2014年2月7日

AOTECH AK-107UPB-EN 低価格な英語配列USBキーボード

AOTECHと言えば、安いキーボードを販売している会社という印象があったんですが、HDDスタンドとかも販売してるんですね。
というわけで、今回は安い英語配列(ASCII配列)なキーボードです。
まずは全景から。キートップを外しているのはWindowsキーとAltキーの配置交換のため。


白い箱の隅に商品説明のラベルだけというパッケージ。 発売元は株式会社タイムリーと書いてあります。

キーボードからはUSB端子のケーブルが出ていますが、その先に取り付けるPS/2変換も付いてました。
キーボードの販売で有名なShopUではここで販売中。580円+送料という低価格っぷり。

 [ShopU] USB英語 AOK-107UPB-EN ブラック セール特価
http://www.vshopu.com/item/208Z-1003/index.html

上記リンク先にはキートップを外した写真が掲載されていますが、私のキーボードは中のラバードームの色がピンクになってました。


キー配置はすごく普通です。 安物だけど、キートップのフォントも悪くない感じ。


Backspaceは小さく、Enterは大きい逆L字。
私は両方横長なやつの方が好きですけども。


ぎゅっと密接してますが、カーソルキーは一応独立した場所にあります。
Caps LockのLEDは緑色。


F12の右にはPower, Sleep, Wakeupの3つのキーがあります。

底面のチルトスタンド。
ケーブルの出ている側のチルトスタンド付近には回路基板とフレキ基板の接点があるのでやたらとタッピングネジの数が多いです。


ラベルには必要最低限なことしか書かれていません。


"Q.C. PASSED" と書かれたシールが貼られていますが、私のキーボードでは o (オー)のキーが反応しないという不具合がありました。

キートップを外し、ボールペンのノック部(ペン先じゃない方)で押しても反応無し。
もうこうなったら分解か、ということで、底面のタッピングネジを全部外し、反応しないキーのラバードームの交換でも駄目。
結局はメンブレンシート(スイッチになるフィルム状の基板)を軽く拭き、コントローラの入っているメイン基板とメンブレンシートの接触を確実にしたら o が入力できるようになりました。

ケーブルの出ている側をネジ留めして(フレキとメイン基板をちゃんと接続した状態にして)キーの反応を確かめ、という作業の繰り返しなんで面倒なんですよ、ほんと。

買ったら速攻で全部のキーが反応するか確認、駄目なキーがあったら購入元にすぐ連絡した方がいいです。
( 組み立ててからアプリケーションキーが反応してないことに気付いたけど、これは右Altを漢字変換のトグルに割り当てることにして無視することにしました。面倒なんだもの)


OS X Mountain Lionのキーボードでの認識は「USB Keyboard」と不明じゃなく、ちゃんと名称で認識してくれてます。(あまりにも「不明な〜」と認識されるものばかり続いていたので、この点は偉い!)


キーの打鍵音はちょい大きめ、これは「遊び」の部分が大きいからかと思います。
打鍵感はメンブレンらしい感じのアレで、ちょい重め。

分解したときにラバードームも見ていますが、きれいな円となっているものは無く(成形したものから打ち抜いた時にきれいに抜けてないってことですね)、ラバードームの肉厚のバラツキもありそうだし、こういう部分に手抜きがあるのが残念。
日本のメーカー製ロゴ入りのキーボード(FujitsuとかNECね)はこういうところがちゃんとしてるけど、さすがに最安価格帯の製品に要求するのは無理かなぁ。

バッファローの英語配列キーボードとの比較では、ESC、F1〜F12の行のキーがちゃんとした大きさなのでこっちの方が好みではあるんですが、総合成績ではバッファロー製品かなと。(品質管理もちゃんとしてますし)

追記
その後、アプリケーションキーが効かない不具合を解消するため、再度分解して清掃し組み立ててキーが機能するようになりました。
安かろう・・・なキーボードではありますが、なかなか良いかもなどと思い始めています。(修理して愛着がわいただけかもしれませんが)

関連
iBuffalo BSKBU02ENBK - 低価格な英語配列USBキーボード
http://tiiduka.blogspot.com/2014/01/ibuffalo-bskbu02enbk-ususb.html



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