2009年11月21日

My 2nd. STAX (SRS-2050A Basic system)

カナル型のSTAXが気に入ったので、据置用のSTAXイヤースピーカーシステムを導入しました。

STAX SRS-2050A Basicシステム

入門機(Basic system)と中位(Classic system)、上位(Signature system)の価格差もあり、視聴しに行ったときの交通費で買えるBasic systemを買いました。
(価格が1:2:3となっていて、どう考えても中位以上は無理という事情もありましたが)

STAX SRS-2050A Basicシステムだけ戦略的な値付けというように理解しています。
中古品が結構出ているのも魅力です。

SRS-2050Aは、イヤースピーカー:SR-202 Basicとドライバーユニット:SRM-252Aの組み合わせになります。
イヤスピーカーを上位のモデルに変更することや、ドライバーユニットを上位モデルに変更することも可能です。

イヤースピーカー:SR-202 Basic


簡単な構造のヘッドバンド、ハウジングなのでプラスチックの部品が割れやしないかとちょっと心配ですが、掛け心地は問題ありません。
イヤパッド全体で耳を覆うタイプなので、耳が押されて痛いとかも無し。側圧適度。

パッドは夏は蒸れそうですが、いまの時期だと蒸れないので長時間装着していても問題無いです。
(というか、暖かくて助かる)
座って聴いている分にはあまり気にならないですが、ケーブル重量が気になるといえば気になります。
イヤパッドは交換部品として売られているので当面使えると思います。


ドライバーユニット:SRM-252A


ドライバーユニットは小さいです。
上位モデルと比較するとこんなに小さくて大丈夫?と思ってしまうぐらい小さいです。

シルバーパネルのドライバーユニットです。金属製でシンプルなデザインです。
(上にあるのは、CORDA HEADFIVE、下はCEC HD53です)
前モデルでは黒いパネルでしたが、私はシルバーパネルのほうが好きです。
ボリュームノブは細いものだったので操作性を考えて交換しています。
ボリュームはギャングエラーやガリノイズはありません。12時近辺で使うことが多いです。
電源スイッチはボリュームを絞り込んでのタイプです。(電源そのものは12VのACアダプタ)
発熱はそこそこあります。

使ってみての感想ですが、今回も『STAX=クラッシック音楽用』みたいな思い込みを払拭してくれました。
苦手なというか、合わないなこれはというものもありますが、それは通常のヘッドフォンでもあること。
Rockなども普通に合うものです。(アコースティックなものの方が得意かもしれませんが)

高音域がきれいに鳴ります。
低域はそんなに出るわけではありませんが、だら下がり系なので嫌味無し。
面振動だからと言って特殊な音が出るわけではありません。自然な感じです。
録音状態にもよりますが、頭の外に定位してくれます。

難点はやっぱり購入前に試聴できないことだと思います。(GRADOも似た傾向ですが)
大都市圏であれば、大手量販店で試聴できるようですが、近所の地方都市(政令指定都市)では試聴できるところがありません。

Head-Fiを見ていると結構STAXファンが多いのですが、その理由がわかってきたところです。
(参加者は若い人が結構多いのになんでSTAXなんだろうと思っていた疑問が解決)

試聴無しでのSTAX購入が続いてしまいましたが、今回も買っておいて良かったなと思いました。
あれこれヘッドフォン買う中にSTAXが含まれていない場合、このセットはお奨めです。


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