ヘッドフォンでのオーディオとは正反対なカーオーディオです。
対象となるクルマは、ダイハツのネイキッドという一世代で終息した軽自動車です。
(もう一台のクルマは家人が主に使っているので、純正オプションの追加程度でオーディオには手を加えていません)
純正のオーディオだとまずスピーカがコストダウン対象でかなり手抜きなので、ユニットを交換しました。
やり出すとキリが無い箇所なので、「トレードイン」という純正ユニットと交換してネジ留めするだけのものを選んでいます。
アルパイン DLS-165R
http://www.alpine.co.jp/products/2005/dls-165r.html
DDリニア磁気回路を採用したアルパインのスピーカを使いたかったというのが理由です。
また、単体アンプを使う予定が無いんで能率重視です。
トレードインなのでそのまま使えて楽です。
以前のクルマでは、セパレート式のスピーカを用いたり、バッフルボードを製作したり、ドア内部などの防振対策などをしていましたが、さすがに面倒でユニット交換だけ。
このぐらいの作業だと自分でやっても30分程度で取り付けることができます。
現行モデルだと、ネットワーク部が単体になったりしてますが、基本的には変わらないかと思います。
DLS-165Rの仕様
コアキシャル2ウェイ(2.0cmチタンドーム型FIXポイントソースツィーター、16cmレイヤード・ハイブリッドファイバーコーン型ウーファー)
再生周波数帯域 30Hz~70kHz
瞬間最大入力 160W 定格入力 40W
出力音圧レベル 91dB/W m
インピーダンス 4Ω
重量 0.8kg x2
次に交換したのが、ヘッドユニット。
アルパイン iDA-X200
http://www.alpine.co.jp/products/headunit/digital_media/2008/ida-x200.html
古いiPodをクルマ専用にして活用したいという面もあったので、第4世代対応は必須。
iPod内の曲やプレイリストの再生、Podcastの再生を容易にできること。
この際だから、CDプレイヤーは不要と割り切って選択しています。
純正はカセットテープとCDの2DINのものが付いていました。
iPodを音源にするために、カセットデッキへ出力するアダプタ(ヘッドフォン出力をカセットデッキのヘッド経由でというもの。カセットテープの形状をしたアダプタです)を使っていました。
これはFMトランスミッタを用いるより音質の点では良いのですが、選曲などはiPodを直接操作しなければならず、信号で停止したときに操作するか、操作のためにどこかにクルマを停めてという面倒なものです。(クルマから降りるときにiPodを停止しなきゃならないとか)
iPodを直接接続できて、操作できるもの。対応するiPodが古めのものでもOKということになると結構選択肢が狭くなり、購入当時はアルパインが新(iPod第5世代、iPod nano以降)旧(iPod 第4世代,miniまで)両方に対応しており、USBメモリに収録した楽曲ファイルも再生可能ということで選んでいます。
iDA-X100だと画面が日本語対応し、アルバムアートにも表示するのですが、日本語のプレイリストを作成しなければ済む話だし、いま何を再生しているかをチェックすることもないので、割り切りで安いiDA-X200を選んでます。
現行機種だとどこもiPodの新しいもの(前述のiPod第5世代、iPod nano以降)にしか対応していないようなので、良いタイミングで交換できたなと思っています。
一点失敗したかなと思ったのは、Podcastのタイトル(例えば、"JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力")が表示できなくて、このへんだろうと勘で操作しなくちゃならない点でしょうか。
長時間の運転だとPodcastを聞きながらということが多いので、事前にセット、流しっぱなしで到着という感じです。
もちろん、FM/AMラジオも付いているので、その辺は気分で選択してます。
ヘッドユニットの交換作業は販売店にお願いしてます。(以前はやってましたが面倒で・・・)
ヘッドユニット購入時にバッテリーからの直接電源を引くためのケーブルとヒューズ、アース強化用のケーブルをあわせて購入、取り付け時に持ち込み部品を使ってもらうよう依頼しています。
持ち込み部品:ノイズフィルター(ラジオへの雑音対策)、別売りのiPod接続用のケーブル、クルマメーカごとに用意されているハーネスキットなど
純正のものからそのまま交換するだけでも鳴ることは鳴るんですが、オーディオ用にバッテリーから直接電源を取るだけでもずいぶん違ってきます。
やり始めるとキリが無いので、以上の構成ですでに2年以上乗ってます。
最低限の割り切ってのカーオーディオですが、純正オーディオに比べればずいぶん違うものです。
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