2013年8月20日

OS X 10.8 に AirMac ユーティリティ 5.6 をインストールする方法

MacOS X 10.6 Snow LeopardからOS X 10.8 Mountain Lionにして驚いたのが、古いApple製無線LAN機器のサポート打ち切り。

実際には、AirMac Extreme の IEEE802.11g のものが、OS X Mountain Lion では設定できないって状態になってます。

製品はこれです。
アップル - AirMac Express M9470J/A - 仕様
http://www.apple.com/jp/support/datasheet/airmac/m9470ja.html

2004年発売の製品なんで、まだ使ってるのか!と言われそうですけど、AirMac Express はコンセントに挿すだけで iTunes からの再生音を飛ばせるという便利な製品。
(ヤフオクだと3000円ぐらいというのが最近の相場のようです。他社製品だったらそこまで高くないわけで、Apple純正ならではの便利機能のニーズはあるんでしょう)

ということで、無線LAN機器って製品寿命が長いと思うんですけど、Appleからは冷たい仕打ち。

OS X Mountain LionのAirMacユーティリティ(バージョンは6.3)からだとこういう扱いになってしまいます。ああ無情・・・


このバージョンのAirMacユーティリティは、このベースステーションをサポートしていません。詳しくは・・・

で、以下のURLに飛ぶことに。
http://www.apple.com/jp/support/airmac/


サポートのトップに移動しても「ここからどうすれば?」という人が多いんじゃないでしょうか。


現行のAirMacユーティリティは、"6.3"なんですが、対応OSと対応機器は以下のようになっています。

AirMac Base Station:802.11g AirMac ベースステーションまたは AirMac Express を OS X Lion 上でセットアップおよび設定する方法
http://support.apple.com/kb/HT1998?viewlocale=ja_JP
OS X 用 AirMac ユーティリティ 6.3 OS X v10.7.5 以降
AirMac Express 802.11n (2nd Generation)、AirMac Extreme 802.11n (1st Generation)、AirMac Express 802.11n (1st Generation)、AirMac Time Capsule 802.11n (1st Generation)、AirMac Extreme 802.11n (2nd Generation)、AirMac Time Capsule 802.11n (2nd Generation)、AirMac Extreme 802.11n (3rd Generation)、Time Capsule 802.11n (3rd Generation)、AirMac Time Capsule 802.11n (4th Generation)、AirMac Extreme 802.11n (4th Generation)、AirMac Extreme 802.11n (5th Generation)、AirMac Time Capsule 802.11ac、AirMac Extreme 802.11ac

ざっくり言えば、IEEE802.11n、802.11ac(802.11acは出たばかりですね)を用いる無線LAN機器しかサポートしないってこと。802.11gなんてもうサポートしませんよってこと。

さすがに切り捨てるだけじゃ駄目ってことなんでしょう。Appleからは「そういう場合は古いAirMacユーティリティを使ってね」と案内されています。

AirMac Base Station:802.11g AirMac ベースステーションまたは AirMac Express を OS X Lion 上でセットアップおよび設定する方法
http://support.apple.com/kb/HT5022?viewlocale=ja_JP

OS X Lion を使っていて旧バージョンの 802.11g AirMac Extreme ベースステーションまたは 802.11g AirMac Express をセットアップまたは設定したい場合は、AirMac ユーティリティ 5.6 を手動でダウンロードしてインストールします。AirMac ユーティリティ 5.6 は、旧バージョンの 802.11g AirMac ベースステーションおよび AirMac Express の設定に使用でき、802.11n AirMac ベースステーションにも使用できます。
AirMac ユーティリティ 5.6 を入手するには、以下の手順で行います。
http://support.apple.com/ja_JP/downloads/ にアクセスします。
AirMac ユーティリティ 5.6 を検索してダウンロードします。
AirMac ユーティリティ 5.6 をインストールします。
「/アプリケーション/ユーティリティ」フォルダから AirMac ユーティリティを開きます。
AirMac ユーティリティ 6.0 と 5.6 の両方を「/アプリケーション/ユーティリティ」フォルダに入れることができます

AirMac ユーティリティ 5.6 は「/アプリケーション/ユーティリティ」フォルダに「AirMac ユーティリティ 5.6」として表示されます
AirMac ユーティリティ 6.0 は「/アプリケーション/ユーティリティ」フォルダに「AirMac ユーティリティ」として表示されます。

Mac OS X Lion 用の AirMac ユーティリティ 5.6
http://support.apple.com/kb/DL1482?viewlocale=ja_JP

解決策が書いてあるじゃん、と油断してました。
AirMac ユーティリティ 5.6をダウンロードしてインストールしようとしたけど、OS X Mountain Lionへはインストーラが受け付けてくれませんでした。


なんじゃこりゃ?というわけで、検索してみると困っている人が多い様子。

HT5022 AirMacユーティリティ5.6のインストールに失敗する件: Apple サポートコミュニティ
https://discussionsjapan.apple.com/thread/10127303?start=0&tstart=0

MacOS Xでも OS X 10.7 Lion ではこの方法が使えるようですけど、OS X Mountain Lion だと上のスクリーンショットの通り、インストールを拒まれます。

サポートコミュニティでは有料のソフトを使ってインストーラ(pkg形式)からファイルを抜き出す方法が書かれていましたが、英語のサイトではコマンドで解決する方法が出てました。

How to view logs in Airport Utility v6, or install 5.6 in Mountain Lion? - Ask Different
http://apple.stackexchange.com/questions/57453/how-to-view-logs-in-airport-utility-v6-or-install-5-6-in-mountain-lion/58332#58332


まずは、AirMac ユーティリティ 5.6をダウンロード。
http://support.apple.com/kb/DL1482?viewlocale=ja_JP

ダウンロードしたディスクイメージを開くと AirPortUtility56.pkg が表示されます。


「ダウンロード」フォルダに AirPortUtility56.pkg をコピーして、ターミナルを起動して下の3つのコマンドを実行させるだけ。$ 以降の太文字部をコピーしてペーストするだけです。(Passwordの入力があるけど)
  • $ cd ~/Downloads
  • $ pkgutil --expand ./AirPortUtility56.pkg ~/Downloads/AirPortUtility56
  • $ gunzip -c < ./AirPortUtility56/AirPortUtility56Lion.pkg/Payload | sudo tar -C / -xvf - "./Applications/Utilities/AirPort Utility 5.6.app"

1つめはMS-DOSと同じ、cd コマンド。~/Downloads で起動ディスク/ユーザ/ユーザ名/ダウンロード フォルダへカレントディレクトリを変更します。
2つめはダウンロードフォルダにコピーしていたpkgファイルを伸張、3つめは伸張したファイルをアプリケーションフォルダに「インストール」する内容となります。

使っているコマンドの詳細はこちらを。

これで、アプリケーションのユーティリティフォルダに無事インストールされます。


OS X Mountain Lionでも、AirMac ユーティリティ 5.6の起動は問題無し。(インストールできないようになってるだけですね)
起動すると問題なく(すべての)設定が可能です。


というわけで、古いApple無線機器はまだまだ使えますよ。





5 件のコメント:

  1. 素敵な記事をありがとうございます。
    困り果ててたところにこのページにたどり着きました。

    なのですが、ターミナルで上記の3つを実行してパスワードと出るのですが、このパスワードというのは、どのパスワードなのでしょうか?
    いくつかトライしてみたのですが、
    Sorry, try again.
    sudo: 3 incorrect password attempts
    と返されてしまい、完了できません。
    ちなみに私のMacの起動ログインパスワードは無設定です。

    宜しくお願い致します。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      お役に立てそうでよかったです。

      パスワードは、システム環境設定→ユーザとグループ→現在のユーザ のパスワードになります。

      ・現在のユーザ が管理者になっていることが前提です。
      ・パスワードが設定されていることが前提です。
      参考リンク
      Mac OS X:sudo コマンドには非ブランク管理パスワードが必要
      http://support.apple.com/kb/HT4103?viewlocale=ja_JP&locale=en_US

      上記内容でNGでしたら、再度質問願います。

      削除
  2. os10.9.5でのレポートです。
    インストールまではこの方法で出来ました。
    しかし、起動はosがサポート外という事で出来ませんでした…
    残念!

    返信削除
  3. 見事な対処法と内容です。
    Appleへ電話しても、有料サポートか無料なら「AirMac ユーティリティ 6.1 ・ 6.3.1 ・アップルサポートトップページ の3つのサイト」の紹介でした。
    「10.8.5はサポート外であり、そのときの対応マニュアルはここ。」と教えるのは有料なのでしょう。
    諦めかけた時あなたの記事が見つかり、「ターミナルに3つのコマンドとパスワード」で「AirMac ユーティリティ 5.6」が同居できました。
    機種とOSは2003年のAirMac Extreme BaseStationとOSX10.8.5です。
    大変ありがとうございました。

    返信削除
  4. os10.10.4です。
    上記の方と同じく、インストールまでは出来ますが、アイコンに○に\のマークかかぶさってしまい、起動する事は出来ませんでした。残念。

    ただ、家に使っていないマシンがあったのを思い出し、あけて早速チェックしてみたらOX10.8.5でしたので、同様にインストールをした所、無事に起動する事が出来ました!ああ、古いマシンを取っておいてよかった。

    しかし、もうちょっとサポートしてもらいたいですよね。AirMacExpressのA1089は、まだ十分使われていると思います。中古でも結構出てますしね。

    返信削除

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