6/16にNHK総合で放送されたSONGSの「ビーチ・ボーイズ」をようやく視聴。
冒頭がいきなりビートルズの映像でなんじゃこりゃ?と思いましたが、一般的な知名度で言えばそんなものなのかなと。(ベンチャーズの方が有名かもしれないですしねぇ)
「イギリスのビートルズ」に対する「アメリカのビーチ・ボーイズ」ということなんですけど、そういう認識になったのって結構最近の話。(ブリルビルディング+モンキーズがアメリカを代表という認識もありましたしね)
さてさて、この番組用にメンバー揃っての出演、バンドの歴史を当時+最近の(演奏)映像、現在のメンバーの解説という進行はわかりやすくていいですね。
NHK SONGS これまでの放送 第223回 ビーチ・ボーイズ
http://www.nhk.or.jp/songs/archive/120616.html
ビーチ・ボーイズ、中でもブライアン・ウィルソンのことをよく知っている人にとってはそんな解説よりも・・・という内容ではありますが、アルバム「ペット・サウンズ」制作時の話は「きれいな話だけ」ですね、やっぱり。
1980年代前半にビーチ・ボーイズを知りレコードを買っていたんですが、「ペット・サウンズ」は少なくとも初心者向けのアルバムとは認知されていなかったことを思い出します。
サーフィン・ホットロッドのビーチ・ボーイズというわけで、いろいろリリースされていた日本独自のコンピレーションアルバムもジャケットはサーフィンのものがほとんど。
アルバム「スマイリー・スマイル」の日本盤解説にはペット・サウンズとスマイリー・スマイルを難解とする内容のものが書かれていたように思います。(ペット・サウンズのジャケ写真で「ブライアンの目がいっちゃってる」的な表現もあったように記憶してます)
レコード・コレクターズ誌が初めてロック系の特集で取り上げたのは「サーフィン・ホットロッド」でこれが1986年7月号。(大瀧詠一さんと山下達郎さんの濃い対談記事。それまでのレココレはジャズ系がほとんど。これ以降、徐々にロック・ソウル系の特集が増え、現在のような内容に)
レコード・コレクターズ誌でのビーチ・ボーイズの「本格的」な特集は1988年10月号と11月号。ブライアンのソロアルバムが出た頃の特集記事。
この特集で「今だから見えてきたその実像」という冒頭記事、アルバムレビューでは「ペット・サウンズ」と「スマイリー・スマイル」だけがそれぞれ1ページ(4段記事)という扱いが大きな変換点だったんじゃないかと思っています。
(大瀧詠一さんの「ブライアンのアルバムの向こうに聞こえるビーチ・ボーイズ」という4ページの記事もあり)
このあと東芝EMIが「ペット・サウンズ」を世界初のCD化(ボーナストラック入りのフライングリリース!)して(山下達郎さんの濃い解説付き)、フライングだったのですぐに廃盤に。
本格的なCD化は1990年の2in1形式でのCDリリース(「ペット・サウンズ」のみ単体リリース)からで、誰でも手軽に接することができるようになりました。(私もまだトールボックス入りだったCDをまとめて買いました。そのあたりから「渋谷系」の流れで「引用」されたりして「ペット・サウンズ」が現在のような評価になったと理解しています。
ビートルズのアルバムで言えば、"Sgt. Peppers〜"至上主義から"Abbey Road"至上主義に変わったのも90年代のような気が。1980年代末のビートルズの「正式な」初CD化の際、"Sgt. Peppers〜"だけがデラックスな装丁でしたもんね。
閑話休題。当時はブライアンのソロ作からのシングルリリースに当てつけて(ブライアン抜きの)ビーチ・ボーイズが「ココモ」をシングルカット(なんと同じ日に!そして映画のヒットもあってココモが大ヒットしてブライアンは惨敗)というような状態で、ブライアンはまだまだ「今みたいな状態」じゃなかったし、バンドとの仲も悪かった(訴訟もありましたしね)んで、この番組でブライアンを含むビーチ・ボーイズが揃って出演なんてのは夢のよう。(いやほんと)
ブライアンを含むビーチ・ボーイズとしてのアルバムリリース、新しい8月の来日公演に向けての特集だったと思うんですが、1960年代後半から1990年代前半までのブライアンの状態、1980年代〜90年代のゴタゴタ、その後の(まさかの)ブライアン・ウィルソン復活(2004年には「スマイル」を再構築、新録音してのリリース!)、そしてようやくビーチ・ボーイズとしての来日となるわけで感慨深いものがあります。(いや、ほんと)
ブライアンについては「定期的なアルバムリリース」+「定期的なツアー」が「あたりまえ」な状態で、今年70歳(ポールと同い年)になっての活躍ぶりにはほんと敬服です。
失われた期間が嘘のような活躍ぶりで、その期間が・・・なんてことを思ってしまいますが、実の弟であるカールとデニスがすでに故人となっているだけに、あとは長生きして下さいとしか言いようがありません。
2012年8月1日
2012年7月31日
iTunes - "Genius" はやっぱりすごい
iTunesの"Genius"という機能はiTunesライブラリが膨大になればなるほど便利なものだなと痛感。
現在の"Genius Mix"の画面です。
最近の更新でがらっと内容が変わったんですけど、私だけですかね?
以前は "クラシックR&B"がトップだったんですけど、"インディー・ポップ"が先頭に。選曲もより細かくなったという印象があります。(Genius Mixの数は12個で変わりませんが、内容がより細かくなった印象)
以前の画面はこちら。
で、新しくなったGenius Mixで"インディー・ポップMix"を再生してると、"Music Mondays"の楽曲が結構な割合で再生されてうまい具合に掘り出してくれてる感じ。
現状でiMacのiTunesライブラリは13万7千曲弱という状態で、いかにこのライブラリを活用するかという意味で「掘り出す」にはやはり "Genius" という機能は素晴らしいなと再認識。
Dell Vostro1200(WindowsVista)のiTunesライブラリは600曲弱と楽曲数が少ないんで"Genius Mix"が2つだけだったのですが、最近の「Geniusのアップデート」で4つに。(楽曲は追加、変更無しでGenius Mixが更新されました)
クライアント(iTunes)の分析結果に対してサーバ側が情報を返してという仕組みなんですが、サーバ側は随時アップデートされていて今回大きな修正があったようです。
現在の"Genius Mix"の画面です。
最近の更新でがらっと内容が変わったんですけど、私だけですかね?
以前は "クラシックR&B"がトップだったんですけど、"インディー・ポップ"が先頭に。選曲もより細かくなったという印象があります。(Genius Mixの数は12個で変わりませんが、内容がより細かくなった印象)
以前の画面はこちら。
で、新しくなったGenius Mixで"インディー・ポップMix"を再生してると、"Music Mondays"の楽曲が結構な割合で再生されてうまい具合に掘り出してくれてる感じ。
現状でiMacのiTunesライブラリは13万7千曲弱という状態で、いかにこのライブラリを活用するかという意味で「掘り出す」にはやはり "Genius" という機能は素晴らしいなと再認識。
Dell Vostro1200(WindowsVista)のiTunesライブラリは600曲弱と楽曲数が少ないんで"Genius Mix"が2つだけだったのですが、最近の「Geniusのアップデート」で4つに。(楽曲は追加、変更無しでGenius Mixが更新されました)
クライアント(iTunes)の分析結果に対してサーバ側が情報を返してという仕組みなんですが、サーバ側は随時アップデートされていて今回大きな修正があったようです。
2012年7月29日
Paul McCartney - Archive Collectionを結局揃えることに
ポール・マッカートニー、70歳になってもまだまだお元気でなによりなんですが、"Band On The Run"から始まった"Archive Collection"も"McCartney"と"McCartney II"に続き、先日が"RAM"が李リスされています。
これとは別に"Kiss On The Bootom"というスタンダードカバーを含むアルバムもリリースしていて、ほんとに70歳なの?というリリースラッシュ。
"Band On The Run"のときはアナログ盤+MP3のDL権で済ませてましたが、3枚揃えてしまうとやっぱり2枚組のものでいいからCDでも持っていたくなりますね。(ああ、まんまと術中に・・・)
昨日のNHK-FMの「今日は一日"ブリティッシュ・ロック"三昧」で掛かったRAMのモノラル盤(アナログ盤のみのリリース)が(ポータブルラジオで聞いていてですけど)通常のステレオミックスと違って分厚い音が気に入ってしまい、Amazonでポチッと。(ほんと術中に・・・)
こうなるとBand On The RunもCD2枚組のものを揃えておこうって気になります。
私の場合、ポールのアルバムをリアルタイムで買ったのは"Tug Of War"から。
ウイングス来日時の拘留は当時のニュースで報道されてたし、"McCartney II"のリリースはFM情報誌を買うようになってからだったのでラジオで耳にすることはあったけど、それよりもThe Beatlesとしてのアルバムが欲しかった。"McCartney II"は今でも評価が高いアルバムじゃないですし、土浦の西友だったかな、1980年に輸入盤が小遣いで買えるぐらいの価格で売られていて買おうかと思ったけど見送ったのは正解だったと思います。
はじめて買ったThe Beatlesのアルバムが "Reel Music"という映画に関する楽曲を集めたコンピレーションだったんで、今から考えると何やってんだと思いますが、当時の東芝EMIでは日本盤仕様、UK盤仕様(今はこれだけ)、USのCapitol盤仕様が併売されていて、全曲揃えるにはどうすれば良いかなんてのも記事や東芝EMIのパンフレットで紹介されていたような時期ですから、迷うわけですよ。
(CD化でシングルリリースされた楽曲はPast Mastersでまとめられましたが、当時はそういう便利なアルバムは無かったわけです)
続いてリリースされた"RAM"は以前からCDで聴いてましたが、次作の"Wild Life"(Wings名義)と合わせて好きなアルバム。
John Lennonのアルバムも全部そろえて、また買ってという感じですが、Paulは枚数が多いから全部は揃えていないけど買い増しが続きそうです。
関連
Paul & Linda McCartney - "Ram" (Deluxe Edition) 初期ロットの不具合
http://tiiduka.blogspot.com/2012/06/paul-linda-mccartney-ram-deluxe-edition.html
Paul McCartneyのリイシュー続々と
http://tiiduka.blogspot.com/2011/04/paul-mccartney.html
"Band on the Run" Reissue をどうするか
http://tiiduka.blogspot.com/2010/11/band-on-run-reissue.html
これとは別に"Kiss On The Bootom"というスタンダードカバーを含むアルバムもリリースしていて、ほんとに70歳なの?というリリースラッシュ。
"Band On The Run"のときはアナログ盤+MP3のDL権で済ませてましたが、3枚揃えてしまうとやっぱり2枚組のものでいいからCDでも持っていたくなりますね。(ああ、まんまと術中に・・・)
昨日のNHK-FMの「今日は一日"ブリティッシュ・ロック"三昧」で掛かったRAMのモノラル盤(アナログ盤のみのリリース)が(ポータブルラジオで聞いていてですけど)通常のステレオミックスと違って分厚い音が気に入ってしまい、Amazonでポチッと。(ほんと術中に・・・)
こうなるとBand On The RunもCD2枚組のものを揃えておこうって気になります。
私の場合、ポールのアルバムをリアルタイムで買ったのは"Tug Of War"から。
ウイングス来日時の拘留は当時のニュースで報道されてたし、"McCartney II"のリリースはFM情報誌を買うようになってからだったのでラジオで耳にすることはあったけど、それよりもThe Beatlesとしてのアルバムが欲しかった。"McCartney II"は今でも評価が高いアルバムじゃないですし、土浦の西友だったかな、1980年に輸入盤が小遣いで買えるぐらいの価格で売られていて買おうかと思ったけど見送ったのは正解だったと思います。
はじめて買ったThe Beatlesのアルバムが "Reel Music"という映画に関する楽曲を集めたコンピレーションだったんで、今から考えると何やってんだと思いますが、当時の東芝EMIでは日本盤仕様、UK盤仕様(今はこれだけ)、USのCapitol盤仕様が併売されていて、全曲揃えるにはどうすれば良いかなんてのも記事や東芝EMIのパンフレットで紹介されていたような時期ですから、迷うわけですよ。
(CD化でシングルリリースされた楽曲はPast Mastersでまとめられましたが、当時はそういう便利なアルバムは無かったわけです)
で、Paul McCartneyですけど、ファーストの"McCartney"は再評価されてきたアルバムの一つかと思います。宅録でラフ、解散のきっかけというダーティな面も薄まったということでしょうか。
続いてリリースされた"RAM"は以前からCDで聴いてましたが、次作の"Wild Life"(Wings名義)と合わせて好きなアルバム。
John Lennonのアルバムも全部そろえて、また買ってという感じですが、Paulは枚数が多いから全部は揃えていないけど買い増しが続きそうです。
関連
Paul & Linda McCartney - "Ram" (Deluxe Edition) 初期ロットの不具合
http://tiiduka.blogspot.com/2012/06/paul-linda-mccartney-ram-deluxe-edition.html
Paul McCartneyのリイシュー続々と
http://tiiduka.blogspot.com/2011/04/paul-mccartney.html
"Band on the Run" Reissue をどうするか
http://tiiduka.blogspot.com/2010/11/band-on-run-reissue.html
NHK-FM「今日は一日○○三昧」 - 「日本のラジオでは初めてだと思います」への違和感
二日目の「今日も一日"ブリティッシュ・ロック"三昧」を聞いております。
1970年代後半のロンドン・パンクの出現以前のAOR的なものからいよいよパンク、ニュー・ウェーブと時代が進み、今は1980年代。
二日目のプレイリスト
http://www9.nhk.or.jp/zanmai/program/120729.html#playlist_top
ポリスはほぼリアルタイムで接していましたし、当時NHK-FMで放送された来日公演をカセットテープに録音して何度も聞いてたんで、後半となる二日目は後追いではなくリアルタイムでという世代なのかと思います。
The Beat(USでは"The English Beat")が流れ、デラックスエディションのリリースに触れていたのはうれしい点。
昨日の放送でも使われていたんですが、(この選曲は)「日本のラジオでは初めてだと思います」という言葉が使われていて、この番組に関する「異物感」がわかったように思います。
本を読みながらの流し聞きなんで間違いがあるかもしれませんが、この4曲に対して使われたはず。
「日本のラジオで初」だぞ、すごいだろ。こんなマニアックな選曲、すごいだろ。
ということかと。つまり、自己満足の番組なんじゃないかと。
音楽を幅広くより深く知ってもらうための番組というよりは、「DJプレイ」の感覚なんですね。
音楽知識と選曲センスで勝負という感じ。
選曲が自慢なら、SONYのストリーミング配信"Music Unlimited"でプレイリストを公開するなり、iTunes Storeでコンピレーションで買えるように企画と連動させた方がより親切なんじゃないのかなと思います。(「公共放送なので」という理由でNGなんでしょうが)
「今日は一日○○三昧」- NHK-FMの「良心」なのか「免罪符」なのかで書いた通りではあるのですが、現状のNHK-FMの貧困振りを棚に上げて「特番」という枠をもらって身内(絞り込んだリスナーを含む)で盛り上がっているだけだなと思うわけです。
関連
「今日は一日○○三昧」- NHK-FMの「良心」なのか「免罪符」なのか
http://tiiduka.blogspot.com/2012/07/nhk-fm_29.html
NHK-FM 今日は一日“ブリティッシュ・ロック”三昧
http://tiiduka.blogspot.com/2012/07/nhk-fm.html
1970年代後半のロンドン・パンクの出現以前のAOR的なものからいよいよパンク、ニュー・ウェーブと時代が進み、今は1980年代。
今日は和久井光司さんと高市佳明アナウンサーという組合せ。
二日目のプレイリスト
http://www9.nhk.or.jp/zanmai/program/120729.html#playlist_top
ポリスはほぼリアルタイムで接していましたし、当時NHK-FMで放送された来日公演をカセットテープに録音して何度も聞いてたんで、後半となる二日目は後追いではなくリアルタイムでという世代なのかと思います。
The Beat(USでは"The English Beat")が流れ、デラックスエディションのリリースに触れていたのはうれしい点。
ブリティッシュ・ロックではその背景として「階級社会」「移民」というキーワードは必須要素だと思うのですが、その辺が深くないのは残念なところ。(なんでジャマイカの音楽がイギリスにという点やモッズという現象はどういう背景で生まれたのかなどなど。音楽誌を読んでねということでしょうが)
ときどき読まれるリクエストの紹介では十代のリスナーからのメールも紹介されてますが、日本だとミッシェルガンエレファントの影響、1990年代のオアシスの影響でという人も多いんですね。「ミュージシャンズ・ミュージシャン」のオンパレードですからね。なるほど。昨日の放送でも使われていたんですが、(この選曲は)「日本のラジオでは初めてだと思います」という言葉が使われていて、この番組に関する「異物感」がわかったように思います。
本を読みながらの流し聞きなんで間違いがあるかもしれませんが、この4曲に対して使われたはず。
024. Pop Music / M
025. Thief Of Fire / THE POP GROUP
026. Instant Hit / THE SLITS
027. Hot On The Heels Of Love / THROBBING GRISTLE
昨日の放送だとスキッフルの曲を紹介する時に使われたはず。
http://www9.nhk.or.jp/zanmai/program/120728.html
http://www9.nhk.or.jp/zanmai/program/120728.html
010. Cumberland Gap / LONNIE DONEGAN & HIS SKIFFLE GROUP
011. It Takes a Worried Man to Sing a Worried Song / THE VIPERS SKIFFLE GROUP
012. Last Train to San Fernando / JOHNNY DUNCAN AND THE BLUE GRASS BOYS
「日本のラジオで初」だぞ、すごいだろ。こんなマニアックな選曲、すごいだろ。
ということかと。つまり、自己満足の番組なんじゃないかと。
音楽を幅広くより深く知ってもらうための番組というよりは、「DJプレイ」の感覚なんですね。
音楽知識と選曲センスで勝負という感じ。
選曲が自慢なら、SONYのストリーミング配信"Music Unlimited"でプレイリストを公開するなり、iTunes Storeでコンピレーションで買えるように企画と連動させた方がより親切なんじゃないのかなと思います。(「公共放送なので」という理由でNGなんでしょうが)
「こんな選曲で放送するのは日本で初めて」は言っちゃいけない一言じゃないのかと。なんでこういう番組をレギュラー枠で放送できないのか、そういう視点が欠けています。こういう番組を定番化するような働きかけをして欲しいのか、それとも特番枠で自己満足なのか。
「今日は一日○○三昧」- NHK-FMの「良心」なのか「免罪符」なのかで書いた通りではあるのですが、現状のNHK-FMの貧困振りを棚に上げて「特番」という枠をもらって身内(絞り込んだリスナーを含む)で盛り上がっているだけだなと思うわけです。
選曲について言えば、過去のNHK-FMの番組に少しは敬意を払ったらどうかと思うわけです。
「軽音楽をあなたに」や「クロスオーバー・イレブン」での渋い選曲、ピーター・バラカンさんのレギュラー番組でよりマニアックなテーマで啓発を受けた自分としては納得がいかない部分でもあります。(クロスオーバー・イレブンは小倉エージさんや大伴良則さん、天辰保文さんが選曲をしていました)
「軽音楽をあなたに」や「クロスオーバー・イレブン」での渋い選曲、ピーター・バラカンさんのレギュラー番組でよりマニアックなテーマで啓発を受けた自分としては納得がいかない部分でもあります。(クロスオーバー・イレブンは小倉エージさんや大伴良則さん、天辰保文さんが選曲をしていました)
関連
「今日は一日○○三昧」- NHK-FMの「良心」なのか「免罪符」なのか
http://tiiduka.blogspot.com/2012/07/nhk-fm_29.html
NHK-FM 今日は一日“ブリティッシュ・ロック”三昧
http://tiiduka.blogspot.com/2012/07/nhk-fm.html
「今日は一日○○三昧」- NHK-FMの「良心」なのか「免罪符」なのか
先ほどのエントリで取り上げたNHK-FMの特番「今日は一日○○三昧」は2006年1月からの開始だったようですね。
Wikipediaでも2006年からになってます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/今日は一日○○三昧
FM放送に関しては、過去にFM用のアンテナを設置してちゃんと聴くような人だったんですが、最近は聞く機会が減りました。
CDを再生する、iTunesで再生する、ストリーミング配信で試聴するという聞き方の変化ももちろんあるのですが、「聞かなきゃ」という番組が減っているのも原因だと思います。
地元の民間FM局で松任谷由実や山下達郎の番組をネットしてますが、クルマの運転中にたまたま聞くことはあっても積極的に聞くことが無くなりました。
クルマの中ではNHK第一(AM放送)かiPodで音楽を聞くかというのがいつものパターンになっています。
仙台からの電波が弱いことも影響してるかもしれません。(FM放送だと、部屋の中だとiMacを使っているとノイズ混入で駄目で別の部屋だと高感度ラジオじゃないと受信できない状態です。クルマだと問題なく受信できるんですけどね)VHFのアンテナがあった時はFM用にも使えましたが、地デジ化によってVHFのアンテナが撤去され、それも使えない状態です。
民放のFMもありますが、「FM仙台」という名前をわざわざ"Date fm"という名称変更したあたりから聞かなくなりました。(ジングルを聞きたくないんです。それにしても伊達政宗のことどんだけ好きなんだよというネーミングが多すぎますね。NHK総合の夕方ローカル枠は「てれまさむね」でこれまた「伊達政宗押し」。伊達家の家紋は商標登録されていて勝手に使えないんだし、それっぽいネーミングを拝借ってことなんでしょうが、金沢局だと「前田押し」だったり、鹿児島局だと「島津押し」だったりします?ってことです)
閑話休題。で、NHK-FMなんですが、以前は土曜の午後は地方局枠があったり(NHK-FM前橋のローカル枠ではジングルが(人気が出る前の)アルフィーでしたね)、平日の夕方は「軽音楽をあなたに」があって、ビートルズの全曲を放送したのもこの番組。(せっせとエアチェックしました)
夜10時台は曜日毎に変わるパーソナリティの音楽番組(坂本龍一氏やピーターバラカン氏の番組もこの枠)、11時は「クロスオーバーイレブン」という流れで、クラッシック以外の音楽にも積極的だったのですが、一時期から「クラシック音楽がほとんど」という印象になっていました。
私以外にも「NHK-FMはクラシック音楽の番組がほとんど。あとはラジオドラマと深夜便」と思っている方は多いんじゃないでしょうか。
少なくとも私はNHK-FMはクラッシック音楽に占拠されたもんだと思っていました。
で、本題。
「今日は一日○○三昧」のような特定ジャンルの長時間番組をたまに放送して「ガス抜き」「免罪符」にしてるんじゃないかと。もしくは日頃から不満に感じている番組制作者の「良心」「レジスタンス」なのか。
実際にNHK-FMの現在のタイムテーブルを見てみたらクラシック音楽の番組が多いけど、洋楽の番組やJ-POPS(NHKではJ-POPではなくJ-POPSなようです)の番組もあるにはあるんですね。
昔のような構成(比率)では無いけれど、ちょこちょこやってますという感じですけど。
NHK-FMの番組表(東京)ジャンル別
http://www.nhk.or.jp/fm/genre/index.html
このように長いリストですが、洋楽だとこれだけ。
海外ロック・ポップス・ワールドミュージック
http://www.nhk.or.jp/fm/genre/index.html#gnr04
#夕方の時間帯に萩原健太氏の番組もあったんですけどね。現在はTBSラジオの夕方「サウンドキャッチ」で放送中毎日帯で放送してます。
じゃ、日本のは?と思うとこれだけ。
J-POPS&歌謡曲
http://www.nhk.or.jp/fm/genre/index.html#gnr02
#小西康陽氏の番組があったのに今頃気付きました。(毎月最終週の1回というペースですが)
#佐野元春氏の番組も「復活」していたんですね。
現状はこんな感じ。じゃ、以前はどうだったのかということで、1989年2月のFM情報誌を見てみるとわかりやすいかと。
FMfan 1989 No.5(共同通信社刊)の番組表より。
左が1989年2月20日(月)、右が1989年2月21日(火)です。
小さいけど、赤文字がクラシック、青文字がジャズとフュージョンです。黒文字はそれ以外。ドラマとかも入ってます。
クラシック音楽の番組ってこんな感じだったんです。
22時台(22:15〜23:00)の「ミュージックシティ」は、Wikipediaにも情報が無いんで書き出してみます。45分間の帯番組として機能していた時代の編成ですね。新しい音楽、曲を知る機会=ラジオ番組だった時代のもの。
番組表を比較してしまうとやはり現状は「占拠」された感がありますが、これでも一時期よりはマシになってきたんでしょう。(「今日は一日○○三昧」のスタートもその一つかと)
自分が知らない音楽、新しい音楽を知る機会としての番組が少ないなと感じます。
(民放で放送している山下達郎、松任谷由実の番組もリスナー層がどんどん高齢化してるだけじゃないのかと邪知してしまいます)
「今日は一日○○三昧」という番組は「その趣味の人が共感を得ながら聴く番組」だと思いますし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/今日は一日○○三昧#.E6.A6.82.E8.A6.81
今回の「ブリティッシュ・ロック三昧」にしても、興味があるから聞いてみたわけですが、やはりターゲット(リスナー)を絞った内容だなと思う点が多々ありました。
時代背景やアメリカとの関係などていねいな解説ではありましたけど、「ビートルズの曲へのリクエストが多い」と言っていたからそうでもないのかもしれませんが、この番組をきっかけにCDを買ってみるという人がどれぐらいいるのかなと思った次第。
FM番組の衰退も「音楽が売れない」要因の一つだと思います。せっせとエアチェックしてカセットで聴いてたけど、これはというものはパッケージメディア(アナログ盤やCD)で買っていましたし。
広く浅くという人向けの番組、狭く深くという人向けの番組(マニアック)両方に言えることですが、FM番組の衰退で「きっかけ」が減っているという面も大きいように思います。(音楽雑誌は後者の「マニア向け」が生き残りの道になっているような感じです)
#普段FMをちゃんと聴かないような奴の杞憂であればいいのですけどね。
参考
NHK-FMの番組表(東京)週間表示
Wikipediaでも2006年からになってます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/今日は一日○○三昧
今日は一日○○三昧(きょうはいちにちまるまるざんまい)とはNHK-FMラジオで放送している、特定のジャンル(音楽に限らない)をテーマにした長時間特別番組のシリーズである。
FM放送に関しては、過去にFM用のアンテナを設置してちゃんと聴くような人だったんですが、最近は聞く機会が減りました。
CDを再生する、iTunesで再生する、ストリーミング配信で試聴するという聞き方の変化ももちろんあるのですが、「聞かなきゃ」という番組が減っているのも原因だと思います。
地元の民間FM局で松任谷由実や山下達郎の番組をネットしてますが、クルマの運転中にたまたま聞くことはあっても積極的に聞くことが無くなりました。
クルマの中ではNHK第一(AM放送)かiPodで音楽を聞くかというのがいつものパターンになっています。
仙台からの電波が弱いことも影響してるかもしれません。(FM放送だと、部屋の中だとiMacを使っているとノイズ混入で駄目で別の部屋だと高感度ラジオじゃないと受信できない状態です。クルマだと問題なく受信できるんですけどね)VHFのアンテナがあった時はFM用にも使えましたが、地デジ化によってVHFのアンテナが撤去され、それも使えない状態です。
民放のFMもありますが、「FM仙台」という名前をわざわざ"Date fm"という名称変更したあたりから聞かなくなりました。(ジングルを聞きたくないんです。それにしても伊達政宗のことどんだけ好きなんだよというネーミングが多すぎますね。NHK総合の夕方ローカル枠は「てれまさむね」でこれまた「伊達政宗押し」。伊達家の家紋は商標登録されていて勝手に使えないんだし、それっぽいネーミングを拝借ってことなんでしょうが、金沢局だと「前田押し」だったり、鹿児島局だと「島津押し」だったりします?ってことです)
閑話休題。で、NHK-FMなんですが、以前は土曜の午後は地方局枠があったり(NHK-FM前橋のローカル枠ではジングルが(人気が出る前の)アルフィーでしたね)、平日の夕方は「軽音楽をあなたに」があって、ビートルズの全曲を放送したのもこの番組。(せっせとエアチェックしました)
夜10時台は曜日毎に変わるパーソナリティの音楽番組(坂本龍一氏やピーターバラカン氏の番組もこの枠)、11時は「クロスオーバーイレブン」という流れで、クラッシック以外の音楽にも積極的だったのですが、一時期から「クラシック音楽がほとんど」という印象になっていました。
私以外にも「NHK-FMはクラシック音楽の番組がほとんど。あとはラジオドラマと深夜便」と思っている方は多いんじゃないでしょうか。
少なくとも私はNHK-FMはクラッシック音楽に占拠されたもんだと思っていました。
で、本題。
「今日は一日○○三昧」のような特定ジャンルの長時間番組をたまに放送して「ガス抜き」「免罪符」にしてるんじゃないかと。もしくは日頃から不満に感じている番組制作者の「良心」「レジスタンス」なのか。
実際にNHK-FMの現在のタイムテーブルを見てみたらクラシック音楽の番組が多いけど、洋楽の番組やJ-POPS(NHKではJ-POPではなくJ-POPSなようです)の番組もあるにはあるんですね。
昔のような構成(比率)では無いけれど、ちょこちょこやってますという感じですけど。
NHK-FMの番組表(東京)ジャンル別
http://www.nhk.or.jp/fm/genre/index.html
このように長いリストですが、洋楽だとこれだけ。
海外ロック・ポップス・ワールドミュージック
http://www.nhk.or.jp/fm/genre/index.html#gnr04
#夕方の時間帯に萩原健太氏の番組もあったんですけどね。現在はTBSラジオの夕方「サウンドキャッチ」で放送中毎日帯で放送してます。
じゃ、日本のは?と思うとこれだけ。
J-POPS&歌謡曲
http://www.nhk.or.jp/fm/genre/index.html#gnr02
#小西康陽氏の番組があったのに今頃気付きました。(毎月最終週の1回というペースですが)
#佐野元春氏の番組も「復活」していたんですね。
現状はこんな感じ。じゃ、以前はどうだったのかということで、1989年2月のFM情報誌を見てみるとわかりやすいかと。
FMfan 1989 No.5(共同通信社刊)の番組表より。
左が1989年2月20日(月)、右が1989年2月21日(火)です。
小さいけど、赤文字がクラシック、青文字がジャズとフュージョンです。黒文字はそれ以外。ドラマとかも入ってます。
クラシック音楽の番組ってこんな感じだったんです。
22時台(22:15〜23:00)の「ミュージックシティ」は、Wikipediaにも情報が無いんで書き出してみます。45分間の帯番組として機能していた時代の編成ですね。新しい音楽、曲を知る機会=ラジオ番組だった時代のもの。
- 月曜:西森マリー(サブタイトル「ロック・サウンド」)
- 火曜:ピーター・バラカン(サブタイトル「ロンドン発ピーター・バラカン」)
- 水曜:水野左知子(サブタイトル「ニュー・スタンダード」)
- 木曜:萩原健太(サブタイトル「ヒット・ポップス・アンコール」)
- 金曜:大友良則(サブタイトル「ニュー・ヒット情報」)
番組表を比較してしまうとやはり現状は「占拠」された感がありますが、これでも一時期よりはマシになってきたんでしょう。(「今日は一日○○三昧」のスタートもその一つかと)
自分が知らない音楽、新しい音楽を知る機会としての番組が少ないなと感じます。
(民放で放送している山下達郎、松任谷由実の番組もリスナー層がどんどん高齢化してるだけじゃないのかと邪知してしまいます)
「今日は一日○○三昧」という番組は「その趣味の人が共感を得ながら聴く番組」だと思いますし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/今日は一日○○三昧#.E6.A6.82.E8.A6.81
2006年1月の第1回のテーマは「ラテン」であった。同じ年の5月には「アニソン」「モーツァルト」「弾き語りフォーユー」と3日連続で放送されたが、この中の「“アニソン”三昧」が予想以上の反響を呼んだ。その後も浪曲や箏曲などの純邦楽、アジア音楽やハワイアンなどの民族音楽、鉄道などのサブカルチャーもの、加えて「大阪」「名古屋」などの「ご当地」ものなど様々なジャンルでの「○○三昧」が放送されている。
今回の「ブリティッシュ・ロック三昧」にしても、興味があるから聞いてみたわけですが、やはりターゲット(リスナー)を絞った内容だなと思う点が多々ありました。
時代背景やアメリカとの関係などていねいな解説ではありましたけど、「ビートルズの曲へのリクエストが多い」と言っていたからそうでもないのかもしれませんが、この番組をきっかけにCDを買ってみるという人がどれぐらいいるのかなと思った次第。
FM番組の衰退も「音楽が売れない」要因の一つだと思います。せっせとエアチェックしてカセットで聴いてたけど、これはというものはパッケージメディア(アナログ盤やCD)で買っていましたし。
広く浅くという人向けの番組、狭く深くという人向けの番組(マニアック)両方に言えることですが、FM番組の衰退で「きっかけ」が減っているという面も大きいように思います。(音楽雑誌は後者の「マニア向け」が生き残りの道になっているような感じです)
#普段FMをちゃんと聴かないような奴の杞憂であればいいのですけどね。
参考
NHK-FMの番組表(東京)週間表示
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