2009年12月31日

大晦日(iBasso T4とRocketfish RF-EHP11)

大晦日の更新です。
今年最後の更新になると思います。

このBlogは、2009年9月24日に「思いつき」でスタートしました。
想像していた以上の利用状況に驚いています。ありがとうございます。

Blog構想があったわけでもなく、mixiの日記じゃあまりにもクローズドなので、Blogに出しちゃえという感じのノリでした。
Blog作成にあたってタイトル決めなきゃならなくて、数分考えてこのタイトルにしたぐらいでしたから、準備無しでした。

そして、2009年も大晦日。
Blog開設から今日までにもいろいろあったなと振り返っています。
(デジタルカメラが2台立て続けに壊れたのが一番痛かったかな)

基本的には自分がやったこと、感じたということを書いているのでかなり偏った内容になっていますが、情報については出典を明記するようにしていますので、ご理解を。

で、本題。


iPod mini + iBasso T4 + Rocketfish RF-EHP11です。

Rocketfish RF-EHP11というイヤフォンは、ケーズデンキで売ってます。
USだとBEST BUYで売っているようなので、大型量販店向けのモデルのようです。

布巻ケーブル、ケーブルをまとめるマグネットクリップ、そしてコンプライのイヤフォームを使っているということで買ってきました。
1,980円のダイナミック型です。通常のイヤピースも3サイズ付属しています。

コンプライのページで交換パーツとして購入できます。
(ほんとのスポンジなんで他のコンプライとはずいぶん違ってますけ)
http://www.complyfoam.com/Product/A%7B48%7D400/Model/RF%7B48%7DEHP11
メーカのWebはこちら。
http://www.rocketfishproducts.com/

布巻はありがたいです。Y字型ケーブルのV字部に「からみ防止リング」が付いているので、より絡みにくくなってます。
プラグ部は小型で斜め45度、外観だけだと2,000円以下には見えないです。
ただし、ケーブルの出ている位置とハウジング形状、ハウジングのロゴだけで左右を判別するというのはちょっと面倒。

音はまだそんなに鳴らしていない状態なんですが現時点ではお奨めしません。微妙です。

高域のシャリつき感、低音はちょい出てる感じ、肝心の中域で楽器が別物になってしまっているんで、これが鳴らしこんでいくとどうなるかという感じです。
(基本的にはドンシャリ傾向のようです)


アンプはiBasso T4です。
http://www.ibasso.com/en/products/show.asp?ID=37

ケースの交換とLEDの点滅不良、3.5mmジャックがゆるいという不具合があったので修理に出したら新品みたいな状態で帰ってきました。

こんなに小さいアンプですが、長時間稼働できるし音もFiio E5クラスとはずいぶん違うので重宝する一台です。
ギャングエラーは気にならないレベル。0から2へ回転させたときに1相当以下で右chだけというレベル。
常用するのは2以上なので気になるレベルではありません。

すでに後継のT3が発売されていますが、その後もiBassoで販売しており併売中のようです。

今年もあと22時間を切りました。

2010年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。

2009年12月30日

PV「月とラクダの夢を見た」中山うり

中山うりさんの「月とラクダの夢を見た」という曲のプロモーションビデオです。
iTSの今週のシングル(無料のやつですね)で知ってからのファンです。



発売元のオフィシャル動画です。

2009年12月29日

SACDを試してみて

SACDを再生することができるようになったので、あれこれ試してます。

SACD再生時は光出力を使えないので、アナログRCA接続でヘッドフォンアンプ(Valve-X)やSTAXのSRM-252Aに接続してみました。

使用したSACDは全てCDとのハイブリッド盤です。
SACDハイブリッド盤がもっとあるはずなのですが、探している作業がだんだん部屋の片付けになってしまい、CD棚の並び替えとか開始してしまって、いまのところ発掘できているのは3枚だけです。


順不同でご紹介。

"Sacred Love" -  Sting (A&M)
SACDハイブリッドおよびDVD Audio盤が出ています。

"Desire" - Bob Dylan (Columbia)
1976年に発売された「欲望」という邦題のアルバム。2003年のリマスター盤です。

"ノマド・ソウル" - 元ちとせ (Epic)
2003年に発売された、彼女の(メジャーデビュー後の)2枚目のアルバム。

Bob Dylanは、リマスタリングでかなりクリアな音になっているのですが、ミックスはいじられていないので楽器の定位が右と左という感じで分かれてしまっているので、音場のチェックというよりは生々しさのチェックに。

StingはSACD層にサラウンド音源も収録しているので、こっちが本来狙っていたの音づくりなんでしょうね。
残念ながら、5.1chの再生環境を持っていないので、2chでの再生チェックのみです。

元ちとせはこれだけSACDハイブリッドでリリースされていて、しかも中古で安価に購入できるというアルバム。
よく伸びるボーカルだけでなく、楽器の鳴り方、音場なんかをチェック。


SACD盤と通常版での比較ということで、CD-Rに焼いたものを用意しこれをCD相当ということに。
(そのままできず、一旦aiffファイルをHDDにコピーしてからCD-Rにライティング)

で、CDとSACDの違いはどうなんだったかということなんですが、正直、この構成では差は感じられませんでした。

一番違いがわかりやすいかと思った元ちとせのアルバムなんですが、一番好きな「百合コレクション」という曲(9曲目のあがた森魚さんのカバー)で比較しても「わかんない」という結論に。
(この曲はほんと好きで、私の中では現在の中山うりさんにつながってますね。)
この曲のイントロ部分のウッドベースの鳴り方、アコースティックギターの弦の音、パーカッションの音、そして彼女の声にポイントを絞って日を改めてみたり、試す時間帯を変えてみたりと試みました。

で、糞耳なんだろうなーと思いつつ、まとめてみます。

考慮するべき点としては、
・すべてSACDハイブリッド盤なので、SACDだけの盤では違うのかもしれない。
・アルバムのジャンルが偏っているので、こういう結果になったのかもしれない。クラシックではまた違うかもしれない。(でも持ってない)

いまのところの結論。
・SACDを再生するのにこのプレイヤー(オンキヨーDV-SP155)では力不足である。
・5.1chサラウンドもできますよという音響効果を確認するのにはよいかもしれないが、2chのステレオではSACDの良さを引き出すは至らない。

SACD再生ということでは、初代PS3でSACD再生をするというのが一部で流行しましたが、その時に(ゲームはしないのに)PS3を買っておけば良かったかもしれないなーと思っております。



2009年12月26日

SACD再生機を導入してみた

SACDプレイヤーというものをとりあえず購入、設置してみました。
前回書いた二機種に絞っていたんですが、安くて小さい方にしてみました。(中古品です)

オンキヨーの DV-SP155(S) です。


155シリーズはすでにレシーバ(アンプとチューナ)を寝室に置いているので、使わなくなってもそっちと組み合わせて使える(リモコン連携なんかもできるんで便利だし)ということで選定していますので、決して音質重視ではありません。

困ったのは設定画面は「テレビ」に出したメニューを辿るという点。
「テレビ」ならびにD端子、S端子の付いた表示機器が同じ部屋にないのでありました。
ひとまずデフォルト状態で使ってみます。

設置はこんな感じで。


机の上という制約を課しているんで、外付けのDVDドライブ、アンプと積み重ねてます。
隣にはスピーカがあるし環境としてはそんなによくないですね。(悪いです、はい。)

手持ちのSACD盤を再生してみましたが問題なく再生できます。(当たり前か)
SACDの場合は光出力が使えないってことなんで、仕方が無いですね。
(こういう制約があるからますます普及しないと思うんだけど)

RCAピンケーブルでヘッドフォンアンプへ接続して延々聴いてます。
SACDのサラウンド再生を試す環境が無いというのもあるけど、こんなものなのかなぁというのがいまのところの印象。

もうちょっと手持ちのSACD盤を探して聴いてみます。

iMacの修理完了(今回こそは)

iMacが修理から戻ってきました。ということで、前回の続きになります。
Appleに修理に出すとオンラインで修理状況を確認することができるのですが、12/23に着いてからずっと修理中のステータスで、12/25の夕方に修理完了となって、本日自宅に戻ってきました。

修理内容は、依頼した通りの二点でした。
  1. 内蔵HDD(使っているとフリーズする)→再現し交換
  2. 液晶パネル(残像問題)→再現し交換
部品交換後に起動テストを100回(!)、残像テスト、負荷エージング4時間とのこと。
HDDはたまたま500GBのものが無く、640GBになって戻ってきました。

設置後に、OSインストールディスク(DVD)から起動し、修理直前まで起動ディスクとして使っていた外付けHDDを内蔵HDDに「復元」して作業完了。


予想時間は1時間近くになってましたが、実際のデータは100GB以下でしたので、気付いたら終わってました。

HDDの容量増加で素直に喜びたいところですが、起動ボリュームとしてそのまま使うとTimeMachineの
「バックアップ元の容量<バックアップ先の容量」
という制約に引っかかるし、パーティションを分けて使うことにしました。

新規に作ったパーティションにはiTunesのデータを入れているHDDから音楽以外のものを移してみようと思ってます。
(iTunesのデータが膨大になっていて外付けHDDの空きが気になってきたところなので)

何度も修理に出していると修理完了後の作業が早くなってきますね。
修理完了時にはHDDが工場出荷時リストア状態(実際には使っていたOSのインストールまで。私の場合だと10.6.1)から自分の環境に戻すという作業が早くなってきています。
そうそう壊れるものではないのですが、たまたまなんでしょう。
いずれにせよ、バックアップはお忘れ無く。

2009年12月24日

fi.Quest 1st batch到着

fi.Questという名のヘッドフォンアンプが届きました。

フロントパネルにピントをあわせるとその後ろのキーボードがすっかりボケてしまうくらい奥行のあるアンプです。



写真はRicoh CX-1というコンパクトカメラで撮影してます。(最近のはほとんどこれ)
(写真の背景ボケは望遠マクロなんでボケてるだけです。念のため)


Head-Fiでは製品到着に伴って新しいスレッドで情報交換されています。
http://www.head-fi.org/forums/f105/ibasso-fi-quest-official-thread-462263/

私のはCap抜きなので、音出しできず、写真だけ。

じゃーん。

フロントパネルにある4つのHexネジ(2mm)を外してみたところ。インチかと思ったらミリネジでした。
(US製品はインチなんで面倒なんですが、メートル法でよかった)


巨大なバッテリーが目立つだけですけど、手前にほんとは電解コンデンサが入ります。
ボリュームはRK097なんですが、やたらと小さく見えます。

で、裏面。

手前側左にケースとの接地用のスプリング。
回路わかんなくてもぎゅーっと太くなったパターンが力強さを物語ってます。

大きさ比較。
お借りしているStyleaudioのCARAT-RUBYと比較してみました。
(CARAT-RUBYは据置用のUSB-DAC、ヘッドフォンアンプです)


左がCARAT-RUBY、右がfi.Questです。奥行が違います。

 

こう見ると結構違います。
上がCARAT-RUBY、下がfi.Questです。幅は一緒。

 

 奥がCARAT-RUBY、手前がfi.Quest。RUBYの方がちょっとだけ背が高いです。

ということで、現状では音が出ませんので、写真での到着報告でした。
巨大なAC/DCアダプターが付属しているのですが、どんだけでかいんだ、これでもかという重量のトランス式のアダプターになっています。

昨夜あたりからどんな音にするか構成をあれこれ妄想してますが、標準でもすごいという話を聞くといったいどんな音に化けるのか気になるところです。

SACDを再生したいという欲求

CDの次世代ということでSACDという規格がありますが、なかなか普及しないというか、いつまで続くんだろうと思っております。

SONYが運営しているスーパーオーディオCDのWebサイト
http://www.super-audiocd.com/
毎月のSACDメディアのリリース情報、再生機器に関する情報なども掲載されています。
(しかしここってものすごく探しにくいんですけどね)

一部の層の方に向けてのCDリリース、再生機器は高いものばかりという感じですが、ソフトについては結構リリースされています。

Amazon.co.jpのミュージックでSACDで検索すると沢山出てきますんで、ジャンルを指定して探してみると、これもだったのかって感じ。
「フォーマット: Hybrid SACD, SACD,・・・」と書いてあればSACDとCDの2層でどっちでも再生できますよということ。SACDだとステレオ音声の他、サラウンドで収録されているものもあるんで、お楽しみ度合いが高かったりします。

アーティスト側の姿勢でこのへんの「SACD度合い」が違ってきます。
たとえばGenesisだと普通のリマスターだけじゃなくて"1976-1982 Box Set"のように、SACDハイブリッドと映像DVDという豪華な構成だったりします。(もちろん5.1サラウンド)

逆にThe Beatlesはいつもの小出し作戦。
今回の「リマスターまつり」も通常CDのみ。SACDハイブリッド+DVDのボックスで売れば良いのに。USBメモリ版(FLACフォーマット(24bit/44.1Khz)+MP3フォーマット)を後で出すなんてせこいせこい。

ということで、私もあまり意識していないうちにSACDのソフトを結構持っている状態です。
(輸入盤を買ってる人だと結構多いと思います)

現状ですとSACDを再生する環境が無いので、プレイヤー欲しいなと。
DVDはポータブルプレイヤーがあるんだから、SACD再生機能が付いていると助かるんですがそういう機種は無いようです。

とはいえ、低価格帯のプレイヤーもあります。

パイオニア DV-610AV 1.5万程度
http://pioneer.jp/dvdld/player/dv_610av/index.html

オンキヨー DV-SP155(S) 生産終了品ですが在庫処分で1.5万程度
http://www2.jp.onkyo.com/product/products.nsf/0/3B5BB3D742A1AB3249256D2B0007D105?OpenDocument
(オンキヨーはNotes使ってるんですね)

現行品でモデルチェンジもされているパイオニア。ちょっと大きい量販店に行くと実機が置いてあります。普通のDVDプレイヤーにSACD再生もできますよという上位モデル。DVD再生も問題なく、BDじゃないけど、それ以外は問題無し。
オンキヨーのはさすがに古く、HDMI出力には対応していません。CRPMにも当然ながら非対応。

とはいえ、映像再生は重視していないので、SACD再生できればいいじゃないかということでサイズを比較。

パイオニア DV-610AV W420 × H49.5 × D215.5 mm
オンキヨー DV-SP155 W155 × H94 × D297mm

パイオニアはフルサイズの幅ではあるけども、奥行は浅く平べったいと。
オンキヨーは幅が狭くて高さはあるし、奥行も結構あります。外付けのDVDドライブを分厚くした感じですね。

机の上に設置するとなると、奥行も大事だけど、幅を重視したいところ。
外付けDVDドライブと重ねることができるとなるとオンキヨーSP155が有利。
音はどっちも聴いたことないんでわかりません。(笑)
しかも低価格帯のものだからか、あんまりレビューが無いんですね。(パイオニアのはちょこちょこありますが)
ということで、音質はそれなりってことですかね。

ということで、手軽にSACDを再生できるものがあれば良いのになぁと思っている次第です。
待っていても出ないだろうし、とっとと買っておくほうが良さそうな気がしてます。

2009年12月23日

お手軽リスニング(iPod shuffle + MDR-Z600)

iMacを修理に出したため、iTunesライブラリを利用できずにおります。
そんなわけで、シンプルな構成で聴いています。


iPod shuffleは初代の1GB、ヘッドフォンはSONY MDR-Z600という組み合わせです。

iPod shuffleにはThe Beatlesのオリジナルアルバムを全部入れてあるのでコムサ店内のようにThe Beatlesの曲を延々と流すことも可能です。
(昔はコムサのブランドの一つ、ペイトンプレイスのBGMだったと記憶してますが、コムサストアになってからはBGMがThe Beatlesになっているように思うんですが合っていたかな)




MDR-Z600は地味な存在になってますが、大好きなヘッドフォンの一つです。
かなり鳴らし込まないと本来の音になってくれないという面倒な面もありますが、その後は安定した音を出してくれます。
古い機種なので試聴機を設置しているお店が少ないようですね。

SONY MDR-Z600
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/headphone/acc/index.cfm?PD=825&KM=MDR-Z600

MDR-ZシリーズというとZ150からZ900HDまで現行機種は6つ。現行品の中では一番発売時期が古く、Z700DJのようにマイナーチェンジも行われていないため、「40mmドライバ」、「ネオジウムマグネットではない」ということで、カタログスペックで見劣りするのは確かです。
(Z500DJ、Z700DJはネオジウムマグネット)

パーツはプラスチックが多用されていますが、Z500DJやZ300よりも丈夫なつくりです。
(私のように多少ラフに扱っても壊れていませんので)


写真のように折りたたむと結構コンパクトになること(けど嵩張りますが)や多少ラフに扱っても壊れないという点、カールコードは重くて邪魔だったので適当なストレートのOFCケーブルに交換しています。
ケーブルは思い切って短くしたんで胸ポケットにiPod Shuffleを入れたままトイレにも行けます。



現状はこの写真の通りです。
イヤパッドは新品に交換(部品として取り寄せ可能です)しています。
アーム部分のパッドはすっかりボロボロになったので、ガムテープで貼ってある合成皮革を全部剥がしてしまいました。
ハウジングのSONYのロゴも若干腐食気味。かなり使い込んでます。
(大事に扱っているつもりですが、出張などの際、他の荷物と一緒に詰め込んでいたのが原因かな)

イヤパッドは消耗品として交換可能ですが、アーム部分の交換となると本体が購入できるような金額になるので諦めました。
パーツ単体で交換できるようにするか、素材をMDR-CD900STと同じにしてもらえると助かるんですが。

海外モデルのMDR-V6は同じように折りたためて素材はMDR-CD900STと同じなだけに悔しいものがあります。

とはいえ、MDR-Z600は7,500円ぐらいから購入できるというのはありがたいです。
音は低域が厚めのドンシャリなんでRock系に合います。

2009年12月21日

DACがいろいろ出てますが

DAC+ヘッドフォンアンプという製品がいろいろ出ています。
Dr. DACの根強い人気もあるんでしょうが、最近だけでもFostexやAudinstなどから。
FostexはCEATECで展示されていたものの製品版のようですね。製品版でもVishayのボリュームなのでしょうかね。そこそこの値段で買えるDACということで結構需要があるのかも。

Dr.DAC2DX
http://www.audiotrak.jp/product/DR_DAC2_DX/

Fostex 32bit DAC HP-A3 (PDFです)
http://www.fostex.jp/user_file/fostex-sh/etc/HP-A3_Release.pdf

Ausinst HUD-MX1
http://audinst.com/jp/products/

HUD-MX1のページにある「Head-Fi」のロゴは、Head-Fi.orgとは全く関係ないそうです。
紛らわしいなぁ。一応、Head-Fi.orgに確認したんでそのうち無くなるとは思いますが。

いま一番欲しいのは、ポータブルCDプレイヤーに接続できる光入力のついた高性能なDACです。

上を見るとものすごい高価格なものもありますが、そこまでは考えていません。


USBのDACはあれこれ持っていますが、OPT対応のDACがRolandのUA3FXとKenwoodのKAF-A55ぐらいしか無いんで、安いの買ってしまおうかとおも思うけど、他にも新製品が出そうなんで自粛中。
(中国製のDACなんかも気になるけど)
単体でDACとして使えるものが欲しいし、やはり小型なのが良いし。
というわけで、来年の宿題ということで。

2009年12月20日

雪景色

今年は寒いんじゃないかな。
以前はこの時期に雪が降ってあたりまえだったけど、ここ数年降らなくなっていたので油断してました。




いまも雪が舞っています。
雪が溶けるのはいつになるのやら。

ポータブルCDと外付けDACでCDを聴く

たまたまStyleaudioのCARAT-RUBYをお借りしていたので、CDを聴くのに使っております。


ポータブルCDプレイヤーは、SONYのD-E700という機種です。
ACアダプタで電源供給すると光出力が使えるので、その出力をCARAT-RUBYにという接続です。




私が持っているCARAT-PERIDOT、HD1VではOPT入力が無いので、なかなかこういうことができなかったんです。
こういう構成で試してみるとPCDPの内蔵DACとは違う濃厚な音がするもんですね。
(アンプ部も違うわけですが)

CDは教会で一発録音したってことで有名な、Cowboy JunkiesのThe Trinity Sessionというアルバムです。ホールエコーや演奏時に発生する「ノイズ」もそのまま録音されています。
録音が良いことで有名なCDなんでおすすめです。
(長岡鉄男さんもこのCDを推奨してました。日本盤じゃなく輸入盤に限るということで)

2009年12月19日

またiMacが不調(2)

続けるつもりは無かったというか、続けたくなかったのですがiMacの不調が続いています

昨夜、起動しない起動ディスクのコピーを別のHDDに取ることができたので、今日は心置きなく内蔵HDDを初期化したりいろいろ。

使ったのはこの2つ
  1. MacOS X Leopard(10.5) iMacに付属していたDVD
  2. MacOS X Snow Leopard(10.6) アップグレード版のDVD
頭の中では、「10.6をインストールして、バックアップしたHDDから設定などを吸い出して終わり。2時間コース」だったのですが、予想に反して長時間にわたる作業となりました。

頭の中にあった内容を実施してみたところ、2のDVDを使ったインストールに失敗という結果になりました。画面に大きく「失敗しました」と書かれてもなぁ。

接続機器をキーボードとマウスだけにして、内蔵HDDのパーティションを1つにしたり2つにしたりと試行錯誤しても同結果。

じゃ、ということで本体に付属してきたDVDを使ってのリストアってことにしようということで1のDVDを用いての作業に。
こっちの作業はインストールDVDのチェック(インストールするDVDの整合性をチェック)でえらく時間が掛かり、もう放置するしかない状態。(あとになってこのチェックをスキップできることに気づいて愕然)

で、気づいてみたら、また「失敗」とのこと。
一回だけじゃなんなんで、 インストール前にパーティションを作り直し、ディスクのチェックなんかもやっているんですが。やはり「失敗」。

すでにアップルのサポート受付時間を過ぎており、明日の受付待ち。

それまでにやっておくとしたら「内蔵HDDがおかしい」という問いかけにも関わらず、前回の修理で確認されなかった不具合を証明するしかないかなと。

外付けHDDにはインストール可能で起動できるが、内蔵HDDでは駄目 ということを証明する。

ということで、ここまでやんなくてもAppleで交換してくれると思うけど、こっちもどうせ駄目なんでしょ、どうせMacが使えないことには変わりは無いんだしやってしまいますよ状態。

結局、外付けHDDには問題なくOSをインストールすることがわかりました。本体内蔵のHDDにだけインストールできないんだけど、Appleに送ったらまた再現しなかったりするんだろうか。
見込みで交換してほしいな、もう。

またiMacが不調

本人が体調崩したら追い打ちを掛けるようにiMacが絶不調。
最近はTimeMachineのバックアップが開始すると固まり気味になってたからTimeMachineのHDDを一旦消去、フォーマットして時間かかるけどバックアップデータを最初から作ってくれたほうが良いなと思ったのが運の尽き。

それからますます調子悪くて、TimeMachineのバックアップ完了しない状態で固まったまま。
強制的に電源切って起動→TimeMachineのバックアップが始まって固まるを繰り返していたら起動ディスクから起動しない状態になってしまい、もう泣きたいくらい。
ようやく起動したと思ったらMailのアカウント設定が始まって嫌な感じ。
その間もDVD起動でディスクの修復をしたりしてるけど、現時点ではFinderが起動しなくてメニューバーが中途半端に表示されている程度までの起動。
右上の時計がちゃんと動いているだけに腹立つ。(ちゃんと時刻を表示!)
これじゃ時計じゃないかと。

別ディスクへバックアップしたものは12/2時点のもの。
ここから復旧するとなると結構面倒だなぁ。というか、Appleの修理完了からまる1週間でまた同じことをすることになるとは思わなんだ。

という状態です。

※Macでこんなにハマるのは数年ぶりというか、5年以上経過していると思います。サブ機のWindowsPCはそういうのよくあるけど、メインのMacがこれだと結構痛いのです。

2009年12月18日

Earplug(耳栓いろいろ)

耳栓をいろいろ集めてます。



いろんな耳栓があるんですが、趣味でやってる水泳をするときに使うものを集めていたらこうなりました。自分に合うものを探していたら集まってしまったというのがその真相です。

水泳をするときに耳栓無しだとどうしても耳に水が入るってこともあり、耳栓をするようになったんですが、これは!という耳栓になかなか出会えず、試行錯誤を繰り返しておりました。



左上のは低反発のスポンジでできているもの。これだったらOKだろうと思ったんですが、寒いときになかなか小さくなってくれない、泳いだ後に乾くまで時間が掛かるということで使いにくかったです。

シリコーン製もいろいろあります。
青いのがよく売ってるもの。これでもいいんですが、全体的に柔らかすぎて装着時にうまくいかず、泳いでいたら外れてしまうことが多かったです。(浮くので探しやすいというメリットはあり)
黄色いものも水泳関連のメジャーな製品ですが、私の耳には合わず、装着していると耳の中が痛くなるんで使ってません・
手前の小さめのは子供用。装着感がよい場合もあるし抜けにくいけど、いざ取ろうというときに抜き出しにくいとい面もあり却下となりました。



これはお馴染みspeedoブランドの耳栓。L字になってます。水色部とグレー部の樹脂が違う二色成形品です。いかにもという感じ。これはL字部、つまりグレーの部分が耳に当たって痛いというのがありまして、いまのとこ使ってません。削れば良さそうなんですけど。



これは最近入手した、TYRという水泳用品ブランドのもの。
凝った形状+凝ったケースです。
ちゃんと抜きやすいように出っ張りが付いているところもポイント高いです。
でもちょっと私の耳にはサイズが合いませんでした。残念。



一番長く愛用しているのが、arenaブランドの耳栓です。
青いのとあんまり変わらない形状なんですが、こっちは芯の部分がしっかりしていて耳穴にちゃんと入ってくれるので装着しやすく外れにくいです。私の耳にもぴったりでお気に入り。

欠点は付属のケースでアクリル製で落下すると一発で壊れます。あとこの耳栓、水没するんです。水に浮きません。中途半端に装着しているといつの間にかどこかに落ちていて、プールの中、水中を探しまくる羽目になります。色が白なんで探すの大変なんです。

番外として、Etymotic Researchの耳栓です。
これは水泳用ではなく、防音用の耳栓です。Etymotic Researchのイヤフォンを使っていますが、耳栓としての効果が高いので購入してみました。
周囲の音をある程度遮断してくれるけど、近くの人との会話には支障が生じないというのは便利です。
ノイズリダクションレイティング12dbとのこと。



ノイズキャンセリング機能の付いたヘッドフォン、AKG K28NCを使っており、新幹線や飛行機で便利なんですが、音楽を聴かないのであれば電池も不要だしかさばらないこの耳栓はお奨めです。

2009年12月17日

ATH-CK9を見直す

オーディオテクニカのBA式イヤフォン、ATH-CK9は買って使ってみたものの、あれっという感じの音でがっかりイヤフォンだったんでそのまま仕舞いこんでました。

遮音性の高さからEtymotic ResearchのER-6iを使う機会が多く、そういえばATH-CK9はそのまま放置でした。


右の黒いのがATH-CK9、左の白いのがER-6iです。
ATH-CK9、外観は好きです。耳掛け式にも通常のイヤフォン式にも装着できるというのもポイント高いです。すでに生産中止で後継機種が出ているこのタイミングで、そういえばということで再度出してきました。

まる二日間、iPodにつないで連続再生、音が変わっててエージング不足でお蔵入りさせてたのかと気付きました。
最初は中域ばかりの音、その後高い音も出るようになったけど低域が出なくてこんなもんなの?たしかにあんまり評価高くないしなぁと思って放置してたんですが、久々に鳴らしこんでみたら低域もそれなりに出るようになってました。

Etymotic Research ER-6iのように耳に押し込んで聴くタイプではないので、装着性は通常のカナル型イヤフォン並です。

シングルBAなのでワイドレンジではありませんが、中高域がきれいに鳴ります。
ER-6iとキャラクターが被ってますが・・・

とはいえ、Etymotic Researchよりも配線はしっかりしてるし、これ良いじゃないかと再発見した次第。
余計な買い物をしなくて済みました。(いや、すでに買ってたんだけど)

2009年12月16日

STAXのドライバーユニット(SRM-313)

STAXのドライバユニットはローエンドからハイエンドまで多数発売されています。
  • SRM-007tA 154,350円
  • SRM-727    138,600円
  • SRM-006tA 92,400円
  • SRM-323A  57,750円
  • SRM-600 LIMITED 128,100円(限定モデル)
現行品だと下は5万円台から上は15万円を越えるものまで。
以前も書きましたが5万円ぐらいの階段状になっています。

他にも単品販売されていないドライバユニットがあります。
据置タイプのSRM-252AとポータブルタイプのSRM-001になります。

据置タイプのSRM-252Mはコストパフォーマンスは高いのでしょうが、上位機を使ったらどうなるのかと生産完了製品のSRM-313(当時42,000円)を入手してみました。

SRM-323Aの前のモデルに該当するようです。PDF資料はここに。
http://www.stax.co.jp/Pdf/OLD/SRM-313J.PDF


四角いデザインで、現行の丸みのあるケースとは違っています。
パネルはシャンパンゴールド。
電源スイッチとボリュームだけというシンプルな構成です。

ボリュームは2軸2連になっていて、左右それぞれの音量を調整できるようになっています。
(カセットデッキの録音レベル調整みたいになってます。このたとえで通じるかは微妙ですが)

トップカバーを外して内部を見ましたが、大きいトランス、そこからちょっと離れてディスクリートの基板となっています。
パネル裏には、「高品質ボリューム」ということで、ALPSのRK27ミニデテントボリュームが使われていました。

1軸2連ボリュームだとどうしてもギャングエラーが気になりますが、2軸2連なのでバランス調整できるし、使われているボリュームのグレードとしても問題ありません。

音はSRM-252Aと比較して駆動力が上がったおかげか、より細かい音が出てくるようになりました。
なるほど、こういう違いかと。

イヤースピーカーの接続端子が2つあります。
ケーブルを交換して小さいS-001MK2をつなぐというのも良いかなと思っています。

2009年12月15日

机の上にどう置くか(機材の設置場所)

机の上にあれこれ機材を置いているのでごちゃごちゃしてきます。

アンプ関連は右側(右利きなので使いやすい)、正面にモニタというかiMac、両脇にスピーカ、右スピーカの隣にサブディスプレイ兼WindowsPCの液晶モニタを設置ということで、余計にぐちゃぐちゃ。
スピーカをここに置かなければ済む話なんですが、そうもいかず。

じゃ、もっと小型なものにとも思いますが、それも難しい問題。(金銭的なのと好みのものがあるのかということで)

ということで、いまはこんな状態になってます。


左から右chのスピーカ、DVIモニタ切替器、液晶モニタ(iMacの右側画面として表示中)、アンプ地帯とこんな状態。

左側のアンプは下からCECのHD53、東京サウンドのValve-X、エレキットのTU-5882。
右側はSTAXの大きいの(SRM-313)と小さいの(SRM-252M)、CORDAのHEADFIVEとなってます。

手前側、iPodは黒いDockに入ってますが、これはケンウッドのKAF-A55のオプション(というかケンウッドのミニコンポ用オプション)品です。KAF-A55とアナログ接続でつながってます。
その横がMS-2です。
STAXのイヤスピーカーはCORDA HEADFIVEの上にあるスタンドに置いてます。

オーディオラック買うなり、別の場所に設置するとなると、
・配線の引き回しが長くなる
・操作しにくくなる(リモコン操作できないから結構たいへん)
という課題があるので、とりあえずこのままいきます。

モニタにアームを付けて自由自在に動かしてというのも検討しましたが、Zライトみたいに動かせるわけではないのでやめました。(動かせるアームはあるけど高すぎます)

ひとまずこのまま使ってみます。

ヘッドフォン再生での定位(頭外と頭内)と録音

頭内定位か、頭外定位か。

脳内定位と書く人もいますが、脳内/脳外じゃあんまりだし、脳内と書くのは「脳内メーカ」の影響だと思うので、一般的な用語、頭内/頭外で書きます。
(これは誤用だと思うんですが脳内定位でヒットするサイトが多いような・・・)

(きちんとした環境のもと)スピーカで音楽を再生したときのように、音が目の前、頭上、後方などに定位するのが頭外定位。
頭の中で鳴っているように聞こえるのが頭内定位。


基本的には頭内定位するのがヘッドフォン、イヤフォンです。
ULTRASONEのように頭外定位するような仕組みを売りにしているところもありますが、ソース(ソフト)によってはそれでも頭内定位になります。

これは録音、ミキシングによるもので再生機器のせいではありません。

スピーカで再生していても、これはソースで大きく異なってきます。
ソース=クラシック、ジャズ、ロック という意味ではありません。
録音と加工次第です。

シンセサイザーの音が頭の周囲を回るような音楽の場合、これは加工になります。
位相をいじって前後左右に音を動かすことは可能なわけです。

クラシックやジャズの録音でもたくさんのマイクを使ってそれぞれの楽器の音を(近距離で)録音、それをあたかも広い(狭い)会場で鳴っているかのようにするのはミキシングという作業。
何本ものマイクで拾った音の集合体をさも2本(2ch録音の場合)のマイクで録音したかのように編集していくわけです。(再生環境が左右2本のスピーカという前提ですから)
この作業での肉付けで音をいじってということが通常行われているのです。

たまに低予算のレコーディングだったんでマイク2本で録音しましたというものもありますが、こういう録音のものに「当たり」があるのが面白いところです。(音楽的な当たりかどうかは別にして)

1960年代以降、レコーディング時に使えるトラック数が増えて・・・というのはThe Beatlesの音楽にも影響があって、一発録りだったのが、次第に凝った録音もできるようになってという歴史でもあります。いまでは何でもありになってます。

バイノーラル録音の音楽(お奨めのCDはCANの"Flow Motion"です。SACDハイブリッド盤)を聴いてみたりすればわかるのですが、これは頭外の「そこ」に定位し、「そこにある」ように聞こえるように録音(または処理)されたものです。

Wikipediaの「バイノーラル」のページにも簡単なバイノーラル録音のサンプルがあります。

ということで、通常の頭内定位するヘッドフォンでもソースによって、頭外に定位、上下左右の広がりを感じることができます。

じゃ、バイノーラルばっかり聴いてるのかと言われたらそんなことないです。
ハサミでちょきちょき散髪してる音源はおもしろいけど、音楽じゃないですから。

頭内定位だから駄目、頭外定位最高と、一律で判断している方が多いようなんで、念のため。

低予算なんで簡単録音だけど、シンプルな録音のおかげですごく臨場感が出てる例。
フリー音源です。(アコースティックロックです)

Mischief Brew Live at Coyle St. collective apartment on 2005-04-24 (April 24, 2005)
http://www.archive.org/details/mbrew2005-04-24.flac16
(ファイル形式は、Flac、OggVorbis、64Kbps MP3、VBR MP3の4種類あるのでお好みで)

Mischief BrewのWebサイトはこちら。
http://www.mischiefbrew.com/
last.fmのグループはこちら。
http://www.lastfm.jp/group/Mischief+Brew

で、一押しのCD/SACDはこれ。

オーディオの基礎知識(わけのわかるオーディオ)

オーディオというもの、雑誌やWebにいろいろ情報はあるけれど、何から始めたらよいのかわからないという方が多いように思います。
言葉だけが先行していて、いったい何を指しているのか。AとBは実は同じことなんてのもよくあることです。

定期刊行されている雑誌の場合、年間スケジュールみたいなのがあって、4月とか6月頃に初心者向け特集なんてのがよくあるものですが(トラ技なんかもそうですね)、オーディオの場合は最近そういう傾向にないようで、いきなりこんな知識なの?と首をかしげたくなるような記事が多いと思っています。

私の場合は無駄にオーディオ歴だけ長いのと時代的なものもあり、基礎の部分はあれこれ勉強させてもらった「つもり」ですが、(ラジカセや簡易的なミニコンポは除く)オーディオ機器に接したのは最近になってという方はどうしても簡単に入手できるWebの情報に頼り、余計にわけがわからなくなっているのではないかなと思ってしまいます。
(資金が潤沢であれば無駄な買い物、回り道でもよいのですが)

ということで、オーディオというものに興味を持ってみたけれどという方、自分なりには知ってるつもりなんだけどという方にもお奨めの本です。

長岡鉄男のわけのわかるオーディオ 音楽之友社刊
音とは何なのか?というところから始まり、スピーカ、アンプ、ソフト(とその再生機器)、アクセサリー(ケーブルた振動の影響、ボードなど)、部屋という順に章立てされています。

長岡さんが前書きで以下のように書かれています。
オーディオマニアにオタクが多いとは思わないが、少ないともいえない。ひとり閉じこもってしこしこやっている。やたらとカタカナ語や、難解な漢字を駆使して一般大衆との間に壁を設けようとする。では専門知識を熟知しているのかというと、そうではない。たぶん半分もわかっていないのだと思う。
(中略)
カタカナ語は言葉のブラックボックスになっている。意味はわからなくても、キャッチボールのように言葉を投げ合っていればなんとなく通じたような気になる。これがオーディオの現状だ。
初版、1999年11月10日という本なのですが、内容は普遍的なものがほとんどですから古びていません。
(「SACD」や「CDトランスポート」などに関しての記述もあります)
後書きの最後に書いてあるのですが、その後のオーディオの転換期を迎えても、「どう変わっても役に立つ基礎知識」がこの本にはまとめられています。

能書きだけで中身の無いオーディオ雑誌、ぜんぜん実践的じゃないオーディオ本、宗教めいてくるオーディオ系Webに染まる前に図書館などで手にされてはどうでしょうか。




2009年12月12日

iMac修理から戻る

iMacを修理に出していましたが、昨日戻ってきました。
HDDの不具合ということで修理に出していたのですが、再現しないとのこと。
HDDはそのままリストアされて戻ってきました。
点検時に液晶パネルが汚れていたので交換しましたとのこと。

液晶モニタはドット抜けが中央ちょい下にあって気になっていたのでこれには感謝。
iMacはガラスパネルで直接液晶面を触れることは無いのですが、どうしても汚れますね。
交換してもらえてよかったです。

で、HDDはその後、なんの問題も無く使えています。
なんだったのかなぁ。

昨日のうちにTimeMachineからリストアしたのですが、アプリケーションフォルダがなぜか復元されていなかったので、個別にバックアップしているディスクからアプリケーションをコピーしてという作業が一番面倒でした。
そのままで動くソフトがほとんどなのですが、Photoshop CS4やATOK2009、VMware Fusion、iAntivirusは再度インストールする必要がありました。

ということで、火曜日に引き取り、金曜日に戻ってくるという迅速な対応で助かりました。

2009年12月9日

アンプとスピーカ

卓上で鳴らしてるアンプとスピーカです。
Kenwoodのデジタルアンプ、KAF-A55とFostexのFE103Eを使ったフルレンジバスレフです。



KAF-A55はデジタルアンプなので発熱が無くて夏はありがたいです。
カーオーディオっぽい感じのデザインで、細かい操作は付属のリモコンでできます。

一応、ヘッドフォン端子での出力もウリになってますが、期待しすぎてはいけません。
Valve-Xとかと比較しちゃうと残念です。

モニター調というか味付け少ないんでそういうのが好みの方には良いかもしれません。
地方の電器店でもよく見かけるので一度試聴してみてはと思います。
SDカードとUSBメモリに入った楽曲もそのまま再生可能なので試聴するときはSDカードかUSBメモリに楽曲を入れていきましょう。
再生可能なファイルはここに書いてあります。

KAF-A55の仕様
http://www.kenwood.co.jp/products/home_audio/desktop/kaf_a55/spec.html

あとケンウッドのデスクトップオーディオ関連。
http://www.kenwood.co.jp/products/home_audio/desktop/prodino/index.html
モニターユーザのレビュー
http://www.ec-kenwood.com/cgi-bin/omc?port=33971&req=misc/prodino_report01.html
http://www.ec-kenwood.com/cgi-bin/omc?port=33971&req=misc/report/pro2_report01.html


スピーカは10cmのフルレンジ一発ですが、ニアフィールドなんで問題無いです。
能率も結構高めだし、フロントバスレフなので背面に気をつかわなくて済むのはありがたいですね。




2009年12月8日

電池いろいろ(006P充電池)

手持ちの006P充電池です。
大きさまちまち。 重さもまちまち。



右上から手前に、DLGの次世代9V 200mAh、 GP8.4V 200mAh、Panasonic 8.4V 170mAh
左上から、Tenergy 9V 250mAh(ここまでニッケル水素)、Soshine 9V 500mAh、Powerizer 9V 400mAh(この2つがリチウムイオン)となってます。

この6つはすべて8.4Vで容量が違います。
ホームセンターでも売っているPanasonic、パーツ屋さんで売っているGP、日本の通販で買えるDLG、Powerizerという感じでしょうか。
TenergyはMicrosharのアンプに入っていたものです。

Microshar uAmp109

写真では何度も出ていましたが、単独紹介ははじめてです。
Microshar uAmp109というポータブルヘッドフォンアンプを所有していますんで、その中身とか。

uAmp109が赤、USB DAC付のuAmp109 plusが青になっています。(価格は$230と$290)

Microshar
http://www.microshar.com/
特設サイト
http://www.microshar.com/AMP109/


フロントのネジ4つを外すと基板ごとスライドして出てきます。
充電回路内蔵なので、メンテナンスで開けるということもない構造です。
ちなみにMade in U.S.A.です。




出荷時には9V250mAhのニッケル水素充電池が入ってます。

写真ではPowerizerのリチウムイオン充電池(9V 400mAh)を付けてみました。
昨日紹介した500mAhのリチウムイオン充電池は、電池の角と上の写真のネジ穴の肉にぶつかってしまい、すんなり入りませんでした。



A級アンプ、でかい筐体からすると、でかいコンデンサでも入っていると思われがちですが、ボリュームの奥に立っているのが一番大きいコンデンサです。
(日本ケミコンKY 16V470uF)
OPAMPはAD8397と書いてあります。(削られてません)

外観デザインの特徴にもなっているノブは、ボリュームとBassの2つ、ボリュームはスイッチ連動タイプなので奥行があります。背面にもボリュームがありますが、ゲイン調整用です。
(すべてALPS RK097なんでこれが3つという構成)

電源ON時の青いLEDがまぶしいのでちょっと引っ込めています。

A級動作だから仕方がないんですが、電池の持ちがよくありません。(公称8時間)
通勤で使うとなると、毎日充電して使うという感じになるんじゃないでしょうか。

背面のゲイン調整はヘッドフォン利用時には便利ですが、無段階にするためにボリュームを搭載したというところがすごいというか。普通はスイッチで何段階かに切り替えますからね。

音は中高音域がきれい。Bassを上げると濃厚に。上げすぎると飽和します。
中高音がきれいに出るんで、それを活かすか、Bassコントロールで低域を楽しむか。
Bassは最小にしていても普通に出ています。低音大好きとか、低音の出にくいヘッドフォンやイヤフォンでは有効だと思います。

2009年12月7日

006Pリチウム充電池到着

極端な円高傾向もひとまず区切りのようですが、その際にebayでリチウムイオン充電池セットを購入したのですが、香港から本日うちに届きました。


006Pのリチウムイオン充電池2本と充電器のセットです。
容量は500mAh、データシートも付いてます。初期状態で8.5V弱とのこと。
無負荷でテスターを当てた状態で8.44Vでした。



早速充電して、主目的だったMicroShar uAMP109の電池として使ってみることにしました。
電池の形状が角張っていて、MicroShar uAMP109だと結構ぎりぎりです。基板挿入時に結構無理して入れました。やれやれ。

もとの充電池は、ニッケル水素の250mAh、電池の周囲のRが大きくケースに干渉しないようになってます。
今回のリチウムイオン充電池は角のRが小さくてケースに干渉します。
MicroShar uAMP109は分厚いケースなんだけど、内部クリアランスがあまり無いのです。
電池のもちがいまいちなアンプには高容量なリチウムイオン充電池ということで、当面使ってみます。

そうそう、このセット、ebayで$23.9でした。送料無料でした。

2009年12月6日

久々にストリーミング放送(Internet Radio)

iMacが故障しているため、iTunesライブラリが利用できないのでありました。
CD再生しまくるという手もあるものの、「ながらリスニング」にはシャッフル再生とかが良いわけです。
インターネットラジオという手があるのですが、iTunesのラジオもいいけど、それじゃちょっとなぁと思っていたら、以前、元トーキング・ヘッズのデビッド・バーンのWebサイトでラジオやってたなと思い出し、今日はずっと流しっぱなしでした。

Talking Headsは大好きなバンドで、彼のソロアルバムも含め揃えていますが、ソロ活動後は自身のレーベルでもLatinを中心にやっていて日本にいる私からすると「なんで?」という感じがしたものです。
日本ではLatin、特にBossaNovaは昔から人気があるのでCDなども入手が容易なんですが、USなどではそうでもないようです。
彼のレーベルで南米のアーティストを取り上げてきたのはそういう意味だということを後になってから知り、なるほどなと思ったものです。
(モダンジャズやジャズボーカルは日本では普通に購入できますが、海外ではそうでも無いようですしね)


ということで、元Talking Headsのボーカル、すでにソロ活動の方が長いのですが、そのDavid ByrneのWebサイトでストリーミング放送をやってます。

David Byrne
http://www.davidbyrne.com/index.php

RADIO
http://www.davidbyrne.com/radio/index.php



128kbps/44kHzのStereoで流れてます。
ADSL環境でも大丈夫だと思います。iTunesなどで再生可能です。


2009年12月のプレイリストはこんな感じで、Total running time: 3:08となっています。
1 Thing     Amerie
All the Wine     Clare & the Reasons
Born 2 B Fly     Da Brats From Da Ville
Chasing Pirates     Norah Jones
Hey Annie     Annie
In for the Kill     La Roux
Atlas     Battles
All Is Love     Karen O & The Kids
Beach Town     Le Loup
Black Cat     Broadcast
Ooh You Hurt Me So     Clare & the Reasons
The Best Thing     Doveman
Armour Love     La Roux
Blue Lips     Regina Spektor
Must Be the Moon     !!!
Night Time in the Backyard     Lucas Santtana (以下省略)
毎月プレイリストが変更になり、Latinが中心の月があったりといろいろ。
前回聴いたときはBossaNovaなどのLatin中心でした。
今月は新譜が多く、Norah JonesやClare & the Reasonsの曲も入っています。
プレイリストが3時間という長さなので飽きずに聞けます。
音質はストリーミングということを考えれば十分満足。
ぜひお試しを。

WindowsPCメインになって

iMacの引取り修理が決まって、目の前に通電していない大きな画面があるのは邪魔ということで、iMacは一旦机上から撤去しました。

サブモニターにしている液晶モニタを真ん中にもってきて、WindowsPCのキーボードを普段の小型のものから普通サイズに戻してと、当面の利用に支障が生じないように設定、設定、そして設定。

普段は録画専用機になっているPCなので、メールソフトのインストールなども。



ワイド端で撮影したんで歪んでますが、こんな感じ。ケーブルごちゃごちゃしてます。Macが戻ってきたら使うものなんでそのままです。

画面左にあるのが、ケンウッドのKAF-A55というデジタルアンプで、画面の右にあるのがFostex純正バスレフ箱に入ったFE103Eです。
(それにしてもごちゃごちゃですね)

2009年12月5日

結局、iMacは引取り修理に

iMacが不調という話の続きです。

やってみたこと。

・電源ケーブルを抜いて30分ぐらい放置。
・PRAMクリア(起動時にcommand+ option + P + R)

・iMac付属のインストールDVDから起動してディスクユーティリティでボリュームの修復
→うまくいってたがフリーズするのは変わらず
→フリーズで電源OFF
→再起動後にFinderが起動しない状態に

・インストールDVDで起動して、TimeMachineのバックアップデータから復元
→起動せず

・Snow LeopardのDVDで起動して、TimeMachineのバックアップデータから復元
→起動せず

・Snow LeopardのDVDで起動して、内蔵HDDを消去、パーテーションを再度作成しOSをインストール
→インストール中にそれ以上進まなくなる(残り19分で1時間経過)

・アップルのサポートに電話。状況とやってみたことを話す。
→内蔵HDDの故障みたい。
→引取りは最短で12/8。受付日から最短2日だが、電話が15:00以降だったので翌日扱いだそうで。

いま、何が不便かといえば、Macが使えないこと。あとiPodの同期ができないこと。面倒です。

iMac絶不調につき・・・

WindowsPCで書いてます。ここ数日、iMacが不調で、突然フリーズしたりするのでDVDから起動してディスクチェックをして、なんとか修復という感じでしたが、昨夜になって起動時にFinderが起動しなくなってしまいDVDから起動してディスクチェックしても修復できない状態になってしまいました。

そんなわけで、現在Snow Leopardを新規に入れ直してます。
(Snow Leopardのパッケージを探すのが大変でした。もうちょっと分厚いパッケージだと思っていたので気づかず・・・

ということで、しばらくかかりそうです。やれやれ。

2009年12月2日

ポータブルCDPとAlessandro MS-2で全盛期のStevie Wonder

ポータブルCDプレイヤーとAlessandro MS-2という構成で音楽を聴いています。
CD再生にはSONYのDiscman D-22を選びました。
D-22は以前も紹介していますね。
Bass Boost(DBBという機能)を使わなくても十分。


ポータブル機器だけに、ヘッドフォン端子が3.5mmステレオなので、変換アダプタを使う必要があるんですが、Alessandro MS-2には変換アダプタが付属していないので、JVCの変換アダプタを使っています。
延長ケーブル式にしたほうが良いんですが、部屋のどこかに隠れているようで出てこないんです。

GRADOの延長+変換ケーブルが欲しいのですが、あまり売ってないようなのです。
USの通販で普通に売っているけど、GRADOだけにUS向けの販売のみという制約が。
直売でもなんでもいいから、適切な値段で流通して欲しいな。

今日はStevie Wonderの"Talking Book"の2000年リマスター盤を聴いてます。
音飛びしてきたと思ったら電池切れ。単三電池4本で動いているんですが、二次電池を使っていないと電池駆動は「浪費」でしかありません。

電池はこんな感じで収納されます。ディスクカバー(上蓋)を開いてから、電池カバーを開いて作業です。

当時は電池駆動時間って短かったんだけど、その後は電池2本で2桁時間駆動が当たり前になっているので余計に短く感じます。
それこそ、iPodと比較してしまうと「もう終わり?」という感じです。

現行機種の据置CDプレイヤー、SACD再生できたりするのも欲しいんですが、大きいんですよね。
小型のSACD再生機があればいいのにと思います。(一番コンパクトなONKYO製もディスコンだし)

そうそう、Stevie Wonderはこの時期からがベストです。
モータウンの音楽制作の制約(システム化していた)を抜け、セルフプロデュースした作品群。
アイデアありまくりで怒濤のリリース。
1972年からの1976年までのアルバム4枚(計5枚)。
"Talking Book"から"Songs in the Key of Life"までのStevieはすごいです。ぜひ試聴を。
それ以降、特に1980年代以降は無視してもOKです。
「あじゃすこー とぅせい あいらーぶゆーー」なんて駄作なんだとわかります。

2009年12月1日

Audiotrak iPhone 3GS対応Dockケーブル

入手性の良いDockケーブルは過去にも書いてますが、Audiotrak製のケーブルが安くなっていたので買ってみました。
左からAudiotrak製のパッケージとケーブル、Fiio製、オヤイデ HPC-D3.5、オークションで購入したものです。


MOGAMI製ケーブルを使っている、KESTER44ハンダを使っている、全部金メッキというのがアピールポイントです。

ケーブルの太さは、オヤイデ > Fiio > Audiotrakという順でした。(以外な結果)
Dock部の構造、外すときにロック解除が必要なのがAudiotrakと一番右の3.5mmジャックタイプとなってます。
Dockコネクタの部分は千石で売っているものと同じように思います。

HPC-22Wを使っているオヤイデ製ケーブルが一番太くいんですが、撮影時に影が出てしまって黒いケーブルは太く見えてしまってます。すみません。

Fiio製のケーブルは家人が使ってますが、トラブルはいまのところ無いです。
オヤイデのケーブルは私が使っていますがトラブル無し。

Audiotrak製のケーブルはiPhone非対応のモデルがありましたが、3.5mmミニプラグ内部のスリーブ(絶縁物)が省略されていたり、断線しやすいという情報がありました。
その後改善されたようで、今回のケーブルも内部にスリーブが入っていました。

地方でも入手しやすいという点ではオヤイデ製かAudiotrak製になるのでしょうか。
Audiotrack製は長いもの(値段が一緒!)とジャックタイプのものもあるので、選べるというメリットがありますね。
(オーディオ機器に接続する場合、手元でiPodを操作してという使い方が中心であれば長いケーブルのものは便利でしょうね)



Alessandro Music Series Twoを使ってみる

まる一日、iPodで鳴らしっぱなしにしておいたMusic Series Two(以下、MS-2)を夕方から装着し、あれこれ聴いてました。



ヘッドフォンアンプはValve-Xを使いました。

今日はJimi Hendrixのトリビュートアルバムを二枚聴いてみましたが、それぞれの演奏者が奏でるエレキギターの鳴りが気持ち良いです。

二枚目の方にはPrinceがPurple Houseという曲を演奏しているんですが、やっぱりPrinceはギター大好きなんだなぁとつくづく思います。
どうもPrinceは苦手という人はこういうアルバムから知ってみるのも良いんじゃないかと思います。


Music Series OneもRock向きでしたが、それよりもエレキギターの音がきれいに鳴っています。
音場も広いです。

Hard Rock向きとか言われてますが、Bluesにも合うし、Funk系にも合いますね。
(特に後者はホーンの鳴り方も良い感じなんで)

ラジオ番組のPodcastでは、スタジオの感じがよくわかるし見通しは良いです。
Podcastのビットレートの低さはあんまり気にならない感じ。(しゃわしゃわした感じがするものですが)

そういうわけで、気に入ってます。
装着しっぱなしですが、痛みなどは無し。
パッドが馴染むまで時間が掛かるかなと思いましたが、そんなでもなさそう。
バンドの形状を変えてみたほうが良いのかなとは思いますが、このままでもいいかなと。