2010年7月29日

GRADO SR225i

GRADOのヘッドフォン、SR225iです。


すでにGRADO、AlessandroのOEMを複数持っており、また増えました。
GRADO SR80、Alessandro MS1(以下、MS1)、Alessandro MS2(以下、MS2)と増えてます。

MS2はRock系の音楽に相性が良く愛用していますが、重いという難点があります。
ヘッドフォン本体の重量に加え、ケーブルの重量が結構あり、長時間使用していると疲れるというのが残念なところです。(音の傾向も高域に刺激が多く疲れるという面も)
そこで、軽量なSR80を使ってきましたが、やはりもの足りなさを感じてしまい、結局SR225iを買い増しという循環に。

Rock系の音楽を中心に聴いていて、これからGRADOを買うという方には、SR225iをおすすめします。
私のようにあれこれ買い足していくよりもずっと効率が良いと思います。
(Alessandro MS1、MS2、MSPROの3つで終了というのも良いと思いますが)


外観はいつものGRADOです。
黒いプラスチック製のハウジング。(MS2はアルミ合金)
ハウジングのカバーは金属メッシュ。(MS2も金属メッシュ。MS1やSR80はパンチングメタル)
SR225iということで、ハウジングの形状がSR80とは異なっています。

ケーブルはMS2と同様、太いものが使われています。先端は6.3mmの標準ステレオプラグ。(MS1、SR80は細めのケーブルでステレオミニプラグ)
Y字分岐後のケーブルは被覆がただのカバー(チューブ)になっており、指で押すと内部ケーブルの感触があるのですが、芯線もMS1、SR80より太いようです。

バンド部分はMS2が皮革製で縫い目が多くしっかりしたものが使われていますが、SR225iはMS1、SR80と同様、合皮のシンプルなもの。

上位機と下位機の中間に位置する製品なんだなということがわかります。

ハウジングの厚みとケーブルの違い。
SR225i
SR80


音の傾向はGRADO独特の抜けの良い音で、Rock全般に向いていると思います。
低域の厚み、伸びなどはMS2に近く、高域の刺激が強いMS2に対してSR225iは聴き疲れが少ない音。
MS1やSR80と比べるとやはりワンランク違う音だなと思います。

Alessandro MS2
GRADO SR225i
Alessandro MS1
GRADO SR80


「見た目が一緒」、精巧なつくりとは言いかねる仕上がり、開放型で音漏れがすごいなど、GRADOはちょっとと敬遠しがちかと思いますが、Rock系の音楽であれば相性が良いと思いますんでぜひお試しを。

インピーダンスが高いということも無いので、ポータブルCDプレイヤーなどでも問題無く駆動できます。(音漏れがあるので電車通勤には使えませんが)

HeadRoomでの周波数特性を見てみると、ちょっとずつ特性が違っているのがわかるかと思います。
実際の耳でどう聞こえるかは人それぞれですが、参考までに掲載しておきます。
(スピーカの周波数特性と異なり、どのような「疑似耳」で測定するかによっても大きく変わってくるので目安として)

参考:HeadRoomでの周波数特性の比較




サウンドハウス SR225i
GRADO SR225i

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