出力抵抗は基板に実装されているので、基板を外す必要があります。
手順は以下の通りです。
- フロントパネルを外す。(2mmの六角レンチ)
- ボリュームノブを外す。(1.2mmの六角レンチ)
- ボリュームの軸を固定しているナットとワッシャを外す。(スパナ)
- ケースの上蓋を外す。(左右計6箇所。プラスドライバー)
- 基板を固定しているネジを外す。(基板の角の4箇所。プラスドライバー)
- 基板をそっとひっくり返す。(トランス側に倒す。入出力のケーブルにストレスが掛かるので注意)
- 基板裏面のハンダを吸い取る。(私ははんだシュッ太郎を使用)
うまくいけば力を入れなくてもすでに実装されている出力抵抗が外れるはずです。
元の場所にDALE CW-2Bを入れてハンダ付けをし、余分な足をニッパで切って終わりです。
事前に手元にあったテスターで抵抗値を測定しましたが、10ohmぴったりのものとちょっと上回るものがあったので、左右のバランスを考えて高めのものとぴったりのものを各チャンネルに使うようにしました。
ハンダ付けが終わるまでは30分も掛からないと思いますが、私の場合は入力端子からの内部配線ケーブルが外れてしまい、組んだ状態では左からしか音が出ない状態でした。やれやれ。
右側の内部配線が外れて(折れて)しまったので、その修復が大変でした。(ランドが剥がれやすいんです)
場所はここ。赤い丸が入力側、青い丸が出力(プリアウト)側です。
その上に見える電源はコネクタを用いているのですが、音の箇所なので基板に直接ハンダ付けされているのです。
結構硬い線材を使っているのでポキッと折れます。ご注意を。
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