現行モデルはPX200-IIで、「ケーブルの途中にクリップつきボリュームコントローラー」が付くようになりました。折りたたみ形状が変わったりしていますが、基本的には同じ構造のようです。ロングセラーモデルですね。(AKGのK26Pも同時期のモデルですね。こちらも後継モデルが現在も発売中)
イヤパッドの生地は薄いシワの多いタイプなので劣化しやすいのが難点。
左右両出しのケーブルも頼りないぐらいに細いし、プラグは3.5mmステレオミニだけど金メッキされていないから、接触不良になりがち。
と、欠点を書いていけばいくらでもという感じなのですが、イヤパッドの径が小さい耳乗せ型の割には、側圧が適度で快適。ヘッドバンドに付いているパッドのおかげで長時間装着していても快適。
左側にのみ点字のような突起があって左右どっちか迷わないようになっていたりして親切。(ヘッドバンドのロゴ、ハウジング支持部の製品名でもわかるようになってます)
同じような形状の密閉型ヘッドフォンは選ぶのに迷うぐらい出ていますが、PX200は装着感同様、聴き疲れのしない音、何にでも合う音が特長かなと思います。
iPodやポータブルCDPに直接接続してもちゃんと鳴ってくれるのもよいところ。
iPodとPX200を入れて耳鼻科の待合室で(長い)順番を待つなんてのにも最適。
AKG K26Pが低域強めの音だったのに対し、こちらは低域を欲張らず中高音をきれいに。細かい音も出るのも良いところ。
低域についてはRockなどのジャンルであれば必要な量はちゃんと出ています。(エレクトロニカだとちょっともの足りない)
スペックで比較してしまえば、国内メーカの低価格小型モデルの方がずっと良いんですが、音づくりがうまいのがゼンハイザー。
HD25-1IIもそうですが、ドライバの口径などのスペックとは関係なく、音づくりがうまいなと思います。
サウンドハウス ゼンハイザーPX200-II
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