そんな東プレのASCII配列でWindowsキーとかが付いた104キーなやつが、今回の「Realforce 104UW 」というものです。
フルサイズのキーボードで、サイズは456x169x39mm、重量は1.4kgという仕様。
白筐体なので、高そうには見えません。白いキートップとグレーのキートップという事務機器ですって感じのデザイン。
東プレ株式会社 - キーボード(Realforce)
http://www.topre.co.jp/products/comp/
東プレ Realforceシリーズは東プレ以外からの販売となっているものが多いし、仕様も販売先によって異なったりするんでややこしいんですが、販売力のあるところでカスタマイズしたものを売っていると理解するしかないようです。
(わかりやすい例を挙げるならJustSystemが特注仕様のやつを限定販売とかしてますね)
東プレという会社、「東京プレス工業」という昭和十年創業の会社なわけでして、主力はもちろんキーボードじゃありません。製品情報を見てわかる通り、いまでもプレス加工が主体。「静電容量技術」が生まれ、それを応用した製品としてOEMしてたけど、自社ブランドでもキーボードを作って販売するようになったということなようで、一般の小売りに強いわけでもないわけで(アフターサービスのことやら、リアル店舗への営業とか考えれば)、各社からいろいろな種類のキーボードが発売されているのは至極当然な流れかと思っています。
ということで、似たようなものがいくつもあっても、実際に店頭展示されていれば店頭で実機を操作してみて(打鍵してみて)選ぶってことも可能なんですが、地方だとそれは無理。(アキバでも少ないんじゃないの?というか今もそういう店ってあるの?)
昇華印刷だったり色違いだけだったらわかるけど、「変過重」「All 30g」「All 45g」とかもうわけわかんないでしょ、普通。
ということで私のは「変過重」なもの。
低価格帯のメンブレン方式なキーボードからの移行であればそんなに悩まず、軽いのが好きか、重いのが好きかで選んでも良いと思います。(迷ったら変過重ってことで)
英語配列(ASCII配列)の104キーなので、特殊なもの(音量調整とか)は一切無し。
最下段、Windowsキーが小さいです。
Back Spaceが横長、Enterも横長なタイプです。Back Spaceが2倍、Enterがそれより長いという仕様は大好きです。
最下段のWindowsキーとApplicationキーが小さい仕様。
Windowsキーが小さいんでいつものAltとWindowsキーのキートップを交換してということは無しで、そのままの状態で使ってます。
カーソルキー、テンキー部。ここもオーソドックスなもの。
Caps LockのLEDは青色。そんなに眩しいものではありません。
OS X Mountain Lionでの認識は "Realforce" でした。ここが「不明な〜」だとがっくりですからね。
このように、Option を Command に。Command を Option に割り当て変更しています。
MacOSというかOS XだとCtrlキーはあんまり使わないこともあって、Caps Lockの配置換えはやってません。
Windowsキーに割り当てられるcommandキーを多用するんで、押しやすいスペース両端のAltにcommand、使う頻度の少ないOptionキーは幅の小さいWindowsキーってことで問題無し。
見た目と実際の挙動が違うことになるけど、自分しか使わないし、実際に見て打つという感じじゃないので問題無し。
(起動直後のcommand + r(OS X のリカバリモードでの起動)はWindows+rなので見た目と一致するというメリットはあります)
高いキーボードだから誰にでも奨めるようなもんじゃないけど、5000円ぐらいのキーボードを複数買うのであれば、東プレ Realforce にしちゃった方が無駄な出費が抑えられるかと思います。
私がキーボードというものを意識したのが、1990年のEPSONのPC98互換機、PC-286 Bookなんですが、これのキーボードのスコスコとした打鍵感が大好きで、東プレ 104UWがそれに近いんですよ。(同社のNoteシリーズじゃなく、Bookという厚みのあるシリーズだったのでキーボードのストロークも深かったんです)
メカニカルキーボードも良いんだけど、静電容量無接点方式は耐久性が高いし静かというメリットもありますんで、懐と相談してだけど、買っておいて損は無いと思う次第。
(リセールバリューも高いし)
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