2011年7月6日

デジパック仕様のCDって困ります

CDソフトケースに切り替えて、CD収納棚がすっきりしたんですが、デジパック(ディジパック)仕様のCDが結構あって邪魔になってます。

デジパックについてはWikipediaに項目がありました。

ディジパック(Digipak)とは、CDのパッケージング仕様の一つ。厚紙の台紙にプラスティック製のトレーを貼り付けるのが大きな特徴である。
アメリカ合衆国AGIの特許。商標登録は運営元の米MeadWestvaco社。厳密に言えばDVDのディジパックはDVDigipakという別の商標であるが、通常はディジパックと言えばDVDも含む。



豪華さを演出するためにデジパックにしてるんだと思うのですが、台紙に樹脂トレイを貼り付けているもんで結構な厚みになります。

せっかくソフトケース化したのにデジパック仕様のものがあるとこんな感じ。
ちょっと豪華な印象にはなりますが、収納という面ではマイナス。




ビートルズの2009リマスターCDだと同じ豪華な感じを出しつつも紙だけで構成されているんでまぁ許せる範囲の厚みという感じ。
(輸入盤だと紙のスリーブにCDをそのまま収納するんで折りたたみ式になってるってだけの構成)



デジパックの中でもほんと邪魔に感じるのがDeluxe Editionなどの2枚組のものです。
"The 13 Froor elevators" の2枚組だとこんな感じです。

左右に2枚のCDトレイがあって、中央にパッケージと一体になった(綴じ込みの)ブックレットというつくりです。



樹脂製のCDトレイはホットボンドで固定されているようで、冬の寒い時期には台紙とトレイの接着が弱くなりトレイが外れるなんて事象まで。

畳んだ状態だとこうなります。


2枚組アルバムなのでこんなもんじゃない?と思うんですが、先日発売になった"The Doors" のボックスセットと比較してみるとこうなります。

左が"The 13 Froor elevators"の2枚組デジパック、右が"The Doors"の6枚組ボックス。


重ねてみるとこんな感じ。
一番下は通常のCDケース(一枚モノなので10mm)です。


ちなみに"The Doors"のボックスセットは紙ジャケ(すべてシングル)の6枚+薄いブックレットという構成でした。(もうちょっと詳しく書けば、オリジナル構成なのでボーナストラック無しで2007年の40周年記念リマスターと同一音源)



初回限定だったり、(Sly and The Family Stoneのように)一枚ずつ通し番号が振られていたりすると「デジパックで欲しい」という気持ちになったりしますが、実際に収納してみると棚で自己主張しすぎるのが残念です。

また、CDを取り出して再生するという基本動作を繰り返すと「台紙部」が痛んでくるというのは「愛着度が増す」という人もいるのかもしれませんが、ジャケット表面や角が痛んでしまうなら、交換できるの通常のCDケースの方がいいんじゃないの?などと。
わざわざデジパック仕様にしてコストを掛けるよりも別のアプローチで攻めて欲しいよなと思います。


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