昨年モデルチェンジしたMDR-Zシリーズの下位モデルです。
そのへんの話はSONY ZシリーズからZXシリーズへで書いた通りです。
MDR-XB500のことを書いたときにちょっと書きましたが、鳴らしこんでも当初の印象は変わらず。
刺激的な音が出ないヘッドフォンという印象のままです。
ドンシャリでもなく、モニター調というわけでもなく、かまぼこという感じ。
XB500みたいな低域の強さを求めているわけではないのですが、もう少し個性があってもいいんじゃないのかなと思います。
オーディオテクニカのATH-SJ11と同価格帯のモデルですが、「つくり」という面ではどちらも良くできていると思います。
ATH-SJ11はイヤパッドのつくり、MDR-ZX100はケーブルのつくりがしっかりしていて、それぞれのモデルチェンジ前と比べると結構違いがあります。
ケーブルは太めでしっかりした感じのもの。プラグ部はL型ですがこれもしっかりしたつくり。
音は同じ2000円クラスで比較すると、低域にアクセントを持たせたオーディオテクニカ ATH-SJ11の方が好きですね。
もう一つ上の MDR-ZX300 も同じ30mmドライバーなので、音づくりという意味ではそっちの方が良いのかもしれません。(試聴してないので憶測)
これはソニー、オーディオテクニカともに言えることですが、上位機になるとカラーバリエーションが減るのは何故なんでしょうね。
(クルマも同様。なんで安いクルマの方がたくさんの色を用意しているのかな、などと)
仕様
型式:密閉ダイナミック型(耳乗せ型)
ドライバーユニット:30mmドーム型
感度:100 dB/mW
再生周波数帯域:12~22,000 Hz
インピーダンス:24 Ω
最大入力:1000 mW
コード長:約1.2m
入力プラグ:金メッキL型ステレオミニプラグ
質量:約120g
コードタイプ:Y型
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