2010年6月17日

M-Audio Firewire Soloを修理(電解コンデンサ交換)

M-AudioのFirewire Soloを導入、使っていたんですがどうにも不安定。

iMacとFirewireケーブルで接続、M-Audioのドライバを入れて使っているだけです。
DTM用途には使っていないので、ただ鳴らすだけ。

暑くなってきたから?とも思いましたが、そこまで暑くないですし。
設定では何も変なところは無いんですが、iTunesなどで音楽を再生していると、本体(Firewire Solo)の電源が落ち、LEDが点滅と、再起動しているような状態に。

分解してみたところ、電源の電解コンデンサが怪しい感じ。
こうなりゃ交換するかということで交換しました。
スルーホール基板なので面倒ではありましたが安定しないんじゃ仕方が無い。

結果、問題解決しました。

松下の35V1000uF, 85度品に交換しました。
耐圧、容量は元のものと同じにしてます。
35V2200uFに「増量」しようと思ったのですが、脚が太くてスルーホール基板に入らず。
寸法としては問題無かったんですが、残念。



松下・85℃品電解コンデンサ 35V1000uF。ECA1VM102 サイズ:12.5×20(mm)。
http://eleshop.jp/shop/g/g3CA13V/

外したのはこれ。
チューブに「漏れたあと」のようなものが。


見た目はニチコンのオーディオグレードに見えますが、G-LUXONというメーカのコンデンサ。
http://capacitor.web.fc2.com/g.html#gluxon

安い製品じゃないんだから、もうちょいマシなコンデンサを使って欲しいところです。
他のコンデンサは、LELONというメーカだったり、Rubyconだったり。

LEON製コンデンサ


Rubyconの集団

ヘッドフォン端子の裏側。
オペアンプはJRCの4580と3414A。

ボリュームは台湾のALPHA製。2連Aカーブ10k ohm。スナップインのALPS RK09のコンパチ品です。


縦型チップコンデンサはどこのメーカなのかわからず。


BridgeCo製のIEEE 1394プロセッサ DM1000


ということで、
音源だからと言って高いコンデンサが使われているわけではない
たいてい故障の原因は電源周りの電解コンデンサだろう
という推測が成り立ちました。

保証期間が過ぎて故障という方も多いんじゃないかと思います。
捨てる前にコンデンサ交換をしてみてはいかがでしょうか。

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