2013年12月7日

続 Drobo 2nd Generation (4-Bay) を使ってみて

Droboの仕組みや実際に使うにあたってのことを書いてきましたが、大事なことを書き漏らしていました。

Drobo 2nd Generation (4-Bay) (長いんで、以下Drobo SG)の場合、Drobo Dashboard で設定できる最大容量は16TBとなります。


HDDの搭載がどうであれ、稼働しているDroboはMacOSからは16TBの容量を有していると認識されます。こんな感じ。


とはいえ、実際には4.09TBなんですが、MacOS側から、WindowsOS側からは16TBの容量を持つデバイスとして認識されるということ。

実際に困る場面としては、大量の巨大なファイルをコピーするときに、本来であれば空き容量を参照して「容量不足でコピーできない」となるところをコピーしようとしちゃうことでしょうか。

MacOS(あ、最近はOS Xか)のTime Machineのように、徐々に空き領域を減らしていく用途で使っているのであれば、たまにダッシュボード画面やDrobo本体(の前面LED)で空き領域があるかを確認した方が良いです。

空き領域が足らなくなったら指定されたスロットのHDD(小容量なHDD)を抜いて、大容量のHDDを入れ、再構成が終わるのを待つだけ。(作業はすべて電源を入れた状態で行います)

HDDの抜き差しによるDroboの再構成は結構時間が掛かります。24時間、つまり1日掛かることもあります。その間もDroboへの読み書きは問題なくできるんで支障は無いんですが、再構成処理中は遅いDrobo SGがさらに遅くなるので大きな負荷は掛けないようにしています。(スケジュールされたTime Machineのバックアップはそのまま掛けてますけど)
気を付けるのはこれくらいでしょうか。


Xbenchでの速度計測の結果です。
Drobo SG(FireWire800で接続)


LaCie d2のケースにSeagate ST3000DM001を入れたもの(FireWire800で接続)


DataTale 2-Bay RAID System (RS-M2QO) + ST2000DM001 x 2(FireWire800で接続)


すべて Mac mini(Late 2012) の FireWire800の端子に接続したバス(FireWire400の機器は接続していない状態)なんですけど、こんなに違います。

iTunesのデータやデジタルカメラの写真など、しょっちゅう使うものは単体の大容量HDDを使い、バックアップ(Macの場合はTime Machine)はRAIDケースに中途半端な容量のHDDを組み合わせて使うというのが良いなと思っています。
(Time Machineで複数のデバイスへのバックアップに対応しているんで、こういう使い方がHDDを無駄にしない使い方かなと)





0 件のコメント:

コメントを投稿