2013年10月2日

「改正著作権法」の施行から1年。売上にはつながらず。

NHKニュース 刑事罰適用1年 売り上げ回復せず
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130929/k10014898651000.html
ネット上に違法に投稿された音楽や映画などをダウンロードした人に対する刑事罰の適用が始まって来月1日で1年になります。 ファイル交換ソフトの利用者が減少するなど一定の効果が見られる一方で、CDや音楽配信の売り上げの回復には十分につながっていないことが分かりました

著作権法での「違法ダウンロード刑事罰化」施行から一年。
このニュース記事にある通り、売上回復になってないとのこと。
なお、刑事罰化によって恣意的な取締りも予想されていましたが、現時点では摘発例は無いとのこと。
警察が摘発した例はまだありませんが、コンピュータソフトウェア著作権協会によりますと、違法なファイルのやり取りに使われるファイル交換ソフト「Winny」と「Share」を利用しているパソコンの台数がことしは去年より40%近く減るなど、法改正による一定の効果が見られます。
一方で、違法ダウンロードによって大きな損害が出ているCDやDVDなどの音楽ソフトの売り上げは、制度が変わった去年10月からことし6月まででは前の年の同じ時期より5%増えましたが、ことし1月から先月・8月までの最新のデータでは前の年より7%減少しています。
加えて音楽配信については、去年10月から6月までで前の年より24%の大幅な減少となっており、売り上げの回復には十分につながっていないことが分かりました。
日本レコード協会の高杉健二常務理事は「レンタルの利用が増えるなど法改正の効果はあったが、お金を出して買うことにはなかなか結びついていない。違法ダウンロードについての啓発活動を続ける一方で、良い音楽を作り、サービスの利用しやすさを向上させ、売り上げの回復につなげていきたい」と話しています。

ファイル交換ソフト稼働PCの台数が40%も減ったということのほうがニュースになるように思うんですがどうなんでしょ。

「PC離れ」でスマートフォンやタブレット利用者が増えて、カジュアル感覚な利用者が減ったということなのかな?それともほんとに法改正による効果なんでしょうか。
WinnyとShareというファイル交換ソフトから、他の手段に変わっているのかまでは記事からは読み取れません。

で、肝心な「売上」は昨年は大物ミュージシャンのベスト盤がいくつも出たから売上が増えたけど、今年はそういうのが無いんで売上減ってことのようです。

パッケージメディアから音楽配信に流れているのかと思えば、昨年10月から今年の6月までで前年比24%減だそうですから、スマートフォンの普及で配信への流れが加速するかと思ったら、そうじゃないってことですね。

「着うた」の低音質な時代なときの方が売れてたということですから、スマートフォンでは音楽は再生しないんでしょうか?
スマートフォンだとCDからリッピングして転送って手段が使えるから、みんなそうしてるってことでしょうか?

#追記:Twitterで「YouTubeで済ませてるんじゃない?」との指摘をいただきました。確かにその可能性はありそうです。

レンタルの利用が増えているけど、販売(セル)は増えないということですから、
  • レンタルCDという日本独自の制度があるからそれを利用する
  • 買ってまで聴くようなものが少ない(無い?)
ということでしょうか。

ツタヤとゲオは地方にもありますし、店舗の規模も大きくなってます。(宮城県だけでツタヤが30店舗、ゲオが28店舗もあります)
昔ながらの書店は無いけど、ツタヤがあるという町も多くなっているのかと。


じゃ、中古市場はどうなのかと言えば、ブックオフとツタヤが一緒に入ったお店が仙台のベッドダウンの町にあったんですが、ツタヤは残ったけど、ブックオフは閉店となりました。ブックオフよりツタヤなんですね。

「8月ブックオフグループ月次データ」PDF形式
■ブックオフ事業 直営店
当月の既存店売上高前年比は97.9%(全店103.8%)となりました。
文庫本、単行本、雑誌の売上は前年並み、映像ソフトは前年を上回りました。しかし、コミック、音楽ソフトの売上が伸びず、既存店売上高は前年を下回りました。

書籍や映画とかは前年を上回ったものの、コミックと音楽ソフトが足を引っ張っているという状態だそうです。
最近は以前ほどブックオフに通ってませんが、確かにCD棚よりも書籍の方に人がいるという感じ。(コミックは立ち読み客が多いけど)


ニュースで流れる消費動向、デパートでは高額商品が売れみたいな話が出てきますが、どこの国の話?というのが大多数の実感なんじゃないかと思うわけです。

加えて来年4月からは消費税を8%にすることが閣議決定されましたんで、ますます出費を抑えようとするんじゃないのかなと。
生活必需品や食料品の値上げ(や嵩減らし)が続き、これから迎える冬で必需品どころか生命に関わる灯油の値段もものすごいことになりそうですから、物価高ってものをつくづく感じます。

河北新報 - 今冬の灯油18リットル1818円 宮城県生協連
 宮城県生協連は19日、今冬の配達灯油の暫定価格を1リットル当たり101円(税込み)にすると発表した。原油価格の高止まりなどを受け、前年当初の暫定価格より7円上がった。18リットル換算では126円高の1818円となり、暫定価格方式を採用した1986年以降、2番目の高水準となる。
ガソリンも高いままで、灯油もということ。
ガソリンの場合は移動を控えるという手段で対抗することも可能ですが、灯油の場合は煖房に使うものだけに切実。
(代替となる電気はそもそも電気代が上がってますし、ガスは地方だと都市ガスってものが普及していないんです)

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