https://ja.wikipedia.org/wiki/ポイントサイト
「お小遣いサイト」とか「換金サイト」とも呼ばれるんだそうで、たしかにそういう呼び方で検索するとすごい量の結果が出てきます。
クレジットカード会社がやっている「ポイントサイト」であれば、まぁわかるんですよ。自社のカード利用促進策って感じですもんね。
加えて、保険なんかの団体割引みたいなもんかと。
(クレジットカード会社には手数料収入+特定のリンクを踏んでの購入で二度美味しいわけですから)
この記事の図解がわかりやすいかと。
インターネットコム - ポイント、実はアフィリエイト
http://internetcom.jp/ecnews/20090826/6.html
たとえば、
- JCBだとここ→https://www.okidokiland.com/
- AEONカードだとここ→http://www.aeon.co.jp/tpt/
で、よくわかんないのが「無料のポイントサイト」なる存在。(かなり調べるとたくさんあるんですよ、これが)
そこを経由して買い物したり、加入したりするとポイントが還元され、数百円レベルからゆうちょ銀行口座へ振り込みされたり、Amazonギフト券や電子マネーに戻されるっていうもの。
クレジットカードでの支払いじゃなく、コンビニで支払いと受け取りみたいな人だとクレジットカード会社のポイントサイトとは関係ないわけで、ちょっとでもお得になる方法として「無料のポイントサイト」があったら確かに便利。
クレジットカード会社には無いものとして、「勧誘系サイト」がやたらと多いのが、その何だかよくわからない感を向上させているんです。なんでも紹介して会員登録されると紹介料なるものが得られるんだそうで。
(ま、ここも会員数を増やすための「一時金」という位置づけなんだと思えば理解できますけども)
で、「なんでそうなるの!」というのが、その先。
紹介リンク経由で加入した会員がポイントを得ると、紹介者にもポイントが加算されるという点。
- Aさんのリンクを踏んで、BさんとCさんが会員登録した。(この時点Aさんはxx円分のポイントx2人分を得る)
ところが、AさんとBさん、AさんとCさんに面識があるわけでもないのに、その後もBさんとCさんの利用状況に応じたポイント加算が続くというのは変なんじゃないのかなと思うわけです。(はっきり書けば、代理店商法っぽいな、マルチまがい商法っぽいというか、マルチ商法っぽいニオイがするなと思うわけです)
- Bさんがポイントサイトを経由してAmazonで買い物をし、Bさんはポイントサイトからポイントを得る(これはわかります)。
- BさんはAさんのリンクを踏んで登録しただけで、買い物をするときはブックマークしておいたポイントサイトからAmazonで買い物をしただけなのに、Aさんにも「報酬」が出るというもの。(このへんなんかおかしいと思いません?)
- 同じくCさんはネット銀行に口座開設したかったけど、そのまま口座開設するより、ポイントサイト経由だと現金などに交換できる特典があると聞いて、たまたまAさんのブログ記事を読んで、そこからポイントサイトに会員登録をした。(ここでAさんにポイントが出るのは前述の通り良しとしてます)
- ポイントサイトからネット銀行に口座開設したBさんに対してポイントが発行されるのはわかるんだけど、口座開設と無関係なAさんに対し「報酬」が出るというもの。(やっぱり書いてておかしいよなぁと思う)
- Cさんが数ヶ月後にポイントサイト経由で楽天市場で買い物をし、Cさんの購入金額に応じたポイントをCさんが得た。(これってポイントサイトの流れそのまんまですね。これが目的なんですから)
- 加えて、Aさんにもポイントが支払われる(Cさんが得たポイントよりは少ないけども)。
百歩譲ってこれが「会員登録月だけの特典」とか、期限があれば良しとしましょうか。
ところが、この「ポイントサイト」なるもの、なぜだかわかりませんが、BさんとCさんは「Aさんの子供」みたいなピラミッド構成になっていき、「子」の利用に応じてポイントが付く仕組みなのですよ、これが。
たとえばこういうの。(具体例)
http://hapitas.jp/friend
特典
- ハピ友1人につき100ptプレゼント!! ※ハピ友の初回交換後、7日後にプレゼント
- ハピ友が貯めたポイントの10~40%を毎月5日にプレゼント!!
- ハピ友には登録時に30ptプレゼント!!
専門用語が登場するのでわかりにくいけど、1は紹介者に100ポイント(100円相当)をプレゼント、3は加入者に30ポイントプレゼントという意味です。
2番目はその上で言っていることを指してます。
ステージに応じて、ハピ友が貯めたポイントの10~40%を毎月プレゼント!ステージは、あなたの「当月有効ポイント数」 または 「ハピ友人数」 のどちらかを満たすと確定されます。
つまりは、会員登録時のリンク(上のバナーね)を踏んで会員登録をすると、その人の買い物、加入などで得たポイントの10〜40%をプレゼントしてくれるというものなんです。
紹介人数に応じ、還元率も上がるという図がこれ。
紹介料という一時金で終わらずに、継続的に(自分が購入、申し込みをしたもの以外での)ポイント収入が得られるということがわかるかと。
紹介人数に応じ、還元率も上がるという図がこれ。
紹介料という一時金で終わらずに、継続的に(自分が購入、申し込みをしたもの以外での)ポイント収入が得られるということがわかるかと。
紹介記事を書いて、その商品リンクをという形態は私のブログでもやってますが、商品リンクでも、(おすすめな)店へのリンクでも無く、「ポイントサイトへのリンク」を貼っておくだけで、そのリンクをクリックして登録してくれた人数分のポイントが得られ、その後も継続してその登録してくれた人の得たポイントの何割かをリンクを貼っておいた人が得るというのは、ちょっと還元の仕方が間違ってやしないか?と思うわけです。
だったら「購入した本人」に対してもっとたくさんポイントを付与した方がいいじゃないですか、と思うわけです。(原資は同じなんだからさ)
実際にAさんがBさん、Cさんに商品を卸しているわけでも販売しているわけでもないのになんで?という所で「気色悪い」「おかしい」と思うのは頭が昭和時代だからなんですかねぇ?
たしかに強引な勧誘があるわけでもないし、義務も負わないんだけど釈然としません。
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