2011年3月3日

MUSE AUDIO MINI TDA1543x4 DAC (12) 出力Cのソケット化など

MINI DAC、常時電源を入れているんですが、気付いたらLEDが両方点灯して、デジタル入力と同期していない状態になってました。

COAXからTOSLINKに変更しても同様。こりゃ重症?ということで分解。
交換した平滑コンデンサが怪しいかなということでよく観察してみましたが、異常は無さそう。
ついでに別のコンデンサにしても駄目。
ソケット化していたのでソケットの不具合かと思って念のため交換したけど現象変わらず。

LEDが点灯するんだから、通電そのものはしている。だけど音が出ない。
三端子レギュレータかなと思ってあれこれ試すも駄目。

やっていくうちにACアダプタのDCプラグを深く挿さない(浅めに挿す)と動作することが判明。
DCジャック側なのかDCプラグ側なのか詳しく確認してませんが、浅めに挿して使うことにします。

このDAC、ACアダプタを接続することで電源ONという仕様、つまり本体には電源スイッチが無いんできちんと設置して使う分にはこれでも問題無いのですが、小型で手元に置いて使うにはちょっと不便な状態かも。(まぁ、コツがわかったので大丈夫ですが)

基板とにらめっこして終わるのもなんなんで、ついでに三端子レギュレータ LM317T にバイパスコンデンサ(積セラ0.1uF)を追加したり、出力部のコンデンサをソケット化しておきました。


10uFだとちょっと大きすぎるようにも思うのであとで小容量のものに交換してみるつもり。
(MUSE ESじゃない方が自分の好みかもしれないな、と思っていたりしますし)

交換前が両極性(BP)だったので両極性コンデンサを使ってますが、有極性を使う場合、DAC側を+にしておけば使えます。

フィルムコンデンサを使いたい場所なんですが、小型ケースを活かすとなると選択肢が限られ、入手が面倒。電解コンデンサで使うしかないかなと思ってます。

小型ケースをやめてしまえばいろいろ改造できるとは思うのですが、小さいことに意味があるDACだと思うので譲れない部分。

「オープンルーフ」にしちゃえばこういうことも可能。(平滑コンに35V2200uFを入れてみた)


さすがにこの状態で使うつもりはありませんが。

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