2010年2月26日

Norah Jonesの"Come Away With Me"好きにRickie Lee Jonesを奨めてみる

ノラ・ジョーンズの "Come Away With Me"、店頭のオーディオコーナーの試聴盤や、雑誌やWebとかのリファレンスとして使われることが多いようです。

彼女は元々Jazzボーカリストを目指してたわけでもなく、その後はカントリーロック風だったり、近作ではエレピを使ってということで「がっかり」してる人も結構いる様子。
(Amazonのレビューを見てるとそんな感じですね)

脱線すると"Come Away With Me"はいまじゃSACD盤も出てるけど、当初の国内盤はCCCDでした。
タワレコなどで投げ売りされてましたが、みんな輸入盤を使って「試聴」してたんだろうか。

で、話を戻して。
私はノラ・ジョーンズは最初のアルバムよりThe Little Williesとしての活動が好きだったりするんです。
"Come Away With Me"好きでという人にはRickie Lee Jonesのアルバムを聴いてもらったほうが良いように思う次第。

リッキー・リー・ジョーンズは寡作な方ではあるけど、キャリアが長いんで枚数的には多くなります。
デビュー作の"Rickie Lee Jones"(邦題は「浪漫」)と2枚目の"Pirates"、そして"Pop Pop"(ジャケットデザインで損してるアルバムだと思います)、2003年の"The Evening of My Best Day"あたりをぜひ聞いていただきたいと思います。

名前聞いたことないという人でも1979年のデビューアルバム一曲目、"Chuck E.'s in Love "は知っているんではないかなと思います。
このデビュー作は、私の中でのワーナー黄金期のプロデューサー、レニー・ワロンカーとラス・タイトルマンがやってます。

どれも録音状態が良いんで、オーディオ的にもお奨めです。

   

2010年2月25日

ポータブルCDプレイヤー(SONY Discman D-T20)

変わり種の続きで、こちらはソニーのラジオ機能付きDiscman D-T20です。
古い機種で、1989年に発売されたD-22より前の製品のようです。

D-22との違いは、D-22にはBass Boost機能がありますが、D-T20にはありません。
D-22の発売以前に、D-20という機種があるので、それにラジオを足したものがD-T20のようです。

ストラップホールは手前側左右にあり、肩掛けできるようになっています。


ラジオ機能ですが、AM/FM以外にVHF(アナログ地上波)の音声も聞けるというものです。
FM音声はSTEREO/MONOの切り替えが可能です。


CDとRADIOの切り替えは前面操作部で行います。
下の写真の右下のスライドスイッチで切り替えるのですが、左にするとCD、中央がHOLD、右がRADIOとなります。
RADIOにすると上の写真のRADIOと書いてある左のLEDが赤く点灯します。
ラジオのチューニングは上の写真の円弧が切れているところでダイヤルを回す仕組みです。


電源は単3電池4本、またはACアダプタでDC9V(センターマイナス)となっています。
電池ボックスの構造はD-22と同じです。


裏面は素っ気ないです。本体は樹脂製ですが、底の部分はスチール(鉄)です。
丸いシールは修理歴のある証拠ですね。90年9月に修理を受けているようです。



端子は、右側面にヘッドフォン端子、左側面にREMOTE端子(別売りのリモコンユニットをつなぐもの)、背面にLine Out端子があります。

残念ながらラジオは各派受信できません。
ボリュームにガリノイズあり。
CD再生はそのままでは音飛びあり、プレイヤーを垂直に立てると音飛びせず再生できるという状態です。
垂直に立てた状態で再生、ヘッドフォンで聴いてみるとレンジも広いし元気な音が出てきます。

ポータブルCDプレイヤー(Panasonic SL-PH270)

変わり種のポータブルCDプレイヤー、スピーカ内蔵のパナソニック SL-PH270です。

普及機にスピーカを内蔵してみましたという機種です。
つり下げ用の金具も付属していて、壁掛けで使用することもできます。
(無印良品のCDプレイヤーに近い感じではありますね)

モノラルでも良さそうなもんですが、ちゃんとステレオスピーカになってます。
音飛び防止機能は40秒のもの、EQはS-XBSというBass Boostです。

電池も普通にもつので、出張時にこれだけ持って行くことが多かったです。
宿泊先の部屋で鳴らすには音量不足ではあるけど、鳴っているということのほうが助かりますんで。


もちろんヘッドフォン端子も付いていて、中央のスイッチで切り替えることができます。
ヘッドフォン利用時のみイコライザが使えるようになっていたりとちゃんとスピーカを内蔵しているということを意識した設計になってます。



電池は単3電池が2本。ACアダプタはDC4.5V(センター+)です。


スペック
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=SL-PH270


周波数特性(JEITA)(Hz) 20~20,000(+0~-7dB)<ヘッドホン出力時〉
実用最大出力(JEITA)(mW)(約) 9+9  /スピーカー時:55+55
電源 DC4.5V
付属ACアダプター消費電力(W)
使用時(耐振機能ON/OFF) 2.6/2.4
   スピーカー時:2.8
   充電時 3.2 
   電源「切」時 1.6
付属充電式電池フル充電時間 約5時間
電池持続時間<EQモードOFF+耐震機能ON/OFF>(約) 2本使用時(本体内蔵) 
(1)単3形アルカリ乾電池使用時 24時間(スピーカー時:20時間)/18時間 
  ※単3形パナソニックアルカリ乾電池(LR6)使用時。 
(2)ニカド充電式電池(フル充電) <付属・単3形> 
  13時間(スピーカー時:10時間)/11時間 
(3)ニッケル水素充電式電池(フル充電)<別売・単3形> 
  18時間(スピーカー時:13時間)/14時間 
ヘッドホン出力端子(ミニジャック) ステレオM3 16Ω
重低音回路 S-XBS(ヘッドホン)
本体寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 128.0×31.6×131.5
最大外形寸法(幅×高さ×奥行)(JEITA)(mm) 128.5×32.6×133.5
質量(付属充電式電池または乾電池を含む/含まず) 約286g/約240g

2010年2月22日

ポータブルCDプレイヤー(FISHER Z-ACDP4)の仕様

ネットショップやヤマダ電機で扱っています。
未入手なので音は未確認です。

FISHER Z-ACDP4
発売元:三洋コンシューママーケティング(株)

<機能>
  • ランダム・リピートプレイ(1曲/全曲)
  • プログラム再生20曲
  • ラインアウト端子
  • 電池残量少量表示
  • CD-R/RW再生可能
<セット内容>
・ステレオヘッドホン(イヤホン)
・リモコン(4キー)再生・一時停止、停止、スキップ

<仕様>
出力端子 ヘッドホン、ラインアウト(独立2系統)
出力   20mW + 20mW(16Ω、ヘッドホン時)(EIAJ) 440mV(47kΩ、ラインアウト時)
外部電源入力端子  DC4.5V
電源   乾電池DC3V、単3形アルカリ乾電池2本
電池持続時間 単3形アルカリ乾電池使用(EIAJ)音飛びガードOFF:約9時間/音飛びガードON :約12時間
外形寸法:W131xD137xH28 mm
質量:約195g

ポータブルCDプレイヤーの現状

過去の製品をあれこれ掲載してますが、今回は現行製品はどうなっているのか?ということと過去製品を選ぶときのポイントについてまとめてみました。

Panasonicは現在ポータブルCDプレイヤーを販売していません。すべて生産終了になってます。
http://panasonic.jp/products.html

SONYは上級機と入門機の計3機種のみ。
http://www.sony.jp/walkman/lineup/cd/

D-EJ002は入門機。シンプル操作云々とありますが、リモコン付きで4980円というのが安いかなという程度。
D-NE730は上位機でD-NE-830との違いは外観のみです。

生産完了モデルとして、ラジオ付きのDF-FJ787、D-NE20、D−NE920も掲載されていますが、店頭にどれだけ残っているのかはわかりません。
(ここ半年見かけてません)

ジャスコなどのスーパーで聞いたことないぞというブランドの製品も扱っているので実際には選択肢はもう少しありますが、入手確実なのは家電量販店でのみ扱っているMATRIC(コジマ)とFISHIER(ヤマダ)ぐらいでしょうか。

MATRICは以前紹介していますが、PCD-2008という機種が現行品です。

FISHERは未入手ですが、Line Outが付いていてリモコン無しというモデルです。
(FISHER三洋の海外向けブランド)

MATRICはコジマで3.5k円程度、FISHERはヤマダで4k円程度で購入できます。

先日、Twitter上で「議論」していたんですが、

・DAP(Digital Audio Player)の音をよくするためにあれこれするより、ポータブルCDプレイヤーを持ち歩いた方がいいんじゃないか?
・長期間の「滞在」とかだとDAPはやっぱり便利だよね
・たくさんの曲を持ち運ぶことができると言っても移動時間は2〜3時間だったらCD数枚
・一度はちゃんとした音が出るポータブルCDプレイヤーも体験して欲しい

キーワードとしては、
「単3電池2本か4本のモデル」の「アナログアンプ」
「アナログボリューム」
「音飛び防止が非圧縮の短時間のもの」
「音量制限機能を切れるもの」
という感じで、現行品より過去製品、中古で入手するのが良いねという結論に。

ガム電池も高価&入手難で、エネループのような最新技術を使った二次充電地ではないことから通常の単3電池だとエネループを使うと長持ちかつ経済的です。

音飛び防止はSONYの場合、ESP、G-PROTECTION-1というのが非圧縮、G-PROTECTION-2というのが圧縮という見分け方になります。
(CD本来の音で聴くには、G-PROTECTIONは必ず1に)

音量制限はSONYだとAVLSという名称で難聴対策として付与された機能なのですが、音質的にはマイナス。どこか隠れた場所にON/OFFできるスイッチがあるはずなのですが、無いものもあるかもしれません。

でも移動中に音飛びするのが嫌という方には、音飛び防止機能を圧縮/非圧縮で切り替えることができるモデルもあるので、そういうのを選んだほうが良いと思います。
(SONYのG-PROTECTIONの1と2のように)

光出力が付いていると外部DACに接続してという使い方ができますし、LineOutが付いていると音飛び防止などの機能を無効にして出力してくれる場合があるのでお奨めします。

2010年2月20日

ポータブルCDプレイヤー(MAGNAVOX AZ6839)

MAGNAVOXのポータブルCDプレイヤー、AZ 6839/06 という機種です。
マグナボックスという会社はボイスコイルを使ったスピーカーを発明した会社ということで由緒のあるブランドです。
NHKの放送博物館にも1920年代のホーンスピーカーの記載があります。

MAGNAVOXという会社は、元々アメリカの電気機器製造会社なのですが現在はフィリップス傘下になってます。
http://www.magnavox.com/

このプレイヤーもフィリップスの低価格帯のもので、フィリップスブランドでも販売されていたようです。
Made in China、裏面には日本語の「使用上のご注意」が記載されており、どんな流通形態で売られていたのか不明です。

ヘッドフォンを直接接続し、DBBを切った状態でも低域が伸びていて十分な音が出ています。
(DBBをONにするとベースの音域が持ち上げられる感じで好みの音ではありません)

家人に使ってもらったところ、持ち歩きながら聴いても音飛びしないし、DBB OFFでも良い音とのこと。好評でした。
(AKG K24Pとの組み合わせで屋内試聴)

右手前のDBBはBass Boostです。(ON/OFF)
ケース上面に、DYNAMIC BASS BOOST、DIGITAL SERVO PROCESSINGの表記あり。
ヘッドフォン端子は側面です。(単独のLine Out端子は無し)


電源は、センター+のDC6Vまたは、単3電池4本です。
電池収納部はユニット式になっています。(カメラのストロボみたいな感じです)


背面全景。

ポータブルCDプレイヤー(AIWA XP-V30)

アイワのポータブルCDプレイヤー、XP-V30です。
ブリスターパッケージで売られていた普及機です。

デッドストック品を入手したので新品状態です。(販売年は2000年になってました)
(安い値段で見かけたら買っておくことをお奨めします)

音飛び防止無し、Line Out端子無しというシンプル構成ですが、ヘッドフォン端子の音が良いです。
DSLという低音補正機能だけというのが良いです。(デフォルトはOFFだし)


特長は、「電池残量シグナル」「重低音DSL」だそうです。乾電池2本で12時間楽しめるというシールが本体に貼ってあります。(小さめの字で「市販のアルカリ乾電池使用時」の表記あり)


電源は単3電池2本または付属のACアダプタ(AC-A62)となっています。
NiCd充電地の充電機能が付いてます。通常は一次電池と二次電池を区別するための検出部があるのですが、このプレイヤーには無し。割り切りなのかな。


音飛び防止機能が無いので持ち歩いて使うのには向いていませんが、卓上で使うには便利なプレイヤーです。

主な仕様(取り扱い説明書より)
  • トラッキング方式 1ビームT.P.P.方式
  • レーザー 半導体レーザー
  • D/A変換方式 8倍オーバーサンプリングデジタルフィルター + 1 bit DAC
  • 周波数特性 20 - 20,000 Hz
  • 出力端子 ステレオミニジャック
  • 出力レベル 12mW+12mW (16ohm, 1kHz,ヘッドフォン時) 500mV(47k ohm,1kHz,Line Our時)
  • 入力端子 DC6V(外部電源入力)ジャック
  • 電源 DC3V 単3アルカリ電池2個使用、DC2.4V 単3ニカド充電地(市販)2個使用、AC100V家庭用電源 付属のACアダプター使用
  • 電池持続時間 単3アルカリ電池使用時で約12時間
  • 最大外形寸法 128.5(幅)x28.5(高さ)x143(奥行き)mm
  • 質量 約216g(乾電池含まず)
  • 付属品 ステレオヘッドホン、ACアダプター AC-A62



2010年2月17日

広東語不足になったら香港のPodcastを

香港のFM局(商業電台)は以前、叱咤903という放送局の番組をWeb経由で再生、録音してCD-Rに焼いて聴いていたことがありました。もう10年近く前になるのかな。

Webのタイムテーブルを見て、ここからここまで何時間分みたいな感じで録音してました。
それ以上のことは香港のID番号が必要になったりするのでただ聴くだけ。

なぜに香港と言われれば、やかましい広東語の響きが好きだからという理由だったりするんですが、中国の中で自由にやれている香港という地域の一番自由にやっている局の番組を聴いていたというのも理由でしょうか。

いまでは、香港電台、商業電台のそれぞれがiPhoneのアプリとして作られ、iPhoneで簡単に香港のラジオを聴くことができるようになってます。

商業電台のがこれです。

http://itunes.apple.com/jp/app/id338703232?mt=8

こちらは香港電台。


http://itunes.apple.com/jp/app/id304606030?mt=8

私はiPhone持ってないんで、詳しくはアスキーの遠藤さんのブログを確認してください。
(今回のPost内容、遠藤さんにtwitterであれこれやりてた内容のまとめなんです)

遠藤諭の東京カレー日記: 香港ラジオをカーラジオにするには

商業電台はブラウザに専用のツールバーをインストールすればiPhoneアプリと同様に使えるようですが、私のMac環境ではうまくインストールできず。
(言語かなぁ。近々、WindowsPCで試してみます)

そんなわけで、最近不足している広東語は香港電台のPodcastで補うことにしました。


香港電台は、以下の場所でPodcastを配信してます。一度iTunesに登録すれば通常のPodcastと同様に扱えます。
http://podcast.rthk.org.hk/podcast/allpodcast.php?lang=zh-CN

竹内まりやの"Denim"と"Vintage Denim"

ここ数週間、竹内まりやさんの曲をよく聴いていたんですが、iTunesライブラリのファイルが128kbpsのMP3のままだったりするので、CD棚からCDを集めて再度Rippingしてました。
(iTunes Plus品質のAACファイルへ変換してます)

寡作な方なので、処理枚数が多くないのですが、旦那の山下達郎さんのアルバムも同様の処理をしてたら結構時間が掛かりました。

竹内まりやのアルバムでは、2007年に発売された"Denim"がいまのところ一番好きで再生率も高いです。
歌詞に「いそじ」(五十路)なんて単語が入っているのにびっくりしますが、それがすんなり聴いて染みいってくる感じはさすが竹内まりやだなぁと思います。

音も丁寧に作られていて、旦那の山下達郎氏のアルバムより力が入ってます。(毎回そう思いますが)



私が持っているのは初回限定版なので2枚組で、2枚目は"Vintage Denim"というタイトルになっており、専用の歌詞カードも付いてます。
6曲と曲数は少ないですけど、中身は良いです。リマスタリングされたアルバム未収録だったカバー曲が入ってます。(カラオケバージョンとかは入ってません)

オリジナルアルバムとしてはこれが「最新」になるので、次はいつになるのかなぁと思いつつ、過去のアルバムを繰り返し聴いてます。

初回限定版は新品ではなかなか売ってないと思いますが、Amazonのマーケットプレイスだと安く入手できます。通常版しか持って無いけど"Vintage Denim"が気になる方は買い増ししても良いんじゃないでしょうか。

左が初回限定版、右が通常版です。
 

2010年2月14日

久々にANALOG盤でWilcoのアルバムを

実家に眠ってたアナログプレイヤー、Technics SL-J2というDirectDriveのT4Pカートリッジを使うフルオートプレイヤーを設置してみました。

仮設置なんで、机の端っこに設置という状態なんではありますが。


アナログ盤(LP)は最近買ったWilcoの"A.M."というアルバムです。


Amazon.co.jpで普通に売ってるものですが、180gの重量盤でうれしいです。
CDで買ってさんざん聴いているアルバムですが、ジャケットがでかいというだけでもうれしいです。
Wilcoは昨年発売のアルバムではアナログ盤+CDというパッケージもあるので、そっちを買いました。
こうやって最近のアナログ盤を聴いてみるというのもなかなか新鮮です。


2010年2月11日

fi.Questの構成変更中です

OPAMPの工作が終わったので、そろそろ構成を変更してみようかと思っています。

現在の構成は、OPA2111+BUF634というシンプル構成です。
過去記事:fi.Questをいろいろ聞き比べてOPAMPをOPA2111に交換してみる


音場が広くてこれはこれで気に入ってます。

ところが工作したバッファ(BUF634のスタッキング)を付けてみたところ、音のバランスが崩れました。(OPA2111 + BUF634x2)


OPA211とADA4627-1BRZの準備ができたので既存のOPA827をあわせて再度いろいろ試してみようと思います。

工作(SOIC to DIP)とBUF634のスタック

久々のハンダ付け作業です。
今日は、SOICのOPAMPをDIP変換基板を計4つととBUF634のスタックを実施しました。
OPAMPは、TIのOPA211とアナデバのAD4627-1BRZです。


左から右に。
ADA4627-1BRZ

OPA211AIDR

BUF634P

OPA211AIDRの変換基板は、前回OPA827を逆にハンダ付けしてOPAMPを引っぱがしたものを再利用。けちらなくてもよい値段ではあるんですが、やっぱりもったいないと。

BUF634のスタッキングは上に乗せるBUF634の脚がちと長いんでちょびっとカットしてます。

たまにやるから余計に疲れるようなんで、あんまり時間を空けずに作業していったほうが良さそうです。

工具紹介(ニッパと六角レンチ)

使っている工具の紹介を。



ニッパはFUJIYAのニッパと決めています。
切れ味が良いのはもちろん、消耗品なのである程度の金額で入手しやすいというのが良いところです。

六角レンチはPB製とこれまた決めてます。
こちらはクルマや自転車のメンテナンスにも使うので1.5mmから10mmのボールポイントのセットを使っています。
家庭での利用であれば、十分過ぎる工具なんですが、ボルトを痛めることもなく、確実に使えるという安心感、錆びたりしないんで長期間使えるという点を考えるとソケットレンチやスパナ、メガネレンチとかと同じく高いの買っておけば間違い無いという部類の工具だと思います。

ドライバはPB製のを写しましたが、ベツセル製のものも使っています。(大きいサイズだとKTC製も)
マグネットの有無、貫通かどうかなどがありますが、電子工作だと0番以下のプラスの出番が多いのでいくつか買って気に入ったのを使っているという感じです。
マイナスの小さいのはPB製がしっくりきてます。(写真のもの)

PB製品はチェーン店の工具屋さん(アストロなどの全国チェーン)に行けば間違いなく置いてありますし、ニッパとドライバはホームセンターで売っているものです。

刃物以外の工具の場合、きちんとクロームメッキされた工具であれば一生モノなので、安いレンチセットなどは買わず、昔買ったものを長いこと使っています。
安い工具を使ってボルトを破損というのが一番割高になりますし。

入力端子の豊富なプリアンプが欲しくなる

ソースとして、光デジタル出力機器(MacやPC含めて)、アナログの出力機器(アナログプレイヤーとかも)があれこれ増えて、接続をすっきりさせたくなってます。
デジタル入力はできれば4つ、アナログRCAは3つという感じでいいんです。

プリアンプからの出力はヘッドフォンアンプ数台に接続したいからアナログ必須で、デジタルアンプ(KAF-A55)につなぎたいから光デジタルの出力も欲しいなぁ。

一番近いのが、FostexのHP-A7なのかなと思ってます。
ヘッドフォンアンプはいろいろ持っているんでそうじゃなくてもいいんですが。
http://www.fostex.jp/user_file/fostex-sh/etc/HP-A7_Release.pdf (※PDFへの直接リンクです)

仕様としては、ヘッドフォン端子を除くとこうなります。
<入力>
● [USB] 端子 ・サンプリング周波数 : 最大24bit/96kHz ・インターフェース : USB フルスピード
● [DIGITAL INPUT - OPTICAL] (1, 2) 端子 ・コネクタ : 角形オプティカル ・フォーマット : S/PDIF(32kHz ~ 96kHz)
● [DIGITAL INPUT - COAXIAL] 端子 ・コネクタ : RCA ピンジャック ・フォーマット : S/PDIF(32kHz ~ 192kHz)
● [ANALOG INPUT] (L, R) 端子 ・コネクタ : RCA ピンジャック
<出力>
● [ANALOG OUTPUT](L, R) 端子 ・コネクタ : RCA ピンジャック ・適合負荷インピーダンス : 10k Ω以上 ・THD : 0.002% 以下
・周波数特性 : 10Hz ~ 80kHz ± 3dB(192kHz 使用時) ● [DIGITAL OUTPUT] 端子
・コネクタ : 角形オプティカル ・フォーマット : S/PDIF(32kHz ~ 96kHz)
パワーアンプ内蔵、つまりプリメインというところまで広げると、ケンウッドのR-K1000あたりも入力が豊富で良さそうなんですが、重複する部分が多いし、どうも中途半端。
http://www.kenwood.co.jp/products/home_audio/acoustic/r_k1000_n/index.html

探していると入力端子の豊富なAVアンプが該当しちゃうんですが、大きさから躊躇。
なんか探し方なのか、求めているものが見当外れなのか再度整理してみた方が良さそうに思えてきました。
入力端子の豊富なDACでも無いみたいだしなぁ。セレクターで我慢するのが一番安上がりではあるんですけどね。

2010年2月9日

00年代に1980年代のPrinceを思い出すアルバム

昨年話題になっていた Maxwell の "BLACKsummers'night" というアルバムをようやく購入。
あまり期待しないでいたんですが、これ良いです。

あわせて買った2001年の旧譜 "Now" も聴いてみたら、これがPrinceのファルセット?と思うような声。曲調も良い感じに音数が少ない点も○。
ホーンの入り方、ギター主体の曲でのノリ具合含めてOK。
決して万人向けではないけども。

ということをtwitterで書いてたら D'Angelo の "Voodoo" も良いぞという声があり、慌てて購入。
こちらも2000年発売なのですが、これまた良いです。
よく見かけるCDでしたが、ジャケ買いしないデザインだからスルーしてました。(ボビーブラウンを想像してしまって・・・)

R&BはSTAX/VOLT、70年代以降はSly & The Family Stone、Princeという流れが好きなので、たまりません。
あー、もっとマメに情報収集しなきゃ駄目だなと思った次第。
しかしご両人とも寡作ですね。


2010年2月8日

そろそろアナログ盤再生環境を

そろそろアナログ盤の再生環境を整えなくちゃということで、眠ってたテクニクスSL-J2というコンパクトなダイレクトドライブのリニアトラッキングのフルオートプレイヤーを掘り起こし、ついでに予備に買っていたオーディオテクニカのT4P規格のカートリッジ、AT-152LPも発掘。

フルサイズのアナログプレイヤーはKenwood KP-990というのを持っているんですが、いかんせん場所を取ります。そっちはメインのシステム用に取っておいてます。

気軽に使うんだったら小さいT4P規格のカートリッジを使うものが良いなということで、20年振りぐらいに復活させようかと思っている次第。
簡単な動作確認をしたところ、問題無く動くようなのであとはフォノイコライザをどうするかです。

プリメインアンプにやってもらってもいいんですけど、小さくまとめたいという気分なので、安いフォノイコライザを導入しようと思ってます。

部屋の片付けをしてアナログプレイヤーを設置、既存のシステムに組み込んでアナログ盤を堪能したいと思っています。

T4P規格のプレイヤーはさすがに現行品ではありませんが、カートリッジは複数のメーカから発売されているので、そのうち買ってしまうかも。
まずはフォノイコライザをどうするか思案中。

2010年2月1日

fi.Questをいろいろ聞き比べてOPAMPをOPA2111に交換してみる

fi.QuestのOPAMPをOPA827からOPA2111に変更してみました。

複数台のfi.Questを聞き比べする機会があったので、自分のfi.Questがどんな音なのか、もしかして糞なんじゃないかと恐る恐る聞き比べてみました。

いままではノーマル機との比較もできない状態だったので、自分のアンプの現在地がどこなのかわからない状態でしたので、比較してみたいと思っていたわけです。

聞き比べをさせていただいて思ったのは「みんな違う」ということ。似てるんだけど違うとか、こんな音にもなるのとか様々。

聞き比べしていると、この構成の音が好みだなぁとかわかってくるんですが、同じ部品構成にすればそれもできるでしょうが、聞き比べた中での好みだっただけで、やはり試行錯誤を繰り返していくしかないなとも感じた次第。

で、OPAMPをOPA827からOPA2111に変更してみました。

低域の主張が減って、ボーカルくっきり、音場感広くなった感じで良い感じになりました。
前回書いたATH-PRO700の特徴でもある低音域の主張が抑えられてボーカル域が前に来ます。

ちょっとこの構成で聞き込んでみようかなと思ってます。

TI OPA2111
http://focus.tij.co.jp/jp/docs/prod/folders/print/opa2111.html