2002年9月に発売されたモデルです。
AV Watch - 松下、MP3対応ポータブルCDプレーヤー スピーカー付き充電スタンドも付属
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020807/pana.htm
松下電器産業株式会社は、スピーカー一体型クレードルを付属したポータブルCDプレーヤー「SL-J900」(Dockin' style CD)を9月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,000円前後になる見込み。カラーバリエーションは、シルバー(-S)とゴールド(-N)の2色をラインナップする。
SL-J900の商品情報
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=SL-J900
http://panasonic.jp/support/product/audio/SL-J900.html
商品特長から
- 充電スタンド兼用高音質スピーカー「サウンド・チャージャー」付属
- パソコンで記録したディスクも再生可能、MP3(※)形式のCD-R/RW再生対応
- クールで高級感あふれる薄型スクエアデザイン
- 3ステップで音飛びをほとんど防止する「アンチスキップシステム(音飛びバスター)」搭載
丸型の反動で正方形なんですかね。
後述の通りスピーカ搭載のクレードルと合体するための形状だったりしますが。
本体に表示機能が無いので液晶リモコン(3.5mmヘッドフォンジャックに接続するリモコン)はあった方が便利。イコライザの設定状態の確認や音飛び防止機能の設定にあった方が便利です。
内蔵電源としてガム型充電池2本を使用しますが、外付け電池ケース(単3電池2本)があった方がやっぱり便利。
単体だと上蓋は90度近くまで開きます。
操作スイッチは横一線に並んでます。
クレードル装着時のための配置、形状なので単体利用時は操作しにくいです。
操作部を手前にした左側面にはHOLDスイッチとヘッドフォンジャック(リモコン端子兼)。
逆側はDCジャック(ACアダプタ使用時DC4.5V、電池ケース使用時DC3V、センター+)。
クレードルとの接続端子。カバーも無くむき出しです。
単体での利用も可能ですが、スピーカ付きのクレードルと合体してCDを再生することも可能です。
MDプレイヤーにも同様のものがありましたが、現行だとSONY Walkman SシリーズやEシリーズにもありますね。
CD再生時にはこんな感じで青いLEDが点灯します。
クレードルにも表示機能が無いので、付属のリモコンを接続する端子が付いています。
(ヘッドフォン端子ではなく、リモコン端子です。ヘッドフォンを端子に接続してもスピーカからしか音が出ない仕様です)
合体時の操作はクレードル側のスイッチ(OPENはアクチュエータ)を介して行います。(OPEN以外はスイッチの並びが本体と異なるのでクレードルの接点経由での操作です)
スピーカからの音量調整も本体上部のスイッチで操作します。
EJECTを押すとCD装着のために蓋(上蓋)が開きます。最大角度は単体使用時より狭くなってます。
背面から。DCジャックが付いているだけというもの。
実際にはスピーカだけでなくアンプも内蔵しています。
本体は日本製でしたが、クレードルは韓国製でした。
PanasonicのポータブルCDプレイヤーに共通するんですが、音飛び防止機能の耐振秒数の切り替えで本来のCD品質での再生が可能となっています。(SONYだとG-PROで同様の設定があります)
この時代にわざわざCDプレイヤーを使うという人であれば、耐振秒数約10秒のPOS2で使用することを推奨します。
本体のMODEスイッチの長押しでも設定変更は可能なんですが、どっちに設定されたのかを確認するために液晶リモコンがあった方が良いと思います。(メカニカルスイッチにするとか簡単な表示機能があれば便利なんですけども)
仕様は取説より。
CD(CD-DAディスク)再生時の電池の持ちは以下の通り。
- 単3電池ケースのアルカリ電池2本で26時間
- ニッケル水素ガム型充電池2本で16時間
- 1と2の併用で42時間
単3電池ケースはSL-CTシリーズなどと共通のものです。(電池ケースの部番:RFA1821-H)
リモコンは手持ちのもので表示、設定できました。Panasonicの場合は機種によって(シリーズによって)対応しないものが多いので注意。(リモコンの部番:N2QCBD000025)
年式が新しいだけあって、現在もリモコンなどは入手可能です。
パナソニックの直販サイト、パナセンスで確認できます。
http://ec-club.panasonic.jp/mall/sense/open/
2003年発売の後継モデル、SL-J905とSL-J910はデジタルアンプ搭載になります。
(SL-CT800とSL-CT820、SL-CT830のような関係になります)
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