2010年5月2日

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-265)

ソニーのポータブルCDプレイヤー、Discman D-265です。
1996年12月発売のモデルです。

下二桁が65なのは、D-265,D-365、D-465とありまして、共に1996年12月発売です。
D-265とD-365は「充電式ニッケル水素電池」の付属有無だけです。

1997年にはD-x75シリーズということでこの頃のモデルはYear Numberと合致しています。
D-x45シリーズは1995年、D-15xシリーズが1996年だったりと謎な部分でもあるのですが。

1bit DAC、10秒間の音飛び防止機能(ESP)搭載です。
結構クセのあるデザインなので見たことあるな、と思う方が多いかもしれません。
ピックアップはDAX11というモデルが使われています。


電源は単3電池2本、またはDC4.5V(センター+)です。
外付け電池ケースが取り付けられるようになっています。
電池ケース側には、音量抑制機能AVLSのスイッチがあります。


HOLD以外の操作部が上蓋になっているため、下側はすっきりしています。
出力はヘッドフォンジャックとLineOut(アナログと光)です。


音は元気な音。ドンシャリ傾向のDiscmanらしい感じです。
出力も大きめなので鳴らしにくいヘッドフォンでも音量をかせぐことができます。
また、光出力が付いているのも良い点です。

省電力モデルではないので、電池の持ちが悪いように思われますが、実際はそんなに悪いという程ではありません。
以下の表は取説からの抜粋です。
充電池駆動で5.5時間じゃないかと思われますが、BP-DM10という充電池はNiCd(ニカド)充電池で、容量が少ないものです。
BP-DM20はNiMH(ニッケル水素充電池)ですが、当時の小容量のものなので、エネループなどの充電池を使えば(当時の)アルカリ乾電池の数値に近付くと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿