2011年1月2日

MATRIX mini-i (20) 出力段のOPAMP交換

冬休みの工作ということで、面倒だった工作をやることにしました。

前回、「とっととOPAMPも交換しちゃいたい気分ではありますが、そこはそれ、急がずにという感じです」と書いていましたが、先にやってしまいました。

交換したのはアナログ出力段の3つのOPAMP。
OP275AD8599に交換しました。
AD8599の選定理由は、「MATRIX mini-iの改造版」で使っているからという理由が大きいですね。
回路変更の必要がなく、そのまま交換して発振などの心配が無いというのはありがたいところです。
OPAMPそのものも、そこそこの電圧で高音質ということもあり、そのまま採用することにしました。

交換前はOP275。(2回路入りのSOIC)
アナログRCA(アンバランス)、アナログバランスアウト用の3つのOPAMPが使われています。


場所はこんな感じです。



作業の邪魔なのでヘッドフォンアンプ用のカップリングコンデンサを外して作業しました。
左側が端子の壁になってますし、作業は面倒でした。
場所が狭いんで基板のパターンを剥がさないように。(OP275の再利用は考えずに)


左がAD8599、右がOP275(外したもの)です。


交換後はこんな感じ。


ルーペでじっくり観察しつつ、余計なハンダを取り、フラックスを拭き取りました。
改造後、音が出るのか心配でしたが、通電してRCA出力とXLR出力(バランス)が出ることを確認し、組立てました。

構成はこうなってます。



バーンインしながら使ってます。(音についてはそのうち)

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