2012年8月30日

iMacの外付けHDD環境を変更 - SATA HDDケース CSG35SC

いままでiMacの外付けHDDにはSATA HDDをIDE(PATA)用のケースに入れてというアクロバチックなことをして使ってきました。
FireWire800のHDDケースが数少ないしあったとしても高いんで、内部のインターフェースががPATAのものをSATA変換基板を使ってという使い方。

iTunesのデータHDDとWindowsPC用HDDを新調。(2TBのHDDを2台購入)
http://tiiduka.blogspot.com/2010/11/ituneshddwindowspchdd2tbhdd2.html
MacのTime Machine用外付けHDDを変換基板を使って2TBに
http://tiiduka.blogspot.com/2010/08/mactime-machinehdd2tb.html

2010年に実施して今まで問題なく使ってきたんですが、MacOS Xのバックアップ機能 "TimeMachine" が動き出すと処理が重くなるという感じが強くなってきました。
当時の最上位モデルではありますが、5年も前のiMacなんで仕方が無いのかもしれませんが。
TimeMachine はとても便利な機能(差分バックアップを自動で取り、簡単に復元できるもの)なんで切るわけにもいかず、まぁこんなもんかという感じで使ってきた次第。

iMacとHDDケース間はFireWire800(IEEE1394b)なので高速だけど、HDDケース内ではFireWire800からPATA、変換基板でPATAからSATAへという処理になるので、SATA HDDの速度を活かし切れない状態だったと言えばいいのかな。

iMacの場合、私の2007年モデルではFireWire800とFireWire400のポートが一つずつ。(現行モデルにはFireWire800が1つとThunderboltという構成)
このままFireWireを使い続けるのか、導入コストの安いUSBにしちゃえば?という素朴な疑問も出るわけですが、USBの場合はどうしてもCPUへの負荷が掛かってしまうわけでこれは避けたいわけです。
(USBという規格をあんまり信用してないということもありますが)


次もやっぱりiMacにするんだろうし、現行モデルには辛うじて残っているFireWire800が無くなり「Thunderboltだけ」になったとしても、Thunderbolt→IEEE1394b変換アダプタを使えばいいだろうということでFireWire800ってことに。
(FireWireはSCSIみたいにデイジーチェーンできるんで「変換アダプタ」が1つあればFireWire機器を複数台接続できますんで) 

そんなわけで、センチュリーが発売していたHDDケースを購入してHDDケースの更新と追加をしてみることに。

センチュリー イッコイチBOX スーパーコンボ CSG35SC 




前述の通りUSBの外付けHDDが嫌いなんで、IEEE1394b(FireWire800)にも対応した3.5インチHDD用のケースです。
ファンレスのケースでIFがFW800対応となるとかなり限定されちゃうんですよね。なので3つ購入しました。(ヤフオクのセンチュリーアウトレットにて) 

すでに生産終了したモデルで、以下の後継モデルが出ています。
インターフェースがUSB2.0からUSB3.0に対応してます。

裸族の一戸建てスーパーコンボ FireWire800/400/USB3.0/eSATA(CRIS35EUF)
http://www.century.co.jp/products/pc/hdd-case/35satahddusb30/cris35euf.html

購入したセンチュリー CSG35SCは対応するSATA HDDが2TBまでのようでそこだけがネック。(後継モデルは3TB対応)ま、そのぶん安く買うことができました。(さすがに複数台となるとHDDケースに1万円/台は出せないです) 

試しにYanoのHDDケース(SATA変換基板使用)からHDDを抜いてCSG35SCに入れてみたら問題無く認識でき、ディスクチェックしても問題無さそう。
そういうわけで、iTunesのデータ(楽曲ファイル)用とTimeMachine用の2台をCSG35SCにしてみました。

Xbenchでの速度測定の結果は以下の通りです。(接続はすべてFireWire800です)
さすがに高速になってます。ありがたや。

iTunesのデータ用HDD(センチュリーCSG35SC+Western Digital WD20EARS-R)


TimeMachine用HDD(センチュリーCSG35SC+Western Digital WD20EARS-R)


以前のiTunesのデータ用HDDの測定結果(2010年測定のもの。ヤノ電器 METALWEAR+PATA/SATA変換+Western Digital WD20EARS-R)


前回の見直しがちょうど2年前。(夏のくそ暑い時期になんでこんなこと思いつくのかは謎)
HDDケースの寿命がどんなものなのかわかりませんが、PATA-SATA変換基板を入れた状態でほぼ毎日24時間動作してたわけで、丈夫なものですね。(ヤノ電器製だからこそなのかもしれませんが)

速度が必要なところに新しいケースを用いて、その他のデータ用にはヤノ電器METALWEARのケース+SATA変換基板+2TB HDDという運用にしようかと思っています。




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