2013年3月12日

美空ひばりが歌うジャズ、スタンダード楽曲

美空ひばりという方はすでに「昭和の人」ってイメージなのかな。亡くなられたのが平成元年、1989年ですから、現役時代を知っているって人はある程度の年齢になってますもんね。

"柔" や "悲しい酒" などの「演歌を歌う人」というのが定番で、美空ひばり最後の曲となった「川の流れのように」(作詞はあの秋元康。(秋元康に箔を付ける楽曲になってるのがなんともはや・・・)でちょっと歌謡曲って感じなんですかね、世間では。(同じ1980年代の楽曲だったら1986年の小椋佳作 "愛燦燦" の方がずっと良いと曲だと思うんですけどねぇ)


俳優としての美空ひばりについては以前書いてますけど、ミュージシャンとしての美空ひばりは少女だった頃に一つのピークがあって、その後は『売れ筋』を狙ってしまって私としては残念な感じ。
テレサ・テンの最高作が「つぐない」とかの演歌じゃないのと同様、美空ひばりって人もジャズ、スタンダード曲に良い楽曲が多いです。


なんでこんな話をと言えば、美空ひばりの曲、最近テレビCMでよく耳にしません?

ホンダ フィットのCMで "魅惑のワルツ" が使われています。



AEONトップバリュのCMでは、美空ひばりが歌う "Love" が使われています。
(最近やってるのはトップバリュの食パンのCM)

こういう楽曲がCMで採用されているってのは、美空ひばりのそっち系のファンとしてはありがたい限り。

CDもいくつか出てますんでお薦めです。

4つめの "Love! Misora Hibari Jazz & Standard Complete Collection 1955-66" はその名の通り、1955年と1956年に録音されたジャズ、スタンダード曲のすべてが入った2枚組になってます。





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