http://www.apple.com/jp/macosx/
現行のSnow Leopardでは「基礎」を刷新、今度のLionでは「外壁」を刷新という感じに受け止めました。
「マルチタッチジェスチャー」でトラックパッド前提となると、iMacはマウスとキーボードだけじゃ足らなくてMagic MouseやMagic Trackpadが必須になってくるんでしょうね。
すでにApple Storeでの販売では、通常イメージする「マウス」、「Magic Mouse」、「Magic Trackpad」はどれを選んでも同じ値段になってます。
こうなっているとあえてマウスを選ぶより、Magic Trackpadなどを選ぶでしょうから、新規購入分については「対応済み」という感じになっているのかなと思います。
PC Watch 元麻布春男の週刊PCホットライン Mac OS X Lionのマルチタッチジェスチャと販売手法
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20110609_451641.html
Magic Mouseは一部のジェスチャをサポートしているものの、すべてをカバーしているわけではない。Lionへのアップグレード時には、Magic Trackpadを追加購入することを検討しなければならなくなるだろう。
「Magic Mouseは全てのジェスチャをサポートしていない」ようですね。
Magic Trackpad必須となりそうです。Apple Storeで購入する際は忘れずにチェックですね。
Apple Storeでの購入だと、キーボードも価格差無しで選べるようになっているのも良いですね。
JIS配列、US配列という配列の違いだけでなく、有線式(USB接続のテンキー付き)かワイヤレス式(Bluetooth接続のテンキー無し)も同じ値段になってます。
OSの販売方法も大きく変更され、パッケージでの販売ではなくMac App Storeでのダウンロード販売というのも新しい点。価格も2600円と安価です。
この点、元麻布さんの記事では、
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20110609_451641.html
ファミリーパックは、家庭内での利用を条件に最大5台のMacにインストール可能なライセンスが付与された、アップグレード向けのOSパッケージだ。価格は49ドルだったから、1台あたり10ドルを切ることになる。Appleは、Mac App Storeから購入したアプリケーションは、同一ユーザーに限り、自由にインストールできるとしているが、これはApple ID(メールアドレス)が同じであることを意味している。ファミリーパックであれば、家族である限り、異なるApple IDのユーザーが利用するMacにインストール可能だったが、Mac App Storeからのダウンロードではそうは行かない。例えば親子3人(当然、メールアカウントは別)で、1台ずつMacを使っている場合、今までは49ドルのファミリーパックで済んでいたが、Lionでは29.99ドル×3の89.97ドルが必要になる。
と書かれていますが、それはちょっと違うんじゃないのかなと。
と思っていたら、小飼弾さんがBlogで早速指摘してました。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51693368.html
まだ一般向けにリリースされていないので断言こそできないが、以下のようにすればOKのはず。
- 家族代表(以下「あなた」)がOS X Lionを購入
- あなたのアカウントを、管理者として家族のMacに登録
- そのアカウントからLionをインストール
PC Watchの別記事(矢作晃氏の記事)では、
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20110609_451634.html
LionはIntel製のプロセッサ、Core 2 Duo/i3/i5/i7またはXeonプロセッサと2GB以上のメモリを搭載するMac製品を動作対象とする。Lionのアップグレードは、正規に個人で使用しているすべてのMacに対してインストールすることができるマルチライセンス。Mac App Storeの仕組みを使うことで、同一のApple IDを使用するユーザーを正規個人ユーザーとして複数のMac製品を紐づける仕組みだ。
まぁ、Appleから公式アナウンスが無いので性善説で考えれば、家族の代表者のアカウントで済ませることができると考えられるのじゃないかなと。
元麻布さんの言いたいことはこっちなんだろうなと思います。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20110609_451641.html
例えば、上の親子の例で言うと、お父さんがMac App Storeから購入したLionを、HDD上のイメージを使って、息子のMacにインストールしたとする(そうしたことが可能かどうかは、まだ分からないが)。この場合、Appleは息子のMacにインストールされたLionが本来あってはならないものであることを正確に把握できるのである。息子のApple IDにはLionの購入履歴がないことをAppleは知っており、音楽やムービーと違って、ほかに正統な入手手段がないことがわかっているからだ。
心配し過ぎなんじゃないのかな、考えすぎなんじゃないのかな、という気もしますが、言いたいことはわかります。
iTSやAmazonなどで「あなたへのおすすめ」が表示されるのが当たり前になってますが、たまたまアルバムジャケットの写真を確認したくて検索したものまでキーになって「おすすめ」されたりする気持ち悪さみたいなもの。
現状だとWebブラウザやiTunesなどというアプリケーションソフトのレベルですが、今度はOSそのものですからね。
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