2010年11月19日

ヘッドフォンアンプのキット紹介(2010年版)

以前もヘッドフォンアンプのキットを紹介していますが、最近のものとかを情報追加。

#最新の情報はこちら→ ヘッドフォンアンプのキット紹介(2011年版)

三栄電波
A級ヘッドフォンアンプ基板キット
http://www.san-ei-denpa.com/toriatukai/explain/kib02/index.html

制作は「オーロラサウンド」の唐木さん。元TIのエンジニアだった方ですね。
AudiotrakのWebにて「音松のオペアンプ道」というコラムを連載されています。

低歪率高性能オペアンプLM49710使用
出力はバッファ専用ICBUF634で補強。
入力:ラインレベル
出力:最大100mW x2
適応ヘッドフォン:16Ω-120Ω
電源:+/-6V~+/-17V
周波数特性:10Hzー50KHz
歪率:0.003%


春日無線
6DJ8ヘッドフォンアンプキット KA-10SH
http://www.e-kasuga.net/bunlist.asp?sid=7
本格的な真空管ヘッドフォンアンプのキットです。
ラジオ技術誌に掲載されたものを製品化したものです。完成品の販売もあります。

春日無線で扱っているYAHA型アンプは3種類あります。
TIC-4(YAHA型アンプ) パーツセット
http://www.e-kasuga.net/bunlist.asp?sid=91

「真空管を5687WAと使用し、高音質化と小型化」というのが特長。新製品です。
TIC-4のWebサイト
http://www.fan.hi-ho.ne.jp/~ikeuchi/Audio/TIC4_1.html

YAHAアンプ(TIC-3) TIC-3 基板セットとパーツセット
http://www.e-kasuga.net/bunlist.asp?sid=92
TIC-1との違いは以下の通り。
TIC-3は、TIC-1をより使いやすく、よりお求めやすく、そしてより良い音を求めて改良された製品です。
ヒータを定電流方から定電圧型に変更し、立ち上がり時間を短縮。
ジャンパー線の変更で、6.3V⇔12.6Vヒータに対応。これにより、付属の5965以外にも、12AU7,12AY7,9AU7,6DJ8,6922等の真空管が使用可能に。
http://www.e-kasuga.net/goods.asp?id=602
TIC-3のWebサイト
http://www.fan.hi-ho.ne.jp/~ikeuchi/Audio/TIC3_1.html

TIC-2(ポータブル YAHA型アンプ) パーツセット
http://www.e-kasuga.net/bunlist.asp?sid=51
こちらはサブミニチュア管6611(CV2371)を使ったポータブルヘッドフォンアンプのキットです。
TIC-2のWebサイト
http://www.fan.hi-ho.ne.jp/~ikeuchi/Hand_Made_Audio/TubeHeadAMP/5678HPA_No1.html


Leijine
ここはA47式のヘッドフォンアンプキットで有名なところ。
電源基板やSOICからDIPへ変換する基板なども扱っています。

コンパクトヘッドフォンアンプキット
47AKIT 3300円

こちらは新製品。LME49600を用いる高性能ヘッドフォンアンプ
http://www.leijine.com/NewA496.htm

このコラムは役立つかと思います。
システムとしてのヘッドフォンアンプの設定
http://www.leijine.com/tips/documents_ampsetting.htm


秋月電子通商
昨年紹介した秋月電子通商のキットは一式セットになったものが販売されています。
秋月 AE-HPPML ヘッドフォンアンプキット3点セット
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-03741/


電源電圧:±2.2~±3.0V
入力抵抗:50kΩ
適応負荷インピーダンス:4Ω、8Ω、16Ω(出力レベルによる)
周波数帯域:10Hz-50kHz
電圧利得:約6dB
THD+N:0.01%以下(@50kHz)
基板サイズ:約62mm×約38mm


以下は買ったけどケース加工とか面倒で作ってないキットを紹介。
買っておかないと入手難になるパターンが多いので売ってるうちに買っておくというパターンです。




共立電子
デジット LM4881ヘッドホンアンプKIT HEP4881

2011.05.04追記
デジットBlog:デジットオリジナル ヘッドホンアンプキット「HEP4881」
http://blog.digit-parts.com/archives/51675976.html



組立て説明書をpdfで確認することができます。
ケースや電源部、入出力端子にボリュームといった周辺パーツは別途必要ですが、1000円という手頃な価格で遊べるかと思います。

LM4881Nとオーディオ用コンデンサ採用したKIT

出力:200mW+200mW(8Ω、DC5V)
150mW+150mW(16Ω、DC5V)
85mW+85mW(32Ω、DC5V)
電源電圧:DC3~5V / DC8~12V(設定切替)
基板サイズ:W61mm × D39.5mm x H20mm


マルツ電波
MHPA-FET ステレオヘッドホンアンプ・キット 4480円
http://www.marutsu.co.jp/shohin_51625/
MHPA-CASE1-KIT ヘッドホンアンプキット用ケース 4880円
http://www.marutsu.co.jp/shohin_59305/
こっちは定番商品ですね。

LHPA-DIA_BUFFER-KITは販売終了になったようですね。
とりあえず買っておいてよかった。

LHPA-DIA_BUFFER-KITの在庫が復活していました。
また、オプションパーツセットも販売開始になっています。

【LHPA-DIA_BUFFER-KIT】ヘッドホンアンプキット  3480円
【LHPA-CASE2-KIT】オリジナル・アンプキット用ケース   3480円
【LHPA-DIA_BUFFER-OP】「オペアンプ+ダイアモンドバッファ」ヘッドホンアンプKIT用オプションパーツセット  840円



aitendo
OPアンプキット OP-NJM4556A-25
http://www.aitendo.co.jp/


これも現在は販売していないキット。1セットで600円でした。
「NJM4556ADを使ったOPアンプキット」「GRADO社RA-1の回路とほぼ同じ物です」というもの。
さいたま Audioさんの作例(SAITAMA-RA1)をキットにしたような感じなんですかね。



関連
ヘッドフォンアンプのキット紹介(2011年版)
気になるヘッドフォンアンプキット
秋月のアンプキット製作(AE-HPPML)
YAHAアンプの基板紹介

0 件のコメント:

コメントを投稿