D-NE20は「最後の」最上位モデルということで、いまだと据置のCDプレイヤーを購入できるような価格で取引されています。
D-NE920、D-NE820と同じくD-NE20(20シリーズ)はデジタルアンプ採用のモデルですが、D-NE10はアナログアンプの最後の最上位機になります。
EJシリーズとの違いは、ATRAC3plus/MP3フォーマットのCD-R/RWに対応しているかどうか。
(EJシリーズは音楽CDのみに対応。2010年現在、音楽CD再生だけに使う人がほとんどでしょうが)
だったらD-EJ2000があるわけで、そちらの人気が高いのも頷けます。
D-NE10が不人気な理由を推測してみました。
Webで得られる情報だと「音飛びしやすい」「曲間無音部でノイズが気になる」という意見がありました。
この情報が大きく影響しているのではないかなと思います。
(他に、音楽CD以外のATRAC/MP3再生に関するものが多いようです)「本体だけで充電できない」という仕様については、D-NE20も同じです。(DCジャックが本体に無い)
イヤフォンジャックが奥まっている点についてはL字型のプラグと相性が良くないなと思います。
Webで見かける「音飛び」「曲間ノイズ」ですが、私の個体ではそのようなことも無く問題無く使えています。
仕様を比較してみました。
D-NE10が劣っている点は無いように思います。
(こうして並べてみるとD−EJ2000が軽量、コンパクト、長時間駆動可能と魅力的なスペックですね)
D-EJ2000 | D-NE10 | D-NE20 | D-NE820 | D-NE730 | |
発売年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 2004年 | 2005年 |
アンプ | アナログ | アナログ | デジタル | デジタル | デジタル |
最大外形寸法 | |||||
幅 | 127 | 127 | 127 | 131.5 | 135.8 |
高さ | 133.8 | 132.7 | 132.5 | 135.2 | 135.8 |
奥行き | 13.4 | 17.7 | 13.1 | 17.1 | 17.9 |
最大外形寸法(JEITA) | |||||
幅 | 127 | 127 | 127 | 131.5 | 135.8 |
高さ | 133.8 | 138.1 | 135.4 | 133.5 | 136.1 |
奥行き | 14.3 | 18.2 | 14.3 | 17.8 | 17.9 |
質量 | |||||
本体 | 約118g | 約148g | 約116g | 約165g | 約172g |
JEITA(充電池含む) | 約145g | 約175g | 約143g | 約192g | 約196g |
電池の持続時間 | |||||
ガム型ニッケル水素充電池NH-14WM1本使用時 | |||||
G-PROTECTION1 | 約25時間 | 約20時間 | 約18時間 | 約18時間 | 約16時間 |
G-PROTECTION2 | 約22時間 | 約20時間 | 約17時間 | 約17時間 | 約14時間 |
外付け乾電池ケース(アルカリ乾電池1本) | |||||
G-PROTECTION1 | 約39時間 | 約30時間 | 約30時間 | 約30時間 | 約24時間 |
G-PROTECTION2 | 約34時間 | 約30時間 | 約27時間 | 約27時間 | 約21時間 |
#その後のオークション相場ではそれなりの金額でやりとりされるようになってますね。
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