外部出力というか、本体の端子はUSBのミニB端子とヘッドフォン端子のみ。
iPodやWalkmanと違い同期用の端子(Dockコネクタ)からLine Outを取り出すということは無理なので、ヘッドフォン出力からしか取り出せません。
本体で完結している製品なので拡張性が無いというのもそれは一つの見解なのですが、アナログLine Outは欲しいよな、と思います。
(据え置きのオーディオ機器との接続を考えると欲しい機能だと思うのですが、ケンウッドはiPod対応のコンポーネント製品を多数出しているのに、自社のオーディオプレイヤーとの接続は考慮していないようですね)
使用したのは3.5mmミニステレオプラグのL型→ストレート型ケーブル、オヤイデの HPC-LS を使ってみました。
ヘッドフォン出力ということで、音量は25を目安として聴いてます。(最大30)
使ったヘッドフォンはゼンハイザーのHD25-1 II (70 ohm)です。
音は大きくなりますが、音質はイマイチ。
iPodの場合、Fiio E5のBass Boost機能を使って楽しめる部分があるのですが、MG-F508には出来の良いイコライザ(サウンドモード)が付いているので、その恩恵もあまり感じません。
小型なので手軽に音量を稼ぎたいという用途には合っていますが、音質向上させるという意味では駄目だな、と思いました。
Ray Samuels Audio P-51 Mustang
本体のボリュームとアンプ側のボリューム、ゲイン切り替えの3段階で調整できますが、プレイヤー側を一定にし、ゲインをMidにして調整。(ゲインがLowだとMG-F508の最大音量以下なのでMidに)
HD-25-1IIとの組み合わせでは、音量調整していった結果、ゲインMidで、ボリューム最大にして聴いてました。
音は良いです。
中央寄りの音場が上下左右に広くなります。聴き疲れしない組み合わせ。
サウンドモードをBASSにして更に良い感じ。
ヘッドフォンを DENON AH-D5000 (25 ohm) に変更してみるとアンプの有無での差が大きく感じます。(このヘッドフォンという時点でもうポータブルじゃないわけですが)
いまのところの結論。
ヘッドフォンだとアンプを使う恩恵が大きく、イヤフォンだったら恩恵は大きくないかも。
手持ちのイヤフォンでも試してみましたが、十分な音量が取れるのでわざわざアンプに接続しなくても良いんじゃないのかなと思います。
ある程度のクラスのアンプと組み合わせてみると音の違いがはっきり出るので、試す価値はあると思います。
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