2013年7月24日

続 VMware Fusionの「無償評価版」を試す (MacOS X Leopard Server)

VMware Fusionのデモ版、前回はVersion 2 から 5 への変化、Windows環境での話が中心でしたけど、今回は OS X Mountain Lion の上で MacOS X Leopard Server を動かすというお話。

30日間の無償使用期間中にいろいろ試してます。


仮想マシン(VM)の管理画面です。
わかりやすい画面になっています。


PowerPCコードのアプリケーションソフトを動かす環境を作るのが目的でしたんで、対象となるOSは、MacOS X Leopard (10.5) または Snow Leopard (10.6) となります。
通常のクライアント版はAppleからの制約でVM環境で動かすことができないライセンスとなっているので、サーバOSを利用する必要があります。

通常であれば新しめの MacOS X Snow Leopard Server を使うんでしょう。実際にそうしている方が多いようです。

とはいえ、Snow Leopard にしたバージョンアップした後、PPCコードのソフトが動かなくなった、エラーが出るようになったという経験をしているんです。
「PowerPCコードのアプリケーションソフトを動かす」というのが目的なわけで迷うところ。

入手性はやはり Snow Leopard Server で価格も5,000円ぐらいと安いです。
(Server OSが5,000円ってのも激安ですが)

10.5、10.6の両方には Rosetta を用いたPPCコードへのサポートがあるんだけど、PPCコードのソフトの挙動という意味では 「10.5 > 10.6」 というのが実感としてあったので、私は MacOS X Leopard Server を利用することにしました。


プロセッサのところが「2.67GHz Intel Core 2 Solo」となっていますが、これはVMware Fusionの設定で1つのプロセッサ割り当てとしているからです。


こんな感じで動いてます。(画面解像度は1280 x 1024にしています)


VMware Fusionの右上にある「全画面表示」を使うことができます。Macが高速であれば全画面にしてまるでそのまんま動いているような状態にすることもできます。(iMac(mid 2007)ではさすがに重いです)

OSの次はアプリケーションソフトのインストール。
FreeHand MXやPhotoshopをインストール。思っていた以上に軽快に動きます。




MacOS X 10.5に対応したアーカイバソフト(圧縮ファイルの伸張をするもの)を探したりと、古いOSだからこその不便さを感じます。(まだ探せば出てくるからいいんだけど)
圧縮ファイルの伸張は The Unarchiver の古いバージョンを用いることにしました。

ここからダウンロードできます。
http://code.google.com/p/theunarchiver/downloads/list?can=1

そういうわけで、PowerPCコードのアプリケーションソフトを動かすという目的であれば、MacOS X 10.5 Server という選択肢はおすすめです。









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