第553回:iTunesのVBRとCBR、どちらの音が良い?
こういう素朴な疑問に対して実験してみるという記事、昔はいろんな雑誌で取りあげられてたものですが、最近はそうでもないようで、藤本さんの連載は結構楽しみにしてたりします。
(「オーディオ評論家」視点じゃないのも好感の要因)
では、これを周波数分析してみるとどうなるのだろうか? ここではefu氏のフリーウェア、WaveSpectraを使って比較してみることにする。
音源データの周波数特性を表示するということで、Windows OSだとWaveSpectraというフリーウェアが利用できるんですが、 MacOSでは動くモノがほとんど無い(あるにはあるけど有償だったり開発中止だったり)という状態だったんですが、Audacity でスペクトラム解析できるようになってます。(ありがたや!)
Audacity(フリーウェアです)
http://audacity.sourceforge.net/?lang=ja
ダウンロードページ
http://audacity.sourceforge.net/download/
Windows2000〜Windows 8までのWindows版、MacOS X版、Linux版があります。
音源は上記記事のWAVファイルをダウンロードしてみました。
ファイルを開いたら、解析→スペクトラム表示です。
(記事のグラフにあわせ、サイズを4096にしたりしただけです)
ただし制約も。
解析する曲が長いとこういう表示が出ます。
http://audacity.sourceforge.net/download/features-1.3-a
Audacity 1.3.8の新機能マニュアルはここ。
新機能
Spectrum表示が237.8秒のオーディオまで表示可能になりました。 また改善された表示のプロジェクト別ウインドウ機能および Spectrogramsの設定項目も追加されました。
Plot Spectrum - Audacity Manual
http://manual.audacityteam.org/man/Plot_Spectrum
参考
http://forum.audacityteam.org/viewtopic.php?f=28&t=71387
今後に期待ですね。
ということで、今までは楽曲(音源データ)の周波数解析ってやってみたいけど面倒そう、とか思ってる人は一度お試しあれ。
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