株式会社オーディオテクニカ 製品情報 ATC-HA7USB
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/pc/atc-ha7usb.html
左側のハウジング内にUSB-DACとヘッドフォンアンプを内蔵しちゃったヘッドフォン。
元となったのはATH-A500あたりだと思います。(イヤパッドはHA-A900で、ATH-A500, A700, A900と共通)
上から通電時に点灯するLED、丸いスイッチがMUTE、音量の上下という配置になってます。
左側片側出しのケーブルの先は、USBのA端子。
右側のハウジングにはスイッチなどは無く、回路的なものと操作部は左側のみとなっています。
オーディオテクニカでは2002年に「業界初」となる、ATC-HA4USB というUSB接続のヘッドフォンをリリース、翌2003年にこのATC-HA7USBをリリースしています。
現行モデルだとマイク付きのステレオヘッドセット ATH-750COM USB が販売されていますが、音楽を聴くだけのモデルという意味では、ATC-HA4USBとATC-HA7USBだけってことになりますね。
iMac + Mac OS X 10.6.8でも問題無く再生できてます。
製品名がデバイス名になっているのは良いですね。
出力は48kHz/24bitまで。
iMacに接続して出力先を変更した状態ではノイズ無し。
iTunesで音楽を再生してもクリアな音。
USBハブ経由で接続してますが、音声が途切れるなどの不具合は無し。
アンプとしてどうなの?という疑問については、商品紹介のページで解説されています。
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/pc/atc-ha7usb.html
確かにデスクトップPCのヘッドフォン端子よりは高音質でしょうね。
最近のチップセット統合型のPCだとどうなっているのかわかりませんが、
音量調整は装着したままでもできるし、音量も十分かせぐことができるのでPCとこれだけでも満足できるんじゃないでしょうか。
左側のハウジングに回路が入っている=容量が左右で違うという先入観があってバランス崩れるんじゃないのかななどと思っていましたが、そんなことはありませんでした。(測定したら違いがありそうですけども)
すでに修理受付終了という古いヘッドフォンですけど、今でも十分使えます。(ベースとなったATH-A500が昨年モデルチェンジしたぐらいの長寿命モデルでしたしね)
#ATH-A900Xのイヤパッドに交換して使ってますが、なかなか良いですね。
#ATH-A900Xのイヤパッドに交換して使ってますが、なかなか良いですね。
テクニカルデータ
- 型式:密閉ダイナミック型
- ドライバー:φ53mm、CCAWボイスコイル
- 出力音圧レベル:100dB/mW(JEITA)
- インピーダンス:64Ω
- インターフェイス:USB
- 通信速度:12Mbps (USB FULL SPEED規格)
- 電源:USBバスパワー
- 最大消費電流:110mA (USBコネクターより供給)
- 最大出力レベル:30mW+30mW(1kHz, デジタル0dB出力時)
- 再生周波数帯域:20~20kHz
- プラグ:USB Aプラグ
- コード長:2.0m(片出し)
- イヤパッド:ソフトレザー
- 質量(コード除く):約315g
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