1999年発売のモデルです。
製品特長
- 信号読み取り能力を高め、音飛びを防止するワイドキャプチャ−。
- 40秒メモリーのSUPER D.A.S.C.。(16メガDRAMを採用。40秒間の音楽信号の蓄積可能)
- 外付け電池ケースなし(単3乾電池4本収納)で最長27時間再生を実現。
- MDにデジタルダビングできる光デジタルアウトを装備。
- 迫力の低音を再生する2段階バスブースト回路搭載。
- 3モードリピート(1曲/全曲/プログラム)
- 24曲プログラム
- シャッフル
- オートパワーオフ
MD用にデジタルアウト(光出力)が付いた上位機になります。
X507にはワイドキャプチャーが非搭載だったり、アナログアウトのみだったりで、型番の通り上位モデルになります。
音飛び防止機能の "SUPER D.A.S.C." は、40秒/10秒/OFFの切り替え式で、10秒とOFFでは音楽信号の圧縮を行わない高音質モードとなっています。
ガンダム成分入ってるって感じのデザイン。白と紺、ポイントにシルバーが使われていて安っぽくもあり、高級機らしいとこもあり。
CDをセットして再生ボタンを押すと HELLO と液晶表示したりと芸が細かいところもあります。
上蓋裏は青い樹脂。シルバー部の外側の部分が「トランスルーセント」になってます。
音質重視であれば小窓程度で良かったように思うのですが、実際は上蓋のほとんどが青い透明樹脂製で、外装部を白く塗装しているというつくり。
上蓋中央部の白い部分は白い樹脂が用いられていて上蓋裏で勘合されているというつくり。なかなか凝ってます。
底面。製品特長にあるとおり、電池が4本入るようになっています。内側2本でも動くし、内側+外側の計4本で長時間再生が可能という仕掛け。たしかに外部電池ケースって邪魔だったりしますから便利。
左側面から中央、右側面の各部。
左側面には音飛び防止機能のD.A.S.C(前述の通り設定は40秒,10秒,OFF)とHOLDスイッチ。
左角部分は選曲スイッチとその下にバスブースト(2段階)スイッチがあります。
中央部は液晶とその下に上蓋のオープンスライド。
液晶部は上蓋の青い部分でカバーされているので見やすさという点ではイマイチ。
右角部分は停止、再生・一時停止のスイッチとリピート・プレイモードスイッチ。
右側面は手前からボリューム、REMOTE端子、ヘッドフォン端子、ラインアウト(アナログ+デジタル)、DCジャックとなります。
CDの脱着時に使うことになる上蓋の開閉スライドが本体正面の液晶下にあるのは良いとして、上蓋を保持する引っかけ部分が上蓋の先端にあるというのはちょっと困りもの。
ここが折れると上蓋が開きっぱなしになりますんで、折らないように要注意。
ケンウッドらしさ全開という感じ。
このモデル以降は、コストダウンが露骨になってきますから、余計にそう感じます。
仕様
外形寸法:129(W)×29.5(H)×151(D)mm
質量(電池含まず):260g
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