2014年5月25日

NHK大河ドラマの秀吉と信長の配役に違和感

NHKのドラマ枠ってものすごい量だなぁと思います。
地上波のNHK総合だけでも朝の連ドラや大河ドラマ、火曜の夜とか時代劇枠なんてのもありますし、加えてBS(NHK-BSプレミアム)にもドラマ枠があって、たまにここで放送されてたものが地上波に下りてきたりします。(価値的には下りるというよりは上るのか?)

離婚したばかりの原田知世が主演だった「紙の月」(原作は角田光代)が印象的でしたが、いま放送中なのがこれまた話題の中山美穂主演の「プラトニック」。

NHKプレミアムドラマ - プラトニック
http://www.nhk.or.jp/drama/platonic/

中山美穂がシングルマザー役を演じるという意味深長な配役。
他の出演者は、堂本剛、吉田栄作、小泉孝太郎、尾美としのり、尾藤イサオ、加賀まりことBS枠とはいえさすがNHKというところ。
(吉田栄作はNHK総合の「ラジオ」つながり、尾美としのりは「あまちゃん」つながり感がありますが、加賀まりこさんは珍しい起用なんじゃなかろうかと)
#尾美としのりは「あまちゃん」後に土曜ドラマにも出てましたね。

で、話が変わるんですが、大河ドラマの「軍師官兵衛」なのですが、配役の違和感がどうしても気になってしまって集中できません。

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
http://www1.nhk.or.jp/kanbe/

この図を見て違和感ありません?
人物相関図
http://www1.nhk.or.jp/kanbe/cast/index.html



結構重要なというか、登場の多い織田信長が江口洋介で、羽柴秀吉(豊臣秀吉)役が竹中直人なわけですよ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/織田信長
http://ja.wikipedia.org/wiki/豊臣秀吉

織田信長が1534年生まれ、秀吉が1537年生まれと、実際の年の差は想像より小さくてあんまり差が無いんだなぁと思うわけですが、このドラマではどう見ても、どう演じても(機敏な動きで若々しさは感じるけども)秀吉の方が年長に見えてしまうわけです。
(ちなみに徳川家康は1543年生まれと信長とは9歳違い)

演じているのが1967年生まれの江口洋介、1956年生まれの竹中直人。信長役の江口洋介より、秀吉役の竹中直人が9歳年上なわけです。

この配役は1996年の大河ドラマ「秀吉」に準じて『秀吉と言えばやっぱり竹中直人でしょ』、という感じで決まったんじゃないかと邪知してしまうわけですよ、やっぱり。
(この時の信長役は渡哲也でしたんで、信長の方がずっと年上って感じですね)

よく知っている歴史上の人物、しかもドラマ前半にはキーとなる登場人物がこういう状態なので、主人公である黒田官兵衛よりも秀吉>信長な状態が気になってしまって集中できません。

0 件のコメント:

コメントを投稿