2011年8月19日

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-275)

ソニーのポータブルCDプレイヤー、Discman D-275です。
1997年5月発売のモデルです。
以前紹介したDiscman D-265の後継モデルです。

珍しく箱、取説など一式セットで入手。


この箱に"MD Link"とありますが、これがD-x65→D-x75への変更点なんじゃないのかと思うのです。
先日、「うにゃさん」からD-465へのコメントをいただきました。(情報ありがとうございます)

デジタルでMDやDATに録音する時、D-475ではトラックナンバーが正確に出力されるように改良されています。D-265、365も、D-275、375になって改良されています。しかし、一部の生産ロットでは265、365でも正確に出力される個体があるようです。もちろん公式にアナウンスはされていません。 
この機能がMD Linkなんじゃないのかなと。

で、この機能、なんだか情報が不足気味。
SONYのサポートで検索してみたら、1件だけ。
http://www.faq.sonydrive.jp/faq/1040/app/servlet/qadoc?010679
対象型名:MZ-N1
Q MD Link Plus機能に対応していますか?
A 対応しておりません。
"MD Link Plus機能"とは、本機能を持ったCDラジオカセットなどから、ボタンひとつでミニディスクを操作したり、CDからミニディスクに録音したりする機能です。

CDからMDへのダビング時に便利な機能ってことでしょうね。
後日追試したいと思います。

さて本機。
デザインはD-265と同じです。カラーリングの違いと型番だけって感じ。(こちらがD-265
付属の「乾電池ケース」を取り付けてます。




1bit DAC、10秒間の音飛び防止機能(ESP)搭載です。
液晶の左側にESPのON/OFFスイッチ、右側にDigital MEGA BASSの切り替えスイッチがあります。
Digital MEGA BASSは、OFF、弱、強と切り替えることができます。



上蓋は結構大きく開きます。使いやすいですね。
ピックアップはDAX11というモデルが使われています。


本体側面は中央部に上蓋のオープンつまみとその左にHOLDスイッチ、本体左側面にラインアウト(アナログ、デジタル兼用)とRESUMEスイッチ、右側面にはボリュームとヘッドフォン端子があります。




電源は単3電池2本、またはDC4.5V(センター+)です。
外付け電池ケース(乾電池ケース)が取り付けられるようになっています。
電池ケース側には、音量抑制機能AVLSのスイッチがあります。



「乾電池ケース」は中間に仕切りがあって出し入れしやすいものです。


当初、乾電池ケースの接点に電圧が出ていなかったのでケースを分解清掃して組み立てたら通電するようになりました。
電池接点からは金属のプレス成形品が使われているのですが、本体との接続部のピンとは単純な接点で繋がっているだけなのでそこの接触不良が原因でした。


電池の持ちはこの通り。(解像度が低くてすみません)


D-365とD-265では、ESP OFFの時にだけ差があります。
  • BP-DM20(NiMH充電池)約10時間:約9.5時間
  • BP-DM10(NiCd充電池)約5時間:約5.5時間
と誤差の範囲のような差ですね。
アルカリ電池使用時、乾電池ケース使用時の値は同じになってます。


0 件のコメント:

コメントを投稿