ベイヤーのT 50 P、実際どうなのよ、という点を。
付属するキャリングケースはしっかりしたもので良いです。ファスナー式にしなかった点も良いです。
製品紹介を見ても「テスラテクノロジー」「メタルパーツ」というキーワードが目に付くんですが、前者は置いておいて、メタルパーツ使用という点ではうまくデザインされていると思います。
メタルパーツとあるけど、具体的に何なのかは書いていないというのも不思議な点です。ステンレスを多用しているんだと思いますが。
B&WのP5 が革とメタルパーツをキーワードにしているんですが、メタルパーツ(素材は何なのか書いて欲しいもんだけど)という点では、と好対照だなと思います。
線材の曲線やヘアライン仕上のB&W P5に対し、ベイヤー T 50 Pは、プレス加工された金属をうまく組み合わせているなと思います。
実際にKENWOOD MG-F508と組み合わせて使っての感想を。
感度は高く音量は取りやすいです。ゼンハイザーHD25-1 IIとは3ステップぐらいの差かなと。
耳の上に載せるタイプなのでちょっとしたズレで変化します。
装着時はカップをつまんで耳穴に合わせるようにした方が良いです。(GRADOは取説に明記してますね)
音は思っていたより良かった、というのが実感です。普通にドンシャリで私が聴く音楽であれば相性は良いですね。
(「寒い」「乾いた」というキーワードが出てきてきたり、ヘッドホン祭の後でも「イマイチ」という噂を聞いていたもんで、良くない先入観がありました)
女性Voをくっきりきれいに鳴らすし、低域もベースラインやバスドラムの音がきれいに出ています。
定位感は左右と真ん中にはっきり分かれてしまっている感じがありますが、これはエージングや再生環境で変わってきそう。
ソースは、
荒井由美「ひこうき雲」(細野晴臣さんのベース)
Beck "Sea Change"
ソースの違いをはっきり出すのがゼンハイザーHD25-1 II、あんまり気にしないのが T 50 Pって感じですかね。
他にもHD25-1 II違う点も多いし、もうちょっと使い込んだほうが良さそうです。
HeadRoomのf特比較ではこんな感じに。
ナローなPX200に近いと思ってたんだけど、このf特でもHD25-1に近いんじゃないかという結果に。
所有機で音の傾向が似ているんじゃないかと思ったもの(深い意味無し)
低音番長との比較。(特に意味無し)
0 件のコメント:
コメントを投稿