さとかスピーカユニットの磁石サイズまで記載されていて、その他の評論家とは大きく違ってました。音楽記事も結構ちゃんとした人が書いていたのも忘れちゃいけない点。FM雑誌としては最後まで頑張ったものの休刊。
  • オーディオアクセサリー 季刊誌。現在は判が大きくなってますが、分厚い頃に買ってました。カセットテープの全部レビュー(ノーマルの一番安いやつからメタルテープまで)とか結構手間が掛かることをやってたんだよなぁと思うと同時に小さな差異を表現するために現在に至るポエム表現が増えたのかもと。
  • アサヒカメラ カメラ雑誌で現在も刊行されてます。日本カメラかアサカメかという選択肢だったわけですが、FMfanでの機器レビューに馴染んでいた私には現在もやってる分解徹底レビュー記事があるこっちを選んでました。写真誌というよりカメラ誌なんですよね。写真の撮り方、フォトコンテストもあるんだけど、やっぱり比率はカメラ>写真という印象。フォトコンテストに入選した写真は結構刺激があって、機材や撮影データを参考にして写真を撮ってました。デジタルカメラが一般的になった頃に購読を中止。現在は図書館で気になる記事があればそこで読むという感じ。
  • 暮しの手帖 生活雑誌というジャンルになるんでしょうか。いまでも図書館で手に取ることのある雑誌です。
  • クウネル マガジンハウスらしい生活雑誌。

最盛期にはこんな感じですから月に7000円〜8000円ぐらい使っていたように思います。

連休ってこともあり、思い出し系の長文でした。

2014年8月7日

Amazon デジタルミュージックの10円アルバム

Walking Papers というバンドは初耳でしたが、格安なのでお知らせを。
価格設定ミスだと思いますが、10円となっています。


Amazon.comでは普通の値付けになっているので、日本向けのバーゲンプライスなのか、ただの入力ミスなのか。(後者でしょうね)

前回の10円アルバムは曲が短いとかいろいろありましたが、今回はフルボリューム。
元ガンズ・アンド・ローゼズ(ベース)のダフ・マッケイガンのいるバンド。

試聴してからポチッとどうぞ。
よくあるRockって感じです。



CDはこちら。



2014年8月6日

ことば - 「Let It Go」と「子育て同盟」 これって公費制作じゃないよね?

ファレルのHappyのプロモ動画をやってみた的な動画が増えてますが、「アナと雪の女王」のあの曲にあわせて悪のりしてる県知事たちがいると知って驚愕。

▶ Let It Go ~ありのままで~ by 子育て同盟 - YouTube



表現の自由ですから、どうぞ後勝手に。
好意的に解釈されるも批判されるのも覚悟の上でしょうから。

そんなわけで批判です。
Let It Go って曲の日本語版では歌詞の内容が大きく変更されてしまっていて、誤解を生んでいると思うのですが、Let It Go ってのは以下の意味になります。

http://eow.alc.co.jp/search?q=Let+It+Go&ref=sa
let it go
  • 〔他者の言動に対して〕反応しない何も言わない・何もしない・そのままで良い・それ以上追求しない・放っておく]ことにする
  • あきらめる
・He wouldn't let it go. : 彼はあきらめませんでした。
・Let it go and get on with your life. : そんなこと忘れて。次があるんだから。

動画の説明文を引用。
この動画は、子育てに悩んでいる方々への「子育て同盟」からのメッセージ。一所懸命な­あまりに育児で悩んでしまう方に、「がんばりすぎないで、大丈夫だから」との励ましの­気持ちを込めています。
「子育て同盟」は、子育て支援政策に積極的に取り組む11県から構成、この動画では知­事たちが、本気で熱演することで「安心して子育てできる社会の実現」への本気度を表し­ています
この動画の作成のきっかけは、平成26年5月に開催した「子育て同盟サミット in ながの」。子育てに悩む母親たちの姿を紹介し、もっと力を抜いていけば子育てはそんな­に大変じゃない、理想論ではない子育てを広げていきたい、と話される講師の小林さんの­話から、「子育て同盟」の各県知事が、まさに「 Let It Go~ありのままで~」だねと、子育てに悩む多くの人に見ていただければと作成しまし­た。
さぁ、各県知事たちの名演技をご覧いただき、子育て支援に対する熱い想いを受け止めて­ください!

※「子育て同盟」とは、人口減少、少子化に歯止めをかけようと、子育て支援施策に意欲­的に取り組む県により平成25年4月に発足された組織です。
「子育て同盟」公式ホームページ  http://www.kosodatedoumei.jp/ 

子育てに悩む方々への応援が "Let It Go" 「あきらめる」「反応しない」ってのは悪い冗談としか思えません。
しかも個人が制作したものであれば、バッカじゃねーので済みますが、公的な地位にある方々、しかも県知事と言えば直接選挙で選ばれたかなりの権力者。(裁量で言えば国会議員よりも大ですからね)

地方議員の劣化(暴行事件や公金の使途不明な使い方、暴言などなど)で地方政治に目が向いているときですから、普通の感覚で言えば慎重になるべきとき。

まして子育てというものはそう簡単な取り組みじゃありませんから、地道な活動が必要な部分。

子育て同盟の趣旨 | 子育て同盟 はぐくみ支援ポータルサイト
http://www.kosodatedoumei.jp/allabout/shushi/
子育て同盟の趣旨
人口減少、少子化に歯止めをかけようと、少子化問題に危機感を持ち、子育て支援施策に意欲的に取り組む県による「子育て同盟」が平成25年4月9日に発足しました。また、平成26年5月30日から山口県が新たに加盟しました。
参加県
宮城県、長野県、三重県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、高知県、佐賀県、宮崎県
目的
子育て支援にとんがった取組を行っている自治体が同盟を結んで、情報交換や情報発信を行うことによって、切磋琢磨しながら子育て支援施策を実施、先導するとともに、広く少子化対策への意識喚起を行う。
この動画のどこがこの趣旨に合致するんだかよくわかりません。切磋琢磨する姿がこの動画なんでしょうか?
子育て支援施策を実施するんであれば、医療補助を小学生以降も続けるとか具体策で対応すべきなんではないですか?
(動画の最後に担当大臣まで出てきて悪ノリしてるしねぇ・・・)

 こういう地方のボスが悪ノリしている姿を見ると、2050年には人口減少で9600万とかになるとかいうのも分かるような気がします。
自分が一番偉いんだ、国会議員より裁量が大きいんだからさ、というボケがこういう恥ずかしい動画になっているんだと思います。(自分に酔ってるでしょ、彼ら)

2014年8月4日

消化映画 -「少林寺三十六房」(1978年)

BSジャパン(テレ東系)で放映されたものを録画視聴。
BSジャパンは「寅さん」全部放送とか映画も充実しているのでチェックするようにしてます。(テレ東の午後2時台の映画枠みたいな伝統なんでしょうか。あれは学校休んだときに観るのが楽しみだったなぁ)


少林寺三十六房 - 作品 - Yahoo!映画
http://movies.yahoo.co.jp/movie/少林寺三十六房/10865/
解説
 実在の人物とされる劉裕徳をモデルに描かれた少林寺ものの一つで、悪の将軍によって師や友人たちを殺された若者が、少林寺に入門。それぞれ異なる技を鍛錬する三十五からなる房の中で修行を積み、やがてヌンチャクの変形、“三節棍”を生み出し卒業、復讐を果すまでを描く。
1978年公開の映画なんですね。
私は1980年代の(ジャッキー・チェンの)カンフーブームがあった後に出てきたモノだとばかり。

http://ja.wikipedia.org/wiki/少林寺三十六房
1985年1月12日フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」でテレビ初放送された。
ということなので、それも当然かも。
そんなわけで、何度もテレビ放映されてたはずですが、通しで観たのは今回が初めて。

明朝から清朝へ時代が変わり、清朝の役人たちから追われる身となった主人公が・・・というわかりやすいストーリーなんですが、漢族からすれば異民族である清王朝ってのは悪役になりやすいんだろうな、などとも。

香港、ショウ・ブラザーズの映画というか、1970年代あたりのショウ・ブラザーズの映画はやっぱりすごいなと。
今の基準からすれば主題歌(少林ファイター 日本語版だけの挿入歌みたいですが)とか笑えるのかもしれないけど、いやいやあの時代とすれば、その感覚はなかなかのものでしょう。加えて音響効果もゴージャス。
ストーリーも破綻無く、着々と進んでいく安定感。結局主人公は一人だけ殺したってことになるのかな。僧侶という立場なのでその辺も逆にリアル。

ってことで、少林寺モノであれば一押し。カンフー映画としても一押しです。

VMware Fusion で Windows 98 SE を動かす

わざわざ動かす環境を作らなくても・・・と思うところではありますが、CD-ROM版の「マルチメディア」系や「インタラクティブメディア」だと最近の環境だと動作しないってことが課題としてありまして、週末に部屋の中を探してOSのインストールメディアを発見したので作業してみた次第。

「なんでそんな古いOSを」という理由はこちらに書いてあります。

「マルチメディアコンテンツ」を死蔵させないために
http://tiiduka.blogspot.com/2013/07/blog-post_28.html


そんなわけでして、せっせと仮想環境に Windows 98 SE をインストール。
Windows 95英語版のパッケージもあったはずだけど、OEM版のWindows 98 SEがあったんでこれにしました。

Windows 98のインストールは、CD-ROMをディスクイメージに変換してインストールすることにしました。(何かの拍子にインストールメディアを要求されても面倒なので)

懐かしいというか、何と言うか。
こんなにショボかったんですよ、昔は。



ここからはGUIっぽい画面に。
文字とか汚すぎですが、これは仕様です。


お楽しみください。と言われても楽しくないんですけどもね。
もくもくと作業を待ちます。


未開封のパッケージだったのでプロダクトキーもあったんでそのまま通過。


起動画面来た!


最後に VMTools をインストールしておしまい。(これで高解像度の表示も可能に)


Windows Update (Microsoft Update) を掛けて・・・と思ったら、さすがに終了してました。

IE5 を IE6 SP1 に更新するところまでは自力でなんとか。
(インストーラだけだと、その先のファイルが Internet上に無いのでエラーになるのには「おいおい」となりましたが)


Second Edition ってこともあり、『16bit/32bit混在のWindows OS』としては最終形態(一応、Windows Meという存在がありましたけど無視していいんじゃないですか?)なので、.NET Framework 1.1, 2.0 をインストールし、DirectX 9.0c をインストールしてひとまず終了。


Download Microsoft .NET Framework Version 1.1 再頒布可能パッケージ from Official Microsoft Download Center
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=26
Download Microsoft .NET Framework 1.1 Service Pack 1 from Official Microsoft Download Center
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=33

Download Microsoft .NET Framework 2.0 日本語 Language Pack (x86) from Official Microsoft Download Center
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=18129

Download DirectX 9.0c End-User Runtime from Official Microsoft Download Center
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=34429

QuickTime は、Windows 98 への最後の対応版である 6.5.2 をダウンロードすることができます。
QuickTime 6.5.2 for Windows
http://support.apple.com/kb/DL443?viewlocale=ja_JP


メモリやHDDの容量がMB単位だった時代の製品ですから、さすがにCore i7のMac miniでのVM環境だとサクサクと動きます。
右クリックするとタイムラグがあって表示されるあのメニューも気にならないぐらい。

インストールメディアはあるけれど・・・という人は結構いるかもしれませんが、更新用のファイルの入手が今後ますます難しくなると思いますんで、「古い環境じゃないと動かないもの」を持っている人は早めに環境を作っておいた方が良いかと思います。

2014年8月2日

VMware Fusion で OS X Yosemite Beta を動かす

OS X Yosemite のベータ版、もう締めきられたかな、と思いつつ試してみたらまだ大丈夫でした。(先着100万名とのことでしたんで、出遅れた私はもう終わったもんだと思ってました)

例によって VMware Fusion の仮想環境、OS X Mavericks Beta にインストールすることに。

申し込みはここからです。

OS X Beta Program
https://appleseed.apple.com/sp/betaprogram/


前提となるのが、OS X Beta Programのメンバーであること。
守秘義務とかありますんで。


加えて制約事項なども。(メンバーページにはこれよりも詳しい不具合内容とか記載あり)
OS X Yosemite Betaを使う際のご注意。
Mac で OS X Mavericks を実行していることを確認してください。OS X Mavericks を持っていない場合は、Mac App Store から無料でダウンロードできます。エラーや誤りが含まれている可能性があるため、OS X Yosemite Beta はサブの Mac にインストールすることをお勧めします。必ず「Time Machine」を使ってお使いの Mac のバックアップを作成してから、ベータ版をインストールしてください。これはまだ開発中のベータ版ソフトウェアであるため、一部のアプリケーションやサービスが期待通りに機能しない可能性があります。一部の機能には iOS 8 が必要ですが、iOS 8 は OS X Beta Program の一環として提供されていません。
この通り、MacOS X Snow Leopard (MacOS X 10.6) や OS X Lion (OS X 10.7) 、Mountain Lion (OS X 10.8) の環境では駄目で、Mavericks (OS X 10.9) 環境へのインストールが前提になってます。
(なので仮想マシンで試すにはちょうど良いという次第)



5.07GBもあるんでまだダウンロードが終わりません。
ADSL回線なんで仕方が無い。

インストールが完了してからも、前述の引用文の通り、iCloud での同期は禁物ですね。
赤くなったらしい iTunes のアイコンが楽しみです。

ことば - 「Windows 8.1 with Bing」という存在

Windows 8.1 with Bing 搭載モデル、各社から販売が始まっていますが、安いですね、これ。
画面としては Windows 7 の方が好きだけど、UIはヘンテコだけどOSとしては Windows 8.1 は結構良い印象を持っています。(USB3.0におけるUASPへの対応とか、なんでOSが Windows 8 以降じゃなきゃ対応できないのか謎要素多すぎるのも、Windows 7 に好感を抱かない点。デバイスドライバを提供してくれれば済む話じゃないんですかね?)

PC の OS としては、Microsoft が現状も圧倒的なんだけど、スマートフォンやらタブレットを含めた「OSのシェア」という意味では、Microsoft がどんどん低下。
そんな状態で OS のシェア拡大のために投入した「Windows 8.1 with Bing」(デフォルトの検索エンジンが Bing ってだけで、あとで Google に変更することは可能)という存在。
タイミングが微妙です。Microsoft の悪あがき、タイミングを逸したってことを思っている人多いんじゃないでしょうか。

たとえばこれが、Windows XP のサポート終了にあわせての施策であれば、Windows XP から Windows 8.1 へとすんなり移行しちゃった人が多かったと思うんですよ。
(最初から Windows 8.1 update ぐらいの軽さであればなおさら。ネットブックからの以降なんて道筋もあったでしょうし)

以前紹介したちょっと小さいEPSONダイレクトのノートPCだとこんな感じ。
Epson Direct Shop - Endeavor NY40S
http://shop.epson.jp/pc/note/ny40s/


左が Windows 8.1 with Bing 搭載モデル、右が Windows 7 搭載モデル。
どちらも 64bit版のOSが入ってのこの値段。
Windowsのバージョンが違うだけで、こうも違っています。(新しい方が安い!)

Windows 8 販売開始直後のバーゲンプライスは Windows XP のサポート終了を意識するには早すぎました。(ライセンスを格安で大盤振る舞いするタイミングが悪すぎ。Windows 7 より Windows 8 を使って欲しいという意味での価格設定だったんでしょうが)

で、今回の Windows 8.1 with Bing なんですが、こちらはプリインストール用のOSという位置づけ。すでにPCはあるけど、それに Windows 8.1 with Bing をというのは考慮されておらず、OSの値段が無いから安くなったPCを買ってね、というもの。
これが Windows XP のサポート終了前に発売となっていたら、Windows XP の継続利用をやめて新しいの買ってみるか、となったんじゃないんですかね?

Windows XP でもいいやって方、よくよく考えればそんなにPCって必要じゃないことに気付いてタブレットに流れているように思えますし、Microsoft としては客を逃がしてるよなぁとつくづく感じます。