先日も書いた通り、iTunesのライブラリから本体やマイクロSDカードにコピーする作業はなかなか面倒なものです。ライブラリは「アーティスト名」や「アルバム名」のフォルダ構造になっていますが、ライブラリが膨大だとフォルダを探して作業するのが結構大変です。
iTunes上で便利に使える「プレイリスト」が、iPod以外で使えないというのも不便な点です。
「この一ヶ月間にライブラリに追加したものだけ」、「レートの☆が5つのものだけ」、「似た感じの曲を集める」、「特定のアーティストの何枚かのアルバムだけ」といった感じでプレイリストを作っているのですが、このプレイリストをiPod以外でも使えると助かるのにな、と思っておりました。
iTunesFS というアプリケーションを用いることで、「iTunesのライブラリをファイルシステムとして扱う」ことができ、iPod以外のDAPへのドラッグ&コピーが容易にできるようになります。
(相手はDAPではなく、Finderで扱えるものならなんでも可能。NASにバックアップということも可能)
<必要なもの>
iTunesFS (オープンソースソフトウェア) ダウンロードはここから。
(iTunesライブラリの構成をFinderで再現するアプリケーションです)
MacFuse ダウンロードはここから。
iTunesFSは、MacFuseで作られたアプリケーションなので、動作には MacFuse が必須です。
MacFuseをインストールすると「システム環境設定」にアイコンが追加されます。
MacFuseの詳細はここに。http://macwiki.sourceforge.jp/wiki/index.php/MacFUSE使い方簡単です。iTunesFS.appを起動すると、デスクトップにiTunesFSというボリュームがマウントされます。
iTunesFSのアイコンを開くと、「アーティスト」、「アルバム」、「コンピレーション」、「プレイリスト」というアイコンが出てきます。
これがiTunesFSの "FS" (File System)たるところで、ライブラリデータをわかりやすく表示してくれます。
通常の操作では扱えないプレイリストもこの通り。
アイコンを選んで進んでいくと、このようにプレイリストに登録されている楽曲がプレイリストの順番通りに表示されます。(複数のアルバムが連番で並んでいるのが下の画面です)
プレイヤー本体またはマイクロSDカードにiTunesのプレイリストを(通常のFinderの操作で)ドラッグ&ドロップすれば良いわけです。
iTunesFSのおかげでiPod以外のプレイヤーでもiTunesライブラリを活用することができます。
ぜひお試しを。
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