"柔" や "悲しい酒" などの「演歌を歌う人」というのが定番で、美空ひばり最後の曲となった「川の流れのように」(作詞はあの秋元康。(秋元康に箔を付ける楽曲になってるのがなんともはや・・・)でちょっと歌謡曲って感じなんですかね、世間では。(同じ1980年代の楽曲だったら1986年の小椋佳作 "愛燦燦" の方がずっと良いと曲だと思うんですけどねぇ)
俳優としての美空ひばりについては以前書いてますけど、ミュージシャンとしての美空ひばりは少女だった頃に一つのピークがあって、その後は『売れ筋』を狙ってしまって私としては残念な感じ。
テレサ・テンの最高作が「つぐない」とかの演歌じゃないのと同様、美空ひばりって人もジャズ、スタンダード曲に良い楽曲が多いです。
なんでこんな話をと言えば、美空ひばりの曲、最近テレビCMでよく耳にしません?
ホンダ フィットのCMで "魅惑のワルツ" が使われています。
AEONトップバリュのCMでは、美空ひばりが歌う "Love" が使われています。
(最近やってるのはトップバリュの食パンのCM)
こういう楽曲がCMで採用されているってのは、美空ひばりのそっち系のファンとしてはありがたい限り。
CDもいくつか出てますんでお薦めです。
4つめの "Love! Misora Hibari Jazz & Standard Complete Collection 1955-66" はその名の通り、1955年と1956年に録音されたジャズ、スタンダード曲のすべてが入った2枚組になってます。
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