2011年5月3日

ウルフルズ - "すっとばす" と "バンザイ" ですっきりする

ここ最近はウルフルズのアルバムをよく聴いています。
お気に入りは彼らの2枚目のアルバム「すっとばす」と3枚目「バンザイ」の二枚。





最近活動してないのかなと思っていたけど、すでに解散してたってことを最近知ったという程度の知識レベルですが、彼らの音楽は好きです。メンバーの方々が同年代ということもあるんでしょうかね。


特に初期の伊藤銀次さんが関わっていた頃(この二枚のアルバムの伊藤銀次プロデュース)は何度も何度も聴いてしまいます。
(「すっとばす」では「びんぼう」をカバーしていたり、「バンザイ」では「福生ストラット」ならぬ「大阪ストラット」をやっていたりと、何かと大瀧詠一(ナイアガラ)成分が多いのも好きな理由かな)



トータス松本がACのテレビCMに出ているからではありません。
私の気持ちとしては、「日本は強い国」と無責任な「精神論」を語るあのCMよりも、「バンザイ」収録の「ガッツだぜ!!」の方が響くし、初期のウルフルズのアルバムで感じる楽しさで気分転換した方が良いなと思います。


SMAPの「強く、強く、未来を信じて」「いま、一つになるとき」、トータス松本の「日本は強い国」そして「日本の力を信じてる」とまとめられるあのCMは膨大な放送量で何度も何度も流されています。(テレビをほとんど見ない私でもよく知っているぐらい)
「未来を信じ」るって言われても、震災前から「希望を持てない」というのがこの国だったのでは?
「一つにな」って猪突猛進、盲信した結果があの原発事故だったのでは?

それにも増して多いのが、「がんばろう日本!」「がんばろう東北!」という掛け声。
道路を走行していても電光表示で「がんばろう東北!」と出てきたりして嫌でも目にします。
この「がんばろう○○!」、精神論でいったい何を頑張るのか。
各々考えてねということなのかもしれないけど、何度も何度も繰り返されることである種の強迫になっているんじゃないかと。
(被災地を思いやる気持ちはわかるけど、義援金よりも被災地の商品を買う、風評被害を受けて打撃を受けている被災地以外の観光地に旅行するなど、直接対価を支払う方が効果的だと思います)

「がんばろう日本!」は言葉としてはわかるんだけど、いったい何をがんばれと。「がんばろう義援金集め!」とか具体的に語って欲しいと思います。
掛け声だけの「がんばろう」ではなんともなりません。
被災地以外の方にはそれこそ「自粛」などせず「がんばろう仕事!」や「がんばろう勉強!」をして、「がんばろう消費!」をして欲しいなと思います。(政治家には「がんばろう政策実現!」であってほしいし)

精神論を説かれても、実際に困っている人には希望となる青写真すらまだ提示できていないのが現状。(どこをどう復興するという議論の前から「復興税」だけ具体的に出てきてますが)

被災した地域を元に戻すのが復興ではないはず。
そんな中、将来を見据えて漁港をいくつかに集約していくという議論が宮城県漁連で行われたというのは「希望」にり信じるに値する「未来」の姿なんじゃないかと思います。

漁業の「協業化」決定 宮城県漁協
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県漁協は27日、石巻市で経営管理委員会を開き、「次世代に引き継げるよう新しい漁業の構築を目指す」として、組織的に漁や養殖を行う「協業化」を導入する方針を決めた。
国任せ、他人任せにせず、県の漁協自らが「次世代に引き継げるよう」な方針を出してきたことで、その地域にとっては大きな希望になるんじゃないかと思います。
大きな方向性と小さいことの積み重ねがあってこその復興だと思います。

と、長々と書いてきましたが、「大阪ストラット」を聴いて無性に大阪に行きたくなったりしている状態の方がずっと健全だなぁと思います、はい。

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