2010年11月10日

デジタルアンプ S.M.S.L. SA-36 (2) 内部構成、内部写真

分解方法に続いて、内部基板の写真です。
製品詳細は以下のURLを参照して下さい。

ボリュームはアルプスのRK097を使ってますね。


電解コンデンサは全部で5つ。
日本ケミコン(茶)、松下(紺)という構成。
フィルムコンデンサがたらふくですが、脚が持ち上がってたりと、もしかして手ハンダ?と思ってしまいます。



半固定ボリュームはバイアス調整用なのかな。(出力0V調整回路と説明してありましたね)
ここでも抵抗が盛り上がっていて奥までしっかり挿して欲しいところ。(気分的なものですが)



トライパスのTA2020-020です。ヒートシンクで固定されています。
このヒートシンクはケースに組み込んだときにケースと密着するようになってます。(基板を出し入れするとヒートシンクがこすれます)
たまたま高さが合ったのか、そう設計したのかは謎。


TA2020をはさんで右側にはコイルとリレーですかね。



基板裏面。
もうちょっと洗浄して欲しいけど環境のことを考えたらこんな感じなのかな。


以上です。
概ね商品説明の通りの部品が使われているようです。

http://p41audio.com/?pid=20484792
細部にいたっても、日本製パーツの採用(電源スイッチ・ボリューム用VRはALPS製、電解コンデンサはパナソニック製など)、抵抗・コンデンサ類はアメリカDALE社・ドイツMKT社・ERO社などの部品が厳選されて採用されており、細部にわたり音質へのこだわりを感じさせられます。
http://www.sp01.jp/14_268.html 
コンデンサ類 日本ELNA、ドイツERO、ドイツ シーメンスフィルムコンデンサー
抵抗類     米国DALE,フィリップス、(超低雑音、誤差1%以内、300V DC耐圧)
ELNAのコンデンサは謎ですが、ロットによって異なるのかな、と思っています。

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