2013年8月8日

荒井由美「ひこうき雲」とジブリ映画「風立ちぬ」

ジブリの映画「風立ちぬ」が公開されてから、主題歌に採用された荒井(松任谷)由美の「ひこうき雲」を耳にする機会が増えました。

http://kazetachinu.jp


映画「風立ちぬ」は未見ですし、いままでのジブリアニメに対してもそうだったように映画館に足を運ぶということはないと思いますが、主題歌は「またユーミンか」と思ったと同時に「うまい選曲だね」と。

1989年公開の「魔女の宅急便」(平成元年だからもう25年も前。『バブル』のピーク時期の作品)はテレビ放送された時に観ましたが、音楽に荒井由美時代の「やさしさに包まれたなら」と「ルージュの伝言」が使われていたのが印象的。

で、今回の「風立ちぬ」ではまた荒井由美時代の(というか、デビューアルバム1曲目の)「ひこうき雲」が使われているようです。

私の世代だと「風立ちぬ」というタイトルだと、松田聖子が歌った「風立ちぬ」(作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一の名曲)を連想しちゃうけど、映画ではそうじゃなくて荒井由美の「ひこうき雲」なわけです。

この曲は歌詞がものすごいんです。(作詞作曲:荒井由美)
  • あの子の命はひこうき雲
  • 高いあの窓であの子は死ぬ前も空を見ていたの
「命」や「死ぬ」という言葉を重く使った曲で、これだけでも普通のポップスにしちゃあという歌詞であることがわかるかと。

「ルージュの伝言」の『明日の朝、ママから電話でしかってもらうわマイダーリン』、「やさしさに包まれたなら」の『やさしい気持ちで目覚めた朝はおとなになっても奇蹟はおこるよ』という(現実離れした)明るい歌詞と比較すればその重さがよくわかるかと。

どれも名曲なんですが、ほんとこの頃の荒井由美という人は神がかっているなと思います。(私は「松任谷由実」になる前の活動時期が彼女のピークだと思ってます)

そんなわけで、主題歌として荒井由美の「ひこうき雲」が選ばれたというだけで、重苦しそうな、「みんなが楽しめる」と正反対な映画だってことがわかります。

ジブリ作品については、公開にあわせてのプロモーション(NHKも巻き込んで)とか公開時のバッシングがすごいけど、こういう会社があってもいいんじゃないの?と思います。
(今回はスイートスポットが狭い映画なんだから余計にバッシングが激しいみたいですけど。「紅の豚」に萌えを感じない人にゃそりゃ酷評されるだろうし)

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