1994年7月発売のモデルです。
http://panasonic.jp/support/product/audio/SL-S370.html
デジタルショックプロテクター搭載(音飛び防止機能)、DACは1bit MASHです。
実機での機能はアンチショックメモリー(ANTI SHOCK MEMORY)なのですが、商品の売り出し時にはデジタルショックプロテクターというコピーだったようです。
実際は3秒間のメモリーです。
私のプレイヤーではANTI SHOCK MEMORYをONにするとCDプレイヤーの回転が安定しないため、OFFにして使っています。
(回転数が上がり騒々しいです)
液晶表示、操作スイッチが独特です。
通常、再生と停止は別々にスイッチを配置すますが、SL-S370は1つのボタンで。
選曲も同様です。
BassBoostのS-XBSは前面のDSPで切り替えます。
DSPはHALL, LIVE, Church, S-XBSの4つから選択可能です。
右側面。
この写真でも再生・停止ボタンがいつもと違うのがわかるかと思います。
手前からHOLD、TRAIN、ボリューム、再生モード、ヘッドフォンジャック、ANTI SHOCK MEMORYです。
影になってしまいましたが、SONYより大きく開く上蓋ですが、直角ではありません。
電源は、DC4.5V(センター+)、単3電池2本です。
出力は、ヘッドフォン端子とLineOut(アナログのみ)です。
再生時間は取説より。
アンチショックメモリーをONにすると電池の持ちが悪くなるというのが仕様です。
回転数が高速、うるさいというのも仕様なのかもしれません。
メモリー式の耐振機能は前年1993年秋発売のSL-S570, SL-S670で導入されました。
1994年夏には、普及モデルへの搭載という流れだったようです。
実機を使ってみると、SL-S370ではまだ過渡期の技術だったように感じます。
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