で、届いたのがこれ。ブリットポップの大人買い。
CDソフトケースに入れ替えて「圧縮」してコンパクトになりますが、単価100円以下のCDだったりするとケース代もバカにならないです。(笑)
聞き流しつつ、iMacでリッピングしてますが2000年までの作品だったこともあり、CCCDは無し。
国内盤でボーナストラック入りなんでお得感がありますね。
ライナーノーツはまだ読んでないけど、日本語解説、対訳もちゃんと付いてますね。
副読本にはミュージック・マガジンの増刊号、「ブリット・ポップへの道」(1997年4月発行)と「ギター・ポップ・ジャンボリー」(1998年12月発行)を用意しました。
「ブリット・ポップへの道」の監修は大鷹俊一氏。大鷹氏の巻頭言から。
まず最初に断っておかねばならないが、これは別に現在、巷で持てはやされている”ブリット・ポップ”を闇雲に賞賛するために書かれた原稿を集めた本ではない。
”ブリット・ポップ”という曖昧な言葉が出てきたとき、実態が希薄なものほどお題目はおおげさにつけたがる通例みたいで、いやな感じがしたもんだ。ザ・フーやキンクスが自分たちの音をブリティッシュ・ビートなんて意識で作っていったわけじゃないだろう。(後略)これっていつの時代にも言えることですね。ジャンル分けなんてのも似たようなものがありますし、「ブリット・ポップ」全盛時に感じていた違和感がこの文に集約されているように思います。
売るためのムーブメント(ブーム)となっていたのが実際のところで、それは昔も今も変わらないこと。
- レコード会社はCDを売るためにブームをつくり
- 雑誌は広告収入を得るためにブームをつくり
- 「評論家」は雑誌での執筆やCDの解説を書くためにブームをつくり
消費者が賢くなったとも言えるけど、ミュージシャンとレコード会社との関係が変わったこと(メジャーからマイナーへという流れ)、流通形態が変わった(CDというモノからデータへ。ミュージシャンが直販、無料配布する時代)ということで雑誌メディアの役割が変わったこともあるのかもしれません。
たとえばこんな感じ。
Yep Roc Recordsから届いたメールですけど。
15年後の今だからこそ冷静に当時の音楽と接することができるのではないかなと思います。
1990年に1975年頃の音楽を後追いしていた自分と妙に重なって見えたりしますね。
(1980年代前半に1960年代後半のビートルズを後追いしていた自分もいますし)
過去のブラーと現在のゴリラズ、どっちも「追体験」してますがどっちも良いですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿