2010年4月29日

ポータブルDVDプレイヤー(Panasonic DVD-PV40)

パナソニックのポータブルDVDプレイヤー、DVD-PV40です。
2001年6月発売の機種です。
http://panasonic.jp/support/product/video/02/DVD-PV40.html

現在販売されているものはワイド液晶付きだったりしますが、このモデルは液晶無しなので、コンパクトです。
リモコンで操作可能、別売りのバッテリーを装着することで外出先でも利用可能です。


上蓋を開くとこんな感じ。
写真で見ると大きく感じるかもしれませんが、左に置いたCDと比較してみるとそんなに大きくないということがわかっていただけるかと思います。



電源はDC9V(センター+)または専用バッテリーとなります。
互換品も売っているので助かります。


その後、バッテリーを付けたんで、その写真。
(純正バッテリーです。液晶モデルと共用なので格好悪いです)




出力はヘッドフォン端子が左側面、右側面にVIDEOとAUDIO(LineOut)があります。
その隣は周辺機器としてオリンパスのEye-Trek用の電源出力になります。オプションのケーブルを購入することでEye-Trekが使えるという仕様です。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010515/olympus.htm


OPT OUTが付いているので、外付けのDACを通して使うことも可能です。

ヘッドフォン出力でもかなり良いです。
ポータブルCDプレイヤーとは駆動電圧が違うというのもあるんでしょう。

一応、DVD-Audio規格にも対応しているらしいのですが、残念ながら試すメディアが無いのでありました。

いまでもAmazon.co.jpでDVD-Audio規格のコンテンツを購入することは可能ですが、それだけのためになぁというのが現状です。
(SACDと違ってハイブリッド盤が無いので、気付いたらSACDだったというようなことが無いのが大きいかと)


DVD-VideoにPCMで24/96収録のものがあるので、小さいDAC(Cio MB-2)とつなげて堪能してます。


AV Watchの記事:松下、世界最小・最軽量のポータブルDVDプレーヤー
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010515/pana.htm

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-E305)

ソニーのポータブルCDプレイヤー、Discman D-E305です。
1997年発売のモデルです。

尖った形状のDiscmanです。
1bit DACモデル、10秒間の音飛び防止ESP搭載。
Digital MEGA BASS搭載です。
HEATRESISTANT LIDと書いてありますが、上蓋はポリカです。


上蓋は(SONYのモデルにしては)大きく開きます。
左横に付いているスイッチはDIGITAL MEGA BASSの設定スイッチです。


裏面にはAVLSの切り替えスイッチのみ。
電源は単3電池2本またはDC4.5V(センター+)です。
出力はヘッドフォンジャックと背面にLineOut(アナログ)があります。


正方形、おむすび型、長方形、そして円形とポータブルCDプレイヤーの形はいろいろありますが、ここまで尖ったデザインにしたのはなぜなのか疑問です。

手前側に操作スイッチを配置し、液晶を置くとしてもここまで尖らなくてもいいのになと思うわけです。
右側の「斜面」にボリュームがあるので、音量調整はしやすいという面はありますが。

最後に電池の持ち。取説より。
当時のアルカリ乾電池で約9時間です。
最近のニッケル水素充電池(エネループなど)を使えば安上がりに運用できると思います。

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-NE800)

ソニーのポータブルCDプレイヤー、CD WALKMAN D-NE800です。
2003年発売のモデルで、ATRAC3plus/ATRAC3/MP3の再生に対応したポータブルCDプレイヤーです。
SONYのプレスリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200309/03-0917B/
AV Watchの製品記事
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030917/sony1.htm

クリアコーティングのボディ(上蓋のみ)はきれいです。結構キズにも強いようです。
液晶部は、4行の英数字を表示可能です。(2バイトコードには未対応)


電源ON時にはWALKMANの流れるロゴが表示されます。
DVDプレイヤーみたいな感じですね。


操作部は、左側面に並んでいます。
左から音量大/小の各スイッチ、ヘッドフォンジャック、OPENレバー、充電スタンド用の接点、中央部分を通り越したところにDCジャックがあります。


ヘッドフォンジャックは、LineOut兼用です。(アナログと光)
電源はガム型充電池2本、外付け電池ケース、DC4.5V(センター+)です。

裏面はHOLDスイッチのみ。

他の設定はリモコンを介しての操作になります。これが結構面倒なんです。
LineOutをアナログ出力にするにはリモコンで設定が必要です。(HPとLINEの切り替え)
光出力はそのまま光ケーブルを挿入すれば良いので設定は不要。
G-PROTECTIONやAVLSなどの設定もリモコン操作です。

CD TEXTに対応しているので、最近のCDを再生すると曲名などが表示されてなかなか重宝します。
常に本体液晶に表示するまでもないなとは思いますが、ギミックとしてはありだと思います。
また、リモコンが無くても本体で音質調整などができるのはありがたかったりします。

電池の持ちは取説より。


音楽CD再生だけでなく、ATRAC3 CD、MP3 CDと並記されています。
現行のニッケル水素ガム型充電池(NH-14WM)より容量の少ないガム型充電池での値です。

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-EJ2000)

ソニーのポータブルCDプレイヤー、CD WALKMAN D-EJ2000です。
2002年10月発売のモデルです。

AV Watch 製品発表時の記事
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020913/sony5.htm
CDウォークマン初の電池1本での駆動が可能なモデル。連続再生時間は約63時間。10月発売で、店頭予想価格21,000円前後
との記載がある通り、ガム型充電池1本で動作するのはこのモデル以降になります。
当時の最上位モデルですが、現在も中古相場では高値で推移しているようです。

マグネシウムダイキャストのカバーを採用しており、薄型かつ軽量なモデルです。
(マグネシウムダイキャストボディという点では、このモデルより前にMDプレイヤーで採用されていました)
Walkmanロゴはホログラム仕様。
ヒンジの部分のみ出っ張りがありますが、きれいな形状です。


裏側です。裏面にあるのはHOLDスイッチのみ。
側面左から充電スタンド用の端子、ヘッドフォンジャック、LineOut(アナログ、光)、ボリューム(左右に動くスライドスイッチ)、OPENレバー、停止(CHARGE)スイッチ、再生・曲送りのジョグスイッチという順に並んでいます。


上蓋の開く角度はSONYらしく狭いです。
電池ケースの蓋が1つ分になっているのがわかるかと思います。
電池ケースの隣に、AVLS(音量抑制)、音飛び防止(G-PROTECTION)の切り替えスイッチがあります。


2004年発売のD-NE820では専用のLineOutジャックが無く、ヘッドフォン端子と兼用になっていますが、D-EJ2000では独立したジャックが付いています。
(光出力時にリモコン操作可能です)

D-EJ2000とD-NE820の比較をしてみました。数字は取扱説明書より。



D-EJ2000 D-NE820
約127.0 約131.5mm
高さ 133.8mm 135.2mm
奥行き 13.4mm 17.1mm

最大外形寸法(JEITA)
約127.0mm 約131.5mm
高さ 133.8mm 133.5mm
奥行き 14.3mm 17.8mm



質量
本体 約118g 約165g
JEITA(充電池含む) 約145g 約192g

電池の持続時間
ガム型ニッケル水素充電池NH-14WM1本使用時
G-PROTECTION1 約25時間 約18時間
G-PROTECTION2 約22時間 約17時間

外付け乾電池ケース(アルカリ乾電池1本)
G-PROTECTION1 約39時間 約30時間
G-PROTECTION2 約34時間 約27時間


比較してみるとやはり小さくて軽いですね。
電池の持ちは意外なことに「2002年発売のEJ2000」が2004年発売のNE820よりも上回っていました。
(電池寿命は、D-NE820の上位モデル、D-920、D-NE20も同じ数値)

音楽CDに特化されたD-EJ2000、ATRAC CDやMP3 CDに対応したD-NE820との違いなのでしょうか。


追記
色違いを入手しました。




黒のほうがキズが目立たなくて良いですね。

2010年4月27日

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-20)

ソニーのポータブルCDプレイヤー、Discman D-20です。
Discman D-22を紹介していますが、その前年1988年に発売されたモデルです。

D-22と同様、前面左右にストラップを取り付けることができるようになっています。
カメラと同じように肩から掛けて使えます。
右側面にヘッドフォン端子、左側面にリモートコントロールユニットを接続するためのジャックが付いています。



D-22では強力なBassBoostが付いていましたが、D-20にはありません。
背面にDCジャックとLineOut端子(アナログのみ)
電源はDC9V(センター-)、単3電池4本です。




この個体では、再生時に動かすと停止してしまうというクセがあったのですが、上蓋が開いたことを検出するスイッチが反応してしまうようです。
上蓋のLockで上蓋の開閉を抑制することで解決しています。
22年前の製品の割には程度は良いのですが、接点関連(前述のスイッチ)は仕方が無いところです。



やはり電池1本駆動のデジタルアンプモデルとは違う音です。
決してレンジが広いわけでもなく、解像度が高いわけではないのですが、独特の中低音の厚みがあります。
また低能率のヘッドフォンでも余裕で鳴らしてくれます。

ポータブルCDプレイヤー(SONY CAR Discman D-828K)

ソニーのポータブルCDプレイヤー、CAR Discman D-828Kです。
車載用のDiscmanになります。
1993年6月発売のモデルです。

DACは1bitモデル。音飛び防止のESP搭載。
車載用途なのでHydro Suspension System、DSP(BassBoost、Vocal、Carの切り替え)、Surround機能まであります。
また、DCジャックから電源供給時にはイルミネーション(ディスク面への照明まで)がにぎやかです。(AMBER,GREENの切り替えまであります)
車載時にはたしかに便利な機能ですが、通常利用にはマイナス面なのも事実。

AMBER
GREEN

CD面には、RESUME機能のスイッチあり。


操作スイッチは全体的に大きめ。またスイッチ形状に工夫がされています。
左側面にはイルミネーションの色選択、ESPのON/OFFスイッチ。
右側面はAVLSの切り替え、ヘッドフォン、ボリュームと並んでいます。
背面にはLineOut(アナログ)とDCジャック。


電源はDC4.5V(センター+)または単3電池2本です。


型番の最後にKの付くCAR Discmanは数年ごとにモデルチェンジされて発売されていました。
1987年 D-601K
1989年 D-800K
1991年 D-808K D-802K
1993年 D-828K D-822K
1994年 D-826K
1995年 D-848K D-842K
1996年 D-835K D-837K D-838K
漏れがあるかと思いますが、国内外で発売されていたモデルです。

2010年4月26日

ヘッドフォン収納ケース(100円ショップのコミック本収納ボックス)

「ヘッドフォン + スタンド」で検索しこのBlogにいらっしゃる方が結構多いようなので、収納ネタです。

以前はスタンドを紹介していましたが、今回は収納ボックスです。

しまっておくにも適当な箱が無かったり、大きさがバラバラ、中途半端だったりしてしまうので困ります。
とはいえ、高いモデルになるとそれ相当の収納も考えてあげなくちゃということで、収納箱のご紹介。

かさばりやすいオーディオテクニカのATH-AD900(ウイングサポート採用モデル)がこの通り。


専用なんじゃないかというぐらいに丁度良い大きさです。(高さ方向には余裕あり)

冬の結露、これからの梅雨の時期を考えると乾燥剤も一緒に入れておきたいところです。

このケースは100円ショップで購入してきました。コミック本用のものがちょうど良いサイズでした。
中が見える、スタックできるという点がうれしいです。
シルク、セリア系のお店で105円で売っていると思います。おすすめです。
下の写真のラベルを目印にどうぞ。


同じオーディオテクニカのATH-A900、A700も問題無し。
スタックスのイヤスピーカはなんとか入ります。(ぎりぎり)
ケンウッドのKH-K1000は入りませんでした。(ヘットバンドのアームが干渉しました。残念。)

関連投稿
ヘッドフォンスタンド(ニトリで買ったバナナスタンド)
ヘッドフォンスタンド(100円ショップの金属製バナナスタンド)

2010年4月25日

ポータブルCDプレイヤー(Panasonic SL-SW870)とPanasonicのVMSSについて

パナソニックのポータブルCDプレイヤー、SL-SW870です。
1999年6月発売のモデルです。
http://panasonic.jp/support/product/audio/SL-SW870.html


SHOCK WAVEのロゴが入ってますが、アルミプロテクター採用、音飛び防止は40秒対応と「いかにも」というコンセプトな製品です。
X系のという感じですね。グリップが付属していたりとずいぶん遊んでいるモデルです。
取説の図をみるとわかりやすいです。


電池の脱着は「内側」からです。
電源はDC4.5V(センター+)、または単3電池2本です。


裏面ですが、前述のグリップを通すためにくり抜かれていたりしてます。(結構お金掛かってます)
左から、DCジャックとラインアウト(アナログのみ)、オレンジ色はHOLDスイッチ、ヘッドフォンジャック、ボリュームです。
ジャックはすべてカバーされるようになっています。


上蓋がうっかり開かないように、こんなギミックになってます。

通常状態。
解除状態。

一部がレバーのようになっており、そこを動かすとロック解除になるという仕組みです。
左右一緒に開くので、片側だけの操作で済みます。


この機種には、VMSS機能搭載のクリップヘッドフォンが標準添付されていました。

VMSSって何?という方も多いと思うので、VMSSについて少しだけ。
現在、PanasonicではVMSSを採用したものが無くなっていますが、単体のヘッドフォンでもVMSS機能付きのものをラインナップしていました。

VMSSというのは、ヘッドフォンに音に合わせた振動を加えるという仕組みです。
パイオニア ボディソニックのヘッドフォン版みたいなものです。

RP-HS900 これはネックバンド型ですが、首に当たる部分が振動するというもの。

RP-HT940 これは普通のヘッドフォンに見えますが、耳に当たる部分が振動します。

振動させるための装置(アンプ)が必要になるわけで、コントローラでレベル調整などもできるようになっていました。(電池も必要)
(RP-HT940は持ってたはずなので、探したらまた紹介します)

2010年4月24日

AKG K24PとNuForce UF-30

ヘッドフォンの投稿は久々だったりしますが、半開放型のモデルを二つ。

AKG K24P
http://www.harman-japan.co.jp/product/akg/k24p_k26p.html

当時のAKGのシリーズ、K24P、K26P、K28NCは全て買いました。
K26Pは私が好きでよく使ってます。(K28NCはノイズキャンセリングなので出張時とかに)

すでに6年ぐらい経過するのかな。
イヤパッドは何度を交換しつつ使っています。
4000円台で買ったのに、イヤパッドが妙に高いのはなんとかして欲しいです。


音はクリアでドンシャリ。小編成のRockを気持ち良く鳴らしてくれます。
家人はこのヘッドフォンばかり使ってました。
最初は見た目で選んでたようですが、他のヘッドフォンを拒絶するようになってしまいました。
クセがあるモデルではなく、ノリがよく鳴るんで他のヘッドフォンにしたときに違うなとなってしまうのはわかります。

NuForce UF-30 http://www.nuforce.jp/icon/uf30_01.html
ULTRASONE ZINOのOEMモデル。


家人のK24Pの後継はこれになりました。(GRADOは高域が嫌いだそうで)

いろいろヘッドフォンを貸しているのですが、たいてい翌日には返却されています。
これは返却無し。ずいぶんと気に入ったようです。(K24Pは返却されましたが)

音はK24Pと似た傾向、小編成のRock向き。
これまたドンシャリなんですが、ギターの鳴り方がこっちのほうが上です。
高域にクセがあるわけでもないので、GRADOとはまた違う鳴り方。

どちらもiPodのヘッドフォン端子からでもちゃんと鳴るけど、家人はiPod nano(2nd) →Dockケーブル→Fiio E5 という構成で使ってます。
(バッテリ管理しやすいのがミソ。Fiio E1は好みじゃないとのこと)

久々にK24Pを使っていますが、5000円以下のノリノリモデルがもっと出てもいいのになぁと思います。

勧められてATH-EP700を試聴してみてみましたが、ノリが良かったですね。(実売5000円)
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-ep700.html
ULTRASONE製品より試聴しやすいと思うので「楽器用」だという先入観無しでお試しを。

  

2010年4月23日

クルマのオーディオ(Car Audio)

クルマのオーディオのことを書いていなかったのでまとめて。
ヘッドフォンでのオーディオとは正反対なカーオーディオです。

対象となるクルマは、ダイハツのネイキッドという一世代で終息した軽自動車です。
(もう一台のクルマは家人が主に使っているので、純正オプションの追加程度でオーディオには手を加えていません)

純正のオーディオだとまずスピーカがコストダウン対象でかなり手抜きなので、ユニットを交換しました。
やり出すとキリが無い箇所なので、「トレードイン」という純正ユニットと交換してネジ留めするだけのものを選んでいます。

アルパイン DLS-165R
http://www.alpine.co.jp/products/2005/dls-165r.html



DDリニア磁気回路を採用したアルパインのスピーカを使いたかったというのが理由です。
また、単体アンプを使う予定が無いんで能率重視です。

トレードインなのでそのまま使えて楽です。
以前のクルマでは、セパレート式のスピーカを用いたり、バッフルボードを製作したり、ドア内部などの防振対策などをしていましたが、さすがに面倒でユニット交換だけ。

このぐらいの作業だと自分でやっても30分程度で取り付けることができます。

現行モデルだと、ネットワーク部が単体になったりしてますが、基本的には変わらないかと思います。

DLS-165Rの仕様
コアキシャル2ウェイ(2.0cmチタンドーム型FIXポイントソースツィーター、16cmレイヤード・ハイブリッドファイバーコーン型ウーファー)
再生周波数帯域 30Hz~70kHz
瞬間最大入力 160W 定格入力 40W
出力音圧レベル 91dB/W m
インピーダンス 4Ω
重量 0.8kg x2

次に交換したのが、ヘッドユニット。
アルパイン iDA-X200
http://www.alpine.co.jp/products/headunit/digital_media/2008/ida-x200.html


古いiPodをクルマ専用にして活用したいという面もあったので、第4世代対応は必須。
iPod内の曲やプレイリストの再生、Podcastの再生を容易にできること。
この際だから、CDプレイヤーは不要と割り切って選択しています。

純正はカセットテープとCDの2DINのものが付いていました。
iPodを音源にするために、カセットデッキへ出力するアダプタ(ヘッドフォン出力をカセットデッキのヘッド経由でというもの。カセットテープの形状をしたアダプタです)を使っていました。
これはFMトランスミッタを用いるより音質の点では良いのですが、選曲などはiPodを直接操作しなければならず、信号で停止したときに操作するか、操作のためにどこかにクルマを停めてという面倒なものです。(クルマから降りるときにiPodを停止しなきゃならないとか)

iPodを直接接続できて、操作できるもの。対応するiPodが古めのものでもOKということになると結構選択肢が狭くなり、購入当時はアルパインが新(iPod第5世代、iPod nano以降)旧(iPod 第4世代,miniまで)両方に対応しており、USBメモリに収録した楽曲ファイルも再生可能ということで選んでいます。

iDA-X100だと画面が日本語対応し、アルバムアートにも表示するのですが、日本語のプレイリストを作成しなければ済む話だし、いま何を再生しているかをチェックすることもないので、割り切りで安いiDA-X200を選んでます。

現行機種だとどこもiPodの新しいもの(前述のiPod第5世代、iPod nano以降)にしか対応していないようなので、良いタイミングで交換できたなと思っています。

一点失敗したかなと思ったのは、Podcastのタイトル(例えば、"JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力")が表示できなくて、このへんだろうと勘で操作しなくちゃならない点でしょうか。

長時間の運転だとPodcastを聞きながらということが多いので、事前にセット、流しっぱなしで到着という感じです。
もちろん、FM/AMラジオも付いているので、その辺は気分で選択してます。

ヘッドユニットの交換作業は販売店にお願いしてます。(以前はやってましたが面倒で・・・)
ヘッドユニット購入時にバッテリーからの直接電源を引くためのケーブルとヒューズ、アース強化用のケーブルをあわせて購入、取り付け時に持ち込み部品を使ってもらうよう依頼しています。
持ち込み部品:ノイズフィルター(ラジオへの雑音対策)、別売りのiPod接続用のケーブル、クルマメーカごとに用意されているハーネスキットなど

純正のものからそのまま交換するだけでも鳴ることは鳴るんですが、オーディオ用にバッテリーから直接電源を取るだけでもずいぶん違ってきます。

やり始めるとキリが無いので、以上の構成ですでに2年以上乗ってます。
最低限の割り切ってのカーオーディオですが、純正オーディオに比べればずいぶん違うものです。

2010年4月22日

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-EJ885)


ソニーのCD WALKMAN D-EJ885です。
2002年11月発売のモデルです。
D-EJ855が2001年11月ですから、その後継機という位置づけになるかと思います。
D-EJ855との比較もしながら進めていきます。


縁のメッキ部分、表面の透明なパネルなど、外観はずいぶん変化し、高級感があります。



白モデル




黄緑モデル

CD-R/RW対応、音飛び防止のG-PROTECTION、BassBoostのDigital MEGA BASS搭載。

内部にAVLSのOn/Off、G-PROTECTIONの強弱を設定するスライドスイッチがあります。
(音質優先の場合は、AVLSはOFF、G-PROTECTION 1に設定)

電源は外部4.5V、内蔵のガム型充電池(ニッケル水素充電地)2本、または外付け電池ケース(単3電池2本)となっています。


裏面はHOLDスイッチのみ。


電池の持ちは取説より。


外付け電池ケースにアルカリ電池を入れた状態での比較(G-PROTECTION1、2の順)

・D-EJ855 : 約66時間 約71時間
・D-EJ885 : 約69時間 約74時間

 充電地のニッケル水素化だけでなく、本体側でもさらに省電力になっているようです。

LineOutはアナログと光に対応しています。
D-EJ855と同様、ヘッドフォン端子とLineOut端子が別になっているので、ヘッドフォン端子のリモコンで操作しながらLineOut出力ということができ便利です。(ワイヤードリモコンで選曲などができます)


D-EJ855では、再生と曲の送り/戻しが小さなスイッチでしたが、ジョグスイッチに変更になっており、操作性が向上しています。
リモコンが無いとフル機能操作できないというのは、現行モデルと同様です。
(再生モードやイコライザはリモコンで操作)

左から、LineOut、ジョグスイッチ、停止(CHARGE)、音量Up、音量Down、ヘッドフォン端子です。




光出力を用いてという使い方であれば結構使い勝手が良い機種かなと思います。

付属の外付けの電池ケースは、SONYから無償交換の案内が出ています。
お使いの方はチェックしてみて下さい。

CDウォークマン(D-NE800,D-EJ700,D-EJ800,D-NE1,D-NE9,D-EJ985,D-EJ885)付属「乾電池ケース」無償交換のお知らせ
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/041014/