2013年12月12日

「ゼロ年代の音楽 壊れた十年」

「ゼロ年代の音楽  壊れた十年」河出書房新社刊


ゼロ年代の音楽を振り返った書籍です。
ゼロ年代を振り返る記事はゼロ年代から2010年代に変わったあたりにいろいろ特集されていたけれど、書籍としてまとまったものはあまり無いかなと。

リアルタイムで接していたはずなんだけど、どうもつかみ所の無いというのがゼロ年代の印象。
1990年代だったら、「グランジ」に「ブリットポップ」「オルタナティヴ」とキーワードが浮かぶけど、じゃゼロ年代は?となると「インディーズ」なのかなというのが読んでの感想。

iTunesでCDを認識させると、ジャンルが「Indie Rock」っての多いです。(iTunesのCDDBはGracenote
メジャーレーベルからの発売でも、ジャンルが「Indie Rock」となっているものが多いですものね。

逆に The Beatles のCDだと「Pop」になってたりして、Rockじゃないのかよ!とツッコミを入れつつ修正してますが、このジャンルというものがどんどん複雑化しているのが90年代、ゼロ年代を経た現在そのものだなと。

「00年代の音楽図鑑」という章では、150枚のアルバムを丁寧に紹介(1ページに2アルバム)してありますが、これってゼロ年代だったのかと思うアルバムもあれば、全然知らなかったアルバムもたくさん。欧米の音楽だけでなく、日本の音楽もごく当たり前に並んでいるのもゼロ年代らしいところかも。

もちろんInternetな時代、ネットメディアな時代ですからその一部を覗くことができます。

Pitchfork
Staff Lists: The Top 200 Albums of the 2000s: 20-1
http://pitchfork.com/features/staff-lists/7710-the-top-200-albums-of-the-2000s-20-1/

英NME誌が選ぶこの10年のベスト100 (2009/11/18)
http://ro69.jp/news/detail/27737
英アンカット誌が選ぶ00年代ベストは? (2009/10/10)
http://ro69.jp/news/detail/26447

最近だとこういうのも。

BARKS音楽ニュース
UK音楽誌の読者が選んだ「過去20年のベスト・アルバム・トップ10」
http://www.barks.jp/news/?id=1000095867
『MOJO』誌の読者が選んだ「過去20年のベスト・アルバム・トップ10」は以下の通り。
  1. ホワイト・ストライプス『Elephant』
  2. アーケイド・ファイア『Funeral』
  3. ボブ・ディラン『Time Out Of Mind』
  4. レディオヘッド『OK Computer』
  5. ザ・ストロークス『This Is It』
  6. ザ・フレーミング・リップス『The Soft Bulletin』
  7. フリート・フォクシーズ『Fleet Foxes』
  8. ウィルコ『Yankee Hotel Foxtrot』
  9. DJシャドウ『Entroducing』
  10. アークティック・モンキーズ『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』
MOJO誌の読者なので、日本だとレココレ、ミュージックマガジンに近いかなと思ったりもしますが、この20年の10枚がこれです。どうです?

ボブ・ディランはその後〜現在に至る「復活」のきっかけとなったアルバムだとは思うけど3位というのにはさすがに違和感がありますが、MOJO誌だからかな。




Pitchfork編も出ているようです。

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