過去記事はこちら。
http://tiiduka.blogspot.com/2010/03/cdsony-d-33.html
http://tiiduka.blogspot.com/2010/03/cdsony-d-33-2-ba3570f.html
ヘッドフォンアンプ用のICが腐食していて片chのみのヘッドフォン出力となっていたD-33のその後です。
だったら同型のジャンク品を入手したほうが良いかということで、同じD-33の「動作しない」というものを入手しました。
動作しない理由は、CDを入れて再生スイッチを押すけど、トラック表示するだけで停止してしまうというもの。これならなんとかなりそうと思って、早速分解。基板を見たら腐食は無し。
電池ケース内も液漏れ経験は無さそう。きれいでした。
ということで、ICのみの交換はやめて基板交換にしました。
基板交換後、動作させてみると再生、ヘッドフォン出力も問題無し。
Bass Boostも効くしヘッドフォンアンプ用のIC交換で解決。
ただ、選曲の送る方のスイッチが効かない状態。
基板上でスイッチの導通を確認したところ、スイッチを押しても導通しない状態でした。
(コンデンサと同じ囲みのMマークだったから松下電子部品のタクティールスイッチ)
仕方が無いので、腐食あり基板からスイッチを剥がして移植。
これで選曲も問題無し。
「動作しない」という理由だったD-33はピックアップ部と基板をつなぐフレキシブル基板に問題がありました。
以前の所有者が無理に分解したのか、フレキシブル基板の一部が折れ、通電しない状態。もったいない。
二個一にし、生き返ったほうのD-33は振動に弱いものの、卓上据置であれば問題無しです。
ボリュームのガリも無いし、通常使う分には十分です。
音はやはり昔の機種(1bit DACじゃない頃)らしい感じの音。
駆動電圧9Vということも相まって、やはり良いですね。
ここであまり書くとオークション相場が上がったりするのかな?
(最近高いように思うんですが気のせいであって欲しい)
こんにちは。時々こっそり拝見させていただいております。
返信削除D-33、音も厚くパワーもあり、いいモデルですね。うちでは青色と黒が1台ずつ現役です。
コメントありがとうございます。
返信削除D-33はマルチビットDAC搭載で、1ビットのものと違った良さがありますね。
カラーバリエーション、うらやましいです。